Rubaiyat Kosyu Sur Lie 2001
　（ルバイヤート甲州シュール・リー）
勝沼　丸藤ワイナリー　白　辛口　１５００円

【コメント】
和食に合うワインをテーマに、瓶詰直前まで澱引きせずに静置貯蔵したシュール・リーの醸造法によって作られたワインです。
フレッシュなアロマと生き生きとした酸味が特徴のきりっとした辛口で、香りと厚みのある味わいです。
勝沼町産甲州種ぶどうを１００％使用。


【感想】
国産の白ワイン（樽貯蔵を除く）の中でワタシが一番お気に入りのワインです。
ただ辛いだけでなく、適度な深みがあり、酸味がまたたまりません。
何よりフレッシュな爽やかさと香り、そして甲州種独特の苦味が、深みと良い具合に調和し合っており、完全にノックアウトされてしまいました。
勝沼に行ったら必ず買うワインの１つです。
いつも美味しいから９８点。

また、丸藤ワイナリーは勝沼の数あるワイナリーの中でワタシが一番愛するワイナリーです。

【2005.06追記】
2004年モノを飲んだ感想。
酸味抑え目キレ抑え目エグミ抑え目で、シュールリー独特の味わいが薄れている。
甘味が目立ち、少し若く熟成が足りない感じ。
クセがなく飲み易くはなっているが、昨年までのあのエグミのある味わいが好みのワタシにとっては、優等生すぎてちょーっと手応えがなさ過ぎ。８９点。

Chateau Bel Air Granegeneuve Rouge 2000
（シャトー・ベレール・グランジュヌーヴ・ルージュ）
フランス　ボルドーAC　フルボディ　樽屋９９８円（セール）


【コメント】
メルローとカベルネで作ったフルボディなワイン。





【感想】
一口目は香りが少なく渋みだけが口に残ってあいたたたぁーってな感じだったんですけど、よく空気を含ませて飲んだところ、香りも味もぐんと良くなりました。
重みはワタシ好み。だけどやっぱり渋みが少し残りすぎるなぁ？
値段とマッチした味ってことで、８０点。

LORIENT Katsunuma KOSHO（ロリアン勝沼甲州）
白百合醸造株式会社　白　辛口　１５５０円

【コメント】
優良な勝沼町産甲州ぶどうを１００％使用し、昭和１４年（１９３９年）創業以来培われてきた白百合醸造の技術により、その年々のぶどうを最良の形で醸造しました。
ボトルは明治１０年（１８７７年）にぶどうの栽培技術とワインの醸造技術を学ぶためにフランスに渡った勝沼の二青年をデザイン化したかつぬまオリジナルボトルを使用しています。
このワインは勝沼ワイナリーズクラブ品質審査委員会の厳しい検査に合格した品質保証ワインです。
JAPAN WINE COMPETITION 2003にて銅賞受賞。

【感想】
あの人気漫画「美味しんぼ」にも取り上げられたワインです。
酸味の強いフレッシュな辛口ワインですが、深みも充分でバランスがよくとれており、勝沼らしい特長が味わえます。
酸っぱい白ワインが苦手な方にはお奨めできませんが、値段相応の美味さを感じさせる良いワインだと思います。
気に入ったぜで９３点。

KAMIWADA PINOT BLANC 2002（上和田ピノ・ブラン 2002）
高畠ワイナリー　白　辛口　１３００円

【コメント】
有機栽培の里として知られる高畠町上和田地区のピノブランだけで造り上げたやや辛口の逸品。
若々しい緑色を帯びた色調と青りんごを思わせる清々しい香り。
豊かな酸味と清冽なキレ味が印象的なテロワールを語りかけるワインです。

JAPAN WINE COMPETITION 2003にて特別賞受賞。

【感想】
キリリと辛口のとてもスッキリしたワインです。
甲州種のようなしっかりしたえぐみや酸味はないのですが、まろやかでほどよいコクがあり、バランスがとれています。国産でこの値段でこの味は合格点です。８７点。

【200504】2003年モノを飲んだ感想。
以前の感想よりぼんやりした味わいでした。甘くはないけど酸味がほとんどなく、ワタシにはちょっとパンチ不足かなぁー？８５点。