次々と書きたいことがあり過ぎて、娘の幼稚園の懇談会に行った時のことを書けていなかった。すっかり遅ればせだけど覚書。
懇談会はクラスの母親達が輪になって座り母親達の簡単な自己紹介の後で、担任から子どもたちの様子や今後の指導方針などを聞かされた。その後は質問タイム。年少の時の懇談会では初めての幼稚園生活に不安がいっぱいだったせいか、質問が殺到していた。お弁当こと、給食のこと、トイレのこと、着替えのこと。何しろ生まれ月によっては、ついこの間までオムツをはいていたような子さえいるのだから母親達が心配するのも無理はない。
ところが今年は2年目という事もあって、質問する人は非常に少なかった。私にいたっては特に質問することなど無かったし。そんな中でバンバン質問する母親って言うのは、俗にいう「モンスターペアレント」ってタイプの親なのだと思う。なんか、もぅ…色々と呆れた。
印象深かったのは「お弁当のデザートって必要ですか?」って質問。「息子はお弁当にはいつも果物を入れてくれと言うのだけれど、そんなことをしていたらキリがない。だいいちエスカレートして華美になっても困る」というもの。要するに「お弁当に果物は付けないようにして欲しい」って事らしい。担任の先生は「お弁当のデザートは個々のご家庭によって違います。ミニゼリーの方もいれば果物を少しの方もいます。ですが果物はお弁当のあとに食べさせることになっていますから果物を先に食べて肝心のお弁当が食べられない」なんて事はありせん」と華麗にスルー。質問した母親は納得出来ない様子だったし、しばらくゴニョゴニョしていたけれど、その問題は流されてしまった。
「お弁当に果物付けるのってそんなに負担? それくらい入れてあげたら良いのに」と思ってしまった。娘の幼稚園は新入園児が幼稚園に慣れるまでは毎日お弁当なのだけど、5月からはお弁当が2日。給食が2日。午前保育が1日。という設定になっている。1週間にたった2回しかないお弁当。果物を入れるのは費用がかかるだろうけれど、林檎1個、キーウィ1個、子どもの分だけ買っておけばすむ事ではないだろうか。
他にもキャラ弁について、指導についてと、書いていたらキリがないけれど「それはちょっと…」と思うような質問がいくつか出た。あれでは先生方も大変だろうとお察しする。しかし懇談会に出てくる親はまだマシなのかも知れない。そもそも懇談会に出ず何もかも丸投げの親だっているのだ。(そして、そんな親に限って、ささいな事で幼稚園にクレームの電話を入れたりする)。
自分が親になってみて、世の中にはビックリするような親が沢山いることに驚かされる。常識がなかったり、子どもに手をかけることを惜しんだり。子どもを育てる気がなければ産まなきゃいいのに…と思うのだけど、これがまたそういう人に限って子だくさんだったりする。
私の大好きな小説、有吉佐和子の『非色』の中の登場人物に黒人と結婚した貧しい女がいるのだけれど、彼女は自分の子のことを「今から腹の中へ押し込めるわけやなし、子どもだけが苦労の種や。放って逃げるわけにもいかんさかいなあ」と言いつつも、愛情深くたくましく子ども達を育てていく。「子どもは身ごもっちゃったら責任を持って育てなきゃいけない」って当たり前のことが当たり前でない人が多くなったような気がする。それとも昔から、そのテの親は実は多くて、今ほどスポットが当たっていなかっただけなのだろうか?
まぁ…なんにせよ娘を育てるようになって驚きの連続なのだけど、娘が小学校に進めばもっと驚くことがあるのだろう。私もいちいち驚いていないで、上手いことかわしていく術を身につけていかなければならないのだろうなぁ。私もやっと母親歴4年。まだまだ未熟者。色々学んでいかなきゃなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
今日、向かいのご主人から「奥さん! 奥さんの写真がグーグルに載ってますよ!」と呼び止められた。
聞くと、ストリートビューに私と娘が写りこんでいると言うというのだ。自分の家を検索して発見したのだとか。我が家の近辺をグーグルカーが走っていたのは、たぶん3年くらい前のこと。顔はぼやけているけれど、見る人が見れば私だと分かると向かいのご主人。
帰宅して早速調べてみたところ確かにガッツリ写っていた。娘が1歳の夏頃の写真だった。近所の男の子達と路上で遊んでいた時の写真らしく、近所の男子達も写り込んでいた。当時は近所の男子達もまだまだ幼くて、夏休みは午後から大変な騒ぎだった。娘は紅一点だったけれど、お兄ちゃん達に混じって毎日汗だくで遊んでいたものだ。自転車にキックボードに虫取り網を持った子供たちがグーグルカーを避けて道の端に佇んでいた。まだ2歳にならない娘は私の足元にピッタリと張り付いている。
あまりの懐かしさに泣きそうになってしまった。
当時の写真は沢山残っているし、映像だってある。だけど、それらは「娘の記録」として撮ったもので、私自身の姿は滅多に写っていないし、写っていたとしてもそれは撮影されている自覚があってのものだ。ストリートビューの写真は、その瞬間の私と娘の姿がありのままに切り取られていた。
「娘も大きくなったもんだなぁ」とか「あの頃から毎日、外で遊んでたんだなぁ」とか、色々な感情が込み上げてきてしまった。
当時、犬っころのようにじゃれ合って遊んでいた近所の男子達はもうすっかり少年になって、そんな遊びをしなくなってしまった。オムツを履いていた娘は幼稚園児に。たった数年前のことなのに子供達は成長して、大人達はその分老いた。実に幸せなことだと思う。
そんなこんで今日は昔の事を思い出したりして暖かい気持ちになった。平穏無事な毎日に感謝しなくちゃいけないなぁ……なんて事を思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。
今日の大阪は朝から雨が降ったり止んだり。肌寒くて微妙なお天気だった。
午前中は娘の幼稚園の懇談会。それ以外にも今日は「今日しておかなければならない用事」が山盛りだった。どれもこれも些細な用事だったのだけど、重なる時は重なるもので。懇談会の後で2つほど用事を済ませてた帰宅途中。「今日はもう無理」ってほどに草臥れてしまったので、一人で外食して帰ることにした。
私は普段、平日のお昼に1人で外食するなんて事はまず無い。前日のオカズやお弁当の残りを食べたり、そうでなくても簡単に何か作って家で食べる。今日はお給料日ってこともあったし「頑張った自分にご褒美」的な意味もあって、財布の紐が緩んでしまった。
……とは言ってもOL時代のような散財は出来ないので丸亀製麺でうどんを食べることに。温かいかけうどんに、贅沢して海老の天麩羅をトッピング。一人で黙々とを食べた。そのうどんの美味しかった事と言ったら! 至福のひとときだった。
家族でうどん屋に入ると、娘はまだ1人前も食べられないので私と分け合うことになる。そうなるとメニューを選ぶ時も娘の好みに合わせてしまう。娘と一緒だと暑くても寒くても「ぶっかけうどん」の冷たいの。それに温泉卵。この組み合わせは私も好きなのだけど、違うものが食べたい時もあれば、温かいのを食べたい時もある。我が家が外食に行く時は、たいていお昼。夜の外食は特別な時だけ。お昼に外食となると、うどんに限らず、娘と分け合うことになるので、娘の食べたい物を食べるのが当たり前になっていた。なので今日は気兼ねなく自分が食べたい物を食べる事が出来て、ものすごく感動してしまったのだ。しかも、娘が食べるのを気にせず、じっくりと食べ物と向き合う事が出来たのだ。
「食べたい時が美味しい時」って言葉は本当だなぁ……とつくづく思った。
もっとも、娘ももう少し成長すれば外食しても1人で1人前食べるようになるだろうから、今の時期ってそれはそれで貴重なのだと思う。純粋に「食べ物を味わう」と言う意味で言うなら1人で食べた方が美味しいに決まっているのだけれど、娘に気を使いながら、娘と1つのものを分けあいつつ、娘が美味しそうに食べるのを眺めながら食べるのも、それはそれで悪くないのだ。
まぁ、それにしても今日のうどんは美味しかった。今日は懇談会の感想とか、他にも書きたいことがあったのだけど、それを差し置いてまで書かねばならぬほど、今日のうどんは美味しかったのだ。滅多に出来る事ではないけれど、たまには良いものだなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
本日のお弁当。海苔オカカごはん、ピーマンの胡麻醤油炒め、南瓜&人参煮物、黒豆、タコウィンナー、鶏胸肉のケチャップ炒め、牛乳寒天ゼリー(別容器)。娘、空前のオカカご飯ブーム。ポケモン海苔は市販品。なんかこう…華に欠けるなぁ。
2012年05月14日(月) |
母の日。市民祭り。日焼け。 |
昨日、母の日、日曜日。
朝一番に義母から電話が掛かってきた。「美味しそうなお肉ありがとう!」と弾んだ声。昨年は鰻を贈ったのだけどその時以上に嬉しそう。義母はお肉が好きなので、これを機に「母の日は牛肉を贈る」を定番化してしまおうかと思ったりする。実家の母には地ビール。こちらも無事に届いたらしい。
前日、土曜日はお弁当持ちで治水公園へ出掛けたので、今日は自宅近辺でのんびり過ごそうと思っていたのだけれど、夫が新聞の地方欄を読んでいて「隣の市で市民祭があるらしいから行ってみよう」と言う。隣の市の市民祭りは昨年も行っているのだけれど、かなり盛大な催し物。屋台も沢山でるしパレードも華やかに行われる。のんびり過ごすのはいつでも出来るけれど、お祭りはその日を逃したら行けないのだから…と足を伸ばすことにした。
電車に載って隣の市へ。パレードを観たり、屋台を冷やかしたり。市民まつりの子ども向けの屋台は、1つが50円ととてもリーズナブル。娘はスーパーボールすくいやスマートボール、魚釣りゲームなどをして楽しんだ。綿あめも50円。かき氷も50円。お給料日前だったので、お財布に優しくてありがたい。
屋台が出る催し物って、遊びに行く側は楽しいけれど、準備する側はどんなに大変な事だろう。昨年は町内会の役員をしていて町内会の大変さを知っているだけに、色々と考えさせられた。隣の市の市民祭りはかなり大掛かりで、パレードや出店以外にも前夜には花火が上がったりする盛大で活気のあるお祭りだ。きっと沢山のお金が動くのだろうし、地域の活性化の面では良いことだと思う。私達は住民ではないのに楽しいところだけ享受させてもらった訳だけど、そこに住んでいたらそれでは済まなかったと思う。町内会とか地域活動って「面倒くさいし負担になるばかり」と思っているけれど「やっぱり必要なのかも知れないなぁ」と考えさせられた。
帰宅して夕食。夕食は鉄板焼きそばなど。夫は「母の日だから何か特別なことを…」と言っていたけれど、私は娘の母であって夫の母ではないので遠慮しておいた。娘の幼稚園では母の日も父の日も行わないので、娘にはまだ「母の日」はピンとこないらしく、特別な事は何も無かったのだけど、自分が「母の日」の対象者であるってだけで幸せなことだなぁ……と思う。娘が元気ですくすく育ってくれているのが何よりのプレゼントだ。
そんなこんなで昨日は1日楽しく過ごしたのだけど、夜になって顔が痛くて大変なことに。どうも日差しにやられたらしい。日焼け止めは塗っていたのだけど、雑な部分があったらしく、顔の一部が熱くて痛い。もともと肌は強い方ではなかったけれど、それにしても酷すぎる。少し前に悩まされた湿疹の件といい、40歳を前にして体質が変わったのかも知れない。
明日は娘の幼稚園の懇談会。明日、大阪は雨とのことなのでちょっと面倒だなぁ……と軽く憂鬱。明日は買出しの日(スーパーの特売日)でもあるし、憂鬱になってないで頑張らなくては……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
2012年05月12日(土) |
治水公園でのピクニック。蕎麦屋の出前? |
今日は娘の幼友達のM君と治水公園に遊びに行ってきた。
H君は娘が赤ちゃん時代からのお友達で幼稚園と保育園に入るまでは、なんだかんだと行き来していたのだけど、H君のお母さんが離婚して保育園に入るようになってからは、そうそう一緒に遊べなくなってしまっていた。入園が決まるまでに「そうそう一緒に遊べなくなるから」と、お弁当持ちで遊びに行ったことがあるのだけれど、H君はそれが事の他楽しかったらしく、先日街でたまたま出会った時に「また、お弁当持ってYちゃんと遊びに行きたい」と言っていて、双方の母親が「それなら」ってことで、久しぶりに遊びに行くことになった。
娘もM君もひとりっ子。赤ちゃん時代から遊んでいたせいか2人はとても仲が良い。今日も大阪は肌寒かったのだけど、朝早くから出掛けて行って一緒にお弁当を食べ、昼からもたっぷり遊んで帰宅した。H君は「もうちょっと一緒にいたい。一緒に万ごご飯食べたい」と言ったのだけど、実はH君。派手に転んで怪我をしたため、帰宅したら病院で診てもらう必要があったので「じゃぁ、次に遊ぶ時は夕御飯を一緒に食べよう。遊びから帰ってきたらたYちゃんのお家でお風呂に入って、ご飯食べようね」と約束した。
夫が娘とH君の相手をしている間、私はH君のお母さんとお喋り。色々と大変と言えば大変だけど、もうすっかり落ち着いているようで安心した。これからも穏やかな生活が続いていくと良いのになぁ。ちなみに。H君の怪我は大したことが無かったらしい。首から上の怪我で出血が多めだったので、ちょっとビックリしたのだけれど大事がなくて本当に良かった。
帰宅してメールチェックしたら、母の日のプレゼントとして義母に手配した物の「発送しました」案内が届いていなかった。明日の午前中に届くはずなので、本当ならもう発送していないとヤバいと思うのだけど……なんて事を思いつつ、問い合わせのメールをしたら「いま、用意しています。これから発送します!」とのこと。「これから発送します!」って蕎麦屋の出前ではあるまいに……。ちなみに、プレゼントの品は牛肉。(実家の母には地ビール)新婚の頃はカーネーションのアレンジなど贈っていたのだけれど、最近では気心も知れてきたので消え物を送るようになってしまった。昨年は鰻。今年は牛肉。しばらくしてお店から「気持ちばかりですが増量させていただきました」と一筆添えて、配達番号がメールで送られてきた。「今頃発送して届くのか?」と心配になったのだけど、調べてみたところ超特急便だと、夕方発送すると翌日の午前中に届くのだとか。まぁ、何にせよ無事に届きそうで良かった。
そんなこんなで色々あったけれど良い1日だった。H君がすくすく成長していて、H君のお母さんのMさんも元気そうで嬉しかった。小さい頃から接している子は他人の子でも可愛く思える。次の約束は6月の末。また、楽しく過ごせたら良いなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
今日、娘は幼稚園の創立記念日でお休みだった。
猛ダッシュで家事を片付けて「さあ、今日は何をしようか?」と娘に問うと、徒歩の旅に出たいとの答えが返ってきた。今日の大阪は朝からどんよりと曇っていてしかも肌寒かったので、ヒートテックを着用して午前9時半に家を出た。
娘の言うがまま、あてもなくブラブラ歩き。途中、我が家の周辺で最も大きくてりっぱんな遊具のある公園に立ち寄り、たっぷり遊んだ。昼食はマクドナルドで。娘はハッピーセット。私はチキンクリスプとコーヒー。午後からもブラブラ歩き。自宅を目指しつつ、午後からは4つの公園を渡り歩いた。児童公園と言っても、みなそれぞれに特徴がある。ブランコはあるけれど、ジャングルジムの無い公園。あるいは雲梯はあるけれどシーソーの無い公園。お店屋さんごっこ用の設備のある公園。娘はそれらの公園でじっくり遊んだ。特に夢中になったのは、お店やさんごっこと雲梯。この2つは、普段よく行く公園には無い設備だったので、娘にとって新鮮だったようだ。
4つ目の公園で娘とお店屋さんごっこで遊んでいた時、私が持っているたタオルと同じデザインのタオルを持っている人を見かけた。そのタオルは以前、デザイナーの友人から戴いた物で「このタオルのデザインをしたのは私の友人なんです」と言いたくてたまらなかったけれど、まさかそんな事を言えるはずもない。でも友人がデザインした物を大切に使っている人がいるって事実が、なんだかとても嬉しかった。
家には午後2時過ぎに帰宅した。9時半出発。2時過ぎ帰宅。以前の徒歩の旅を思えば゛「ミニ版」って感じだったけれど、娘は5つもの公園で遊んで大満足したようだった。7時過ぎにベッドに入った娘は、アッっと言う間に眠りについた。
娘が眠った後、デザイナーの友人に彼女がデザインしたタオルを持った人を見かけたことを知らせたところ、なんとそのタオルは13年前の物なのだということが分かった。13年前の1枚のタオルが使われ続けている(何年か温存期間があったかも知れないが)ことも驚きだし、友人がいないところで私がそのタオルと巡り合ったことも驚きだ。幸せな偶然だと思う。
そんなこんなで、今日も草臥れたけれど良い1日だった。明日は娘の幼馴染のH君一家とピクニックに行予定でいる。明日も肌寒そうなのでちよっと心配だけど、良い1日になるといいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
今日は用事があって自転車でちょっと遠くまで足を伸ばしてきた。
我が家は火災保険には加入しているのだけど、今まで地震保険には加入していなかった。先日、火災保険を見直しした時に「いい加減ちゃんとしておこう」って事で、その手続きなど。同じ市内なのだけど行動圏内でなければ色々と珍しい発見が多くて、道中に小洒落たパン屋を発見。朝食用のパンを買おうと立ち寄ってみた。
そのパン屋はカフェも併設されていて『
天然生活』とか『
クウネル』といった雑誌に出てきそうなお店だった。中をに入ると、これまた雑誌に出てきそうなナチュラル系の服装にガッチリ身を固めた若い奥様達がランチをしていて「雑誌の世界って本当にあったんだ!」と感心してしまった。
私は図書館に行った時、小説や実用書以外に雑誌を1冊借りてくるのだけど、雑誌を眺める時は「なんちゃって」な雰囲気を楽しみたいので、現実離れ出来るよう、夢を見させてくれそうな物を選んでいる。私にとって雑誌の中の世界は作り物の世界に過ぎなかったので、こんなに身近に雑誌の世界を再現している空間があり、その世界に浸っている人がいることに心底驚いてしまった。あのテの世界は経済的に余裕のある人だけが遊べる世界だと思っていたのだ。
ちなみに私は朝食用の食パンを1斤買って帰宅した。
そんなこんなで帰宅してから学生時代に甘味処で皿洗いのバイトをしていた時、休憩場所に『
家庭画報』が置いてあった事を思い出した。『家庭画報』は「お客様をお迎えするための気品あるテーブルセッティング」とか「上質なシルクに包まれて眠る夜」とか「気軽にパリの休日を」なんて特集が組まれるようなセレブ雑誌で、甘味処で働いていた主婦達にはまったく役に立ちそうもない情報しか載っていなかった。なのに『家庭画報』はその職場で愛されていて、いつも休憩場所のテーブルに置かれていて、誰かが眺めていようだった。学生だった私は「どうせなら、もっと生活に役に立つ雑誌を見ればいいのに」と思っていたのだけど、今の私になら、あの場所に『家庭画報』があった理由がよく分かる。
……と、昔語りはこの辺にして。
今日の大阪はとても肌寒かった。明日も肌寒いらしいのだけど、明日は娘の幼稚園は創立記念日でお休み。お天気が良ければお弁当持ちで近くの公園にでも行こうと思っていたのだけれど、何をして過ごしたものかなぁ……なんて事を考えつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。
書こうと思っていたのに書きそびれていた先の黄金週間での出来事。
子供の日の夕方、テレビで『ジャングル大帝』のアニメが放送されていた。丁度夕食の支度の時間だったので、娘が喜ぶかと思って観せてみたら、娘はすっかり気に入ったようなので、そのままテレビを観せながら私は夕食の支度など。娘はしばらくご機嫌で観ていたのだけど、話の途中で「大変なことばかりが起こる」と号泣。ジャングルるで疫病が流行って主人公の母親が死んだり、その他も色々と困難続きだったらしい。娘にはそれが耐えられなかったようなので、視聴を中止して録画していた『おさるのジョージ』に切り替えた。
私は娘の母親だけど、彼女の地雷がいまだ分からないでいる。
以前は『おやゆび姫』で泣かれてしまった。娘はモグラと結婚させられそうになる場面で泣き、ハッピーエンドのラストでも「おやゆび姫はどうしてお家に帰れないの? どうしてお母さんのところに帰れないの?」と号泣。あの時も慰めるのが大変だった。
私と娘は嗜好の上ではまったくもって対極にいる。
私は娘くらいの頃、すでにアンハッピーな物語が大好きだった。姫系の童話では人魚姫が好きだったし哀しい物語も「どんと来い!っ」て感じだった。そういう物に触れて哀しくない訳ではなかったのだけど「だが、そこがいい」と幼児ながら思っていたのだ。母娘でもこうまで違うものだなぁ…と思うと同時に、自分と違う感性を持っている娘を愛しく思った。
その話を実家の母にしたところ、意外な反応が返ってきた。実家の母はたった一人の孫である娘を溺愛しているので、てっきり「なんて可愛い」と言うと思っていたのだけれど「そんな事では困る。まぁ、白蓮の育て方もあるんだけど……」と全否定。実家の母の言い分によると、娘は辛い事や苦労した事が無いから心が弱い。そんな事では困る。と娘の様子を全否定。我が母ながら唖然とした。
実家の母は4歳児に何を求めているのだろう? 娘が辛いことや苦労に立ち向かっていくのは、まだまだ先の話だ。むしろ今はたっぷりと甘えさせて「大変なことが起こった時」に立ち向かっていく力を蓄えておく時期だと私は思っている。
実家の母の話を聞いて「どうりで私は母と一緒にいて、しんどかったはずだ」と納得した。出来ることなら私は娘にとって、一緒にいて安らげる母になりたいと思う。
……と。この話はここまで。
昨日は思い切り沈んでいたのだけれど、おかげさまで浮上することが出来た。日記を書いたのも良かったし、娘を寝かしつけた後でじっくり本を読むことが出来たのも効いていると思う。ともかく浮上できて良かった。風邪も抜けてきたし良い感じ。大阪は1日中パッっとしないお天気で、娘が午前中保育と言うこともあり、今日は思うように家事が出来なかったのだけど、体調も回復してきた事だし明日はキリッっと頑張りたいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
2012年05月08日(火) |
気持ちの切り替え方。 |
ちょっと腹立たしい事があったのだけど気持ちが上手く切り替えられずにいる。
深刻な話ではなくて「ちょっと腹立たしい事」ってのがポイント。深刻な話ならば悩めば良いし、腹立たしいとか腹立たしくない以前に深刻な事柄と戦っていかねばならないので、それどころではない。今回の場合は「ちょっと」ってのがクセ物。
私はどちらかと言うと気持ちの切り替えは上手な方だと思うのだけど、まれに引っ張ることがある。そういう時は自分でも馬鹿馬鹿しいと分かっているのに、どうしてもスッキリ出来ない。「困った時はグーグル先生」ってことで、グーグルに「気持ち」と入力したとたん「切り替え」とか「切り替え方」と言う単語が出てきた。上手いこと気持ちを切り替えることが出来ずに困っている人が世の中にはこんなに沢山いるのかと思うと、ちょっと心強くなった。
体調がスッキリしないのも要因なのだと思う。少々腹立たしい事や嫌なことがあっても「うおおーっ!」とシャカリキに身体を動かしていたらスッキリしたりするのだけれど、風邪がまだ治りきっていないのでそれも叶わず。珍しく昼食を作る気にもなれず「甘いものでも食べよう」とて、あんぱんを齧って悶々としていた。
こういう時に効果的なのは書いて発散することかなぁ……とて日記にちょっと書いてみた。もうすぐ娘を迎えにいかねばならないし、その時までにはスッキリしていたいのだ。結局のところ気持ちを切り替えずズルズルと引きずっていて、損をするのは自分自身なのだ。そんなツマラナイ時間の過ごし方は勿体無さすぎる。
腹立たしさを忘れる事は出来ないまでも、これを区切りとして、別の事を考えるようにしよう。人間の記憶は上手く出来て、どんなに腹立たしい事でも、嫌な事でもその時感じた鮮烈さを保ってはいられないのだから。
夕方にはお風呂に入ってしまうので、ちょっと勿体無いけれど、お気に入入りの香水でもつけて気分を変えて娘を迎えに行こうと思う。明日は景気の良い日記が書けるといいなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
本日のお弁当。筍ご飯おにぎり、大豆煮物、ほうれん草とコーンの炒め物、イワシフライ、タコウィンナー、豚肉生姜焼き、バナナ&キーウィ(別容器)。なんだかタンパク質に偏った献立になってしまった。風邪が抜けきっていなくて頭ぼんやり。
2012年05月07日(月) |
連休終盤風邪をひく。 |
連休終盤、風邪をひいた。
子どもの日の土曜日は自宅で休養。午前中は夫が娘と外遊び。午後からは私が担当…と言う形で夫婦分業。夫と娘は隣の駅で開催していた子どもの日のイベントに参加してきたそうな。私は家でのんびり家事など。午後からは夫に休んでもらって、私が娘と遊んでいたのだけれど、夕方を過ぎた頃から娘がグズグズ。夕食後、熱を測ってみたら8度越えの発熱。夕方にもおでこに手を当てて確認していたのに気付かなかったなんて、もしかして私も熱あるのかも……と熱を測ってみたら、私も熱を出していた。母娘仲良く発熱でダウン。
娘は遊び疲れからの発熱だったらしく、風邪の症状は一切なくて、一晩でケロリと元気になった。一方私は風邪からの発熱。久しぶりに喉と「鼻の炎症と発熱」と言う風邪ひきらしい風邪だった。そんな訳で昨日は1日中、熱でウンウン言っていた。そんな状態だったので予定していたサッカー観戦は中止。娘は熱もなく元気そうだったのだけど「まだ、ちょっと私も風邪みたい」とて、私が寝ている横にひっついてゴロゴロ。夫が借りてきたDVDなどを観たりして1日過ごした。
休日だったので病院には行かなかったのだけど、一晩で熱は下がってくれた。ほかの症状も随分と楽になった。熱を出して風邪のウィルスを殺すと言うけれど、本当なのだなぁ……と感心した。ここのところ熱の出ない風邪をひくことが多かったのだけど、熱の出ない風邪の方がダラダラと長引いてしまうのは気のせいだけではないように思う。
そして黄金週間明けの今日。夫は仕事へ。娘は元気に幼稚園へ。私の熱もなんとか治まった。熱はひいたものの、まだ元気とは言い難いので今日は食事の支度と娘の送り迎え以外のことは放棄して、近くの病院で薬を貰って家でゴロゴロ。お昼過ぎから「なんだか治ってきたぞ」と言う実感が湧いてきた。
そんなこんなで黄金週間の終盤は体調不良でウダウダと過ごしてしまった。最後は残念な感じだったけれど、黄金週間を通してみれば、動物園、アスレチック、友人宅の畑の収穫、バーベキューと楽しいことが盛りだくさんだった。今週の目標は一刻も早く風邪を完治させて、心身とも通常の生活に切り替えること。前半はのんびり目で、後半は溜まっている用事を片付けていきたいのだけど…予定通りに進むといいなぁ。まずは焦らず風邪を治そう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
2012年05月05日(土) |
バーベキューの不思議。 |
5月5日こどもの日。我が家は連休中日の休養日。
連休初日はFの家へ遊びに行ってきた。お昼をご馳走になり、娘はFの家の畑でエンドウや新玉ねぎを収穫させてもらった。夢中になってエンドウを摘み、ゲラゲラ笑いながら新玉ねぎを引っこ抜く娘。収穫の喜びだけを満喫させてもらった。夫も一緒に行ったのだけど、親戚の家のように寛がせてもらった。Fの母は孫がいないので娘が可愛くて仕方がないらしく、始終目を細めて娘の相手をしてくれていた。どっさり野菜を戴いて帰ってきた。戴いた新玉ねぎとスナップエンドウは早速夕食で食べたのだけど、どちらも素晴らしく 美味しかった。
昨日は夫の大学時代の友人達一家とバーベキュー。4家族と独身1名。和やかに肉や焼きそばを焼いて食べた。自然に囲まれた青少年センターでアスレチック施設などもあったので、娘も大喜び。娘には年の近い従兄弟がいないので、こどもがたくさんくる集まりに参加出来るのはとてもありがたい。夕方帰宅して、夜は簡単にザル蕎麦で済ませた。
そして夜。娘を寝かせつけた後、私はかねて不思議に思っていたことを夫に質問してみた。「夫の友人達はどうしてバーベーキューをしたがるのか?」と。
夫の友人達と行くバーベキューでは、バーベキュー慣れした2家族が指揮を取る。正しくは夫の友人2人が火を起こし、肉を焼く。私ともう1人の妻が焼きそば係。毎年このパターン。言っちゃあなんだが、バーベキューの食べ物って、そんなに美味しくない。炭火焼き補正や青空の下補正や賑やか補正で美味しい気がするけれど、あのレベルの食べ物を普段の夕食で出したって、きっと誰も喜んで食べてはくれない。焼きそばの味付けは適当だし、肉は焦げてたり生焼けだったり。しかも、一箇所で焼いて分配するので食べる時には冷えきっていたりする。
しかも後片付けが大変。我が家は機材を持っていないのだけど、機材を出すご家庭は機材をちゃんと洗って片付けなくてはならない。そしてかかる費用は決して安くはないのだ。同じ値段を出せばそこそこの外食が出来るし、家だったら、もうちょっとマシな料理が提供出来る。
「あれは家族サービスなの? それとも『そこそこ幸せな家庭を築いている自分』を友人同士で自慢したいの? それとも単純にバーベキューが好きなの? 言っちゃあなんだけど、バーベキューの食べ物って実は美味しくないよね」
そんな疑問を夫にぶつけた。すると夫は「
ダディクール」と言う言葉をグーグルで検索してみろと言う。ダディークールの由来を読んで私は納得した。心底感心した。
「一家の長が肉を焼くのは『はじめ人間ギャートルズ』のアニメで親父が家族にマンモスの肉を分け与えるような意味があるのではないか」と夫。そして夫はこうも言った。バーベキューは普段家にいない父親が輝ける場なのではないか……と。だからこそ指揮を取る夫の友人2人は最初から最後まで決して火の傍から離れず、肉焼きトングを離さないのだと。あれは家族サービスではなく、彼らは心の底からバーベキューを愛しているのだと。
ちなみに夫にはダディクール的欲求は無いらしい。夫がそんな人でつくづく良かった。もしも夫がダディクール欲の強い人なら、しょっちうバーベキューに付き合わねばならなかっただろう。年に1度の行事としてのバーベキューなら楽しめるけど、頻繁となると、ちょっと辛い。私はバーベキューを否定するつもりはない。行ったら行ったで楽しいし、娘も喜んでくれるし。ただ、ずっと不思議で仕方なかったのだ。どうして彼らはバーベキューをしたがるのかと。今年はその謎が解けて良かった。たぶん来年も同じメンバーでバーベキューをすると思うのだけど、その集いが続く限り参加させてもらいたいなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
今日の大阪は酷い風だった。昨日も風が強かったけれど今日はさらに。
朝から雨との予報だったので「しめしめ。今日は久しぶりにインドアだ」と楽しみにしていたのだけど、お昼前から微妙に雨が上がってきた。午前中保育でお昼前に帰宅した娘は昼食後、しばらくはお絵かきなどしていたのだけど「雨、もう上がってるんじゃないかなぁ?」と、外へ飛び出して行った。予想が外れた私、涙目。娘が元気に遊んでくれるのは本当に嬉しいんだけど、それに付き合うのは体力的にキツいのだ。
ま。愚痴はさておき。最近、娘は空前の花摘みブーム到来で毎日のように花を摘んでもって帰ってくる。幼稚園で摘んでくることもあれば、公園で摘んでくることも。摘んできた花は飾って欲しいと言うので、毎度水切りして飾るのだけど、野の花の生命力って馬鹿に出来ないもので、子どもの温かい手で握り締められた花も水切りすればシャンとして数日は元気に咲いている。家の中に花があるのは素敵なことだけど、花びらは散るし、綿毛は飛ぶし、種は弾けるしで大変なことに。ブームが去るのを待ちわびている。
明日から黄金週間後半戦。
明日は家族でFの家に遊びに行く。明後日は夫の大学時代の友達とバーベキュー。飛んで日曜日はサッカー観戦。予定満載。
家族全員、元気にこの4日間を乗り切ることが第一の目標。楽しく過ごすことができたら最高。今日は早めに休んで明日からの日々に備えたいなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
娘が積んできた野の花。カラスノエンドウ、シロツメクサ、タンポポ、カタバミ。野の花のたくましさを見習いたいものです。
連休明けの月曜日。大阪は驚きの強風。風薫る5月なんて言葉があるけれど、香りどころでは無い感じ。
夫も私も連休疲れ。昨夜は娘を寝かせ付けると同時に自分も寝てしまった。2時間ばかり寝て覚醒。夫は独り階下でテレビを観ていた。テレビを観ながらアイスを食べて、11時前には床についた。「2時間も寝ちゃってたから、眠れないかもなぁ…」なんて言いながらお休み3秒。それでもまだまだ寝足りない感じ。
娘を幼稚園に送り出して掃除をしたり買い物へ行ったり。連休中の夕食の献立に頭を悩ませる。遊びに出掛けた日の夕食って、小さな子どもがいるご家庭の場合、みなさんどうなさっているのだろう? 特にアウトドアで遊びに出掛けて帰宅すると自分自身も草臥れていて台所に立ってちゃんとしたオカズを作る気力は残されていないことが多い。なので事前準備が必須となる。
我が家の場合休日の夕食は似たような献立がグルグルとループしている。鍋料理、おでん、カレーライス等の煮込み料理&サラダ、焼きそば、お好み焼き、スパゲティ&サラダ、ザル蕎麦&かき揚げ、冷やし中華etc。出掛ける前に下ごしらえなり、作り置きしておいて、帰宅したらちょっとだけ手をかけるだけで食べられるように準備している。
お出掛けした日の夕食は外食にしちゃえば楽なのだけど、それだと費用がかかってしまう。毎週となると結構な出費になるので、全力で夕食を段取りする訳なのだけど、似たような献立になってしまうのが悩みの種だ。この黄金週間中は何を作って乗り切ったものか……。明日までに計画を立てておかなくては。
何にせよ連休の谷間であるこの2日間(実質、今日はもう終わっちゃっているので明日1日)は連休後半戦に向けての準備をしておかなくては。気持ちばかりが先走って落ちつかない。準備なんてしていなくても、はじまってしまったらそれなりに回っていくものなのに。それはそれとして楽しい休日を過ごしたいので、やっぱり準備はしておくつもり。よりよい黄金週間後半戦に向けて明日1日頑張ろう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
本日のお弁当。おかかご飯、タコウィンナー、ミートボール、南瓜&人参煮物、三度豆とコーンのバター炒め、キーウィ(別容器)。おかかご飯の上の鯉のぼりはウィンナー、絹さや、コーン、海苔で作成。珍しく頑張ってデコってみた。