モリハルゆ記

2010年04月27日(火) 変身

 仕事で提携している自動車ディーラーの営業マンから電話があった。

 「モリハルさん無事帰れましたか?」

 別の営業マンからも

 「生きてますか?」

 無事帰れて、生きているからあなたたちの電話に出ているわけだ。



 2009年度、保険販売で多大なるご協力をいただいた営業マン12名、営業ウーマン2名を、しゃぶしゃぶパーティーにご招待した。普段の仕事上ではフィフティー・フィフティーの関係なのだが、この日ばかりはモリハル、先輩、二人の上司は接待マンになった。

 酒注いだり、肉の追加をしたり、コップに氷入れたり、場を盛り上げたり、ヨイショ表彰式したり、イッキしたり、冗談に大笑いしたりした。二次会の居酒屋でも同じようなノリで臨む。もう、サイコーに楽しかった!のだが、はっと見たら先輩が説教マンに変身していた。招待した方達より、我々3人の方が年上なので、先輩酔いが回って本音が出ちゃったのかもしれん!すわ、一大事・・・あたりで、モリハルの記憶がブッ飛んだ・・・

 気がつくと、娘の唯ちゃんの横でモリハル寝ているじゃないか。スーツはハンガーにかかっていたが、Yシャツ、靴下は散乱し、風呂なし、歯磨きなしの状況だった。だが一次会で余った、持ち込み酒“JINRO”2リットルペットボトルは、しっかり持ち帰っていた。流石だぞモリハル!酒の一滴、血の一滴、決して無駄にしてはイカン!

 翌々日先輩に再会すると、説教マンは意気消沈マンに進化していた。「デロンデロンに酔っぱらって帰ったらカミさんにこっぴどく叱られ、それ以来口きいてもらえない」このカミさん、16歳年下の再婚相手なのだが、実質世帯主だ。「普段家で酒飲ませてもらえないから、ハメ外しちゃったのかな・・・」0歳の子供を母乳で育てているので禁酒中のカミさんに、先輩はお付き合いしてるみたいだ。

 けどさ先輩意気消沈マン、人間ハメ外さないと死んじゃうよ。だから、これで良かったんだよ!また騒ごうよ!次はモリハル記憶無くさないからさ!多分ね♪

 


 

 

 



2010年04月18日(日) 赤キップ

 「51歳ですか。もっとお若いかと思いました」

 実際の年齢よりモリハルは若く見られることが多い。チャラっぽさがあるのかな?今日もそう言われたのだが、発言者は野方署の巡査部長だ。巡査部長が赤キップ書いている最中に、免許証の生年月日から年齢を確認したとき言われた言葉だ。路線バスが停車していたので、それを追い抜いたときにスピード違反取り締まりに捕まった。



 「あちゃ〜、やっちゃったですねぇ。環七(環状七号線)はほとんど制限速度40kmなんですよ」その後向かった三菱ディーラーの営業マンが、苦笑いしながら教えてくれた。「僕らスピード違反やっちゃったら、上司にどえらく怒られちゃいますよ」ディーラー営業マンは車を扱っている会社なので、交通違反に対して厳しい態度にでるそうだ。特に「スピード違反やったら死刑ですね」だそうで、「制限速度を超すというのは本人の自覚が足らん」ということらしい。モリハル勤める会社も、交通違反は報告義務があり、何らかのお咎めがある筈。あ〜あ・・・

 制限速度を30km以上超過しちゃうと、赤キップを切られ、免許証を没収され、後日簡易裁判所に出頭し、即決裁判で罰金(反則金ではない)と免許停止が確定し、その後罰金を納付し研修を受けて免許停止期間を短縮するという一連の流れを行わなくちゃならん。はぁ〜・・・

 奥さんにそのことメールしたら娘の唯ちゃんにも伝え、反応が「お父さん、お巡りさんに捕まっちゃったの・・・」と、暗い顔になったそうだ。唯ちゃんスマン。お父さん実は悪い人なのよ。

 罰金予想額6〜8万円の出費が痛いとか、会社から怒られるなんてことより、家族に心配掛けちゃイカンイカン!反省反省!交通法規遵守!家族円満!




2010年04月07日(水) 4月7日

 今から20年前の4月7日、モリハルの父が亡くなった。享年69歳、食道がんによって他界した。そのときは泣いたなぁ。父の死を悲しんだというより、それまで育ててくれたのに、何一つ親孝行をしなかったことに対して悔いた涙だったと記憶している。残された母には、精一杯親孝行しようと誓ったもんだ。

 で、20年間母親に対して行った親孝行は何か?・・・思い当たらない。強いて言えば、現在の介護フォローだろうな。母はどう思っているかわからんが。

 昨年秋、母は要介護2に認定されたのだが、半年経過した段階で、更新?再調査?が入った。その結果が今日出て、要介護3に進んでしまった。モリハルの介護フォロー駄目じゃん。とにかく、来週ケアマネージャーと今後どうするか話合わなくちゃ。



 夜、横浜は関内の飲食店(キャバクラ)勤務の女性(キャバ嬢20歳)から保険のご契約をいただいた。その際同席した先輩(勿論キャバ嬢、29歳と32歳)2名も契約したい申し出を受けた。彼女達は社会保障に守られているのが少ないので、将来に対する不安が大きいんだね。よっしゃぁ、オジサマがなんとかしましょう!

 家に着いてメールをチェックしたら、市民後見人授業の一環で、区議会議員に面談を申し込んだ回答がきていた。「お会いしましょう」民主党、自民党、小規模政治集団それぞれに属している区議に申し込んだのだが、小規模政治集団に属しているからの回答だった。お忙しいのに、ありがたいことである。来週、「成年後見に対する区議の見解」を聞いてみようっと。

 4月7日、今日は『生きる』ってことを考えた日だった。人間一人じゃ生きていけん。家族とか、地域行政とか、キャバクラ嬢がいなくちゃ駄目なんだよね。ナットク!



2010年04月04日(日) 不思議な国の花見

 土曜日は花見の連ちゃんだった。まずお昼に、奥さん、唯ちゃんと自転車に乗って近所の和田堀公園へ行った。



 唯ちゃんが通う保育園の保護者が声掛けしてくれた。ウチを入れて6家族、子供達は勝手に遊んで、お母さん達はペチャクチャ話して、お父さん達は酒盛りになるんだろうと思って参加したら、お父さんはモリハルだけだった。みんなで持ち寄った料理食べて、酒飲んで、たまに会話参加して、5〜6回トイレに行った。ま、それなりに楽しかったな。

 そういえばこの前やった父母の会役員の打ち上げでもお父さんはモリハルだけだった。会社でこの状況を話すと「モリハルさん、若いお母さんに囲まれてハーレム状態じゃない」と羨ましがられる。ちょっと違うな。確かに若いお母さんもいるが、みなさん装い普段着、会話はローカルネタ、色気は家に置いてきましたって感じだ。だからまあ気楽に接することできるんだけどね。

 「○○ちゃんの家で二次会しましょう!」(この手の付き合いは子供の名前が形容詞になる)奥さんと唯ちゃんは二次会に行ったが、モリハルは中学校の友達と約束していたので靖国神社に向かう。



 同い年のオッチャン9名が、国家のために尊い命を捧げられた人々の御霊を感じながら、桜の花の下、飲むわ食うわ喋るわ、途中何回か雨のシャワーがきたが、そんなのお構いなしに過ごした。

 「新宿二丁目で二次会だぁ〜!」モリハルの感覚だと三次会になるんだけど、大学教授をしている同窓生に連れられ「ひょっとしてオカマバーか?」の期待むなしく、ふつうのママさんがいるバーに行った。

 焼酎ロック飲みながらカラオケしたりした筈なんだが、ここら辺で記憶が無くなった。気がつくと自宅の布団の中だった。まるで不思議な国の花見だ。めでたしめでたし


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