今から30年くらい前、 大学生の時に初めてイギリスでスコーンを食べた時に大好きになった。 ケンブリッジのマーケットのそばのteashopに毎日のように通った。 その当時の日本ではスコーンはまだあまり知られていなくて、 スコーンを探した。スコーンのレシピも探した。 私がケンブリッジで食べたスコーンは厚焼きクッキーとホットケーキのあいのこのようなかんじで粉の香りと味が前にでてて、懐かしい感じ。 昔を回顧して懐かしいではなくて、もっと生物として穀物を欲する懐かしさ あぁ自分でも何を言ってるのか、うまく表現できない。 粉を強く感じるスコーンはスコーンそのものもレシピもなかった。 バターが多かったり甘みが強かったり、固かったり 苦かったり
そんな時に出逢ったのが北野佐久子先生のイギリス菓子の本だった。 北野先生のスコーンのレシピは粉を感じるレシピで あぁこれだ。って
それから、30年近くたってクリスマスのフルーツケーキの講習会で北野先生にお会いする事ができた。 フルーツケーキのレクチャーと実演。 そして、先生がイギリスから持ち帰られた日本未発売のクリスマスティでティタイム。 先生のお話もとても楽しくて久々にイギリス愛が蘇った一日だった。
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