碧のアニメ感想
アニメ雑感


 テニス。「最終回スペシャル」+まとめ


お久しぶりです。
もう二ヶ月近くたってしまいましたが、最終回。
何だか凄い展開になってましたね…最終クールに入ってからほとんど観ていなかったので最終回くらいはリアルタイムで観たいと思い、睡眠時間を削ってビデオに撮っていた分を観て驚愕。
しかしどんなトンデモ展開でも「もう最終回だし」と思うと何でも許せる気分になったというか。
…これちゃんと毎週観ていたらついていけなかったかもしれない…(遠い目)

昔の嫌なことを思い出してしまった…GTの恨みはまだ忘れてないのよ前川さん。
勝手に悟空消したりピッコロ殺したり17号殺したりetc。
公言してないけど、アナタが途中から実質構成だったことはバレバレですから…!
つーか、人造人間に「気」はありませんから。
全然DBの事知らないのに表面の設定だけ拾って改竄してんのもバレバレ。
おまけに本編の劣化コピー連発。

まあ、その話は関係ないので切るとして。
やはり構成は冨岡さんが良かったと再々々(以下略)確認しました。
全然昔から変わってない…もう実写畑戻ったらどうだろう(酷)
が、愚痴ばっかいっても始まらないので。


アメリカに旅立ったリョーマが試合の合間に日本に戻ってきて手塚と対戦するという離れ業にビックリ(笑)
ケビンがずっとリョーマに付きまとってて可愛かったです。
こんなにアニメ向き(動くと魅力が増す)のキャラだとは気づかなかった。
アメリカンスマイルが似合うね☆(アメリカ人です)
随分性格丸くなったっていうか、最終クールの清涼剤でした。
親父の夢は俺が継ぐ!!って意気込みも素晴らしい。
流石に西海岸からリョーマ追いかけてニューヨークに一人で乗り込んできただけはあるねボーイ!
何より一緒に大きな夢を目指せるライバルに出会えたって高揚感いっぱいなのがいい。
日本では、剣太郎位しか…というか彼ではちょっと残念ではありますが役者不足なので、同年代のライバルという意味ではケビンは貴重なキャラだったな、と。

そんなわけで氷帝(笑)
作品作りの際の禁じ手を見事に犯しての復活。
いやこれアニメにする必要ないだろ、と思いましたが。
「まあ、最終回だしファンサービスだな」と思えば笑って観られました。
原作読んだときは「これ跡部と榊が金積んで権利得ただろ絶対」と思ってましたがアニメじゃその辺の胡散臭さは大分薄れてました(笑)
何より宍戸の台詞が気に入らなかったんですが、アニメじゃ変更されてていい感じに。
ちなみに原作じゃすっかり引退した気→俺たちはどうしても出たいんだ!となっていて数分でガラリと態度変わってたので「何だコイツ」と思ってたんですが、アニメじゃ「全国行けるぜ!(ラッキー)」的になっていたのでアニメのほうがいいな、と。
にしても速攻でしかも夏休みだってのに「祝・氷帝学園全国大会出場」の垂れ幕を用意できる氷帝って一体…。
さては去年の使い回しだな?

しかし引退したのに部活に顔を出す先輩…ただの目の上のタンコブだな(笑)


アメリカから一時帰国して手塚と対戦するリョーマ。
場所は例の高架下。
リョーマが影分身し始めたときはどうしようかと思いました。
手塚は隕石を飛び越えていってるし…!
…そう、私は忘れていました。
水曜のゴールデンというのは長らく鳥山明タイムだったということを…!(他局ですが)

ぶつかり合うエネルギー弾。
かめはめ派VSファイナルフラッシュ!

まさに水曜ゴールデンにふさわしい最終決戦といえたでしょう(笑)
DB世代には感慨深かったです。
ヤムチャ程度になら楽勝できそうな二人でした。
てか絶対後番組のNARUTOの忍者より強いよな…。リョーマから見れば全員足元がお留守レベル。


かくして、リョーマはアメリカで頑張ると全員に礼を言って去るのであった。完。


ありがとう越前リョーマ。そしてさようなら。



にしても、勝敗つけるとはね。リョーマ勝っちゃったのか…。

南次郎と倫子もリョーマを追ってアメリカへ。本格的に活動の場をアメリカに戻す気らしい。
菜々子さんは一人になっちゃったのか…倫子は「大学卒業したら遊びにこい」って言ってたけど、卒業後の方が時間ないと思うけどなぁ(^^;

そして日本でも全国大会開始。
「決勝のコートで会おう!」と最後おいしい所持っていったのは幸村君。
病気もう治ったのか…ま、まあ最終回だしね。サービスサービスぅ♪

そしてエンドロール。一話の映像が流れて懐かしいなぁ、終わると思うと寂しいなぁ…とか思っていたら。


レイトン・ヒューイット出てきたーー!!



クールを掴み取れ、天下一♪
はるばる遠い都(アメリカ)へ集まってきた、あらゆるテニス技術の達人達が♪
自慢の強さを競う夢のテニス大会♪
飛んだよ、リョーマがほらサイクロンシュマッシュ、やったぜ凄いリターンをヒューイットも♪
走れよ、心に風今感じて!ナンバーワン!ナンバーワン!ナンバーワン!それは誰?
クールを掴み取れ、天下一♪
見事に鍛え抜かれた身体と身体♪激しい気合い同士が空まで届く♪
パワーのぶつかり合いに揺れるテニス会場♪
(中略)
勝利はリョーマなのかヒューイットなのか!?
二人の火花が散るかめはめ派♪(※あながち間違いではない)
燃えろよ、熱い夢に今向かって!ナンバーワン!ナンバーワン!ナンバーワン!それは誰?
クールを掴み取れ、天下一♪


……ハッ、思わず歌ってしまった。(天下一武道界の挿入歌「めざせ天下一!」)
凄、リョーマ最後についにヒューイット倒しちゃったよ(笑)
まあ、忍者でも勝てそうにない相手に人間が勝てるわけないよな…。

最後までネタ仕込みを忘れなかったテニプリに乾杯☆



えっと、ちょっと時間を戻して。

最後のOPはとにかくカッコ良かったですね!
まさかまた入江氏が作画監督をしてくれるなんて思っていなかったのでビックリ。
とてもよく動かしてくれる作監で、最後に担当したのは確か本来の最終回の予定だった亜久津戦の最後だったような…懐かしい。
しかもコンテが安藤氏とは、なんだかとってもボンズなニオイのする一品になってました。
色彩も落ち着いていたし。


「青学ドッキリ㊙作戦」
レオタード着て新体操部に入り込む大石のチャレンジ精神に乾杯。
だが!大石は素人だからともかく青学新体操部の諸君!!
右の大ジャンプの時の手は左が前!バランスの時は膝を外向きに伸ばす!!
と色々気になった回。コーチに行ったろか。
てかここで最終回でもよかったと思います(笑)

「青学名物、ふたたび」
タカさんVS大石。
源さんが忘れられてなかったことに乾杯。
失礼ながら、こういう地味目のカードは勝敗の予想がつかなくて面白いです。

「リョーマの決断」
観月に「愛弟子」認定された裕太って…。
ちょ、ちょっと羨まし(略)
観月はアニメですっかりいいキャラになった一人だよなぁ…としみじみ。

「ゆれる想い」
正面から堂々と見学に来た不動峰。
…観月とは違うな…(遠い目)
「(全米オープンにリョーマが出ることを)観月さんが触れ回っている、あの人お喋りだから」by伊武
はじめちゃん、何やってんの…。
チャンスは生かすべきだ、とリョーマをアメリカに行かそうとする皆に対し桃だけがしきりに止めたがってるのが印象的。
「人は、究極の選択を迫られた時現時点でベストだと思う答えを選択しがちだが、大抵の場合それが誤りだったと後になって気づく」by手塚
キミ、ひょっとして跡部戦のこと後悔してますね?
まあ、ようはよく考えろって事だけど、カッコよさ気に聞こえるけどみっともないなぁ…要するに「あの時俺は〜〜!」ってどうにもならない「もしも」を考えてしまうって事ですよね。
いや、たしかにありがちではあるけれど。
ヒロインとの絡みが印象的でした。

てか、映画結構面白そうだったな…行けばよかったかも。
(同じ時期に上映していたAirは無理して行ったんですが)
Zは何がなんでも行くぞー!(笑)

「燃えろ越前!」
うわ、ホントに観月ってば触れ回ってるよ…(遠い目)
何やってんのよキミ。
てか、怖いよキミ…各学校に乗り込めばいいのにわざわざ選手のプライベートの時間に言いに行くって行動パターン把握してるって事だよね(震)
どうでもいいが、亮兄は何しに東京きてるんだろ(^^;
「ライバルが一人減って願ったり叶ったり」とか考えてる観月はめちゃくちゃ観月らしい。
リョーマが全米行って悔しいって感情よりいかにルドルフが有利か、って計算が先に来るところが好き。
ま、ルドルフは全国出られないけどね(苦笑)

「親愛なる友へ」
桃の男泣き!
どうでもいいけど、そろそろ鳩を演出に使うの止めようぜ…(苦)

「グッバイ青学」
めくるめく青春メモリー。
ヒロインが久々にヒロインらしかった回。
ここで最終回でも良かったと思います(二度目)
でも悲しいけどリョーマ、一時帰国するのよね〜。

「サムライニューヨーク」
ケビン再び。
ケビンはアニメのオリジナルキャラクターだけど、リョーマの最も友人らしい友人だと思います。
対等で似た者同士、父親の夢を継ぐって所が良いですね。
センターコートで夢を語るケビンは最高にカッコイイ。
どうせなら最終回、ヒューイットじゃなく数年後のケビンとリョーマにすればよかったのに。
あ、笑いが取れないからダメなのか…。

「手塚国光VS不二周助」
石井さん再び。
すんばらしい作画。
しかし手抜き不二に「自分と同じタイプ」だと思われていた手塚って……アレだけオールウェイズHOTな男なのに。
可哀想。

「三年目の本気」
いかなる理由があろうとも、不二に手を抜かれて倒されてきた対戦相手は本当に不憫だと思います。
てか、手を抜いてる自覚あるなら尚更悪いじゃん…。
しかも手塚と試合して変わる自分が怖かったって…手抜きな自分推奨って事ですか?(遠い目)
にしても手塚の方は「お前との戦いを渇望していたのは、俺自身をもっと高みへ導けるからだ」と相変わらず熱いです。

クールな眼差しホットなハート、俺が噂のナイスガイ、手塚さ♪


……いかん、これじゃ手塚がヤムチャになる。(元ネタ「ウルフハリケーン」)


青学がランキング戦に沸く中、リョーマはアメリカで予選を順当に勝ちあがってました。


そして伝説へ…。


浜名監督、及びスタッフの方々、三年半本当におつかれさまでした!

進行や演出補から演出になった人もいるし、キャラもスタッフも共に成長している感じをリアルタイムで体感出来たのはとても面白かったです。
始まった当初はまさかここまで続くとは思わなかったなぁ…。

にしても結局ボトムズのCM流さなかったなバンダイビジュアル。
他では結構見かけたのに。
やはりテニスの視聴者層にはアイアンリーガーミスター味っ子がかぶると思われていたのか。
この二つはしつこいくらいCM入れてたし。
疑問なのは一度だけ流されたガサラキ……絶対客層違うっぽいのに。

余談ですが、最終回一番嬉しかったのは石井作監のバネちゃんが観られたことだったり(笑)
格好良かったなぁ……前も言ったけど、一年で終わっていたら城成湘南や六角が観られなかった。
前川さんに変わってしまったのはハッキリ言うと無茶苦茶不満ですが、でも、ケビンが観られなかったと思うと、うん、アレはアレで有りかも。
数年後には良い思い出に変わっている事でしょう。

では、長らくお付き合いしてくださって本当にありがとうございました。
不完全ではありますが、テニスの感想は終了ということで。
もし劇場版を観たらまた書くかもしれませんが……。



テニスは終わりなのですが、感想を打ち切ると更新するネタがない。
ので、何か別の作品を……と考えたんですが。
テニスほど感想に適している作品がない…!
今放映しているものだとジャぱんかなぁ……いやいやあれはネタ度が高すぎて感想を書くまでもない。
高橋作品、ガンダム、池田作品だと感想書くのが大変だし、かといって書きたい作品の最低条件「好きである」ということを満たしていて尚かつ感想を書きやすい作品……ない、ないよ!
ここにきてテニスの偉大さを思い知りました。

DBにしようかなぁ、とも思いましたがあの膨大な量を思うと頭が痛くなってきましたし、うーん。
ハンターかなぁ無難な所で。
同じジャンプ作品なので、知ってる人も多そうだし何より数話殴り書きした事しかないので一度キチンと書いてみたいと思ってましたし。
DBも捨てがたいしスペシャルくらいは書きたいな。
宣言しておかないと構想のみで終わってしまいそうなので…、その際には良ければお付き合いしてください。
では、今までありがとうございました。


2005年03月30日(水)
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