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■ 白衣の奴隷:1
数ヶ月前からのお約束... ずっとずっと、楽しみにしていた時間
今日も、きっとたくさんの思い出を 主様と刻むことが出来ると信じてた 枷夜だけでなく... 主様の体調不良を除いては...
今日、主様の会社では珍しく土曜出勤 主様とはお仕事が終わったら合流の予定 どんな服を着ていこうかなぁ〜 先週末、セールで購入したパーカーがあるなぁ 逢瀬の時には珍しく、黒のパンツで行こうかな 黒いサンダルに素足で夏っぽいかな? あ、そうだ。先月買った新しい下着♪ 逢瀬のときにつけるぞって決めてたの
そんな感じで、出発前はワクワク☆
お仕事が終わられる時間に合わせて出発 電車の駅で主様を見つけます 主様は枷夜のこと知らない振りして 会社の人とお仕事のお話をされてる でも、ちゃんと主様の「見つけた」メール♪ 嬉しい、嬉しい☆ 主様、ちゃんと枷夜のこと見てくれてた ちゃんと...見つけてくれた
主様とのお話で会社の人がたくさんだから 目的地で逢いましょうとお約束したの 電車は、主様の乗られている電車の隣の車両 主様が乗られている隣の車両を見てるだけで 枷夜、ワクワクドキドキしてきちゃうの
駅に着いて、ホームで合流...と思ってたのに 主様...先に改札に向ってて凹んでみた で、改札で乗り越し精算する主様を横目に 先に改札を出た(笑) 知らない振りしてたけど、ちゃんと見つけてた こんな意地悪くらい...許されるよね 改札からちょっと距離を置いて待ってた 主様が、枷夜のこと見つけられなくて 携帯に電話をかけてくれた 枷夜は電話をかけてる主様を見つけて 主様のおそばに駆け寄った
帰ってきた♪戻ってこれた♪ ほんとだったら抱きつきたい位嬉しくて でもでも、人がいっぱいだし...ネ
主様のおそばにテクテクついて行った 昨日、サービスタイムとステイ併用したら 20時間主人と奴隷で居られるよねって言ってたの で、コンビニでしっかり買い込んで行ったら いっぱいで入れなくて主様、残念そうだった
だから、時間までゲーセン行くことになった
主様がしてるのずっと隣で見てた 途中で主様がお手洗いに行かれるから お荷物を預かって階段のところで待ってたの 主様はいつになっても戻ってこない... 枷夜は主様のコンビニ荷物をずっと持ってて 両手は荷物でいっぱいだった 左手が...痛いなぁ... コンビニの袋が左手に食い込んで痛くて でも、主様のお荷物だから...床に置けない お手洗い、混んでるのかな... 大荷物を持って、上の階のトイレに行ったけど 全然混んでる感じじゃなかった
階段を降りたら...主様は違うゲームしてた 少し...悲しかった 主様のそばに遠回りして向った 「こんなに勝つの初めてです(笑)」 主様は、格闘ゲームで連勝出来て嬉しそうだ 「いつから、ここに居たの?」 「ずっと、ココに居たよ...探したの?」 「ずっと、待ってたよ...」 枷夜には、ゲーム楽しそうな主様の顔が 枷夜と居る時より輝いてるように見えた... 主様が時々声を掛けて下さるけど... 枷夜は放心状態でボーっとしていて 「枷夜!」 って言われるまで気付かなかったりした 「もうちょっとだから、座って待ってて」 座って待ってたら、主様が終わった 主様は枷夜に渡してた荷物を持った時に 枷夜の腕の跡に気付いた
そのまま主様について下の階に降りる 主様が、小銭の両替してる...なんでだろう? プリクラの前で立ち止まった... 「どれ?」 主様が仰った プリクラを撮ると言っているのだ...主様は。 「やだっ」 枷夜はゲーセンの外に走って出て行った 撮りたくない...残さない... 絶対、絶対...日記以外に残さないんだから... 私の心の中はぐるぐるって黒い渦が回ってた 主様が何か言ってたのだけど... その時の枷夜は何もわかんなかった 撮らないって言ったのに撮ろうというの? どんどん、主様がわからなくなる
きっと、主様も枷夜のこと...わからない
ホテルのステイの時間まで コーヒー飲んで、コンビニで雑誌読んで ただ、時間だけが過ぎていきます ホテルにはすぐに入れました
2003年05月31日(土)
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