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■ 泣いて気づいて、気づいた時には遅すぎた。
ブログや文章で読む先輩の内面は、いつもいつもギャップに驚かされる。 なんて真面目で、なんて素直なんだろうって、 いつもなんだか、自分が恥ずかしくなる。
先輩の存在は大きすぎたんだ。 って、気づいた。
引継ぎをしてから、最初に気づいた よくやってたなぁっていうのが、最初の感想。 そっから、だんだん尊敬の念が強くなっていったんだと思う。
私のなかで、先輩は最初から先輩で、 1年生のころの先輩を知らない。 だから、1年生のころの先輩がずっと上を見てきたこと 努力してきたこと、怒られて、怒られて、でもめげずに前を向いていたこと。 それを知らない自分がなんだか悔しいし、なぜだか恥ずかしい。 自分がそんなに否定も努力もしていないからかもしれない。
なぜだかいつも、先輩の前だと自分が恥ずかしい。 人をみて、自分が恥ずかしいと思ったことなんて、 ほとんどなかった。 自分は、プライドが高いから。 なのに、素直に恥ずかしかった。
だから、 ただただ、 先輩が大きくて 先輩が大好きになったんだと思う。
憧れと言うよりも、尊敬。 人の気持ちに敏感なところ、人一倍気遣いするくせに、あえて表に出さないところ、 でも自分には厳しいところ。
そういうところが、人として素で。 凄くうらやましいんだと思う。
持ってないものばかり、あの人は持っている。
だから、近づけないんだ。
と、思った。
思いを伝えようと思っても、そんな事考えてる自分が なんか、甘いんじゃないかとか そんな場合じゃないくせにとか、 思われちゃうんじゃないかとか。 だったら「ひと段落」してから、のほうがいいのかと思っても 「ひと段落」って、いつ来るのか。 迷走中の私には、とてもその見極めは難しい。
笑顔で、送りたかったし、笑顔で、再会したかったけど。 それも無理かもしれない。 自分を誇れるように思って、先輩に会うには、 まだまだ、数年じゃ足りない気がする。
もうすぐ桜が咲く。
今よりも、 もっともっと遠くへ、彼はいくだろう。
私はそのとき、どこにいるんだろうか。
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自分を誇れる人が、彼の好きな人だと、わかっているから。 余計、自分が恥ずかしい。
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2009年03月15日(日)
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