2007年04月22日(日) |
淡い 淡い 開かなかった蕾。 |
あの頃のあたし
傷ついて 泣いてばかりで 散々だった
その時に 現れた人
弱かったけど、強い視線の持ち主だった
淡い 淡い 想いが生まれ
淡い 淡い 蕾がついた
逢って 話して
そして今
あの蕾は 開かなかったまま 真空パックされた
そして箱の一番奥 そっと眠れと蓋をした
今はもう大輪の花が あたしの腕の中に在るから 他の色の花は要らない
あの頃抱いた淡い思いは 否定はしない きっとどこかでなにかがあったら もしかしたら咲いていたのかもしれない
でも 今の幸せを思うと 咲かないでいてくれてよかったと
思うあたしは非道ですか
きみの花を抱いて眠る その日々が淡く咲かずに沈んだ蕾への 鎮魂歌になる
きみだけの花を抱きながら眠る 淡い匂いを胸に抱いて眠る
きみを想いながら
淡い 淡い 開かなかった蕾。
淡く 淡く 色づいたままの蕾。
開くことは決してない蕾。
ちょっと遅れた鈍い感覚(笑)。 やっとしみじみと…寂しいなぁ…と…。
声が聴けて居る間はいいの。 目を閉じれば傍にきみが居るみたいだから。 だけど…無意識の朝が…ね…。 正直過ぎる感情が剥き出しになって。
「留守電でよかった」 ってほんとに思ったの。
緩く緩くでも確実に きみに溺れていく きみでいっぱいになる
早く 早く 逢いたい。 もう一度、きみに。
今度はキスから始めよう。
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