今迄。そしてこれから。



 愛之年



怒涛の勢いで過ぎ去った2006年も、
年末の一週間ほどは、
やけにゆったりと時が流れていたように感じます。

生まれた土地。というのは
不思議な効力があるのだなあと思いました。

色々なことがあったようなのに、
するすると抜けていってしまったような気もします。
失うものも多くて、得るものも多くて。
大切なものは何なんだろうという疑問が無意識下に、常にあって。
まだ答えを得てないかもしれませんが、
それでも。

それでも空を美しいという気持ちは忘れていません。



恐怖感や、焦燥感を打ち消すことはできません。

来年の私にも、まだ希望すら持てていません。

でもやっぱり、
この足で立たなくてはならなくて
あるのはこの身体ばかりで。

この身で、愛せるものを精一杯愛していきたいと思います。

愛した2006年、
2007年も愛せる年に。



愛する皆さんとこの先も。
良いお年を。

2006年12月31日
23時45分
日向ずき




2006年12月31日(日)



 どちらがどちらなのか



上京してから、
ああ、ひとりだな。

と感じることが増えた。

友人はいるし、目の回るほどの忙しい毎日を過ごしいる。

それでも。
ああ
と、思うことがある。

それはたとえばこんな夜であったり、
ふっと見上げた空だったりする。


底知れぬ恐怖がそこにあるような
足音のない真っ黒いものが忍び寄る。

でもそれは、同時にひどく魅力的で
ひどく美しい。

そしてなんとも痛ましい。
痛ましい。


感情の昂ぶりで、
自らの首を絞めるような。



ああ。

嗚呼。



2006年12月21日(木)



 神は



超えられる人にだけ、難関を施す

そんな類の言葉を、そういえばどこかで聞いた気がする。


*

さむいですねぇ今月クリスマス前には沖縄へ帰ります。
うーん、、
最近なんだか色々なことがありすぎて、
逆に考える時間がないような気がします。
忙しいのと、複雑なこととが多くて。
気づけばもう年の瀬。。。

なんだろう、何かにつけて、
結局は自分の中にしか答えはないんだろう。

*


ていうか、今日のコトー先生、かわいすぎ・・・。
「きちゃった」

……



ぎゃふん!



「つらかったね」
のあきよさんの言葉に涙腺がゆるみました。。
コトー先生…。


あの番組の中には色々な素敵な台詞がちりばめられてます。
「僕はこんなきれいな島に住んでいたんですねえ」
も、すごく好き。大好き。

ほかにもいっぱいいっぱい。

なんであんなに素敵な物語なんでしょう。
大好きです。





2006年12月14日(木)



 こわいこわいこわいこわいよ。



どうしよう。





*


泣きながら歩いて帰った。


なんだかついていけないという訳のわからないおもいと
自分がなにしたいのかわかんなくなってしまったことと
特有の苦手とする空気。むりだ。
とりあえずもう、なきたかった。

なんで。







2006年12月13日(水)



     あ あ。 






どうしよう。
またこの時期がきてしまった。
多くの人がもうそろそろこの言葉を口にしだす。
機械的に増えていく数字。
確実に流れる。また、幕が下りる。

今まで少し和らいでいたと思った。
そう信じてた。


でもそれは、
ただの麻痺状態と同じであって

私の中でなにも解決も、変化も、起きてはなかった。



感覚が敏感になれば、
そのことにいやでも気づかされる。
こわい。


素直に忍び寄る負の存在。

こわい。


けれどそれは確実に、宇宙的な理論で確実に。






2006年12月10日(日)
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