*未完成のお城*

2006年01月26日(木)  懇願。

墓穴を掘りそうだ。
突っ込まなくていいことを突っ込んじゃいそうだ。
わけも分からないまま存在を無視されるのは苦しいし悲しい。
無用なら無用だといっそ切られた方が期待しなくて済む分楽なのに。
…楽、になるのは一瞬だって分かってる。
その後に待っているのは暗闇だ。

孤独には耐えられない。
けれど、唯一を失ったら?

光は闇に閉ざされるのだろうか。
そんな朝が来てもあたしは笑えるのだろうか。

苦しい。
辛い。
悲しい。

あたしをひとりにしないで。



2006年01月19日(木)  待っている。

希望などない。
けれど、あたしは待っている。

振り向いてくれるのを
応えてくれるのを

待っている

どんなに言い繕っても
どんなに庇い隠そうとしても

あたしの答えはこれしかないから
待っている

ただ ただ 待っている



2006年01月12日(木)  感情の起伏。

前向きだった気分が
一気に沈んだ
ぺしゃんこになった

笑えない。
笑えない、よ。



2006年01月10日(火)  割り切る。

感情と現実に線を引く。
理想と現実に線を引く。

これ以上傷つかないために
これ以上期待しないように

あたしはあたしで
君は君で

たまにあたしの感情が暴れるのは無視して
すぐに元通りになるから

割り切れない感情は抱き締めて
押さえ込んで胸の奥に仕舞い込む

いつか
涙で浄化される日までそっと。



2006年01月09日(月)  救いの手。

バッサリ切り捨てられたよう。
いっそ清々しいくらい。

届かなかった。

想い

文字

届かなかった。

伝わらなかった。

事実と現実だけが残る。
虚しさと溜息と涙が残る。

支えてくれる声がなかったら折れていただろう。

がんばったけど無駄だった。
もうがんばれないよ、と泣いた時
あたしを支えてくれたキミ

キミがいるからまだ立っていられる
少し休んだら、またがんばれる

キミを抱きしめて眠る
暖かくてまた泣けてくる

大好きだよ



2006年01月08日(日)  心の在処。

考えるのは脳で
痛むのは胸で

心はどこにあるんだろう

やるせなくて胸が苦しい
涙が止まらない

必要ない、と分かるから
要らないんだ、と分かるから

苦しい
悲しい
辛い

綺麗事ばかり吐いていられない
物分かりのいい振りも出来ない

同じだけ
同じように

思って
感じてほしいだけなのに

隙間も隙もない
居場所がない

それだけははっきり分かる

誰かに「心の在処は?」
と問われたら
あたしは
「心臓」
だと答えよう

心臓が止まれば
思考も止まるだろう
生も止まるだろう

たぶん
そういうことなんだ

消えてしまいたい
消してしまいたい

涙も
感情も
あたしの唯一も

すべて
消えてしまったら



2006年01月07日(土)  闇夜を歩く。

明かりも持たないまま
暗闇の中を歩く

何処へ続いているのかさえ分からない道を
あたしは機械のようにただ、歩く

道などないのかもしれない
行き着く先は崖の下かもしれない

それでも何故か歩くのをやめない
なにかを求めている
泣きながら、なにかを

暗闇の中で
明かりも持たずに
独りきりで
声を殺して泣きながら

欲しいものはひとつだった
だけど欲しいと言えなかった
あたしになにが出来る?

力もないまま
弱いまま
自分さえ守れないのに

欲しかった
欲しがって欲しかった
欲張りだった

強く願えば思いは叶う、なんて
誰が決めた?
強く願えば願うほど
執着は醜く重さを増すばかり

暗闇の中で手にしたものは
自分勝手な欲望の塊だった



2006年01月05日(木)  繋がりたい。

繋がりたい。
結ばれていたい。
確かな証が欲しい。

そう、願うのはワガママですか。

離れてく。
どんどん どんどん
離れてく。

その距離を埋めたくて
必死になって足掻く

でも


あたしは必要ないんだ。
分かってる。
痛いくらい、分かってる。

でも
あたしには必要だから。

無様でも足掻くよ。
見苦しくても足掻くよ。

これがあたしだから。
こうすることしか知らないあたしだから。

繋がらない向こう側の糸を必死に握りしめて
無理矢理あたしの糸に括り付けようとする

愚かな行為ですか
独りよがりな行為ですか

でも
そうするしかないのです

どんな形でもいい
繋がっていたいのです。


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