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twilight shackles
枷夜(かや)



 何度目かの終焉。

4年という...長い時間の中で
何度か「終焉」という言葉を使うことが
この日記でもあり、その度に口にするのは私で
それは何度も何度も繰り返され
同じように引き上げてくださった。

甘えなのかもしれない...。
そう、甘えだったんだ。
この方ならば...孤独に向かって走ろうとする
私の足を止めてくださるだろうと思っていた。

甘え。
今更、甘えだと認識できたのは...。
ネットで知り合ったお友達の企画日記で、
お友達の友人が言ってた言葉で。
それは、私の心にグサリと突き刺さった。

孤独に向かって走る...。
それは私が何度も経験した孤独。
周りに人がいても、自分の周りにだけある「壁」
私は無意識に壁を作り、自分は一人だと思い込み
周囲曰く「ネガティブ」な思考に直滑降だった。
逢瀬という時間は、直滑降する私を引きとめた。

逢瀬。
互いに相手がいない現在、この言葉が正しいか判らない。
けれど、私にとって、逢瀬と言う言葉は素敵な響きで
籠を認識できる、鎖を認識できる時間だった。
自分の穴を埋めることが出来る人を
「サディスト」という性癖を持つ人を
私は見つけることが出来たから此処にいられた。

サディスト。
私にはそんな一面は欠片もなかったと思う。
だから、とても心の奥深くにあるあの方の
冷たい暗い...この感情に私は引き寄せられて
マゾヒストである自分を曝け出し
自分の扉の鍵を開け放してしまったのだと思う。
強くはなれない...あの方も強くはない...
私は4年の中で何度か弱さに直面したこともあり
その一面に触れる経験があって私は、
この方だから私の扉を開けたのだと確信した。

マゾヒスト。
私は一般的にはそうなんだと思う。
自分でも被虐思考をとめることが出来ない。
同時に...庇護されたいとも思っていた。
籠の中に...昔ながらでいうところの、
意味は違うが「箱入り娘」になりたかったのだ。

私は、傷つけられたくなかった。
でも、傷つきたかった。
だから...自分が認めた相手に、その相手だけに
ただひたすら責められて...ボロボロになりたかった。
そして、籠の中にいることで手に入る安心感
鎖と首輪でつながる冷たさと温もりという
相反した感覚を手に入れたかった。

傷つけられることで嫌な自分が壊れると思ってた。
ゆで卵の殻をめくるみたいに、中からキレイな
新しい自分が生まれると望んでいた。
所詮、自分は自分であることに気付くまでに
時間はかからなかったけれど...欲しかった。

4年という長い時間の中で
私は扉の開いた籠に入れてもらえることになった。
なぜ...扉が開いているのか知る由もなく
開いた扉から抜け出そうとした、自分勝手な私。
何度逃げ出したとしても、引き戻されたとしても
籠の扉は閉められることはなかった。








そして、何度目かの終焉の果てに
今、やっと気付いた開いた扉の意味。
自分からそこに望んで留まることに意味があって
開いた扉など関係なくその籠の中に居ることに
意味があるから、閉じられなかったんだと。

でも、今ここにいるのは引き戻される手を拒否した自分だけ。

2005年10月31日(月)



 ありがとう、さようなら。

卒業式で歌ったことが懐かしい。
今の、気持ちを伝えるのには
この言葉しか思いつかない。

...ありがとう。

2005年10月30日(日)



 だらだらまったり。

たまには必要だね...という主様のお言葉でした。

昨晩、夕食とお泊りのお呼びだしがありました。
主様は市内で研修があるため午後出勤
私は、人が足りない数時間のヘルプだけで
主様と同じく午後出勤だったので
めずらしく延長までしてお昼前まで一緒でした。

チェックアウトまで居たのが先日の旅行以来。
しかも平日で互いに仕事なのに...
でも、時間に追われず主様のおそばに居られました。

大抵、遅くに入るのも早く出るのも私の仕事の所為。
インは遅かったけど、その分は埋められました。
お風呂もゆったり、軽くお夜食も食べて
ベッドでだらりんまったり、主様のそばでゴロゴロ。
けど、スイッチは簡単に入れられて目はとろりんとしてくる。
肌を撫でられるだけで甘い声が漏れてしまう。

...いつからだろう?

なかなか自分で感覚を掴めなかった。
付き合っていた頃は逝くことを理解できずに
フリをすることで乗り切っていたように思う。

その時期の私をご存じである主様は逝くたびに
笑って「成長したなぁ〜」とおっしゃるのです。

別れ際はいつも切なくて...はち切れそうになるけど
確定している「次の約束」があるから、頑張れる。
一緒に食べたかった料理...
そして、堂々と隣で飼われていると言える場所...
だらだらまったり実感していこう。
急いで焦らなくても、前に進めることが大切だと
鎖を通して主様が教えて下さったから...

2005年10月27日(木)



 幸せな時間。そのに。

そのいち。はブログにて公開中w

『枷夜の壁掛けコルクボード』
http://yaplog.jp/love-pledge/

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さて、お友達と別れて電車で待ち合わせ場所に向かいます。
主様もお仕事が終わられた様で電車で向かっているらしい。
到着して少し待って主様が待ち合わせ場所にやってきた。
ちょっとお仕事でお疲れみたい...。マッサージしたいな。

「晩御飯は、あそこにいこう」
普段は入らない洋食のお店に入ることにする。
社用で私が電話を少しだけしてちょっと待って座れる。
空いた席が禁煙席だったので主様はタバコお預けです。

おいしいご飯も食べて、下の自販機でドリンクも購入、
お部屋も空いていたのでイン。
主様はさっそくスーツを脱ぎ捨てて、ベッドにゴロン。
私はご飯中に言われていたとおりにお風呂の準備をします。
お風呂が準備できるまでベッドでお話&少しいじられて
ちょっとだけスイッチを入れられてしまいます。

でも、お風呂できたからお預け(T△T)

お風呂では即席蒸しタオルで肩を温めてほぐします。
これがいいんです。皆さんお勧めですよ!!
熱いお湯を湯桶に張って、タオルを浸して
ちょっとだけ絞って、それから肩に乗せるんです。
ちょっとだけっていうのがポイントですよ。
全部絞っちゃうと、熱くなくなっちゃうんです。

そして長風呂の後はマッサージとお手入れです。
しっかりお手入れさせていただきました。私も満足!
このまま寝てもいいくら〜〜い(マテコラ

そういうわけにもいかないので...

主様は「枷夜...」とそばに呼んで下さいます。
主様の腕の中に戻った私は、主様の名前を呼ぶことを
一瞬...躊躇ってしまいました。
けれど、主様...そして、私だけが知る、主様の『名前』...
その名前で主様をお呼びすると、主様はとても優しく
私の頭を撫でてくださり、素敵な笑顔を返して下さいました。

胸に手を押し当て、スイッチを入れられてしまうと
後は主様から与えられる快楽を飲み込むだけで精一杯。
いっぱいいっぱい主様に与えていただき幸せを感じました。

お友達がくれた幸せな時間...
主様が与えてくださった、快楽の時間...

なんだか今日は幸せいっぱいの私でした(*^▽^*)

2005年10月17日(月)



 一緒は初めてだから。

なんだか、嬉しいので
まだ日程も決まってないし
お休みだって申請してもいないのに
今のうちからワクワクしてます。

前回のリベンジが出来ること...
何よりも、主様の「枷夜」として
他の方にお会いできること。

主様が表に出るのは今回が初ということで
それもやっぱり...嬉しいのかもしれません。

その経験で、主様自身が変わるかもしれない。
それでも...主様の望む姿に自分を近づけていける
私はそんな飼い犬を目指していきたいと思います。








週末は主様との会話はお休みです。
月曜は仕事帰りに美容院で髪を愛してあげよう♪

2005年10月14日(金)



 ご褒美は要らない。

運動してます。
シェイプアップを目的としてます。
入会したきっかけは、実は持久力をつけること...
だったはずなんだけど、今はダイエット?
でも、スタジオプログラムは無理なので
マシンとプールでマイペースでマイペースで
のんびりやっていきたいと思っております、はい。

実は運動好きなほうかもしれない。
大好きな音楽を聴きながらバイクこいでるんですが
けっこうこれが長く続くんですよね。
プールも大好きなので水を得た魚のように泳ぎます。
かなり体力を消耗するので時間を決めてその中で
しっかり泳ぐことにしましたけどね。

そんな訳で、今日はメニュー作成しに行きました。
今までの基礎トレーニングと種目は変えずに
負荷と回数を増やしました。
これで2ヶ月がんばると主様にメールすると
2年前に約束したサイズダウンで服を買うという
ご褒美の話が出てきました。

主様が買うなんてレアなんですけど、即答で断りました。
いつもの病気です。
「ご褒美が欲しくて痩せるんじゃない」
でもちゃんとご褒美が嫌な理由も話して、
主様もちゃんと解って下さいました。


ご褒美だから、じゃなくって。
...自分だけの力で、頑張りたいんだもん。

2005年10月13日(木)



 3連休のお話。

というわけで、3連休。

土曜日。
前日の夜に、また私から会うのをやめると言い出す。
理由は、先月末に主様にあるアクシデントがあって
その事後処理がまだ終わらないため。
それでも、「呼ぶ」とは言ってくださったのだけど
当日夕方に再びアクシデントが。
主様から「無理かもしれない...」とメールが来る。

結局、「灯台下暗し」でアクシデントは解決。
呼ばれることになる。

ホテルに向かって車を走らせると
いつものホテルは3連休で案の定満室。
初めて入るホテルにインする。

お風呂は広め。部屋もまぁまぁかなぁ?
ベッドは大きかったかもしれない。
久しぶりに黒ビスチェとキャミスリップのセットで
ベッドの上でごろごろしたり四つん這いで歩いてみる。

主様がこちらを見てる。
四つん這いのままで主様のほうを向くと、笑ってた。
「本当に、犬みたいだな...」
タバコに火をつけながら、優しい笑顔で見て下さっていた。
主様が軽くごはんを食べるのを待った後で、ベッドの上で
脱がせあいっこをする。そしてお風呂ではいつも通り
主様の頭とお体をキレイに...キレイに、洗い流す。

今日はちゃんと首輪と鎖を持ってきたから
しっかり繋いでいただく。首輪も黒だから、
キャミスリップと一緒でもあうんだけど
ここの部屋着がエプロン風ワンピだったので
今日はこっちにしました。うしし。
あーでも、なで肩だからやっぱり脱げる。
というか、胸なんて隠れないんですけどっっっ!!!
簡単に布を避けて主様の指は私の胸の突起に触れ
私は簡単に声を荒げてしまう。

結局、最後は着てた部屋着が主様まみれになっちゃって
私もへとへと、バタンキュ〜といきたかったんだけど
お風呂に直行...

日曜日。
朝はぐだぐだ、だらだらしながらぎりぎりまでおそばにいて
バイバイ...だったんだけど、お昼休みに抜け出して
ご飯食べるかってことになって、主様お昼寝開始?
でも、やめて遊びに行っちゃったみたい。

でも...
その遊びに行った所為でまた気まずくなっちゃって
結局タイムオーバーでご飯は食べ損ねてしまいました。涙。

その夜、帰り道におしゃべりしてて「今晩も行こうか」と。
主様の使ってる銀行がシステムメンテナンスで動かなくって
今日はネカフェ。久しぶりにネカフェです。
でも、今日は私はネットしませんでした。
パソコンはDVDのPV見て二人でお〜〜〜って言ってただけw

主様が例によってネトゲ立ち上げようとしているのを
「やだやだ」って駄々をこねてやめていただき
一緒にマンが読んで、私は膝枕で寝てました。zzz(__)

月曜日。
でも、どうやら私は寝言を言っていたらしくって
それは途中で起きた時に教えてもらって
主様は、その寝言がとてもとても嬉しかったみたい。
話すとうるさいので、PCのメモ帳で筆談してw
(筆談って学生時代に授業中やってて楽しかったwww)
その筆談の内容がきっかけで、ネカフェ出ちゃって
仕事場の裏に移動しちゃいました。

そこでご奉仕の命令。
服が嫌になって、自分で上半身だけ下着だけになると
主様にスイッチが入ったみたいで、強く胸を掴まれる。
簡単に下半身も脱がされてしまい、指が中に。
最後はお口で朝食前のミルクを頂くことが出来て
2日目の夜も終わりました。

仕事が午前中で片付きそうだったので主様にメール。
「まだ車で寝てますかぁ?」
...返事がない。起きてない。むしろ「起きた」メール来ない。
確信をもって仕事上がりに向かうと寝てたwww
「ん?」
やっと気付いたw
車の中に入れてもらえたけど。
「ちょっと貸して〜」
膝に頭が乗る。
「うわぁ...これは寝れる」
寝るんかい。
「5ふんしたら起こして〜」
...めちゃくちゃ幸せそうな寝顔を5分眺めました。

で、5分後。
起こして、昨日食べられなかったのでご飯のリベンジ。
最近出来た小さいレストランに一緒に行ってランチ。
主様も満足してくださって私も嬉しくって。
最後は笑顔でバイバイして帰りました。








ドタバタ、いろいろな出来事がありましたが
主様とは色んなことが出来ました。
まだまだ主様としたいことはあります。
書いている今の時点でも、新たな野望がちらほらなのです。

今月末か来月末にはその野望も叶うといいなぁw

2005年10月10日(月)



 なんという事でしょう。

いや、えー、えー...

逢ってきたんです。
首輪も鎖も常備したんです。
もちろん、それは、「使われるため」に。

でも...
使われる前に熟睡してしまいましたぁぁぁぁ(T^T)
確かに仕事はハードで疲労はたまっていて
目の前にはお布団という誘惑が...

明日の夜にも時間を下さる予定ですが...
今日は主様も不完全燃焼だったと思います...
私は寝ながら無意識に主様が触られるので
半端にスイッチが入ってます...苦笑。

明日こそはちゃんと繋いで頂けるように...
今日はちゃんと寝よう、うん、そうしよう。

2005年10月07日(金)



 いま、逢いに行きます。

電車の中。
今日は何度かブログを更新したから
一日の最後は日記ということで携帯から。

いま22時半過ぎ。
こんな時間に電車で家と反対方向に向かっています。
「今日は呼んでも来れないのか?」
昼過ぎに一通のメール。
数時間後には終わったら向かうことを伝える。
そして、荷物に首輪と鎖を加えて今、向かっています。

待たせてしまうことが多いのは、私の仕事もありますが
やはり申し訳ない気持ちでいっぱいになります(×_×)

電車の時間もあと半分弱。
早くおそばに戻り、繋いで頂きたいです(*^o^*)

2005年10月06日(木)



 叶えたいもの。

「いつか、昼くらいまで枷夜とごろごろしてられる日をつくりたいな」

朝、主様のおはようメールに対してねむ〜と返すと
上のメールが来たわけです。
なんだか嬉しくなりました(*^o^*)

主様にとって私が居ることが自然。
私も、主様の足元にいることが自然である...
だからこそ、努力を怠らずに精一杯の思いを込めて
主様にご奉仕していかなくっちゃo(^^)o

そんな、私の密かな夢のなかに増えたのは
昼過ぎのテラスや縁側あたりで
やわらかな日差しを感じながら
主様の足元でお昼寝することなんです(*^o^*)

2005年10月05日(水)



 女で生まれたはずなんだ。

ブログにも書きましたが、はじめて香水を買いました。
過去に一度だけ、仕事場の後輩にもらいましたが
香がどうとか考えない人だったので、あまり活躍せず。
でも、今回の香水は自分でこれだ!と思ったものだから
いろんな場所でこの香を纏っていきたいな〜。
あ、モンローみたいなことは絶対にありません。苦笑。

さて。
普段が長い髪以外これといって女性らしくない私が、
最近少しずつ女性っぽいことをしはじめました。
飼われてからですね...
彼氏と付き合っていてはあまりなかったような。

まずは下着をきまったメーカーで買うようになった。
クリスマスブラは今年も買いたいな〜と思ってます。
たいていは駅前の店で買いますが、無いシリーズは
中心街のお店に行くんですよ。
たとえばお買物や、美容院の帰り、逢瀬の直前にも
立ち寄って新作やセール品を買いに行きましたよ〜

あと、次はメイク...?
肌が弱すぎてなかなかにいいものに巡り合わず
今は眉をすこ〜し整えて、ルージュかグロスだけ。
目を掻くくせがあるので、マスカラ無理ですからっ!

ファンデは使いたいところのものがあるので、
下地の部分で運命の化粧品に出会えないものかしら。

最後は、これは前からですが、シルバーのアクセサリー。
でも、デザインで、シルバーだけのものではなく
キュービックジルコニアや天然石をあしらったものに
興味を持ちはじめました。

きっかけはハタチの誕生日に父から贈られた
誕生石をあしらった、18KWGのネックレスかと。
今でも石のないネックレスと2連で身につけたり
カッチリしたところではそれひとつで身につけて
胸元を飾るのが好きです。

いつかは18KWGのダイヤのネックレスを自分で買って
誕生石のネックレスと2連で身につけたいです。

そんなわけで小さいところからですが女度上げようと
あがいているので、女っぽくなるよう応援して下さい。

2005年10月01日(土)
first day* new* index* mail*


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