祖母。 - 2006年01月31日(火) 4ヶ月間の実習が終って。 たった32日間の実習の中で、 自分はどれほどたくさんの人たちに出逢ったのだろうかと考えた。 自分たちと祖母が同じ家にいたころ、 まだ介護保険なんて制度はなかったし、 在宅ケアなんてものはあまり一般的ではなかったように想う。 それでもああやって訪問看護をしてくれた人たちは、 どんな想いだったのだろうかと考えたりした。 今は時折逢いに行くことくらいしかできないけれど、 利用者宅で歌を歌うたびに、祖母が教えてくれた童謡を思い出したりして。 自分はたくさんのことを彼女から学んだり、感じたりしたんだと、 そんな当たり前のことを改めて実感することが多かった。 日々の忙しさに負けてしまいそうになりながら、 少し遅くなってしまうけれど、祖母の誕生日をお祝いしたいと想った。 ... たとえ。 - 2006年01月17日(火) 人を何かに例えるとき、 色や動物や食べ物に例えるのはとても難しいと思うのです。 それは、想像しにくい、という意味だけではなくて。 例えたものが、自分にとっては良い意味でも、 相手にとってはあまり良い意味ではなかったりする場合もあるということ。 色彩には、それぞれ印象や色言葉というものがあって。 印象を重視するのか、色言葉を重視するのか、 あるいは何か他のものの色を連想するのかによって、全く違ってしまうし。 動物にも、それぞれイメージがある。 食べ物なんて、それこそ、好き嫌いや味ごのみは人それぞれ。 だから、人を何かに例えるのはとても難しいと思うのです。 だけど、風景に例えるのはどうだろうか、と問われたことがありました。 それは自分にとって本当に衝撃的で。 でもすごく新鮮で。 イメージするのは難しいけれど、 誰かにそんな例えを言われたら面白いと想うんです。 だから、少しだけそんな考えに便乗して。 周りの人を風景に例えてみることができればいいな、なんて思いました。 ... 狼。 - 2006年01月14日(土) 本来は、毎日がおめでとうなのだけど。 産まれた日というのはやっぱりとても特別で。 大好きな身内だから、なお更華やかに祝福したいと想って、 今年はようやくサプライズなお祝いができたような気がします。 いつも祝ってもらってばかりだから。 ありがとうの言葉ばかり口にしていたけど、 今日はおめでとうをたくさん伝えたいと想うのです。 家族だから、ではなくて。 狼だから、大好きで。 だから、ずっとずっと笑っていて欲しいと想うのです。 誰よりもHAPPYな狼の毎日でありますように。 ... 閏秒 - 2006年01月01日(日) 今年の閏秒を、ドキドキしながら味わう。 たった一秒の揺れをも正確に捉らえる科学の力に感嘆し、 当たり前に感じている時間の歪みを想った。 時の流れは普遍的で、誰にとっても平等なのだけど、 時間というのは人が創ったものなんだな、と。 眼に見えないものに名前をつけ、視覚化する作業をした人たちがいたから、 今の自分が時間を当たり前に考えることができるのだと想ったら、 本当に凄いことに感じた。 それをどこで一区切りして考えるのかは、人それぞれで。 だとしたら、時間はとても主観的なものにも想えた。 この、いつもより長い一秒を、笑う時間に使えたら良いな、と。 そんなことを考えたはじまりの日でした。 ...
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