霞的迷想



更新……

2002年06月28日(金)

 一箇所偽リンクなってるところがあって気になってて、ついでに全体のリンクを見直しつつ若干の改装作業中……ファイル数が半端じゃないので面倒です(−−;
 フレームをね、使ってみようかと思ってるんだけど、元々のデータがセンタリングの嵐なのでこれまた面倒なことになってる。おまけに、見直ししてったら、どういう経緯で保存されてるのか記憶にないいただきもの画像とか見つけてしまってかなりどうしよう状態(爆)
 落書き見直してしみじみと……要ちゃん行方不明、一年も過ぎてるんだな、と遠い目をしました。


5時間耐久カラオケ……

2002年06月26日(水)

 気がついたら半分意地で曲入れてました(爆)参加人数はたったの二人……きっと、お店の人も呆れたんじゃないかなぁ。バイキングなのに、ろくに食べ物取りに行かなかったし。
 ジャイアンの歌、カラオケに入ってるものなんですね。たてかべさんが詩を書いていたんですね。ちょっと驚きがありつつ、流石の私も、久しぶりに歌い疲れを体験しました。女二人なのに、三分の二くらい男声曲で、しかも、片端から懐かしすぎる曲を歌い続けて……女声曲の方が歌いづらいという話をしていた(爆)
 兎に角疲れました〜(×・×)


前の日の記述は

2002年06月15日(土)

とても鬱陶しく暗くて、ひときわ話の流れがつかみづらくて、目を通すと暗鬱した気分になりそうな気がする(^^;
読むときには覚悟が必要、かも。
まぁ「好き」関連の話の時はいつもそうだけど(爆)


【悩】

2002年06月14日(金)

 時折思い出したようにへこんだり、ぐちゃぐちゃ考えたりする。
 本当、人間関係保の下手だよな、自分……ていうか、優柔不断さと臆病さが相まって、人として、かなりダメダメって処かな(苦笑)

 リー・ヴェイのモデルってのは、霞が中学の時……いや、高校に入ってからもなんだけど、多分一番好きだった相手。多分……そう、付け加えなきゃならないほど、自分の気持ちがあやふやで……結局、最低なやり方でその迷いを断ち切ろうとした。自分のあやふやな気持ちから逃げるためだけでもひどいって言うのに、当時の自分は、自分の感情の全てさえを自分でコントロールできないものかと、無謀なことを考えていて、その行動は、一つの実験でさえあった。その行動―――相手を、無視すること。
 毎朝決まった時間にバスに乗って、地下鉄乗って、駅の決まった場所で落ち合って、ただ、他愛もないことを喋ってるのが楽しかった。
それを、自分の都合だけで何も言わずに家を出る時間を変え、相手と同じ制服(霞は女子校で、相手は男子校だった)見る度に避けてかかって……今、霞の目がこの上なく悪いのは、勿論移動中の読書の影響ってのも否めないけど、「視力が落ちたから気付かなかったんだ」って言い訳を強く念じていたせいだと思ってる。
 昔から人付き合いには武装してかかる人間だったけれど、ここまで自分の感情に自信がもてなくなったのは、多分、この頃から。全く持って、自業自得。
 結局その人は、暫く経ってから、(霞の)友人の後輩に告られて、付き合うことになったらしい。偶然に知った後で、ショックを受けたのが、どんな心理なのか自分で理解不能だった。高二の文化祭、その「彼女」と一緒にいるところを目撃したこと。その人が、バイクでこけて入院したらしい話―――勝手な終わらせ方をしたことが後ろめたくて気になり続けてるのか、それとも、まだその人に未練があるのか、実は未だに自分でもよくわからないままだったりする。思い返してみると、相手のことも、ろくに知らないでいたから。
 その後にだって一応、好きだと思った相手だっているし、付き合った相手ぐらいいるし、振られてもうオーバーなぐらいに泣いて落ち込みまくったこともあるんだけど……大学を出て、また家に戻ったせいか、未だに一番引きずってるのって言えば高校の時に自分が無視したその相手のことで。当時から顔が良いなと思ってたクラスメートとかにバイト先でばったり、なんてとき、やたらと緊張しまくりで、こんなんでもし当時も一番自分好みの容姿をしていたその相手がひょっこりそこにやってきたらどうしようかってひどく心配した。その理由がどんな種類のものになっても、平静を保てない自信だけは、あった。
 幸いなことに、といえばいいのか、多分一度もそれらしい人は見かけてない。でも、もし今のその人を見たら、自分の中で判然としないままだった気持ちに区切りがつけられるかもしれないとも思うと、見かけることがないというのは不幸なことなのかも知れないとも思う。
 会ってみたい・会わなくていい・気になる・関係ない……今更。
 その人を連想させるような相手を見かける度にぐるぐる悩んで、でももういい加減、自分の気持ち的にも時効でしょ? そう目を背け始めていたんだけど。
 目を背けたまま、少しずつ忘れ去るつもりでいたんだけど。今となってはリー・ヴェイは外見以外全く何のつながりも持たない霞的なキャラクターになっているわけだし。
 
 ある人から電話があって、一度会うことになった。
 元々「顔と名前に覚えがある」程度の知り合いだったから会話を弾ませようもなくて、とぎれがちになるやりとりの間に、間にというよりむしろそのとき同時進行で頭の中で、「その人」のこと、思い出していた。
 どんな因果の働きか、電話を寄越したのは「その人」と同じ高校に進んだ人で。ただでさえ、連想させ易い要因ってのが多かったんだけど……互いのことよく知らない―――共通の話題が見つかるわけでもない、その局面で、外見のことや中・高生の時分の話をされる度に私が思うのは、私は「その人」のことを何も知ろうとはしなかったんじゃないかって、目の前で話しかけてくる相手同様、見た目だけに気を取られていたんじゃないかってことばっかりだった。
 で。
 ごめんなさいの返事の後で、たまたま、中学で仲が良かった友達(こっちは当然同性)に会った。何だかほっとしてしまって、それで初めて自分がものすごく緊張し続けていたことに気付いたら……また、気が抜けてしまった。趣味も似通ってるし、あまり連絡を取り合うようなタイプじゃないってことも似てたんだけど、家族がそれぞれ同士で仲の良い人だった(母親同士・兄同士が友人で、彼女のお父さんは家のピアノを調律しに来る楽器屋さんの調律師さん)こともあって、ものすごく、安心して訳の分からない台詞を連発してしまった。
 きれいだとかかわいいとか、普段言われなれない褒め言葉を使われるととりあえずそれは嬉しくて、だけど居心地悪くて、借りてきた猫状態になってたんだ。
 どうでも良いことには饒舌だけど、正直な自分の気持ちには(それがあまりにも曖昧すぎることもあるけど)舌を凍り付かせてしまうダメ人間だから、強引に押し切られれば流されそうにもなるけど……「自分を好いてくれる人だから好きだ」っていうのは、あまりにも自分が情けなさ過ぎる。そんなの。相手なんか誰でも良い話になってしまって、自分にとっても相手にとってもちっとも良いことなんてない。ちゃんと説明できれば良かったのに、そういうことを説明する口は持っていなくて、相手の目を見て返事することもできなくて、殆ど、ずっと俯いたままだった。
 だから。
 ごく当たり前に砕けた口調で、素の状態で話せる相手にあった瞬間気が弛んだんだと思う。
 訳の分からない台詞「なごむなぁ!」……時代劇のビデオのラベルとか棚に並んだ少年漫画見て若い娘さんが言う台詞じゃないですよ、霞さん。

 その友達のおかげで家に戻る頃にはいったん自分の中の動揺もおさまったんだけど、やっぱりまだ、ぐるぐる悩んでる。

 人を好きになるということ。
 人の目を見て話すこと。
 私は誰を、どう思ってるんだろうか……?


くじょう

2002年06月09日(日)

そういえば、暫く前になるけれど、また、夢を見た。

後からどれだけ考えてみても、その人の姿は魔人の御門なんだけど、夢の中のその人は「くじょう」という名前を持っていて……本当は、漢字で「九條」なんだけど、いるべき場所を離れているからか、何かに狙われているからなのか、その人を本名で呼んではいけない。正体を隠すために、トレードマークとも言えた長い髪を惜しげもなく切り落として、彼は仲間と共に、いわゆる拝み屋のような仕事をしていた。もしかしたら、ハンターなのかも知れないけど。
事件が片づいた後で、どこかに向かってその人と二人歩いていると、その人は苦笑混じり、からかい半分の口調で言った。「だけどずいぶんぽっちゃりしてるから最初わからなかったよ……昔はもっと細くてかわいかったのになぁ」

悪かったねぇ。どーせ「昔」に比べて体重増えたさ。

だけど記憶にあるその人は、今も「昔」も(髪型や服装以外)変わっていない……夢の中の私には違和感のないことだったんだけど。目が覚めた後の私はちょっと「何だかな」と思って、悔しかった。


失われ行くものへの憧れ

2002年06月08日(土)

滅び行く文明だったり、崩壊する世界だったり、もっと現実味があるところでは破綻した人間関係だったり。一体今まで、どれだけのものが失われて行くところを描いてきたんだろうか。
「失われた古代文明」なんて言うと、ロマンの香りが漂ってくるけれど、失われる前にそれがどんな世界を形作っていたのか、そういうことに興味がないわけでもないんだけど、私はただ、それが失われていく様を想像する。
「滅びの美学」なんて大仰なことを言うつもりもない。ただ、取り戻せない何かを思って慟哭する誰かの姿や、喪失の痛みをこらえてそこに立つ誰かの姿を思うと、憧れに似た感情が芽生えるだけだ。
悪趣味……? そうかも知れない。
だけどもしかしたら私が憧れているのは、それ程までに執着する、その強い思いが自分の中にないことを知っているからなのかも知れない。


異形の者、そして、異能者

2002年06月04日(火)

 社会的に抹殺されてしまう彼らについてふと考えていた。
 いや、もともと考えていたのは、「飛翼族」と「三目」……彼らのことだったんだけども。
 自分にない者を持つ者達を恐れ、これを排除しようとするのは、遺伝的に刻まれた、種の保存本能なのではないかと思った。
 中にはその力を我が者にしようと自ら近づいていく者もあるけれど、大抵の者は劣等感やら、得体の知れない者への恐怖から、異なる力を持つ者と関わることを拒絶する。拒絶するばかりか、集団になるとそのものを排除するため一致団結して、襲いかかっていく。孤独なその異能者に対する思いやりなど、僅かも見せることなく。だって、手心を加えたことがばれてしまえば、今度は自分が異端者として疑惑の眼差しを向けられるかも知れない……なんて怯えることはあるかも知れないけど。
 結局は自分の身しか考えない、残酷な生き物だから?

 種の保存本能は、生き延びるためにより良いつがいを求め、そして繁殖する。けれど、その過程で、もし「自分たちではない者」の遺伝子が混じってしまったら……? そして、その性質が、自分たちの能力を凌駕するものであったら。残ろうとしていたのは「自分たちの子孫」なのに、その先には「自分たちではないものの子孫」しか残らなくなってしまうかも知れない。「自分たちの種」は、滅ぼされてしまうかも知れない……
 そう考えれば、自分とは違う力を持つ者を弾圧してしまうことを、心の弱さと蔑んでばかりもいられない。彼らは―――彼らの遺伝子は、それだけ、生き延びることに必死なのだから。

 勿論、だから何も悪くないと言うわけでもなくて、増して、一方的に異能者は諦めろとか言うわけでもなく、そこに、無情な「血の呪い」とでも言うべきものを感じてしまうのだけれど。

「人間に紛れた●●」が出てくる話って言うのは沢山あって、それはしばしば「人類を侵略するための布石」などとして描かれたりする。そういう描写の中には「異能者への恐怖」って言うものが色濃く反映されてるんじゃないだろうか。或いは、それを意識的に煽っているものなんじゃないだろうか?

 やっぱり善悪に言論的な話は好きじゃない。そう、再確認してみたりした。


きってきってきりまくるのこと。

2002年06月03日(月)

ここ暫く生傷が絶えない。
親指を鋏で切ったかと思えば、小指を紙に引っかけ、そうかと思うと中指を厚紙で切ってしまう。
そういえば、暫く前には眉用の櫛で親指の腹を縦に割った(=切った)んだっけ。殆ど、五分も過ぎれば血も出なくなるような浅い傷だったんだけど、絆創膏を大量消費した結果、指先の器用度が下がる下がる(−−;
極めつけが、小指に刺さったまま抜けないとげ。

あう。足の甲を痛めて以来、何かしら怪我してばっかだよう(泣)

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