頭では分かってる。 でも、心が追いつかない。 そんなこともあるでしょう?
どす黒い感情ばかりが溢れて、心を満たす。 綺麗事を並べてみても、所詮それはあたしには『嘘』でしかないから。 思った通り、『綺麗』になれたらいいのに。 喩えそれが『偽善』でも。 『人』のために『善』いことを『為』すのでしょう? 綺麗でいられたらいいのに、いつまでも汚れたままのあたし。
言い出せないことはたくさんある。 絶対言わない。言えない。 言ったら其処で最期だ。
あたしは終わりには耐えられない。
黒い暗い昏い感情に支配される。 そんなどうしようもない時間が多過ぎる。
このままじゃ駄目なのなんて分かってるんだ。 止まらないし、止められないんだ。
終わりが怖いのに、此処から逃げ出せるのなら終わってしまえばいいとも思ってる。 混乱しているのかもしれない。 まるでアルコールが入った時みたいに、足元がグラグラしてる。
どうしてこんなに、欲張りなんだろう。 あたしの腕は2本しかないのに。
この腕をすり抜けて行くものばかりを欲しがっているのかも知れない、そんな今。
初めて流れる着メロ。 比喩でも何でもなく、心臓が止まりそうだった。 まさか、かかってくるとは思わなかった。 ドキドキしっぱなしの、そんな4分未満の短い時間。 何てことない会話をして通話終了。
ねぇ、何の用だったの?
そんなコト訊けるはずもないけど。 少しだけ嬉しかった。 久し振りだけど、電話越しには初めて聴いた、声。
今度はあたしからかけてみようか。 嘘。そんな勇気まだ無いよ。
ねぇ、あなたはあたしからの着信音、待ってたりする?
駆け引きは苦手だ。 自分から動くのも苦手だ。 必要以上にマメで、世話好きな人がいい。 きっとそんな人がいい。 あの人は一体どっちなんだろう。
少しだけ期待している小狡い自分がいる。
***
着メロを個人指定にしていたのは、やっぱりあたしも何処かで いつかあのメロディが流れるのを期待していたからなんだろうか。
分からない。
2002年10月27日(日) |
苛々しててもどうしようもないこと。 |
苛々するなら読まなきゃイイんだけど。 同じ血を分けた妹であるなら尚更。 それでも読んじゃったものはもうどうしようもないから あたしはあたしで此処に愚痴を書くことにしよう。
(以下、本当に愚痴なので素通りしてくださる方のみドウゾ)
彼女は今、自己陶酔の殻の中で生きている。 甘い柔らかな優しい世界の中で。 自分が一番可哀想で、一番可愛い存在だと思っている。
これに対しての否定は受け付けない。
充分過ぎる優しさも、全て無視して、 「此処は違う」と 「還るべき場所」とやらを探している。
自分を『特別』だと思っている。
確かに特別だろう。 学校へも行かず、反抗するだけして、好き放題やって。 彼女と同じ歳の子が、彼女と同じことが出来るか。明らかに否。 あたしたち家族は彼女を甘やかし過ぎたのだと思う。 もう取り返せない。 彼女はこの形で、このまま育ってしまったのだから。
彼女の一生が、この先半年間で大きく動くだろう。大きな岐路に立たされるだろう。
あたしたち家族が為すべきことはたったひとつ。 彼女のこれからの人生に、責任を取ることだ。 甘やかした分だけ。 ワザと目を瞑って見逃していった分だけ。
苛々しててもどうしようもない。 もう…どうしようもないんだ。
最近多い。 何をどう書けばいいのか分からない時が。 書きたいコトがない訳ではない。 思考回路と両手が連動していない。 ぐるぐる渦巻いている。 出し切れない。
上手く行かない。
書きたいことを書きたいように書くのは そんなに難しいかった? どうしてこんなに難しく感じるようになったの。
いつから。
いつまで。
このまま?
おかーさんにあいたい。 はなしがしたい。 そばにいたい。 ひざまくらのうえでねむりたい。 やさしいこえがききたい。
思考が一気に幼児帰りしたような、そんな感じ。
傍にいたいよ。 おうちに帰りたい。
***
何だか嫌な咳が出てきた。 酷くならないように、ひっそりひっそり様子を見ています。 いざとなったら君を頼るから。
その時は宜しくね。
取り敢えず、机の上には喘息用の薬が8回分。 使わないで済むとイイんだけど。
催眠術…あるいは自らの強い思い込みで誰かのことを好きになったら。 それは本物の「好き」ですか? …何が『嘘』の「好き」ですか? そうやって生まれるものは恋にはなりませんか。
誰かに背中を押されたがっている。
自分の意思ではいつまで経っても此処から動けやしない。
誰かに名前をつけてもらって、 誰かに背中を押されて、 誰かに許して(…赦して…?)もらってからじゃないと。
ヒトノセイニシタイノ?
辛いのは何故なのか。 あの人だけを好きでいて、ずっとそれが続いていて、 その過ぎた日々は決して嘘じゃない。 ホンモノしか詰まってない日々。
ニセモノはホンモノになれますか。 ニセモノはホンモノに勝てますか。 …勝ち負けでは、ないのですか。
恋に執着する自分は嫌いだ。
今は貴方以外があたしの心を揺さぶることも嫌いだ。
本物になれないものは、「恋」になれないのだろうか。 「好き」にはなれないのだろうか。
疑問と不安ばかりが渦巻いて、足が竦む。
いつか叶うなら、そうならあたしはずっとずっと此処にいるのに。 それは決してあり得ないから、だからこんなに苦しい。
貴方への恋から逃げたあたしは、幸せになれますか。
変化を恐れない、強い心が欲しい。
***
「hinaseサンってカレシいないの〜?!」 「え。何、いないよ。何で?」 「絶対いると思ってた!うっわ〜、意外〜」 「いたことないよ〜(笑)」 「またまた〜。それは嘘でしょ(笑)」 「や、ホントだって。あー。っぽいのならひとりいたけど」 「何、その『っぽい』って(笑)」 「カレシ未満ってゆーの?(苦笑)」 「あぁ、そういうのが過去に何人もいたのね。ナルホド〜」 「なっ!(笑)何人もいないよ。ひとりだって。…ひとりだけですー」 「へぇ〜?(笑)…オトコ、切らしたことなさそうなのにね」
何気ない友達との会話。 最後の言葉に驚いた。 そんなこと、言われたことない。
カレシいそうな顔してんのかな、あたし。 それって一体どういう顔?
よく分かんない。
あの人を思い続けていることが、 あたしにそういう顔をさせているのであるとすれば、 あたしのこの恋は決して不幸なものではないような気がする。
どうにもならないこの恋を正当化したいわけではないけれど。
***
怖いの?
変わっていく心が。
哀しいの?
過ぎていく時が。
苦しいの?
この恋が。
何処に行くの?
あたしは。
***
終わることを願っているわけではない。 絶えることを望んでいるわけでもない。
始まりを祈っているだけ。
諦めたい。 嫌いたい。 忘れたい。
マイナスへのループ。
苦しい。 切ない。 哀しい。
胸が締めつけられる。
モウイイヨって、誰かに言って欲しい。
思い続けてたって叶うはずもない。
触れられる、誰かがいい。 抱き締めてくれる、誰かがいい。 その誰かが貴方なら、…いいのに。
ループする。
最後に胸に残るのは「好き」という気持ちだけ。
我儘過ぎる。 こんなことは誰にも言えない。 だけど我慢出来なくて、吐き出す。
誰にも聞こえないところでそっと。 誰にも見られないところでそっと。
独りになんてなりたくないのにあたしは独りで。 君に作ったあのメニューを今日ひとりで食べた。 涙が出そうだった。
独りだから。
君も少しは思ってくれてるんだろうか。 あたしのことを考えたりはするのだろうか。
壊れていく。 少しずつ、さらさらと。 冷たくなった指先と、麻痺していく感覚。
風がそっと忍び込む。
***
あの瞳を あの声を
いつまでもいつまでも見ていたかった ずっとずっと聴いていたかった
あの姿を
いつまでも変わらない 思い 重い 想い
時間と同じ分だけ積もっていく
愛しいと あたしの全てで告げていた
強く 強く
変化を許さない想い
繋がれたまま 囚われたまま
それでも幸せだと思うから、あたしはいつまでも此処にいる。
メールの着信音にトキメク。 ケータイの画面を見て笑う。
そんなカンジ。
何かが始まってる気がする。 あたしの中で、勝手に。
気のせい?
今にも走り出しそうなココロ。 冷静な自分がまだ左上の方で警笛を鳴らしてる。
今日、不意に見かけた貴方の姿に一番激しくときめいた。
あたしの心はまだ貴方の下に在る。
いつもはひとりの空間に誰かが居るということ。 帰ってきた時に「タダイマ」を言う相手がいるということ。
幸せ過ぎて怖くなる。 泣きたくなる。 慣れちゃいけないんだ。
くすぐったいような今は心地良い空間も、 きっと数日後にはちくちくと痛みを持つ。 痛みは深さを増していく。
膿んだ傷はどうなるんだろう?
醒めない痛みは何処へ行くんだろう?
俄かに慣れたこの優しい空間に、段々と違和感を感じて。 深さを増した秋の気配に、言いようのない不安を感じて。
2002年10月15日(火) |
ハイテンション持続。 |
一時帰省後も、戻ってきた今も、テンションの高さは持続中。 いつまで続くかな?とか考えてみたり。
…ずっとこうなら楽なのになぁ。
2002年10月09日(水) |
レンアイカンジョウ。 |
「始めて」みようか。 あの人に想いを寄せてみようか。
目隠しで始める。 手探りで進む。
トキメキが来る?
…テンションが上がってる。 意味不明。 あと3日後には帰れるから? 自分のテンションの高さに戸惑い気味。 生理痛がいつもより緩いせいかも?(笑) 荷造りも出来る範囲はもう終わってしまった。 約2週間のパラダイスに今から気分が高揚してるのかも。
すぐに堕とされるのに。 すぐひとりになるのに。
一瞬ネガティヴ思考に囚われてもすぐに復活する。 いつもこうならいいのにね。 カレンダー見て飛行機の時間を確認して。
あの恋はまだあたしの近くにあるかな?
なんて思ってみたり。
秋だからね。 毎年とっても人恋しくなる時期だから。
結構本気でその気なのかもしれないよ。
この想いもたぶん期間限定だから。 賞味期限は分からないけど。 味見するならお早めに。
2002年10月02日(水) |
あたしが居なくても。 |
あたしがいない『時間』を実感した時。 あたしがいない『空間』を実感した時。
あたしが『居なくてもいい存在』なのだと、実感した時。
あたしが居なくても時間は過ぎる。
理解ってたのに、泣きそうになる。 自分の存在の希薄さに足が竦む。
必要とされたいと思う欲求。
寧ろ……力尽くで全てを奪って欲しいと思う……願望。
考えても今は後ろ向き。 今は時期が悪い。 雨も降ってるし、気持ちもネガティブで。
嫉妬する気持ちも強くなる。 「あたしは此処でひとりなのに何で」とか そんな馬鹿みたいなことばかり思う。
しょうがないじゃん、そんなの。
分かってるけど、そう思うのは止められない。 そう思う自分は好きじゃないけど、 それも自分なんだと諦めるしかないから。
「君だけがいればいい」
と口先では言っておきながら、 どうしても『他の誰か』も必要としていて。 我儘で自分勝手で欲張りな自分に溜息が出る。
でも、君だけでいい。 独占させて下さい。 「あたし」を最優先させて下さい。
そんな昏い気持ちが根底を流れる。
他のどの友達よりも 君はあたしの『特別』で『一番』だから。
そう、言うことで、 此処に書くことで、 君を縛りつけようとするあたしは一番狡いね。
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