今迄。そしてこれから。



 ぐっすみん

ていう、の、見かけますよねー。


あーあ。
寝れないですよーそんな3時前。

あーあ。

あ、2回目ね。
早く参議院解散しないかなぁ
バイトがね、いや、バイトがね・・・・・・解散まであるから。


最近、実家に帰りたいなぁなんて思ってしまうのは
ちょっと久々で、びっくりしました。
なんか、東京に来てから色々失って忘れてるんですが、
ここ1年間、めまぐるしい環境の変化。

自分が変わっているのか、周りが変わっているのか、
はたまたその両方か。
そしてそれが良いことなのか悪いことなのか。
わからないです……。

とりあえず、ゼミは引き渡しました。
任務終了。

さぁこれからどう生きるかですよね。



*

ギアスも終わったしなぁ
絵描きたいなぁ。
MADでPCが重い……。

くそうないたぜ。
ペルソナっていうところに、哲学を感じるよね。

*


おそらく自分は依存性が高くて、
頼ってしまえばどこまでも犠牲にするけど
それって健全じゃない。
不健康な生き方は、絶対自分を苦しめるってわかっているのに。


理想と、現実の違いと
あがらえない何か
動けない自分
なぜなのかわからない今

ずいぶん長く苦しんでいた気がするけれど、
たった、ここ2、3年の話。


それが吃驚。









2008年10月25日(土)



 弥勒の月



「弥勒の月」

相変わらず、作者の藤蔵人物一人一人が個性はっきりと、
生き生きと動いていく世界を見せる力はすごい。
あっと今に物語の中に引きずり込まれていく。

時代小説とだけあって、単語や言葉遣いなどに気配りがされているようだった。
それをおいても風景の描写や人物の相対関係、微妙な心理取引が
やはりこの物語のウリだろう。
始まり方も、絶妙だ。

ただ、後半はあまりにドラマチックすぎて、なんとも
時代劇というよりは漫画ちっくな気もしてしまいましたが。

描写は本当に一言一言、一筆一筆丁寧につづられているようで
かみ締めて読むことができた。

続編に期待。


というか、やっぱりこう、なんていうか、友情がバッテリーのように
妄想をかきたててしまいますね。
うまいなぁ。




2008年10月19日(日)



 アルキメデスは手を


「アルキメデスは手を汚さない」

時代を感じる。

むしろ私が高校生であった数年前では、
こんな高校生はいない。
学生奮闘が下火になり、いわゆる無気力世代と言われた時代の高校生
その中でも、世の中のおかしなこと、不合理なことを
一つ一つつぶしていこうと、「純粋に」行動をしかける彼ら。

なんだかきらきらしていていて、「カッコイイ」くて、どきどきした。

「それでも、アルキメデスや原爆発明者は、手を汚さなかったと言えるだろうか」

この問いが、結局のところこの物語に一貫して問われる問いなんじゃないだろうか。

この世の中に、手を汚さない、崇高なものなどあるのだろうか。

という問いではないか、と思う。

その崇高なものというのは、冒頭に出てくる高校生らしい内藤たちの若竹のような四肢であり、肉の乗りきらない薄い胸だったりするんじゃないだろうか。

物語が進むにつれて、驚くほど柳生たちは冷静になっていく。
けれど自分の恋愛のことや、肉親のことになると、
高校生らしい表情を見せる。

このギャップがたまらない。


冷静、ときには冷酷な彼・彼女らには、ひとつの信念や理念「何事も合法に」というものが存在する。
純粋であるがゆえに、その矛盾を疑わない。
まっすぐな、まっすぐな青少年だと思った。

これは、そんなまっすぐな青少年が、どうしようもなく汚れた社会に飲み込まれようとするその堺で、
それでも手を汚すことを拒む心理を描いた物語だ。
社会の最後の「心」の砦を描いた物語だ。



…映画化したいなぁって思ったら、ドラマ化されてたのね。



2008年10月18日(土)
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