モリハルゆ記

2009年12月28日(月) NANA2

 年賀状、「元旦に届くためには、12月25日までに出して!」とTVで小栗旬さんが言ってた。なら総務省、“NANA2”を深夜放送する認可出すなよ!



 2010年の年賀状、プライベートでは喪中なんで「新年のご挨拶は遠慮いたします」なんだが、仕事関連の方々には出すことにした。総数447枚、22,350円也!コメント書くのに1枚に1分費やしたとしたら7時間半!インターバルに1分はさんだら15時間!酒飲みながら、ギター弾きながらなんてことしちゃうと、プラスうん時間!そんな状況なのに、“NANA2”の深夜放送とは・・・

 モリハルは保険屋さんであり、炊事の主担当であり、保育園父母の会会長であるが、ご存知の様に、いちミュージシャンでもある♪だから“NANA”には共鳴するところが多々あるんだな。ギタリスト同士ね!

 主人公、大崎ナナの恋人はライバルロックグループ“TRAPNEST”のギタリスト、レンだ。前作“NANA”では故・松田優作氏の息子、松田龍平さんが演じてたが、“NANA2”では姜暢雄さんだった。ウ〜ン“NANA2”のレン?あなたを知らない私は世間知らずなのか?

 そんなかんなで年賀状処理能力が10分に1枚の生産性になってしまった、しかもウィスキーの睡眠マジックにたぶらかされてきた。

 「ここは寝て、明日の朝早く起き、30秒に1枚のペースアップにするってのはどうだろう」朦朧とした脳ミソが、ナイスアイディアを出してきた!それっ、採用!

 



2009年12月22日(火) 魔にさされた

 何を思ったのか、先がつかえているのに愛車“921子”を踏み切り内にスルスル走らせてしまった。



 夕方、道も電車もラッシュ時間帯に突入しており、踏み切り地点に到達するまでも“921子”の速度はノロノロと、人の歩みより遅かった。電車が通過し遮断機が上げられ、“921子”より前の車が、1台、また1台と踏み切り内に進んでいく。ようやく“921子”の順番になり、「あれ、踏み切り渡ってもスペース無いかな?」とモリハル思ったのに、ブレーキから足を離してアクセルに載せてしまった。

 複線の真ん中あたりに来て「ギャッ!確実にスペース無い!」と確信した。その時、遮断機が閉まり始める。警報機が「カンカン」と鳴っているのに初めて気づいた。反射光が付いたベストを着ている警備員風の人が、先が赤い懐中電灯をグルグル回して対向車線に来いという指示をしている。“921子”を対向車線に滑りこませたのと同時に遮断機が降り切ったのが、ルームミラーに映った。「セーフ!」

 道は相変わらず渋滞していたので、しばらく対抗車線で待つハメになったので色々考えた。『前妻へ養育費が払えず自殺か!』『実母の介護に疲れて自殺か!』『3歳の娘にキスを拒否されて自殺か!』あのまま電車に衝突されたら、こんな見出しが3面記事の見出しになったんだろうな。

 事故なんてのは、フトした時にやっちゃうんだろう。魔がさすってヤツだな。フ〜ッ!対向車がいなくて良かった!まだまだ運あるな!まてよ全部使っちゃったかな?



2009年12月12日(土) 換気扇

 「サ・サイズが合わん!」

 お袋の家の台所(キッチンではないね)では、昔ながらの扇風機が壁にめり込んだタイプの換気扇が付いている。モリハルが前妻と別居状態になり、お袋の家に転がりこんだとき、恩返しとして換気扇を新調した。15年前の Long long time ago ! だ。

 奮発して、二又ソケットのナショナル製を購入したのだが、さすがに15年経過すると油まみれになり、ヒモ状のスイッチを引っ張ってもビクともしなくなってしまった。

 「大丈夫、新品に交換するから」と、介護サービスが始まったお袋に、再婚するまで6年間お世話になった恩返しパート2を実行することにした。ヤマダ電機で物色すると『現金のみサービス価格!(ポイントは付きません)』という掘り出しモノ、2,980円也を見つけた。

 「お袋、待ってろよ〜♪」の結果が冒頭のセリフだ。店頭に並んでいた一番小さいサイズ、羽が20cmのモノを購入したのだが、二又ソケットのナショナル製は羽が15cmだった!壁を相当ぶち壊さないと入らないサイズだよ。

 「ケーズデンキかエディオンに行かなくちゃならんのか・・・」とボヤキながら、二又ソケットのナショナル製を一旦元の戻すことにする。せっかくなので、油汚れを落としてみた。コンセントにプラグを挿す。油まみれのヒモ状スイッチを引っ張る。静かな羽音を奏でながらファンが回り始めた。松下幸之助先生、あなたの功績は素晴らしいの一言です!

 掘り出しモノのヒモをちょん切って、二又ソケットのナショナル製にくくり付けた。



 松下幸之助先生、貴方が私財を投げ打って立ち上げた『松下政経塾』は、モリハルの同窓生がしっかり遺志を継いでいます(2009年11月6日付モリハルしゅうき参照)。モリハルは先生の遺作に2,980円のヒモを付け、その息吹を後世に伝えることにいたしました。温故知新!
 

 



2009年12月01日(火) 手くせぇ

 「どぁ〜!!!」「雑巾、ぞうき〜ん!」

 お客さんである社長さんとランチするために横浜家系のラーメン屋さんへ行った。社長さんは二日酔い状態、モリハルはラーメン飢餓状態、お互いにとって最適のランチを迎える筈だった。が、いきなりお冷の水をテーブル上へこぼしてしまった。



 こぼした張本人はお客さん兼社長さんだったのだが、当然のごとくモリハルがカウンターにあった雑巾に手を伸ばし、テーブルを拭き、ビショビショの雑巾を店の外で絞った。しばらくするとキレイに拭かれたテーブルの上に家系ラーメンとチャーシュー丼が並べられた。

 「んんん???ク・臭い???」

 何か臭い。ラーメン?チャーシュー丼?いや違う、モリハルの手から異臭が漂っているではないか!しかも両手から!!

 「あの雑巾やろうだ!」

 お客さん兼社長さんは「そうかぁモリハルさんのお母さん大変だね」と言いながら、水こぼしたこと忘れちゃったかのようにタンメンとチャーシュー丼を食べている。「まあ、介護なんてのはどこにでもあることですからね」と応えながら、鼻息止めて家系ラーメンとチャーシュー丼をすするモリハル。今はお袋の介護より臭い両手の方が大問題じゃい!

 水こぼし張本人と別れた後、最寄の駅のトイレに駆け込み手を洗った。だけど水だけじゃ雑巾臭全然離れてくれない。乗り換えの駅のトイレにも行ったのだが、そこにも石鹸水は常備してなかった。前原国土交通大臣、お忙しいかと思うが、駅トイレに石鹸水常備する法律作ってくれぃ!

 結局モリハルの勤め先まで両手臭いままだった。道中、何か変な臭いするなと感じた皆さん、どうもスミマセンでした。水こぼした張本人、もしくはちゃんと洗って日光消毒していないラーメン屋さんに代わってお詫びします!あと山手線の吊り革、雑巾臭バイキンが付着していると思うので、皆さん気をつけよう!


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