今月の句会の兼題が逃水で、先月からずっと苦戦してた。 逃水というのは春の季語。蜃気楼のようなもので、よく晴れた日の道路に水があるように見えること。 近づくと遠ざかるので逃げ水と言われるらしい。 プールで泳いでる時も運転してる時も頭の中に常に逃げるという文字がぐるぐるまわってた。 言葉を集めて10句くらいできて、その半分の五句くらいを何度も推敲して、先程やっと出来上がる。 兼題は、毎月 苦労する。出来上がった句に兼題とは違う季語を持ってくるとぴったりきたりする。
今年は咲いてる時期が長かったから、パパとワンと一緒にゆっくりとお花見できた。 昨日は俳句&イギリス菓子の講習で一日中出かけてしまったから、今日はダンスのレッスンは我慢した。 来週末に踊る事はできるだろうけど、桜は来週咲いてるかどうかはわからない。 満開の桜の下は平和だ。 ゆっくりと時間が流れてる。 昨日は句会だったから、創作意欲はあるけどなかなか言葉が浮かばない。 目に映る山は芽吹いた木や山桜、色々な若い色を背負ってむくむくと盛り上がっている。 これが 山笑ふ という季語なのだろう。 あー木曜までにあと10句作れるかな。 来週の大きな句会に参加する勇気はまだない。 言葉や表現のコントロールの感覚がまだ掴めないから自信がない。 S先生から来月の巻頭に選ばれたと連絡をもらったけど、 苦労した句ではなく、さらっと読んだ句だった。 なんか努力がから回ってる。 たくさん句会にでて悔しかったり恥ずかしかったりした事が経験値になっていない。
H先生のカフェでの句会はレベルが高過ぎて、初心者の私にはなかなか厳しい。 4月から半年前に申し込んでいた講座に入る事ができた。
兼題の桜が作れなくて去年作った句を持って行った。 先生にはとってもらえなかったけど、何人かには選んでもらえた。 初心者から経験豊かな方、年齢も色々な方がいて、これはこれで楽しい。 私にはちょうどいいのかもしれない。 何よりも皆さんの雰囲気がウェルカムなのが嬉しかった。 句会が終わった後にお隣の席の方に お茶しますけど、ご一緒しませんか?と声をかけていただいた。
4月になって新しい事を始めるのってワクワクする。 俳句は相変わらず、なかなか上達しないけど
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