あの中には飛び込めない
それはあたしの中だけにある感情の塊りで
なにを今更、という感もある
あの中にいた頃のあたしとはもう違うあたしだから
馴染めない
素直に受け入れられない
なのに
仲間から外れたことを、誰へともなく恨めしく思う
コドモのあたしが、心の中で暴れるんだ
だけど、もう、あの中に戻れないことは知っている
誰かが悪いわけじゃない
ただ、そうなってしまっただけ
君たちには、もう、上手く、笑えないよ
だから、サヨナラ。
大好きな 大好きな
おばあちゃん
大好きな 大好きな
おばあちゃん
会えなくなって もう8回目の秋
どんな声だったかな どんな顔だったかな どんな目だったかな
だんだん
だんだん
淡く 淡く 淡く
思い出になり 思い出せなくなりそう
そんな時はいつものように 夢に出てきて背中を押して
大好きな
大好きな
おばあちゃんへ
愛をこめて。
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