狛の日記...狛。

 

 

レジェンド - 2005年08月31日(水)


Fantasyにしてはcastが余り好みではなかったのがそもそもまずかった。
storyも多分B級として扱われてしまうのだと思う。


気軽に観たいなら良いけれど、
トムが好きなら良いけれど、
Fantasyに触れたいならあまり薦めない。





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J - 2005年08月29日(月)


よ、久し振り。みたいな感覚で。
相変わらずじゃん。みたいな良い意味での安心感で。

ジェィの紡ぐ低音の、
そのどっしりとした重厚感や圧倒的な存在感には脱帽した。


僕らは多分、彼らには決して敵わない。
人生の一番敏感な時期を共にして、深く刻んだ音には敵わない。
大切な記憶の中で息衝くあの低音は、本当に心地良くて。
楽しくて、嬉しくて、聴くだけで幸せになれる音だと改めて実感した。

世界中に溢れる低音の中で、
自分の中で特に色鮮やかに響き、内臓に共鳴するジェィの音は、
例え耳を塞いでいても、全身で聴こえるような気がした。

記憶に縋るのではなく、今の彼の音も好きだと想ったから、
またジェィに逢いに行こうと想った。



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奥様は魔女 - 2005年08月28日(日)


storyというよりもcastに惹かれた映画の一つ。

ニコールの、
小さな声でやり取りする時の甘い声色や、
女優らしい凛とした口調や、
くるくると良く動く眼差しが本当に可愛かった。

ドラマとして観るならば、
少しスピード感のある展開は面白いと想った。



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CHOCOLATE FACTORY - 2005年08月25日(木)


チャーリーとチョコレート工場。


弟と狛で、台風のさなかに試写会へ行きました。

映画の中で描かれたFantasyの世界は、
観ているだけで甘いチョコレートに身体が染まってしまいそうで。
狛はストーリーよりもその世界観や映像そのものに惹き込まれた。

個性的な全ての映像が巧く融合し、
全体の中に甘く溶け込みながら何一つ色褪せることがない。
そんなカメラワークには脱帽する。

そこに、近未来テイストと摩訶不思議な踊りというスパイスが良く効いて、
絶妙な刺激を感じたのは狛だけじゃないはず。


日常生活に疲れたら、
Disney世界の甘いチョコレートに浸るのも良いかもしれない。


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映像の中で、 - 2005年08月21日(日)


一人だけ話に入れずに周りを見詰めていた人の視線がとても頼りなく見えて。
時折、はっきりと目には見えないけれど、
境界線を引かれている現実を目の当たりにした気がした。

集団の中でどこか分かれ目ができてしまうことは
現実的に在って仕方がないと想うけれど。
こういう映像として不特定多数の人の眼に曝されるものの中で、
明らかに一人だけ話に入れなくなっている人がいることが少しだけ不快な気持ちがした。

彼らは彼らなりに長い付き合いの仲だから、
あまり気にするほどのことはないかもしれないけれど、
もし自分がそんな彼の立場だったら、
苦い想いを抱えているだろうと想ってしまった。


自分は決して完璧ではないから、
関わりを持った人を不快にしてしまうことや、地雷を踏んでしまうこともある。
だから、こんな風に客観的に、批判的な意見を持つのもどうかと想いながら、
そう感じてしまった自分の本音は本音として認めるのも一つの方法かもしれない、と。


多分彼はとても真面目で。
彼の頭に渦巻く言葉は、多少知的な部分が見え隠れする。
それが、時として巧く伝わらなかったり。
あるいは、共有できなかった想い出の話題が多かったりして。
そんな時、戸惑いがちに揺れる視線が印象的だった。

言葉はとても難しい。
彼らの言葉の世界が、それぞれにとって心地良い空間であれば良いな、と想った。



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空 - 2005年08月19日(金)


真夏の明る過ぎて色彩を失いかかった晴天に、
置き忘れられたような小さな雲を見つけて、のんびりと目で追い掛けた。

緩やかに形を変え、位置を変える様はとても趣深くて、

流れる雲を見上げながら、ゆるゆると首を後方へと倒してみた。


視界を遮るものは何もない。
このまま眼を閉じていれば、空と身体が融合できそうな気さえする。
すっかり滅入ってしまった気持ちだけを巧く風の中へと流してしまえたらどんなに良いだろう。

じわじわと毒素が抜けていくことを考えながら笑ってしまった。




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警告 - 2005年08月08日(月)

確かに彼女はカチンとくる言葉を口にすることもあるし、
理不尽な想いを抱かせるような言動を取ることはある。

けれど、そんな言い方をしなくたっていいじゃないか、と。
悔しさにも似た感情が頭を占めた。

思わず顔を顰めてしまうほどその言い方は辛辣で。
相手が一番気にしていることを真っ直ぐ投げつけるのは、
鋭利な刃物を相手に向けて突き立てるのと同じだ。

逃げ場を失った状況で刀を突きつけられれば、嫌でも血を流し、痛みを覚える。
それでも自分の方が正しいと、傷ついているのだと、
声を大にして叫ぶのは子どもの癇癪と同じだろう。

彼女と波長が合わないなら、黙って辞めて欲しい。
あなたにとっては嫌いな人かもしれないけれど、狛にとっては教授だ。

この人の下で学ぼうと、そう思ってここへ来たのだから。
彼女へとそんな言葉を投げるのは辞めて欲しい。



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