昨日、朝食のデザートに柿を食べていたら、めずらしく種が出てきた。
昨年、娘は最寄りの公園に柿の種を植えた。しかし柿は育つどころか芽も出なかった。娘はたいそうがっかりして「また植える!」と息巻いていたのだけれど、柿の種って意外と手に入らないもので、その話はすっかり立ち消えになっていたにも関わらず、柿の種をゲットしてしまったのだ。当然ながら「柿を育てる!」と言う話になった。
「私が幼稚園に行っている間、お母さんが柿のお世話してね」と娘。「お母さんはお家の用事があるから、柿のお世話は出来ないよ」と言うと、夫が「それじゃあ、公園から土をもらってきて何か空いている容器に入れて、お家で育てたらどうかな」と提案してくれた。そして娘は幼稚園から帰るなりヨーグルトのカップを持って公園に行き、柿の種を植えた。
「お母さんは柿を育てるコツを知ってる?」と娘。「お母さんは柿を育てた事がないからねぇ」と私。すると娘は「じゃあ、お婆ちゃんに電話して聞いてみるね」と言い出した。義母は柿農家の娘で、結婚して専業主婦になったけれど夫の実家には柿の木が2本もある。義母は孫娘の電話に感激して、丁寧に「柿の育て方」を指南してくれた。
流石に義母も種から柿を育てた事は無いらしいのだけど、果物の種は食べてすぐ植えるよりも、少し乾燥させて半年くらい暗い場所に寝かせておいて、春になってから撒いたら良いのではないか……とのこと。その時の世話の仕方も義母は丁寧に教えてくれた。娘はすっかりその気になって、電話の後で自分の自由帳に「おいしいかきをそだてるこつ たねをかわかす」なんて事を書いて、その横に柿の絵まで描いていた。
娘が楽しんでくれているのは嬉しいけれど……もし本当に芽がて出て育っちゃったらどうしよう? 昨年、最寄りの公園に種を植えたのは「芽が出ない」のが前提だった。公園は公共の施設なので勝手に何か植えるのは御法度。義母は「大きくなってきたら植木鉢ではなくて広いところに植え替えなさいね」と娘に話していたけれど、我が家には庭どころか園芸をする土のスペースさえ無い。ゴムの木程度の大きさくらいなら家で育てることが出来るだろうけれど、もしもちゃんと育ってしまったら大変なことになる。子どもの頃に「大好きな果物の種を植えて果物の木を育てる!」と言うのは誰もが通る道だし、それはたいてい達成しないのだけど、今回は専門家の指南付きなので「まさか!」なんて事があるかも知れない。
娘の失敗を願う訳ではないけれど「もし育ってしまったら」と思うと複雑な心境だ。万が一の時は夫の実家の庭に移住させてもらうしかないかなぁ……。もちろん、まだ育つと決まった訳ではないのだし、柿がそこまで成長するには随分と時間がかかるのだけど。
8年後、この日記が続いていて、娘の柿が実を結ぶことがあったとしたら、報告させていただきます。
そんなこんなで昨日は朝から晩まで我が家は柿の話題で持ちきりだった。桃栗三年柿八年。娘の柿が実を結ぶ頃、娘は中学生になっている。果たして柿の行く末やいかに……って事て今日の日記はこれにてオシマイ。
本日のお弁当。フリカケおにぎり、カニ&イカソーセージ、魚フライ、長芋のごま醤油炒め、ほうれん草とコーンと人参のバター炒め、黒豆、蜜柑(別容器)。久しぶりに飾り切りをしたら大量の失敗作が出来てしまった。失敗作はスタッフが美味しく戴きました。
2012年11月19日(月) |
プリキュア映画。公園行脚。 |
土曜日は娘と2人でプリキュアのアニメ映画を観に行ってきた。
まずは朝イチで家族揃ってインフルエンザの予防接種。夫とは病院の前でお別れ。夫は幼児向けの映画だと間違いなく寝てしまうので、ここのところ映画は娘と2人で観に行っている。土曜日は雨が降っていたので実家の車を借りてショッピングセンター内の映画館へ。映画を観て、フードコートでお昼を食べて、玩具屋や書店を冷やかして帰宅。夕食は前日仕込んでおいたおでんを食べた。おでんをつつきながら飲む日本酒は最高に美味しかった。
そして日曜日。この日は『関西文化の日』ということで美術館や博物館が無料で入館出来るので、その類の施設に行く予定だったのだけど、予定を変更して娘を外遊びに連れ出す事にした。前日、娘は遊び足りなかったらしく体力が余りすぎて寝かせるのに大苦戦。朝もドタバタとエネルギーを持て余していたので、インドアな遊びは無理だと判断したのだ。
……と言っても、前日はかなりの雨だったので郊外の公園はびしょ濡れの予感。夫と相談した結果、難波周辺の公園を攻めることにした。目標は浪速公園と山田デンキの中にある有料のキッズスペース『遊キッズアイランド』。朝早くに家を出て、まずは浪速公園へ……と思いきや、娘は最寄駅へ行く途中の公園で雲梯をして軽く身体を慣らし、難波に到着してからも目的地の公園へ行くまでにも目に付いた児童公園で遊ぶことに。ようやく乾いてきた遊具で遊んだり、持参したサッカーボールでサッカーをしたり。
昼食後も別の公園で遊んで、最終目的地の山田デンキ内に遊キッズアイランドで1時間遊ばせた。その頃、私と夫はすっかりくたびれていて、保護者用に用意されていた椅子に座っと娘がキャッキャと遊ぶのを、ぼんやりと眺めた。
結局、日曜日は公園4つと室内遊技場で娘を遊ばせた。わざわざ都会に出て、何が哀しくて普通の児童公園で遊ばねばならないのか思うけれど、家族で穏やかな夜を迎えるためには必要な措置だったのだ。毎年のことだけど、暑さ寒さが厳しい時は娘を遊ばせるのに苦労する。娘は家で落ち着いて遊ぶこともできるし、室内遊びも大好きだ。しかし、室内に閉じ込めておくと体力が余って寝られなくなるらしい。
娘の友達のお母さん方からは「Yちゃんは運動得意でいいわねぇ」とか「体力があって羨しいわ」と言われるけれど、娘を安らかに寝かせるために私と夫がどれだけの労力を費やしているかと思えば良いことばかりとは言い難い。今のところ、週一回の体育教室と週末、外に連れ出すことでどうにかなっているけれど、小学校に入ったら本格的なスポーツの習い事も考えたいところだ。そうでなくては、私と夫の体力が持ちそうにないので。
まぁ、それはそれとして良い週末だったと思う。インフルエンザの予防接種も済ませる事が出来たし、娘は始終ニコニコだったし。娘の遊びに付き合うのは大変だけど、これも期間限定の事だろうから頑張ろう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
2012年11月16日(金) |
決定打。初おでん。身近な幸せ。 |
我が家の生活を脅かすオイニーに宣戦布告してはや2週間。オイニー対策本部はついにオイニーへの決定的な対抗策を発見した。
オイニーへの決定打となったのはトイレの消臭スプレー。トイレで用を足した後「シューッ」とするアレである。そもそも我が家の床下をトイレとした動物と人間のアレの成分はほぼ同じなのだ。どうして今まで、その事に気づかなかったのだろう。まぁ…我が家のトイレでは使っていないのでその発想が無かったのだけど。消臭スプレーは劇的に効いた。その威力は感動的でさえある。消臭スプレーでオイニーの脅威を和らげているうちに、いつしかオイニーの元は自然へ還っていくだろう。オイニーとの戦いが終わった訳ではないけれど、明るい未来が見えてきた気がする。
夫と話していたのだけれど、オイニーの主はたぶんイタチだと思う。我が家の外壁にあった「獣の穴」は猫が入るにはちょっと狭い気がした。雨の日になるとオイニーがキツくなる事を考えると、雨の日は我が家で長時間休憩していたのではないかと思われる。彼らにも事情があるのはよく分かっている。だけどオイニーはいただけないし、そもそも不衛生極まりないので今後はご遠慮願いたい。オイニー憎んで獣憎まず。我が家の床下を休憩場所としていた子には悪いけれど、このままオイニーとの戦いが集結することを願わずにはいられない。
オイニーとの戦いの話はここまで。
今日は歯科検診に行ったり、買い物にしたり、実家の母に頼まれた物を配達したりとバタバタして過ごした。もちろん定番家事と、それに加えて明日の夕食の下拵え。明日は朝イチでインフルエンザの予防接種を受けてから、娘を連れてプリキュアの映画を観に行く予定。帰宅してから夕食を作るのは億劫なので明日の夕食はおでん。我が家のおでんは土鍋で作る。土鍋を新聞紙とバスタオルで包んで保温調理。途中、何度か火を入れたら明日の夜には良い感じに。辛口の日本酒を買ってきたので明日の晩は炬燵に足を突っ込んで、おでんで晩酌。楽しみったらない。
そう言えば昨年もボジョレー解禁の頃におでんで晩酌をしていた気がする。昨日は郵便局でクリスマスカード用のグリーティング切手を購入したのだけれど、日記によると昨年も同じ日にグリーティング切手を購入している。毎年、同じようなサイクルで暮らしているのだ。実に小市民的。でも、それが幸せなんだと思う。身近な幸せに感謝しつつ暮らしていきたいものだなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
本日のお弁当。ミッフィーおにぎり、タコウィンナー、唐揚げ、スナップエンドウとコーンの炒め物、蓮根と人参のキンピラ、黒豆、葡萄&バナナ。ミッフィーの「これじゃない感」が半端ない。
2012年11月15日(木) |
消臭剤。テーブルクロス。タケヤ味噌。 |
寒い朝。朝の気温は一桁代とのこと。どうりで寒いはずだ……なんて事を思いつつ居間と廊下を繋ぐ引き戸を開けたらむせ返るオイニー。オイニーとの戦いはいまだ結末を迎えてはいない。
今日はホームセンターに行って室内用の消臭剤を買ってきた。先週末に中和剤を撒いたのだけど、隣家(以前、エアコンの室外機で揉めたご町内きってのクレーマー)から「変な匂いがする」と苦情が入ったので、中和剤が撒けなくなってしまった。中和剤は定期的に巻かないと効果が無いの残念なことだ。そのかわりに室内用の消臭剤を撒くことにした。あくまで室内用なので効果は知れているだろうけれど、何もしないよりはマシかな……と。
ツブツブのジェルの消臭剤を買ってきて、夫が金網で塞いでくれた「獣の穴」にドッサリと入れてきた。オイニーの元凶はもっと奥まった場所だと思うのだけど、ちょっとでもマシになってくれる事を祈るばかり。ついでに室内の洗濯機横と廊下にも消臭剤のポットを置いた。これも「無いよりマシ」程度の事かも知れないけれど、オイニー対策本部としては諦めず戦っていきたいと思う。倒れる時は前のめりで。これが戦士の生き様と言うものだ。
それはそれとして。
ホームセンターでは炬燵布団にかけるビニールのテーブルクロスを購入した。切り売りでメーター480円。帰宅して、炬燵布団のカーブに沿ってテーブルクロスを切り、天板で隠れる部分を炬燵布団に縫い付けた。初めての試みなので上手く運用できるかどうかは分からないけれど、とりあえず不測の事態が起こっても泣かないだけの準備は出来た。
森光子さんが亡くなったとのこと。私は代表作と言われる『放浪記』も観たことが無いし、主演のドラマも観たことが無くて、森光子さんと言えば「タケヤ味噌の人」の印象が強い。実家は何故かタケヤ味噌の塩控えめを愛していて、その流れで我が家もタケヤ味噌の塩控えめを使っている。週に5杯は飲んでいるお味噌汁。お味噌汁は私にとって家庭の象徴。ダサくて美味しい家庭料理の象徴。そしてスーパーでお味噌を買う時には、ふと森光子さんの顔が頭を過ぎる。お年を考えたら仕方が無い事なのだけど、また少し昭和が遠くなっちゃったかと思うと感慨深いものがある。心よりご冥福をお祈りします。
森光子さんは41歳の時に初めて舞台の主役に抜擢され、そこからスターになっていったとのこと。私は今40歳。自分から諦めちゃっている事もあったりするのだけれど、これじゃあ駄目だ。もったいないお化けが出てきてしまう。色々あるけど前向きに、懸命に頑張っていかなきゃなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
2012年11月14日(水) |
風吹けば。悪魔の巣穴。 |
大阪は朝から大荒れのお天気。突然、雨が降ったり、強風が吹き荒れたり。強い風が吹くと床下から「ぶわっ」っとオイニーが吹き上がってくる。いい加減、オイニー話は止めたいのだけど、オイニーの事を考えずにはいられない今日この頃。
オイニーはともかく。我が家は隙間が多いらしく今日は窓に貼り付けたエアパッキンがバタバタと揺れている。「どんだけ隙間が空いてるんだよ?」と我ながら吃驚すると同時にエアパッキンの仕事っぷりに感心する。
そして、あまりの寒さに炬燵を出した。炬燵を出すのは4年ぷり。
我が家の居間には丸い卓袱台があるのだけれど、実はその卓袱台は炬燵だったのだ。結婚祝いに友人から貰ったもので、結婚してから娘が寝んねの赤ん坊の頃まで使っていたのだけれど、娘が動くようになってからはホットカーペットに切り替えて、炬燵は封印。ただの卓袱台として使ってきた。
しかし娘も5歳になった。食事をする際、食べこぼす事はあるけれど、それまでの事を思えば随分と上手に食事出来るようになった。食べこぼし対策として、娘の定位置あたりには透明のゴミ袋を広げた物をカバーにした。流石にゴミ袋をかけているのはどうかと思うので、明日以降、ちゃんとしたビニール製のテーブルクロスを買ってくるつもりでいる。
数年ぶりの炬燵。素晴らしい。日本の冬はやっぱり炬燵が必要だ。
幼稚園から帰宅した娘も大喜び。炬燵に足を入れて食べたおやつは最高だった。だが、しかし。炬燵はやはりいけません。あれは悪魔の巣穴だと思う。入ったが最後、出るのが辛い…辛過ぎる。
今夜は炬燵で暖まりながら日記を書いている。外はビュービュー強い風。寒いのは大嫌いだけど、寒い日に暖かい部屋でぬくぬくするのは冬の醍醐味。それにしても炬燵って良いものだなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
我が家の炬燵。ホットカーペットの上に置いているので電気は入れていません。でも、炬燵布団を掛けただけでも中はポカポカ。拘束力のある悪魔の巣穴です。
2012年11月13日(火) |
思えば出世したものだ。 |
昨日の日記に書いたオイニー。対策本部では引き続き監視活動を行っているけれど、いまだ解決には至っていない。床下に蓄積された「ブツ」が完全に揮発してしてくれるのを待つしかないのだけれど、オイニーは少しずつ薄れているような気がしている。
オイニーはさておき。ここのところ我が家では少しずつだけど自分達で住環境の改善に乗り出している。たとえば……滑りの悪い引き戸にクレ556を吹き付けてみたり、先住者が居間の柱に貼り付けていた謎の細長い鏡を取り外したり。しかし、それらは冷静に考えてみると「そんな事は入居時にするべきでは?」と言うような問題がほとんどだったりする。
オイニー対策本部を設置した際、夫がしみじみ「どうして家買った時にしておかなかったんだろうなぁ」と首をかしげた。「俺はともかく。そもそも、白蓮さんって家のこと好きでしょ? 色々と不備に気づかなかったの?」と私に問うた。
夫の疑問はもっともだけど、これには深い理由がある。
すっかり過去の話になってしまうけれど、この日記を書き始めた頃、私はハウスメーカーで図面を描いていた。転職を経て最終的には設備系の図面を描くようになったけれど、基本的に建物や住宅関係の事は大好きだ。なので結婚当初、自分の住まいに対する夢や希望を持っていなかった訳ではない。しかし結婚する直前、私はとても不遇な環境下で生活としていたので、夫と購入を決めた築35年の家に入った瞬間「なんて素敵」とばかりにすっかり満足してしまったのだ。言っちゃあなんだが、我が家は決して今流行りのお洒落なリノベーション物件ではない。昭和の香り漂うただの古屋にも関わらず。
当時の私は母と弟と3人で2Kの長屋で暮らしていた。弟は自分の部屋をひと部屋持っていたけれど、私と母は居間を寝室に使っていて、寝るときは端っこに寄せて布団を敷いていて、私のプライベート空間は台所の片隅に置かれたパソコン机だけだった。当時、ガツガツ働いて家にお金を入れていたのに酷いと言えば酷い待遇なのだけど、当時は色々と事情があって、それでもそれなりに暮らしていたのだ。
夫にそんな話をしていたら、当時の事が思い出されて「思えば私も出世したものだなぁ」などと口に出して呟いてしまった。今は自分の城とも言える「自分が自由に出来る台所」があり、狭いながらも寝るためだけの寝室もある。そして何より家族がいる。
結婚前の生活を思えばオイニーごときで不満を言っている場合ではない。今の自分は恵まれた環境にあるんだなぁ……と、改めて実感しつつ今日の日記はこれにてオシマイ。
左、昨日、娘と2人で早々に出したクリスマスツリー。右、本日のお弁当。海苔おかかご飯、魚肉ソーセージ、鶏胸肉ケチャップ炒め、南瓜グラタン、ピーマンと人参のごま醤油炒め、黒豆、蜜柑(別容器)。南瓜グラタン、もうちょっと盛れば良かったかも。何げに華の無い仕上がり。我ながらセンスの無さにガッカリ。
土曜日。我が家はオイニー対策本部を設置した。
我が家は築40年以上の古屋。ここのところ居間と隣接する廊下からお風呂場にかけて、何やら嫌な匂いが漂っていた。先週、廊下に置いている洗濯機か、もしくはお風呂場の排水口から下水の匂いが上がってきているのではないかと当たりを付けて、先週は洗濯機とお風呂と排水口を「これでもか」というほど綺麗に掃除して、パイプユニッシュを流し込んだ。しかし嫌な匂いは一向に改善しない。
よくよく考えてみると、我が家はもともと変な匂いがするほど汚い家ではない。私は今のところ専業主婦なので掃除はマメにできている。それなのに「臭う」となると、原因は洗濯機でもお風呂でも排水口でもないのではないか……と言う考えにいたり、夫に相談してみることにした。夫も「変な匂い」は気になっていたらしく、夫婦で変な匂い(オイニー)に対抗すべく「オイニー対策本部」を設置した。ちなみにオイニーとは変な匂いのこと。「臭い」とか「変な匂い」なんて口にするのも忌々しいので業界っぽく(?)呼び名を付けてみたのだ。
オイニーの正体は下水、排水関係ではなく動物の糞や尿ではないかと仮説を立て、家を調べてみることにした。そして夫は家の裏側(室内の洗濯機が置いてあるあたり)に、猫やイタチなら余裕で入り込めるような穴が空いているのを発見。そして、その周辺には「いかにも」なオイニーが立ち込めていた。
その穴は増築部の床下にあって、たぶん通風孔のつもりで開けていたのだろうけれど、格子も何もはまっていなくて動物入り放題。なので、金網で入口を塞ぎ、動物の忌避剤と匂いの中和剤をまき、入口の手前には猫よけのネット(プラスチックで出来たトゲトゲのようなもの)を敷いた。
結婚してこの家で暮らすようになって6年ちょっと。今まで我がにそんな穴が空いていたなんて、ちっとも知らなかった。
夫は「もし、中に動物がいたら閉じ込めて出られないかも知れない」と言っていたけれど、流石に動物が暮らしいているなんて事はないと思う。動物が暮らしているのなら、物音なり気配なりすると思うのだ。たぶん我が家は定宿ではなく休憩場所として使用されていたのだと思う。で……休憩ついでに用を足している……と。穴を塞いで、家の周囲に忌避剤を巻いたことで、オイニーおさまるといいのだけど。
そんなこんなで土曜日は家の周囲を調べたり、対策のための用具を買いに行ったりとバタバタしていた。前日、胃腸炎で幼稚園を休んでいた娘はすっかり元気になって、何やら嬉しそうにオイニー対策する私達の後ろをついて歩いていた。
オイニー対策から2日。オイニーは少しマシになったような気がするけれど、まだまだ油断禁物。オイニー対策本部ではオイニーの監視・抑制活動を続けたいと思う。早く良い効果が出るといいのだけどなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
今日、娘は幼稚園を休んだ。
昨日の診断は風邪からの胃腸炎とのことだったけど、親の目から見ると休む必要は無かったと思う。熱も無いし顔色も良くて食欲もある。そして下痢はすっかりおさまっていて元気そうだ。でも娘が「念のため幼稚園はお休みする」と言うので、内心「そうは言うけど、見るからに大丈夫そうですけどね」と突っ込みを入れつつ休ませることにした。
一応「お腹の風邪」ってことなので食事は病人用。おうどん、卵、野菜の煮物、お豆腐、すり林檎、すり林檎ジュース。娘はどれも美味しそうにモリモリ食べていた。特に娘が気に入ったのは「すり林檎」と「すり林檎ジュース」。「赤ちゃんの時はいっつも食べてたんだよねぇ」と、やたら嬉しそうに食べていた。
1日家に籠って室内遊び。シルバニアファミリーだの、リカちゃんだの、塗り絵だの。縫いぐるみでごっこ遊びもした。暇に任せて私のIPhoneに『漫画カメラ』なるアプリを入れて、色々な物を撮影してゲラゲラ笑ったりもした。とにかく今日は1日中、娘にベッタリと付きっ切りで相手をした。娘が3歳くらいの頃は毎日こんな感じだったなぁ……と少し懐かしく思ったり。
娘にとって良い1日だったんじゃないかと思う。
娘を見ていたら、ふと江川晴の『看護婦物語』(後に『救急外来』に改題)を思い出した。主人公の看護師が「病院ではなくて看護院のような物を作りたい。投薬や治療はなくても充分な休養と看護だけで元気になる人は多いのではないだろうか」と考える場面がある。本格的な治療が必要でない程度の体調不良でも誰かに構ってもらって、大切に扱ってもらう中で、しっかり食べて、ゆっくりと休むって良いものだ。しかし大人になると、なかなかそうはしていられない。仕事は簡単には休めないし、仕事をしていない主婦だって「やらなければいけないこと」は山積みだ。なので、今日の娘のように「熱はないけど休んどこうか」なんて訳には到底いかない。
それだけに「子どもの頃の病気の思い出」って特別なのだと思う。娘も大人になった時「すり林檎」のことを懐かしく思い出すのかなぁ……なんて思ったりした。
そんなこんなで今日は娘の相手だけをして1日が過ぎていった。娘は1日家にいて体力が余ってしまったらしく寝るのに苦戦していたけれど、それくらい元気になったって事だ。流石にこの週末はパーッっと遊びに行く訳にはいかないけれど、病院に走る心配はなさそう。取り敢えず娘の風邪は回復しつつあるようなので良かったなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
漫画カメラで撮った娘のペンギンと、以前私が作ったペンギン用の洗濯機。漫画カメラを通すと、ちょっとシュールで良い感じです。
2012年11月08日(木) |
エアコンクリーニング。パウンドケーキ。胃腸炎。 |
今日はダスキンさんに来てもらってエアコンクリーニングをしてもらった。
夫と娘を送り出した後、大急ぎで部屋の片付け。作業の邪魔にならないようにカーテンを外したり、娘の絵を外したり。作業は9時スタート。流石サービス業。9時キッカリに玄関チャイムが鳴った。
作業してもらっている間、ずっと見ている訳にもいかないし、そうかと言って遊んでいる訳にもいかなし、掃除が出来る訳でもないし。台所で夕食の下拵えをした後、娘がお芋掘りで掘ってきた薩摩芋を使って薩摩芋のパウンドケーキを焼いてみた。娘の薩摩芋はお世辞にも美味しいと言えた代物ではないのだけれど、ケーキにしたら良い感じ。しっとりとしたパウンドケーキが焼きあがった。それでもまだ少し時間が余ってしまったりで、雑巾を1枚縫った。
今日のエアコンクリーニングだけではなくて、職人さんに家に入ってもらって作業をお願いする時って、なんとなく時間を持て余してしまう。我が家は小さい家なので、私が家事をしている横で作業してもらうようなスタイルになってしまうだけに、どうやって過ごしたものかと。きっと作業している人は慣れていて、何とも思っていないのだろうけれど、どうやって過ごしたものだか、ちょっと困ってしまう。
家事の合間に作業を見させてもらったのだけど、居間のエアコンの内部はカビが酷くて吃驚するほど汚かった。あれでは身体にいいわけない。2階のエアコンは居間のエアコンよりも酷くはなかったけれど、それでも結構な汚れっぷり。エアコンクリーニングは決して安くはないけれど、定期的にお願いしようと心に誓った。どれくらいの頻度が良いか聞いてみたところ、夏も冬も使うエアコンだと2年に1回が理想とのこと。エアコンクリーニングは3時間ほどで終了。思い切ってお願いして本当に良かった。
そして午後からは通常モード。午前中に焼いた薩摩芋のパウンドケーキは劇的に美味しくて娘にも大好評だった。「今日はなかなか充実した1日だなぁ」などと一人悦に入っていたのだけれど、夕食後、娘が唐突に腹痛を訴えた。ちょっとお腹を下し気味かなぁ…と言う程度。熱も無いし元気そうだし大した事は無さそうだったのだけど、どうしたものか娘は「病院に行きたい」とすっかり病人気分。念のため小児科へ連れて行ったら風邪からの胃腸炎とのこと。「熱が無ければ幼稚園に行ってもいいですよ」と言われたのだけど、娘はこれまたどうしたものか「明日はお休みする」と休む気満々。
娘が風邪からの胃腸炎に罹っているのは確かなのだけど、今回は大したことはなさそうで、たぶん幼稚園を休ませるほどではないと思う。しかし幼稚園が大好きな娘が「お休みしたい」と言うのなら、それはそれで理由があると思うので明日は幼稚園を休ませて家で過ごさようと思う。
そんなこんなで今日は朝から晩まで何かとバタバタした1日だった。明日は娘を休ませると決めたけれけど、家の中で何をして過ごしたものかなぁ。まぁ明日の事は明日考えよう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
今日は洗濯機と洗濯機のお湯取りホースを洗ってみた。
我が家の洗濯機は夫が独身時代に使っていた物で相当古い。そもそも夫は結婚する気が無かった人なので一人暮らしなので大きな洗濯機を持っていた。「布団洗いコース」なんかも付いている優れ物で今も現役で働いている。
洗濯機は定期的に洗濯槽クリーナーで洗っているのだけれど、最近洗濯機だかお風呂だかが臭う気がするので、今日は洗濯槽クリーナーで洗濯機と、洗濯機にお風呂のお湯を汲み取るお湯取りホースを洗ってみた。洗濯槽もお湯取りホースもピカピカになったのだけど、別の場所から臭うような……。
そうだ! 洗濯機の下の排水口が悪いに違いない!
しかし娘が帰宅する時間になったので、洗濯機の事は一旦忘れて娘を迎えに行ったり、娘を体育教室に連れて行ったり。そして娘を寝かしつけた後で、洗濯機を動かして洗濯パンの下の排水口を掃除して、排水口なんかを綺麗にしてくれる錠剤を入れた。一人で洗濯機を動かして掃除をした後の達成感ったらない。
しかし……洗濯機が元の場所に戻らなくなってしまった。
洗濯パンから洗濯機を降ろすのは簡単だったけど、もう一度上に乗せるのは至難の業。洗濯機って、物凄く重いんだなぁ。自分で動かしてみて初めて知った。夫が帰宅してから夫に頼んで乗せてもらえば良いのだけれど、今日に限って夫から「職場のトラブルでもしかしたら今夜は帰れないかも」とのメール。洗濯なんて1日くらいしなくても死なないので、放置しておけば良さそうなものなのだけど、これまたよりによって明日はダスキンの人にエアコンクリーニングをお願いしていて、洗濯機周辺をとっ散らかしている訳にはいかないのだ。
死に物狂いで洗濯機と格闘した。押してみたり引いてみたり、上から攻めてみたり下から攻めてみたり。洗濯機って丈夫で重たいものなんだなぁ。一人洗濯機と格闘しながら泣きたくなってしまった。
小一時間ほどの格闘の末、洗濯機はどうにかこうにか元の場所におさまった。ちょっと不具合があるような気もするけれど、とりあえず水が漏れたり逆流したりする事はなさそうだ。
今日は他に書きたい事があったような気がするけれど、濯機に全部持って行かれてしまった。それにしても、とりあえず何とかおさまってくれて良かった。今度、洗濯機を動かす時は絶対に夫のいる時にしようと心に誓い、今日の日記はこれにてオシマイ。
日曜日は1日限りのサッカー教室に行ってきた。
公報を眺めていたら新しい防災公園のオープニングイベントでプロチームの監督やコーチが子どもたちにサッカーの指導をしてくれるという企画があり「そういえばHくん、サッカー習ってるから教えてあげようかな」なんて話を夫にしたところ、サッカー好きの夫は「それならYも行かせよう。ほら、ここ未経験者でも良いって書いてあるし」と、すっかり乗り気に。娘は赤ちゃんの頃から夫に連れられてサッカー場へは行っているけれど、自分がプレイすることには興味はないし、第一我が家にはサッカーボールも無いので、私はイマイチ乗り気では無かったのだけど、とりあえず応募してみたとろこ、見事に当たったのでサッカーボールを購入して参加してきた。
プロが指導してくれると言うだけあって、本気モードのサッカー小僧でいっぱいだった。一応未経験者でも良いことになっていたのだけれど、娘のように全く経験の無い子は少数派。いくら娘が運動好きと言っても、これはお話にならないなぁ……なんて事を思いながら、娘の様子を眺めることに。
しかし……予想外に娘はサッカーに順応していた。
指導が良いのもあると思うのだけど、いっぱしにドリブルも出来ていたし、試合の時にはちゃんとボールを取りに行っていた。お友達との喧嘩などでは前に出るタイプではないのに、試合でラフに扱われるのは平気らしく、本気サッカー小僧から蹴られても乱暴に振り払われても知れっとしていて、ちゃんとボールが来る先を予見して動いていて吃驚させられた。
運動出来る子って、何をさせても出来るものなんだなぁ……まったくもって娘は私とは正反対のタイプらしい。
知り合いの人から「Yちゃんサッカー初めてなんでしょ? うちの子よりもずっと上手いじゃない」などと言われて、なんだか嬉しいよりもちょっと居心地が悪かった。こう言う時ってなんて言い返して良いものやら。取りあえず「女の子だしスポーツよりも、もっと違う方向で頑張って欲しいんだけど」なんて言ってはみたものの、私はそんな事これっぽっちも思ってはいない。得手不得手は持って生まれた物だろうから本人が好きな事を好きなようにさせるしかないだろうし。
まぁ、それはそれとして娘が楽しんでいたのでサッカー教室は結果的に行って良かったと思う。2時間みっちりと動きっぱなしで娘は大満足。どうやらサッカーを習いたいらしい。しかし幼稚園の降園時間との兼ね合いもあって、娘が入れるサッカーチームは無いのが辛いところ。超本気のクラブチームならあるのだけど、幼稚園でそこまで頑張らせるのもなぁ……。
娘にとっては楽しい1日だったのだけど、私の中では色々と考えさせられた1日だった。まぁ、その事については後日余裕があったら書いていこうと思う。楽しかったのには違いないけれど、親としては考えさせられる1日だったなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
本日のお弁当。大根葉おにぎり、ウィンナー、鶏唐揚げ、三度豆とコーンのバター炒め、蓮根と人参の甘酢胡麻和え、黒豆、ウサギ林檎&バナナ(別容器)。葉付き大根を戴いたので久しぶりの大根葉フリカケを作った。娘、大喜び。でも、これって葉付き大根が手に入らないと作れないんだなぁ。
2012年11月05日(月) |
ビッグバン。義母の「もしも」 |
土曜日は義母を交えて大阪府立大型自児童館ビッグバンに行ってきた。
朝から張り切ってお弁当作り。家族だけのお弁当なら、毎週のことなのでそれほど力も入らないのだけど、義母が食べるとなると少し気合が入る。義母は口うるさいタイプではないのだけれど、それでも嫁としての見えも少々。唐揚げだの卵焼きだの義母の好物を詰め込んだ。電車に揺られてビッグバンへ。義母とは現地で待ち合わせ。
ビッグバンは小学校の遠足の定番にもなっていて子ども達の人気スポット。1度だけ行ったことがあるのだけれど、その時は事情があってゆっくり出来なかったので、今回は朝イチで入場してゆっくり中を探索した。子ども達に人気だと聞いていたけれど「そりやぁ、楽しいに決まっているわ」と思えるような遊具や仕掛けが沢ギッシリ。娘は建物の4階から8階までをブチ抜いて作ったジャングルジム『遊具の塔』が気に入ったらしく、何度も往復して楽しんでいた。
お昼は休憩スペースでお弁当。いつもより気合を入れて作ったお弁当はとても美味しかった。お弁当を食べ終えた後、義母がこんな話をしてくれた。
自分はお弁当作りが大嫌いで苦痛で仕方がなかった。だから、出掛ける時は出来るだけ外食で済ませられるような場所に連れて行ってもらっていた。子どもが小さいうちは作っていたけれど、本当はお弁当作りは大嫌いで、だから白蓮さんに作ってもらえのは申し訳ない……
私はお弁当を作るのは苦痛じゃないので気を使わないで欲しいって事を義母に伝えた。夫は、子どもの頃や中高生の頃、当たり前のようにお弁当を作ってもらっていたので、義母がお弁当作りが苦痛だったって事を今まで知らなかったらしい。
義母の名誉のために書いておくけれど、義母は決して怠け者ではない。料理は好きじゃないんだなぁ…と薄々は感じていたけれど、身体を動かすのは好きなタイプで庭の手入れや野菜や果樹を育てるのは大得意だ。
義母は団塊の世代よりも少し上で物凄い田舎で育っている。高校を卒業後、看護学校を卒業しているのに、就職することなく親の勧めでお見合いをしてそのまま結婚している。義母が言うには「そうするものだと思っていた」とのこと。義母を見ていると義母は案外、仕事を持って働く方が向いてるタイプの人だったのかも知れないなぁ……と思う。義母の人生が不幸だったとか、そんな事を思っている訳ではないけれど、生まれる時代が違っていたら、義母はもっと自由に好きな事をする人生があったかのかも知れない。
人間は決して自分の思うように生きられる訳じゃない。たとえ恵まれた時代に生まれたとしても、人間って誰もがそれぞれの事情を抱えて生きている。結局のところ、自分の置かれた立場の中で懸命に生きるしかないのだけれど、ふと「もしも…」なんて事を思ってしまう時がある。義母の話を聞いて、ちょっとそんな事を考えてしまった。
それはそれとして土曜日は楽しい1日だった。義母とは月一ペースで合っているけれど、たまには気合の入ったお出掛けも良いものだ。機会があれば、また行きたいなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
2012年11月02日(金) |
食べる事ばかり。扇風機掃除。もっともっと。 |
今日は1日食べる事ばかり考えていた。
娘と夫を送り出した後は定番家事と夕食、おやつの準備。そして明日のお弁当の仕込みと明日の夕食のカレーの仕込み。台所に立つのは苦にはならないけれど「でも主婦の仕事ってお金入らないんだなぁ」などと、世知辛い事を思ってしまった。主婦の仕事はプライスレス。仕事と言えば仕事だけれど、金銭労働ではないので仕事じゃないと言えなくもない。
明日は義母を誘って大阪府立大型自児童館ビッグバンに遊びに行く。気候の良い季節になると我が家は週末ごとにお弁当持ちで出掛けているのだけれど、義母が来るとなるとお弁当にも気を遣う。義母は口うるさい人ではなくて、むしろ出した物は何でも喜んで食べてくれるタイプなのだけど、それでも「お義母さんは唐揚げと卵焼きが好きだから、これは外せないな」とか「あっさりしたオカズも入れないと食べ辛いかも」とか思うと、たかかが行楽弁当でも大掛かりなことになってしまう。しょっちゅう、一緒に出掛けるのならそこまで頑張らないだろうけれど、義母と一緒にお弁当を食べる機会は滅多にないので、ついつい気合が入り過ぎてしまう。まぁ…それでも、とりえあず明日の準備は整った。
午後からは扇風機の掃除など。もう扇風機の季節ではないのだけれど、我が家での扇風機は雨の日に洗濯物を乾かすのに今でも現役で働いている。拭き掃除をする時に、ちょいちょいと拭いてはいたけれど、ちゃんとパーツを外して洗ってみると結構汚れているものだなぁ。もうちょっと頻繁に掃除してやるべきだったと軽く反省。
昨日から小川洋子のエッセイを読んでいる。なんだかんだ言って好きな作家んさんなのだけどエッセイでは物足りない。エッセイとか短編とかではなくてガッツリした長編が読みたい。『博士の愛した数式』みたいなハートフル方面寄りじゃなくて、ちょっと毒を含んだ感じのを。本が好きな人って自分勝手で強欲だ。自分の好みの作品を書く人を見つけたら最後、常に「もっと、もっと」と望んでしまう。作者が死ぬまで諦め切れないし、作者が死んでもなお「あぁ…もっと、この人の作品を読みたかったなぁ」と溜息をつくのだ。ここ数冊、夢中になれる本に当たっていないせいか「もっと、もっと」な欲望が湧き上がり過ぎて困る。
今週も無事に終了。急に寒くなったけれどなんとか無事に過ごす事が出来た。週末もこの調子で無事に過ごしたいものだなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
本日のお弁当。味噌焼きおにぎり、ミートボール、魚肉ソーセージ、スナップエンドウ、薩摩芋のキンピラ、黒豆、蜜柑寒天ゼリー(別容器)。スナップエンドウの旬ではないと思うのだけど何故か安かったので買ってみた。味は悪く無かった。
2012年11月01日(木) |
巻き戻し作業。容赦ない寒さ。 |
今日から11月に突入。昨日は1日中空回りをしていて、今日はその分を巻き戻すような1日だった。
昨日、熱っぽかった娘は今日は元気に登園した。鼻風邪気味なのは相変わらずだが酷くなっている様子は無い。いったい、あれは何だったのか? 私が過保護過ぎなのか、それとも丁度治る時期に入っていたってことだったのか。狐につままれたような心持ちで娘を幼稚園バスのところまで送って行った。
そして午前中は昨日、買い忘れた物や買えなかった物を目指して買い物に。今日は事前にお店へ品物があるかどうかの確認の電話をして、メモを持って家を出た。昨日もそうしておけば良かったのだ。昨日の私はどこか軸がずれていたように思う。
それにしても今日の大阪は本格的な冬の到来を感じさせる寒い1日だった。
気温はそこまで低くなかったのかも知れないけれど、陽が差さないのと風が強いのとで体感温度がやたら寒く感じられた。毛糸の帽子をかぶっていたり、ダウンジャケットを着たりしている人を見掛けたけれど、違和感を感じるどころか「これだけ寒けりゃ、そうするよねぇ」と思ってしまったほどだ。夕方干した洗濯物は3時間ほどでバリバリに乾いていたので、娘を寝かしつけた後、コートを着て洗濯物を取り込んだ。
今夜は帰宅が遅くなる人は道中、相当辛いんじゃないかなぁ。今日は正式に発表されている気温以上に寒さが身に染みる。こうまで容赦なく寒くなると、体調を保つだけでもひと仕事って気がする。
明日で今週も終了。週末はお弁当持参で義母と一緒に遊びに行くので、明日はお弁当の下拵えだの、なんだのでバタバタしそう。寒さに負けず頑張らねばなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。゜