テレビをつけると、ヨン様が成田空港に着いたところだった。 私はヨン様ファンではないけど、空港に集まったファンの人の嬉しそうな表情を見てると、すごぉくその気持ちはわかる。 「震えてますぅ。」って言ってたけど、そうそう 憧れの人に会えて感動すると震えちゃうんだよね。 あたしもそうだった。 その人のオーラにふれると、自分の中の細胞の一つ一つが感動して、ささーって動きだすってかんじ だから震えちゃうのかな。 嬉しいぃって気持ちはハートで感じることだけど、理屈ではなく、もう 自分の細胞が喜んでるの。 テレビでは、空港に集まったファンの人たちを呆れたようなスタンスで報道するけど、 いいじゃん。人生やってて、夢中になれることってそんなにたくさんあるわけじゃない。 韓国の空港まで行っちゃったファンもいるそうだ。 パスポート持って外国まで追っかけちゃうなんて すごぃ。って・・・あたしも同じようなことをしてるんだけど これって未成年だった十代の頃は絶対にできなかったことだもんね。 大人になった今だから、できちゃうことだ。 この人たちは、きっと、ヨン様のことはもちろん大好きなんけど。 ヨン様がエネルギーの素になって、色んなことを頑張れちゃったり、自分の世界が広がって 楽しいことをたくさん感じられるアンテナがどんどん広がっていく自分自身のことも好きなんだと思う。 それって素敵なことだと思う。 なんかの本で読んだ。 自分を好きな人は他人を好きになるこができる。 自分にやさしい気持ちになれる人は他人にもやさしい気持ちになることができる。
あたしが今 友達のだれのことも好きになれないし信用できないのは、今の自分自身のことを好きになれなくて信用してないからかな。
あたしもRobが来日したらもちろん成田まで行って、「Robさまぁ〜」ってRobの顔をプリントしたTシャツ着て叫ぶんだろうな。いやいやそれは、しないとは言い切れないかも(笑
「ここに集まってる主婦の家族はどうしてるんでしょうねぇ。」ってテレビで言ってた。 「やっぱ 家族にとってはいい迷惑なのかしらん?」 笑いながらパパが言った。「そりゃ。そうじゃない。」 そうか家族はそんな風に思ってるのかぁ。 でも、ファンはやめられない。 家族を思うのとは、まったく別の次元で働いてる感情だから
いいお天気。 おねえちゃんは、お弁当を持って、クラブ。双子の娘たちは、PTAの行事ででかける。 結婚記念日のお祝いを何もしていなかったので、パパと2人で出かけてランチでもしようという事になったのだけど、いまいち体調に自信がなく 電車は無理っぽいので、車でいけるところならば行こうかな。 この前、テレビで昭和記念公園の銀杏がきれいだったけど、たくさん歩きまわる自信もないし 何か食べたいものはあるかなぁ。 そうだ。あのロールケーキが食べたい。と詳しい住所を調べて買いに行くことにした。 予約をしないで行って売り切れてたらどうしよう。と思ったけど お店に行ってわかったのは、そんな心配はまったく無用だった。 お店の奥の厨房ではせっせとロールケーキを作っている。 ロールケーキとケーキを何種類か買って帰る。 ここのティラミスはすごく美味しかった。私が今まで食べたティラミスの中で一番美味しいと思った。そこにかりかりにキャラメリーゼしたナッツが入っていて、コーヒーの苦味とマスカルポーネのまろやかさとのバランスが非常にいい。 そしてモンブラン。栗の部分がこれは純粋な栗きんとんというかんじ。 上品な甘さが栗の香りとともに口の中ですぅーーっと溶ける。 ご近所と仲良しの友達にロールケーキを持っていく。 みんな喜んでくれた。 だってここのロールケーキは、本当に美味しい。 今度の私の誕生日は絶対にここでケーキを買おう♪ お昼はホテルオークラの直営という中華のお店でランチ。 味が上品でどれも美味しかった。 レモン味の甘酢のかかったチキン。この甘みははちみつっぽい。 カニの身の入ったコーンスープはおかわりしたいぃぃと思うくらい美味しくて、とうぶん他のコーンスープは飲めないだろうな。 多摩センターという街は、とても雰囲気がよくて、ここに住みたいなぁって思った。
病院に行く。 今日の楽しみは、お昼に美味しいおそばを食べようと決めたこと。 診察をしてもらったら、術後の経過も良いとのことで、今日からお風呂も入って大丈夫ですよ。と シャワーだけでなく、やっぱり湯船に入ってゆったりしないと一日の疲れが取れないような気がする。 病院に通うのは気が重いはずなんだけど、この病院は、雰囲気がいいので、なんとなく居心地がよい。 ありがとうございました。と先生に言ったら、 にっこり笑って、お疲れ様でした。とまた何か気になることがあればいらしてください。と でも、もう来る事がないようにと願う。
病院の近くに、お気に入りのスーパーもあるし、駅前に美味しいお豆腐やさんをみつけたしね。 お昼ごはんは、前から雑誌で見ていたここからちょっと離れたおそばやさんに行こうと思っていたけど、 お腹がすいていたので、病院の近くのおそばやさんに入る。 なめこおろし、てんぷら、とろろののった三色のおそばと冷奴がついていて、1000円だった。 てんぷらも揚げたてのえびのてんぷらでかりっとして美味しかった。 おそばもこしがあってほんのりそばの香りがするような気がした。 蕎麦湯まで飲み干して、大満足。 駅前のお豆腐やさんでがんもどきを買った。 お店の人がまた、おまけしてくれた。らっきぃ
術後の傷の痛みもだいぶやわらいできた。 でも、運動したいとかお出かけしたいとかは、まだ思わない。 今日は、いいお天気だし窓際でぽかぽかとお日様の光を浴びてぼんやりと過ごそう。
久しぶりに夕飯を作った。 ★ いわしのつみれ汁 ★ 豆腐のベーコン巻き ★ ほうれん草のおひたし ★ もずく酢
作ったというほどのメニューではないけど、お惣菜や外食が続いていたので、娘たちは喜んで食べてくれた。
雨の月曜日。朝、パパを駅まで送って行き帰り道、駅に向かう人と反対方向に向かってる自分。 出かけなくていいんだと思うと、なんかほっとした。車の運転はまぁ大丈夫だけど、歩くのはけっこうつらい。 家に帰ってコーヒーでも飲みながら、まったりした。 下っ腹に力が入らないっていうのかな。まだまだ体調が戻っていないので、今日ものんびりと過ごそう。 今のあたしは、とんがってないような気がする。ゆるぅーく まるぅーくなってるって気がする。 思い悩むことといえば、お昼は何を食べようかなぁ。 2年前にいつも持ち歩いていた江原先生の本、Diaryになっていて、毎日スピリチュアルなメッセージが書いてあって、自分でも日記のように書きこめるようになっている。 何気に開いてみると、後ろの10年計画のページの2004年のところにこう書いてあった。 娘中学合格。車を買う。そしてLiverpoolと どれもかなってる。 2005年のところには家のローン完済。リバプールと書いてある。 宝くじにでも当たれば叶うかな。
2004年11月12日(金) |
Everything will be OK. |
雨降り。麻酔をかけるので車で来ないでください。といわれてたので駅までパパとバスで行く。 雨の日のバスって時間通りに来ないって本当だ。5分以上遅れできた。 車だと10分くらいでいける距離なのに25分くらいかかった。 日帰りの入院だし、命にかかわるような大きな病気でもない。全然大丈夫!と家族には弱気なところを見せなかったけど 本当は不安で怖くて ふぇーんって感じだった。 手術をするので、朝は飲み物も食べ物も一切口にしないでください。といわれた。 手術が終わったら何を飲もうかな?食べようかな?と考えてると 駅を降りてスタバを発見。よし。帰りはここでラテを飲もう! しばらく歩くと、お豆腐やさんがあった。中からおあげさんを揚げてるのかな。香ばしい匂いがする。 そうだ。帰りはここでがんもどきを買って帰ろう。 帰り道のことを考えるとちょっとワクワクしてきた。あ!おすしやさんもある。おそばもいいなぁ。 可愛いパスタやさんもあるけど、和食にひかれるのは、やっぱ私は日本人ねぇ。なんて考えてると病院に着いた。 病院に入ったら携帯電話の電源を切らなければならない。 その前にもう一度昨日届いた携帯のメールを見た。もう何度も見たから文章も覚えてしまった。 その中の一文がこれ I'm sure everything will be OK. そう大丈夫。大丈夫 すべてうまくいく。 最初に外来で診察を受ける。 昨日採血をした血液検査の結果をきく。 私は10年前のお産の時に輸血をしてるけど、後遺症もなく 白血球も貧血もない。と 昨日の先生と違って、目の前の先生は具体的にどこがいやというわけではないけど、なぁんとなく好きなタイプではない。 この先生が手術するのかな?とちょっぴり不安になる。 いや大丈夫 I'm sure everything will be OK. 病室に案内される。6人部屋の真ん中のベットだった。 バラ色の夢が見れるようにと買ったお気に入りのピンクのバラ色のパジャマに着替えようと思ったら、病院のほうで用意してくれていたパジャマがあった。 それに着替えて、すぐに点滴。私は静脈が見えにくいようで、双子のお産の後も看護婦さんをてこずらせてた。 ここが一番いいんだけど、痛いかしら?と手の甲を指さす。 どこでもいいですよ。やりやすいところでやってください。 私は注射が大嫌い。点滴っていうのは、ずぅーっと注射をしてる状態だからもっと嫌いなんだけど 双子のお産の後は、入院してる10日の間、ずっと点滴をしてた。 1日4本や5本で、そのうちの1本は輸血の点滴で、輸血の点滴は血が固まらないように同時にもう1本点滴をするのだけど、それでも時々止まってしまったりですごく時間がかかるので、一番嫌いだった。 その時も毎日点滴をしていて、針の穴を刺す場所がなくなって右も左も手の甲にも点滴をしてたなぁ。と この点滴と手術室に入ってから麻酔の点滴をします。と そうすると2本か、あの時に比べればたいしたことはない。 病院のベッドに寝て、点滴がぽたりぽたり落ちてくのを見つめてると、急に心細くなった。 双子のお産の時はパパもいたし実家だったので母も父も妹もいた。病院までは車で送ってもらえたし、独りではなかった。 大丈夫。私には、魔法の言葉があるんだ。I'm sure everything will be OK.この言葉を呪文のように唱えてた。 看護婦さんがやってきて、腕に麻酔の注射を1本する。これで頭が少しぼぉーっとしてきますよ。と 確かにふわふわしてきた。 手術の時間はお昼頃ときいていたけど、予定が変わったみたいで10時半に手術室にいくことになったらしい。 こんなぼぉーっとした頭で歩いても大丈夫なのかしらん?と思ってたら 看護婦さんが行きは車いすで手術室まで行きます。帰りはね。ベッドで寝たまま戻ってこれるのよ。と、とても楽ちんのような言い方をしたので ちっともの楽しいことではないのだけど、なんか初めての乗り物に乗るのが、ちょっぴりわくわくした。 はい、行きますよぉ。っと看護婦さんが車いすで迎えにきてくれた。 私、車いすって初めて乗るんです。 そう。楽ちんでしょ。と 手術室の前で、ちょっと待たされた。本とはすごく短い時間だったのだけど、すごく長く感じた。 大丈夫 大丈夫 I'm sure everything will be o.k. そうそう今日の出来事は日記のネタにしよう。 そのためには色んなことを覚えおかなくっちゃ! 手術台の上で麻酔の点滴がはじまったとたんに意識がぼわぁーっとしてきた。 先生がきました。という看護婦さんの言葉。 あれ?朝の先生でなくて、昨日診察をしてくれた先生だ。この不安がいっぱいの状況の中で、ほっと安心した。 先生が何か言ってる。もう一度確認しますが、薬でアレルギー反応を起こしたことはありませんか? この状況では、はい。以外の返事の時は説明できるだけの意識はないだろうなぁ。と思ってると とたんに意識がなくなったのだろう。頭の中に黄色い四角が右から左へとコマ送りのように流れてく。 ちくり痛い。という感覚で意識が戻る。口には酸素マスクが当てられていた。おぉぉ手術っぽい。 全身麻酔なのに、傷口を縫ってる時に意識が戻ってしまったのだ。 痛いぃ〜 痛いぃ〜と言ってるのだけど、口も動いてるのか声もでてるのか確かでない。あたしが何か言ってるようなのに気がついて、看護婦さんが酸素マスクをいったん外したけど、痛いぃという言葉を確認したからかな。 また、口には酸素マスクが戻ってた。 看護婦さんの声も先生の声もよく聞こえないのに糸を切ってるのかな。ぷつりという音だけが妙にクリアに聞こえる。 痛い。あたしの声が自分で聞こえた。先生がもう終わりですからねぇ。 手術が終わり、ベッドにころんと転がしてもらってそのまま移動。エレヴェーターに乗るので少しガタンとしますよぉ。と 寝たまま移動。確かに楽ちんだ。この状態では車椅子の移動でもしんどかっただろう。 殺風景な自分の病室のベッドに戻り、なんか自分の家に帰ってきたような安堵感。あぁ帰ってきたのね。このまま一時間は安静に寝ててください。と 遠くのほうで看護婦さんの声がする。時計がないので時間の感覚がないのだけど。 手術 終わったんだ。 眠いけど痛いし 痛いけど眠い。 しばらくしたら看護婦さんがきて、点滴終わったのではずしますね。一時間経ったのかな。 喉かわいてるでしょ。お茶をもってきましょう。冷たいのと熱いのとどちらがいい? そういえば、喉がカラカラだ。 冷たいお茶を一口飲むと、ほっとして、また眠くなった。 1時になったらおやつがきますので、食べてくださいね、と 今何時ですか? 12時半よ。と 朝から何も食べてないけど、お腹すいた。ときがつかなかった。 おやつです。と持ってきてくれたのであぁ1時なんだなぁ。と スィートポテトと紅茶だった。 美味しいと思えたので、あぁあたしは大丈夫だと思った。
3時を過ぎてまた診察に行き、先生に明日また診察にきてください。と もう家に帰ってもいいですよ。と言われたけど まだ、頭がぼぉーーっとして、足もふらつくし、とても家に帰る自信がない。 麻酔ってお酒みたいなものだから、お水やお茶をたくさん飲めばいいかな。とがぶがぶ飲んだけど、トイレまですごく遠く感じて行くのがつらかった。 ベットに戻ってもう一眠りした。 パパは病院からタクシーで帰ったらいいよ。と言ってたけど、いざとなると もったいない。と思い、電車に乗った。 歩くスピードはいつもの4倍以上遅くて、この前読んだアレックスシアラーの本にでてくる少女が魔女に変えられたおばあさんのようだな。と 駅前のお豆腐やさんでがんもどきとスタバでラテを買って、 あぁ終わったんだ。と 体のしんどさよりも気持ちがほっとした方が大きかった。 (その後1週間は寝たままだったから後から考えてもこの時、こんなに歩いて移動できたのがウソのようだ。) 家に帰ると、心配そうな顔で娘たちが待っていた。 ソファに寝るのはあまり快適ではないけど、病院のベッドよりもかなり居心地がよくほっとした。 誰かが一緒にいてくれる。ってありがたいな。と思った。
次に悪くなったら手術をしたほうがいいといわれてたけど、なかなかふんぎりがつかない。 振り返ると具合が悪くて寝てばかりの1ヶ月で、好きなことのできないし日常生活も満足にできてなかった。たぶんなにもしないとこのままかこれ以上悪くなるかのどちらかで、良くはならないだろう。 たっぷりと睡眠もとってゆっくり休めたからかな。気持ちがPositiveに考えられるようになったのかな。 とりあえず病院に行こう。手術をするかどうかは、診察を受けて説明を聞いてから決めればいっかぁ。 そうと決めたら、すぐに電話で予約をした。明日にでも予約がとれたら すぐに行こう。 本日の午後予約とれますよ。と
病院に行くと決めたら、もう後はぐずぐずと悩まない。不安にならないようにしよう。 診察してくれた先生の感じは悪くなかった。細かい説明を受けて、手術を受けることを決めた。 全身麻酔をするので、できれば4〜5日入院するのがよいけど、朝入院して、麻酔がとれてから夕方退院する。という一日入院でもできますよ。と いつにしますか? 一番早くできるのは明日ですね。 手術をする。と決めたからには、早いほうがいっかぁ。と思いお願いします。といったら その先生は明日、外来の診察の担当ではないので、たぶん、別の先生が手術をします。と時間もお昼すぎになります。と いいサ。手術を決めたんだからあれこれ考えない。 帰り道に以前からお気に入りのスーパーによる。 このスーパーはたまたま病院のすぐ近くにある。 食べたかったイングリッシュマフィンがやっと買えた。今までに3回もトライして買えなかったのに 最近 やたらイングリッシュマフィンが食べたかったのは、手術をしたほうがいいという事だったのかな。と 手術は、そんな難しいものではないし、短い時間ですむことらしいが、やっぱりすごい不安だし怖い。 あたしは大人だし、母だし、ぜぇんぜぇんへっちゃら。って顔をしてるつもりだったけど、不安な気持ちはポロポロとこぼれ落ちてたようだ。 大き目のバックに、入院の準備をしてると、双子の娘たちが、つまらない事でけんかをして、泣いている。 双子の娘が赤ちゃんだった時に一人が泣き出すとつられてもう一人が泣き出し、お姉ちゃんまでも泣き出して、3人の娘に泣かれると、もうどうしていいかわかんなくて、あたしも一緒になって泣いてた。 今のあたしは一緒になって泣いてちゃいけないのに 「つまんないことでケンカをしないの!」と声を荒げて娘を叱ってしまった。 10年前からちっとも成長してないな>あたし。 帰ってきたパパもとても心配そうな不安そうな顔をしてた。 仕事で疲れた顔を見るとこれ以上迷惑かけちゃいけないな。とパパにも泣き言をいえなかった。 たいした事ではない。明日の今頃はもっと平和な気持ちでいられるはずだ。 仲良しの友達とメールをして、ちょっと気持ちが落ち着いた。 そして、メールの返事がすぐにきた。 嬉しくて泣いた。 そして、明日=手術の日 今日=不安な気持ちの日だったけど あたしは、こう置き換える事ができたのだ。 今日=メールの返事がきて嬉しい日 明日=嬉しい今日の次の日
病院に行く。 治療をしてもらって、飲み薬をもらった。 繰り返すようならば、この病院では設備がないので、一度本院の方で診察を受けて手術を受けた方がよいですよ。と言われる。 前に別の病気で耳鼻科に通ってた時も手術した方がいいと言われたけど、 その時は通院治療で完治した。 今回ももしかしたら、このまま治るかもしれない。
病院から帰ると派遣会社の担当者から留守電にメッセージが入ってた。 折り返し連絡をすると、退職ということで話しがかなり進んでいた。 11月末かな。と思ったら、10月末か有給使い切って先週末でと この人は困ってる時の相談の対処はめちゃ遅いOR無視なのに こういう時は、素早い対応だなぁ。っと だからこの人に連絡するのが一番最後になったのだろう。 ある意味、ほっとした部分もあった。 仕事を辞めたいと、前からあたしの方から言っていた。 いくら休んでもいいから良くなってから、続けるかどうかは決めればいい。と社員のリーダーの子が、言ってくれるのは非常にありがたいのだけど 今の状態では、働ける状態でないので、健康的に無理なので辞めるという形が私にとって良いのだ。
会社を休むとなるといちいち病状を説明しなければならないのが苦痛だった。 「風邪で熱があるので」だったら、別に言うのにためらわないし、 相手のネホリハホリの質問にも答えられる。 あまり人には言いたくない病名や症状の時もある。 あいまいに表現すると余計にどんどん聞かれる。
仕事っていうのは、労働と引き換えにお金をもらってるのだから基本的には楽しいものではない。この場合の楽しいは”楽ちん”とか”気楽”という意味なんだけど 緊張したり集中したり気を配ったりしんどくてストレス感じることもあるけど、ゲームをクリアしてくみたいに、そういうしんどいところをくぐってくところに楽しみがあるような気がする。 今の仕事に出逢えたおかげで、色んなことを学ばせてもらえたし、気づかせてもらえたし、夢をかなえることもできた。 大きな不満はなかったので、たぶんこうやって病気にでもならなければ、私は仕事を辞めなかっただろう。 睡眠時間や体力を削って働きにいくのは、しんどかったのだろうけど、収入やスキル、満足感、美味しい御菓子と色々と得るものの方が多かったからあまり苦痛ではなかった。 だから、体すりへらしてでも働きに行ってたのだろう。 普通の主婦のあたしでも、社会でも役に立つことがあるんだ。と実感させてもらえたしね。 前の仕事の時は、私はすごいダメダメ人間のように言われてたから、 たくさん売れる人=社会に役に立ってる人=人格的にすばらしい人という世界だったから 売れない人=魅力ない人=人格的に最低 みたいに言われたってしょうがないのだろう。 私もそうだと洗脳されてたから、自分をより向上させるため魅力ある人になるために売ることに必死になってたもんなぁ。 これさえできたら、すべておっけーなんてことはないはずなのに。 その時は、この仕事で成功すれば、夢もかなえることができるし、すべての幸せが手に入ると信じていた。 でも、今の仕事を始めてから、その世界が何か違うって気がつくことができた。離れていった友達。平気で人を傷つける人。ウソと偽りの言葉をきれいに着飾ってみせること。 今までなんとなく違和感を感じてたことがあたしにとっては必要のないこと、必要のない人というのも気づいた。 そして、前の仕事から抜け出たから、夢もかなえる事ができたし、自分にとって何が一番大切かという事にも気づいた。
ま、何にしてもあたしにとって必要なこと、必要な人、必要な仕事ならば、 きっとまた巡ってくるだろう。 今年の4月にLiverpoolに行った時に思った。 Robにすごく会いたいけど、絶対に会いたい!絶対に会う!って決めないで、 今回は運命に委ねようと思った。 今までどんなに会いたいと思って、できる限りのことをしても会えなかった。今回もできる限りのことをして会えなかったらそれは、もうしょうがない。あたしにとって会わない方がいい。という事だろう。 こんなに無理してリバプールまで来たんだもん。 会うことができる時ってきっと、今、会ったほうが良い時っていうのは、 何をしてたって、どこにいてもきっと会えるだろう。 そして、ロブには会えたけど、お話しも満足にできなくて心残りがいっぱいだ。でも、ある意味この心残りが今のあたしのプラスにもマイナスにしてもエネルギーにもなってる。 今は、早く体調を戻して、元気になりたい。
体調がいいからと油断して動きすぎたからだろう夜になって痛みがでた。 夕飯は近くのファミレスで、今日お姉ちゃんはクラブの発表会で朝早くから出かけてくたくたなのにとんかつをご飯大盛りで食べていた。 これだけ食べるんだもん。食べ盛りの娘たちの食欲を満たすためには、体力がいる。 明日は病院に行こう。
治療とお薬を飲んで完治してないが体調がかなり良くなった。 お天気もいいし、ちょっと遠くに行ってみたくなる。 ネットで見た広告 コントレックスが178円!よしこれを買いに行こう。 お昼ごはんにと朝炊いた玄米で小さなおにぎりを2個作る。お茶とみかんを持ってなんとなくピクニック気分。 4月にLiverpoolで買った新しいTwopenceのアルバムを聴きながら運転をする。色づいた葉っぱを見てるとすごく懐かしい感じがして幸せな気分になる。 今までの記憶にはないからたぶん、これは未来の記憶だと思う。 色づく葉っぱを見ながら幸せな気分になることが、きっと起こるのだろう。 この地域まで来たらあの店もこの店も行こうと思ってたけど、体力に自信がなかったので、コントレックスだけ買って帰ることにした。 お昼ご飯をもっていたのにラーメン屋さんの割引券をもらって、なんとなくラーメンが食べたい気分になる。 ラーメンは食べたいけどこのセットになってる豚丼はいらないなぁ。今は、そんなにたくさんは食べれないしこれだけ白米を食べると後で絶対に胃にもたれるだろう。そうだ。とさっき安売りになってたラップをこっそり取り出して豚丼をそっくり持って帰った。 おぉぉ主婦っぽい。ってたぶん普通の主婦はこんな事をしないだろう。 学校から帰ってきた双子の娘たちがそのラップに包まれた豚丼をぺろりと食べてた。
2004年11月03日(水) |
イングリッシュマフィン |
体調を崩す前は、ダイエットに燃えてた。 朝起きたら、朝食の前にストレッチして腹筋と軽めのヨガ。 会社のお昼休みも20分ほど歩いて、一日の歩数を15000歩は歩くようにしてた。 夜も夕飯の前にストレッチをして腹筋100回。 寝る前もストレッチと腹筋、腕立て ちょっとハードなヨガのポーズ。 スポーツクラブに行かなくても運動やストレッチを習慣化してた。 スポーツクラブでは、ウォータービクスにBodyPumpの有酸素運動しなからも筋トレに励んでいた。 体調を壊してからは、軽めのストレッチくらいしかしてないので ごそっと筋肉が落ちた。 まぁいい。元気になれば運動はいつでもできる。落ちてしまった筋肉はまた、拾えばいい・・・ではなく、また、つければいいんだ。 食べたいと思うものがあれば、我慢をせずに食べることにしよう。 でも、食べ過ぎないように注意はしなくちゃね。 それで、今日、すごく食べたくなったのが イングリッシュマフィン。
マフィンといえば茶色くて、ドライフルーツやナッツが入ってたりする甘めのパンと焼き菓子の中間のようなもの。私は、バナナのマフィンがとっても好き♪ この茶色いマフィンのような食べ物は私が子供の時には”カップケーキ”という名前だったと思う。 小学校の3年生の時だった。家庭訪問にきた担任の先生がうちの母が焼いたカップケーキに感動して、クラスのお誕生日会に作って欲しいとお願いしてた。 その時のカップケーキは普段家で食べるのよりもチョコレートでコーティングしたりして、かなりよそいきの顔をしていたのだけど、 クラスの子に「普段こんなのおやつに食べてるんだ。すごぉい。」と言われて、ちょっと得意な気持ちになった。 成績もずば抜けて良いわけでないし、絵や歌が上手というわけでもなかったし、かけっこもボール遊びもどちらかというと得意でない私は、何かで人に 「すごぉーい。」と言われる事がなかったのだ。 自分が努力した事ではないけど、顔が可愛いという子は親からの遺伝だろうし、お母さんが焼いたお菓子で優越感に浸るのもありかな。とその時に思った。 その時の担任の夏子先生は大学を卒業したばかりの新卒の先生で若くてきれいでその時の流行の”おおかみカット”というヘアスタイルをしていた。 今まで1年2年と担任だったおばあさんの先生はがみがみ怒ってばかりだったけど、夏子先生はとにかくほめてくれた。 それは、本読みが上手とか発言する声がはきはきしている。とか誰でもちょっと気をつければできる事なのだけど、私は嬉しかった。 休みの日に自分が卒業した大学に生徒たちを連れていってくれて、トランポリンでたくさん遊ばせてくれた。 テレビのサーカスとかで見たことのなかったトランポリンを見た時には わくわくして、最初は怖かったけど、コツをつかんでジャンプして高く跳べると一瞬、空を飛べてるような気がした。 その後、トランポリンは一回もやったことないなぁ。今、やってもあの時のように高く飛べるかな。 その時に持っていった私のお弁当の中身はお味噌のついた焼きおにぎりだった。 今は、お味噌のついた焼きおにぎりは大好きだけど、小学校3年生のあたしは、手のこんだお味噌のついた焼きおにぎりを美味しいというよりも人に見られると恥ずかしいと思って、隠すようにこそこそと食べていた。 そこに夏子先生がやってきて 私ができるだけ人に見られたくないと思ってるそれを「美味しそうぅぅ。」と言ったのだ。 それは社交辞令ではなく、本当に美味しそうっていう目をしていた。 私はよかったら食べますか?と差し上げたら、先生は本当に嬉しそうな顔をしておにぎりを食べ始めた。美味しい美味しいと言いながら、私の食べ残しの半分のかけらまでもをぺろりと食べてしまったのだ。 せっかく母が作ってくれたものを隠すように食べてた自分が何かすごく悪いことをしてるような気がしてたけど、先生が美味しいと食べてくれて、なんか母に申し訳がたったような気がした。
イングリッシュマフィンは白くて丸い甘くないパン。中にぷつぷつと気泡が入っていて、中身はしっとりして外はコーンミールがかかっててカリカリした感じ。 どこでもわりと簡単に手にはいって値段も手頃なのがPascoのイングリッシュマフィン。デパートの地下でべノアの全粒粉入りのイングリッシュマフィンを買ったけど、ぱっと見の形はイングリッシュマフィンだけど、生地も風味もイングリッシュマフィンとは別のものだった。 一番好きなのは、紀ノ国屋のイングリッシュマフィン。中がわざと生焼け状態になっててそれが焼くとなんともいえないいい感じの食感になる。 イングリッシュマフィンはハムやチーズをはさんでサンドイッチのように食べるのも美味しいけど、あたしはたっぷりのバターとメープルシロップか蜂蜜をつけて食べるのが好き。 手をべたべたにしながら蜂蜜をたっぷりつけると、くまのぷーさんになったような気分になる。(くまのぷーさんはくまだから蜂蜜は食べるけど、マフィンは食べないだろうが・・・) 自分でも焼いてみたくてイングリッシュマフィン用の型も買ったし、コーンミールも買ったことがあるけど、一度も焼いてみたことがない。 イングリッシュマフィンはやっぱ名前がいいよね。イギリスぅって感じがするもん。 でも、イギリスでイングリッシュマフィンって見たことあったけかな? 4月に行った時によく見たパンはチャバッタというイタリアのパンと日本でも最近よく見かけるトルティーヤの皮にくるまれたタイプのサンドイッチ。 そうだ。買える前の日の夜にリバプールの駅構内にあるパン屋さんで買ったブルーベリーマフィン。その時に食べずに日本に帰ってから食べたっけ。 大きくて甘くて酸っぱくて美味しかったなぁ。また、食べることはできるかな。
わざわざ遠くのスーパーまで行ったのに残念ながら、紀ノ国屋のイングリッシュマフィンは売り切れてなかった。 こうやって書いてると、ますます食べたくなった。。。
2004年11月02日(火) |
アレックス・シアラー |
うちの娘の好きなもの 中学に入るまでは、マイケル・ジャクソンとジャクソンファイブ、ハリーポッターの本 中学に入ってからは、友達の影響もあるのかな。 音楽は、80’sのカルチャークラブやアバ、マドンナ、ビリージョエルなんかを好んで聴いている。日本のものでは、ORANGERANGE,RIPSLYME,大塚愛 俳優はウォーターボーイズの市原隼人、ピーターパンのジェレミィサンプター・・・ そして本は、ホリーポッターは相変わらず大好きだが、夢中になってるのは、アレックス・シアラー。 私が好きなようなものは、だいたい娘も好きになる。だから、娘が好きなものは私もはまってしまうようだ。 ウォーターボーイズは最終回までウルウルしながら見たし、ジェレミィサンプターは見てるだけでうっとりしてしまう。 そして、久々に私にどかーんとヒットしたのが、アレックスシアラーの本。 『13ヶ月と13週と13日の満月の夜』を昨日の夜から読み始めたのが、もうすっかり本の世界に引き込まれてしまった。思ってもいなかったストーリー展開、魔女怖いぃぃ、久々に本を読みながらどきどき、はらはら、じーんとした。 原書の題名は”Stolen”こっちの題名の方が話しの内容がわかりやすいけど邦題の『13ヶ月と13週と13日の満月の夜』の響きがいいかんじ。 そして、アレックスシアラーの世界にどっぷり漬かりたくて、娘の英語のレッスンの後に図書券を持って本屋に行き3冊買ってしまった。
夕飯はお肉やさんが1年に1回しか作らない”お祭りのソーセージ” この地域のイベントの時に屋台で焼きソーセージのお店を出すために作る ブラートヴルスト。 ヴァイスブルストのように白いんだけど、もっと荒びきで香辛料が効いている。こんがりと焼いて食べるとめちゃ美味しい。屋台のお店では、売り切れたそうだが、お肉やのおじさんがどうしても食べたいという私のために取りおきしてくれていた。ありがたい。 あぁまた来年まで食べれないのね。
時々家族で行くピザのお店は、値段もリーズナブルでサイドメニューのサラダや飲み物が充実している。 うちの家族のお気に入りはベリーソーダ。 ソーダにイチゴやブルーベリー、ラズベリーが入ってるのだけど、色もきれいな赤色でベリーの酸味がいいかんじ。 私は子供の頃、炭酸飲料は飲む習慣がなかったので、飲みたいと思わなかったし、飲んでもあまり美味しいとは思わなかった。 大人になってから、そうだ。ビールを飲むようになってからは、コーラもジンジャエールも大好きだ。 特に好きなのは、生姜っ!っていう風味の効いたウィルキンソンのジンジャエールやCCレモン、ノーマルな三ツ矢サイダー。
今日の夕飯はチキンのカレーで、トマト味濃い目のじゃがいもといんげんがごろんとしたのにしようと決めてたのに、 じゃがいもを切らしてたので即、買いに走る。 パパが早めに帰ってきて、家族そろって食べる夕飯の席に何かみんなが喜ぶものをと思って、目に入ったのが三ツ矢サイダーのペットボトル198円! そうだ、これで、ベリーソーダにしよう。 みんな大喜び! よかった。
今の仕事を始めて定期収入が入るようになって、一番よかったのは、 本やCDや洋服、欲しいなぁって思ったら買えるようになったこと。 私が子供の頃は今みたいにデザインが可愛くてリーズナブルな服がなかったし、おしゃれっていうよりかは、普段の服は、着れてればいいみたいな感じだった。 それでも、小学生の頃は都内にいたからおしゃれな子はいたなぁ。私は、母の好みで、紺や黒、モノトーンの服ばかりだったので、カラフルな色の服を着ている子を見ると超うらやましかった。 自分に似合う似合わないは別として、赤やピンクの服に憧れた。 大学生になってピンクハウス系の洋服が大好きだったのは、その反動かもなぁ。 だから、娘には、買える時には欲しいと思う服を買ってあげたい。 真ん中の娘はピンクとかレースとかリボンとか女の子らしいデザインのものが大好きなのに、お姉ちゃんと一番したの娘は、色目もデザインもシンプルなものを選ぶ。 特にお姉ちゃんは、私が子供の時に着てたようなモノトーンのシンプルなものばかりを選ぶ。ピンクでも落ち着いたトーンのものしか着ない。 これも親の好みを押し付けた反動かしら?(笑 本はココロの栄養だと思ってるから、本屋に行ってぱっと目についたものは買ってしまう。 だから、装丁に引かれて思わず買ってしまったけどまだ読んでないという本がいくつかある。 そんな本を私ではなく娘が読んではまったのが、アレックス・シアラーの『青空のむこう』。それ以来、娘はアレックスシアラーに夢中なのだ。友達にも貸してあげて友達もはまったのが『13ヵ月と13週と13日と満月の夜 』かなりはまるらしい。 アレックスシアラーはイギリス在住の作家だそうだ。 イギリス!私も読んでみようかな。
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