2004年12月16日(木) |
あたし=先生と呼ばれることもある |
午後から小学校のダンス部のレッスンに 最後に行ったのは運動会の前だから9月だ。 その後体調を崩してしまって、とても踊れる状態ではなかったので、ずっと参加しなかった。 久々すぎて自分で作ったフリでさえ忘れてしまってた。 そうだ新しい曲に新しいフリをつけようとヒラリーダフの曲を聞き込む。 ずっと踊っていなかったので、踊るという感覚が自分の中で退化している。
正直いって、クラブのことは気にはなっていたけど、私の意識の中にはあまりなかった。 ダンスの初心者がほとんどで、教えるフリも本当に基礎の基礎。 毎週 練習があるわけでもないし、レッスンの間もおしゃべりしたりちょっとダルそうに踊ってたりと これって私の教え方が悪いんだなぁっと。 もっとみんなが興味を持つようなレッスンをしなきゃと思ってはいるけど・・・ 私は踊るのは好きだけど、技術がない。人に教えるなんてホントとんでもない。っていうくらいのレベルなのだ。 引き受けてはみたものの荷が重いなぁっと病気を理由に半分投げ出していた。 毎年、2月か3月に朝礼の時に発表をする。 今年のクラブの子たちでは、やる気がいまいちないのか、踊ってる時の勢いがない。人前での発表は無理かもと思ってた。
練習する音楽室に行くと誰もいなかった。 もしかして、誰も来ないかも・・・しょうがない。私が投げ出してしまったのだし・・・と思ってたら どんどん生徒たちがやってきた。 顧問の小学校の先生もやってきて、子供たちが自分でフォーメーションを考えてフリを練習したんですよ。 とりあえず子供たちだけで踊ってもらう。(私はフリをよく覚えてない。) びっくり。 みんなちゃんとできてる。そうだ。こういうフリだったっけ。 そして動きも表情もすごくよくなってる。 みんな自分たちで頑張ったんだなぁ。と静かな感動があった。 そして、私が今日おろしたフリもスポンジが水を吸収するようにみんなできてた。今までとは子供たちの目が違う。 覚えようという気持ちがすごくよく伝わる。 発表する場に向けての緊張感があるからかな。 発表に向けて2曲やることにした。 グループを3つに分けて、それぞれ2エイト自分たちのグループでフリを作ろうということになった。 「先生、私社交ダンスを習ってるので、そのフリをやってもいいですか?」 いいよ。いいよ。私のダンススタイルだって、ヒップホップやらジャズファンク、ストリートごちゃまぜだもん。 自分たちでこういう踊りが曲に合ってると感じるようなフリを楽しく踊ればいいと思うよ。 子供たちがどんな振り付けを考えてくるか楽しみだ。 帰り際に顧問の先生と話す。 子供たちすごく頑張ったのですね。 「今まで基礎をちゃんとやってくださっていたので、子供たちがあれだけ成長できたのだと思います。ありがとうございます。教えにきてくれた日は子供たちの表情も動きもすごく楽しそうです。」と言ってくださった。
半分投げ出そうとした自分を恥ずかしいと思った。申し訳ないと思った。 あたしは仕事の忙しさや病気を理由にクラブから目をそむけてたのに、あたしがいなくても子供たちは あたしが教えたことにきちんと目を向けてくれていたのだ。
今日は、レッスンが終わった後、子供たちが先生、先生といっぱい話しかけにきてくれた。 踊りのこと、音楽のこと、先生この間、ジョナサンにいたでしょう〜 そっか、あたしはここでは先生なんだ。 そして、こうやって話しに来てくれること、フリを完璧に覚えてくれていたこと、子供たちが私のことを認めてくれたような気がした。 いやいや、私が子供たちのことを認めたからかもしれない。 良い事も悪い事も心の中で特に心の奥深くでこっそり思ってることでも態度や言葉に現れちゃうんだろうな。 私は今まで教えてても、なんだかなぁ。みんなやる気あんのかなぁ。 教えても伝えてもなんか手ごたえがなかった。 今日のみんなの頑張りをみて、あたしは思った。 発表の場は絶対にクールに決めよう! あたしができる限りのことはしようと
顧問の先生にあたしは言った。 「こんな経験をさせていただいて、私のほうが、ありがとうございます。」 まず私がしっかりと踊りこまなくちゃ! 面倒くさいなぁって思ってたことがすごく自分の気持ちをPositiveにひっぱてくれた。
この間のウォーキングのレッスンで5本指の靴下いいよぉ〜と 先生がいっていたので早速買いに行く。なんか足に手袋してるみたいでむやみやたらに足でぐーちょきぱーをやったりしたくなる。ちょきってとっても難しいのだけどね。 ゴミ捨てに行くのに今までは1回ですませられるように両手に持てるだけの量を持ってヨタヨタ歩いていたけど ゴミを捨てに行く時もきれいにウォーキングしようと1回の量をまっすぐな姿勢がキープできる量に抑える。 そして、アバウトな格好ではなく電車に乗れるような服に着替えて、髪もちゃんととかし、メイクもちゃんとして・・・ゴミ捨てに行く。
夕方は久々に整体に 先生のおかげで、あたし骨盤がまっすぐってほめられたよぉとお礼を言った。 骨盤がゆがんだままトレーニングをすると故障しやすいそうだ。 ケイン○スギもそうだ。って ん?先生知ってるの? うん、この間、治療したもん。 やっぱ、カッコいいですか? わかんね。俺 男には興味ないからって
首をちょっと治してもらい後はどこも心配なとこ悪いとこないです。と 自分でもわかる。今はほとんどストレスのない生活をしてるから でも新たな目標ができたから年明けには動きだせるように準備をしておこう。
マスコミでもよく取り上げられている先生のウォーキングレッスンに参加する。 遠足に行く前の日の子供みたいにこんなにドキドキわくわくするのは、久しぶりだ。 何を着ていこうとさんざん思い悩んだわりには、結局アボウトな格好になってしまった。 久々に電車に乗って都内まで 駅はやたら人が多くて出かけるだけでも疲れてしまう。 ついこの間まで、毎日のように通勤していたのがウソのようだ。 レッスンの場所に到着すると目の前の椅子に座ってるのは、 きゃぁぁ 本物! ひゃぁああ 挨拶のあとに出た言葉は、「本と一緒だぁ。」 実際は本よりも美しくて、缶コーヒーを飲む姿もエレガント。 この先生のイメージって落ち着いたトーンの鮮やかなブルーだと思って通り、ブルーのタートルのセーターがとても似合っていた。 本にサインをしてもらって、他の人は先生と普通に話してるけど、私は自分からは話しかけれない。 人前で話すのも歌うのも踊るのも平気な私なのに、オーラがでてる人の前だと言葉がでない。 会話をすることよりもその人の空気やオーラを感じることに集中したいからかもしれない。 すっと立ち上がった先生の足の長いこと、美しいことスラリとのびた足を見て子供のおもちゃだったキリンの滑り台が思わず頭の中をよぎった。 生徒さんでも長くこのウォーキングレッスンを続けてる人は立ち姿もとっても美しい。年齢やスタイルではないのだなぁ。っと 最初のストレッチをしてる時に思った。 私はダンスをやってるので腰や胸、首を回すことは、比較的スムーズに動かせるのだが、腰を回すという動作は、どの人もとてもむずかしそうだった。 姿勢を意識して首をすっとのばすと気持ちいい。ほんと背が伸びたような感覚。 先生に「あなた朝ここで会った時よりも首がすっと伸びてるわよ。」と声をかけていただく。 超嬉しいぃぃ。実際に歩きだしても自分でどこがよくないのかいまいちつかめない。 鏡の中の自分は、うわっ太ってるなぁ。体も顔もコロコロしてる。 ここ2ヶ月ダイエットなんて言葉とはかけ離れた食べたいものを食べたいだけ食べる生活をしていたからそれは、しょうがない。 先生が色んな人にポイントを注意してる。 私もなんか言ってもらいたいぃぃ。っと思ってたら、「あなた、ホント 首がすっと伸びてきれいよ。初めてのレッスンでは上出来よ。あなたは今日のチャンピオンだわ。」と すごく嬉しくて首から胸にかけてのあたしの細胞が喜んでるのが自分でもわかる。 今までの私のウォーキングは、体の重心のかけかたが間違ってたということがわかった。 先生は正面から見てももちろん美しいが歩く姿、後ろ姿はため息がでるほど美しい。 骨盤がまっすぐだからすっと立てるのね。と言われた。 私は双子のお産の後、腰に負担がかかりすぎて、まっすぐな姿勢ができなくて、おばあさんのようにちょっと前かがみになって、やっと立ってられる。という状態だった。もちろんスタスタと歩けなくて、そろぉりそろぉりという風にしか歩けなかった。 膝も痛めてしまって、しばらくは痛みがひどくて左足をひきずるようにしか歩けなかった。 今のカイロの先生に治療を受けるようになってからは、腰痛や膝の痛みはウソのようになくなった。 あの先生は口は悪いし、しょうもないギャグをいうけど腕は確かだなぁっとあらためて思った。 きれいな人って進化して、さらにきれいになっていくのだなぁっと。 あたしも進化し続ける人になりたい。そして先生のようにため息がでるほど、美しい後ろ姿になりたい!
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