モリハルゆ記

2004年10月30日(土) 水きり場

 いやぁまいったまいった(^_^;)凄いよ!まあ見て下さい。

     


 恵比寿の駅ビル、アトレの入り口にそれはある。雨の日限定で。もうちょっとアップしますか。

     


 『水きり場』である。初めてそれを発見したとき、私は傘をその黒い部分に差し込みました。ナ〜ンモ起こりませんでした。「ああ、傘に付いている水滴を、ボワ〜っと吸い取とるか吹き飛ばすんだな。」と勝手に解釈していたから、傘を差し込んでしばらく固まってしまった。実際は5秒くらいだったのかなと思うが、とても長い時間固まっていた気がする。

 5秒後、我に返った私はその『水きり場』をしげしげと眺めた。まず電線がどこにも無かった。電動ではないってコトだね。傘を差し込むところの黒い部分は、昔の掃除機の中にあるようなイボイボのスポンジだった。傘を振るとそのスポンジが雨水を吸い込んでくれる。そう、『水きり場』は「自分で傘を振って水滴を落としてね!」という単なる『箱』だった。いやぁまいったまいった(-_-;)

 その後、雨に日にアトレに行くのが楽しみになってしまった。いるいる、傘を差し込んで不思議そうに固まっている人が。



2004年10月24日(日) 鴨と鯉

 今週は台風、地震と大変な週だった。被災を受けた方々、大変だろうけど頑張って下さい。復旧の手伝いに行けなくてごめんなさい。

 ウチの近くに神田川が流れている。もう少し下流の中野新橋あたりでは、以前氾濫したという前科がある川だ。10月20日(水)の台風23号真っ盛りの夜、私はどれくらい神田川の水かさが上がったのか見に行きたくてしょうがなかった。大雨と大雪は何故か私の心を踊らせる。

 埼玉のふじみ野に住んでいたとき、ドカ雪が降って、乗車していた東武東上線が途中の志木駅で動かなくなったことがある。パンタグラフが雪の重みで下がってしまい、電気無ければタダの箱状態になってしまった。駅の外に出るとタクシー1台もいないのにもかかわらず、タクシー待ちの列が果てしなく続いている。ハイ、そこから家まで約10km、私はスーツ、革靴の出で立ちで歩き始めました。4時間くらいかけて踏破したんだけど、一緒に歩いている人と話したり、途中のラーメン屋で一杯やったりして、けっこう楽しかったな。家に着いた時、何か大きなことを成し遂げた充実感があった。

 台風23号神田川見学は諦めた。乗り気だった奥さんが途中で熱冷めたということもあるが、家にカッパが無いということに気が付いた。TVニュースで各地の状況を確認するということに切り替えた。

 昨日の10月23日(土)、神田川のぞき込んでビックリした。鴨と鯉と苔のような水草がどこにもいなくなってしまった。いつもは鴨の家族が団体で浮かび、白とか灰色した鯉が水草の間を彷徨っている。みんな海まで流されてしまったのだろうか?

     


 地震はダメだな。かなり怖い。小学校4年の頃、当時住んでいた大山の家には家風呂がなかったので近くの銭湯に通っていた。まさにそのとき震度4の地震を初めて体験した。素っ裸の状態で!当時のチ○コは今より小さかった筈だが、さらに縮こまったと思う。そんなトラウマが私にある。昨夜の新潟が震源地の地震は縮こまった〜!(>_<) 何回もくるからもうダメかと思った!

 今朝、久々の太陽が降り注ぐ中、神田川をのぞき込んだ。鴨が1羽だけいた。海から帰還したのかな?地震の予兆があったので隠れていたのかな?他の鴨とか鯉はどうしたんだろう?他のみんなも無事に戻ってきてもらいたいなぁ。

 

 



2004年10月17日(日) 金消会

 「こっちは大丈夫だ。手前の方だね。」

 「あ〜、今使ってるな。」

 「壊れてるのは手前だね。」

 10月12日から15日まで、とある不動産会社が主催する『金消会』にブースを出した。『金消会』とは『金融消費貸借契約会』の略である。新築マンションを購入する方が一堂に会し、住宅金融公庫・銀行の住宅ローンとか、団体信用生命保険・火災保険を一斉に契約する『会』だ。そこで私はファイナンシャル・プランニング相談窓口を開いて、これからの家計収支計画とかリスクマネジメントのお話を聞いたり、答えたりしたのである。

 いやぁビックリした。結婚して子供ができて念願のマンション購入って感じが圧倒的であろうと勝手に想像していたら、イヤイヤ独身老若男女、結構多かった。

 「死んだらローン、チャラじゃないですか・・・」

 「富士山が毎日眺められるんですよ!」

 「近くにマンション建ったんで買っちゃいました!」

 購入動機は千差万別。ただ、これだけは言えるのは、独身女性達は明るく、アッケラカンと話すのに対して、独身男性諸氏はチト暗かったなぁ。

 「あとは嫁さんもらうだけですね・・・(-_-;)」とは誰も言ってないが、そんな心の声が聞こえた気がする。(ごめんなさいm(_ _)m)

 と、色々楽しい?お話をした昼休み、私はトイレに入って冒頭に戻ります。そこの不動産会社のトイレは、小さい方が『TOTO』で、大きい方が『INAX』だった。お付き合いの関係で混合になったのであろう。その『INAX』を使用している時、外で誰かが会話していた。

     


 「何が壊れてるんだよ(?_?)」かなりビビった!「このまま流れないのか?」と不安に怯えながら『シャワートイレ』(注:『シャワートイレ』は『INAX』の商品名で『ウォシュレット』は『TOTO』の商品名です)のスイッチを押した。ナンモ反応無かった。

 「あ、どうも(^^;)」

 ドアを開けると、作業着を着た男性と女性がいらっしゃいました。私の出番を待っていたみたい。気まずい雰囲気がトイレ内に蔓延していました。

 
 



2004年10月11日(月) スマイル

 『スマイル・・・・・\0-』

     


 今日時間ちょっと空いたんで、マクドナルドに入ってコーヒー飲んだ。マクドナルドのコーヒー、プレミアム・ブレンド、けっこう美味しいしね。壁際のカウンター席に陣取って、シコシコ仕事し始め、ふと何気なく顔を上げたらマクドナルドのメニューがあった。

 ふ〜ん、前からスマイル\0-だったのかなぁ?なかなかイイね。私はお店のリピーターになる規準に、店員さんの感じが大きなウェイト占めてる。特に食事したり飲んだりする所は、それ重いなぁ。食事の時間は楽しく過ごしたいからね。

 だけど今日のマクドナルド、スマイルキープできなかったなぁ。お客さんのクレームが飛び込んできたからね。テークアウトのお客さんが怒りながら戻ってきた。

 「チョメチョメが入って無いじゃないの!どういうコト(-_-;)」

 「あ、申し訳ございません。すぐ用意いたしますm(_ _)m」

 「謝ってすむなら警察いらないわよ(>_<)」(このセリフは事実とちょっと違うがこんな雰囲気だった)

 ついこの前仕事でクレームっちゃった私はマクドナルドさんに肩入れしちゃうな。

 (まあまあ、そんなに怒んなくたっていいじゃないの(^^)/)

 「電話しようと思ったけど、袋に電話番号書いて無いじゃない!またわざわざ来るしかないじゃないの(-_-;)」(ハハァ〜レシート捨てちゃったんだな)

 マクドナルドさん!この場はひたすら謝って、次スマイルでいきましょう!

 

  



2004年10月09日(土) 涙一滴

 10月7日の木曜日、夜7時から9時まで会社の仲間と品川プリンス室内テニスコートでプレーした。1面を7人でラリー、試合をしたんだけどイヤハヤへばった。ちなみにコート代は2時間で35,000円也!時間給17,500円を稼ぐ!1日8時間、年間2,000時間コートが働くと年収3,500万円じゃん。私より遙かに稼ぐではないですか。

     


 私はテニスコートより稼ぎ悪いが、プレーは凄いよ。相手と繋げようなんて気、サラサラないのでガンガン打っちゃう!前衛に女性がいても目一杯打っちゃうようなイヤな奴です。なんたってテニスの試合に勝つのが好きなんだね。だけど所詮、社会人になってからのテニススクール出身なんで、高校・大学で本格的にプレーしていた人には、コテンパ or 赤子の手を捻られるように楽に負けちゃうんだけどね。

 まあそんなモンなんだけど、10月7日木曜日午後8時頃まで、元プロテニスコーチ、大学テニス同好会出身者、社会人からスタート選手相手にガンガンプレーしてた。「じゃあ残り1時間はダブルスでもしますか〜」となった時、私の携帯電話の着メロが鳴りだした。その電話をとって1分後、私は文字通り「血の気が引いた」状態になっちゃいました。今のお仕事始めて丸5年、最大のヘマしちまった〜(>_<)

 午後9時までプレーして、みんなでイタ飯食った。

     


 「モリハルさん、何か後半元気なかったじゃないですか?」「イヤ別に・・・」「なんだよ言っちゃえよ。気が楽になるって!」と、みんなはパスタとかピッツァ食べながらニコニコしている。「じゃあ、言っちゃうよ。実は、カレコレコレハレ・・・」テーブルがシ〜ンとしてしまった。「モリハルさん、そりゃダメだ!そんなことやっちゃイカンよ!」何だよ、慰めてくれないのかよ!

 翌日10月8日朝、台風の影響からの秋雨の中、前夜携帯にお電話いただいたお客様の職場へ行きました。入り口でショボンと立っていたら出社してきたんで、そのまま近くにあるホテルのティーラウンジに一緒に行きました。ハイ、きついお言葉と、リカバリーを要求するお言葉と、今後のお言葉をいただきました。ツ〜っと涙が一滴、頬伝わりました。ハイ、私心入れ替えて今後も頑張りますデス!

  



2004年10月02日(土) 遠い思ひ出

 JR神田駅ガード下にあったポルノ映画館『アカデミー劇場』が閉鎖されていた。ポルノねぇ〜遠い昔の思ひ出だなぁ〜

     


 この『アカデミー劇場』には入ったことないんだけど、前職の会社が近くにあったり、高校からの友達兼お客様が近くにいるんでこの前をよく通過した。横目でポスターを確認しながらね。

 私は板橋区の大山町で生まれて青春時代を謳歌した。大山には、な・なんと東映、大映、松竹と大御所の映画館とさらにポルノ映画館があった。大御所は商店街メインストリート沿いとか駅前に鎮座していたが、ポルノ映画館はメインストリートから狭い路地入って4〜5軒目あたりに、ひっそり淫靡にあった。その宣伝ポスターはメインストリートに貼ってあったので「いつかは!」と小学校の高学年あたりから目標にしていた。ま、普通の男の子だね。

 高校1年のとき、長年の夢、実現させました。高校は都立で私服だったから、勇気だして行きましたよ。夢は自ら行動しないと実現しないからね。「大学生2枚」この言葉言うだけで口内の水分はどこかへ飛んでいってしまった。「学生証は?」「ん・んぐ、わ・忘れました〜」「じゃあ大人料金ね!」オイコラ(-_-;)去年まで中学生だった男の子が大人料金かよ!

 今のアダルトビデオないしアダルトDVDに慣れ親しんでいらっやる御仁には「なんじゃこりゃ〜」という出演者、内容だったと思うが、当時小川ローザが「OH!モーレツ!」とCMに出るだけで目が釘付けになった時代である。裸のご婦人が画面で動いているなんて青天の霹靂だった。

 それからしばらくして、そのポルノ映画館のタダ券を2枚入手した。ハイ、感謝感激雨あられ!喜び勇んでまたアイビーファッションで行きましたよ。驚いた。初体験からゆうに1ヶ月はたっていたのに全く同じ映画2本立てでした。自分のお母さんのようなご婦人が前回同様演技されていました。

 『アカデミー劇場』閉鎖は、30年前の期待感で爆発寸前だった記憶を蘇らした。


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