突如の大雨。
これが恵みの雨となるというのか。

混乱の時期を過ぎ、すべてを許せるように。

これから夢中なことができても、成長できるのか。
傷口をなでているだけな気がしていまはならない。

触れなければよかったのか。
近づくことは叶わなかったのか。

恒常的な幸せに似てるんだよ、寂しさって。

そっと入れてあげるから。
もう出て行かないで。

そのころ、何を思い描くのだろう。

思いがけない人の輪、
喧騒とざわめきと、あの海の色と。

意味もなく口ずさむ。
貴方のいま会いたい人はだれですか。

その笑顔のしたには何が隠れていたのだろう。
何を抱きしめていたのだろう。

週の始まりだよ。
のりきろうよ。

そのまま朝まで寝てしまえ。