連休中日。今日は昼過ぎから雨との予報。
せっかくの連休だし紅葉が見頃との情報もチラホラ耳にするので家族で紅葉狩りに出掛けることにした。実家の車を借りて奈良県の竜田川公園へ行くことに。お天気が心配なので、お弁当を食べたらすぐに撤収して、帰りに用事(日々の買い物やクリーニングの受取)を済ませて、クリスマスツリーを買って帰ってこよう……と綿密な計画を立て、お弁当を作って家を出た。
久しぶりのドライブ。山間の景色を見ながら走るのはとても楽しい。娘はすごぶる機嫌良し。竜田川公園では紅葉祭りが開催されていて、地元団体が屋台を出している。「昨年行った時に買ったあんこ餅が美味しかったから今年も買おうね」なんて話していたら夫が携帯を見て顔を曇らせた。職場でトラブルがあったらしい。夫は会社の寮に住む部下「自分も行くけれどすぐに行ってほしい」と連絡。大慌てでUターンすることになった。
コンビニの駐車場に車を止めて、元来た道を引き返そうとしたとたん、今度は娘の顔が曇ってしまった。娘、2歳1ヶ月。もう赤ちゃんではないので来た道を戻ることが、どういう意味かは理解している。夫は娘に「お父さんはお仕事に行かなきゃいけなくなったんだ。ごめんね」と謝り、私は「お母さんと一緒に、おばあちゃんの家に行って、おばあちゃんの家(の居間で)ピクニックしよう」と提案した。娘は案外素直に受け入れてくれて、途中で夫を車から降ろして実家へ向かった。
私と娘は実家の居間でお弁当を広げた。実家の母は孫との昼食にご機嫌だった。「おばあちゃんの家」は娘にとって行き慣れた場所なのだけど「ピクニックみたいにお弁当を食べる」と言うシュチュエーションにご機嫌だった。娘は先週、図書館で借りた絵本の影響でピクニックに行きたがっていたのだ。
昼食後は娘を連れて買い物等の用事を済ませて、トイザらスへ行った。クリスマスツリーは夫のいる時に買いたかったのだけど、娘との約束を破る訳にはいかない。娘が選んだのは電気を付けるとピカピカ光るタイプの物。私が密かに希望していた物とは全く違うタイプだったのだけど、クリスマスツリーは大人のために飾るのではなく娘のための物なので娘の好みに任せることにした。小さい子供って、どうしてあんなにキラキラとかピカピカが好きなのだろう。
買い物を終えたら雨が降ってきた。車をいったん自宅前に停めて荷物を降し、駐車場へ。娘を濡らさないよう傘を差し、抱っこ紐で抱っこしてテクテク歩いて帰宅したら、夫が帰ってきた。トラブルは無事に解決したとのこと。寒かったので家族で早めにお風呂。草臥れてしまって呆けていたら、夫が御土産で戴いた半レトルトのカレーうどんを夕食に作ってくれた。
娘を寝かしつけるために家族で寝室に入ったら、そのまま爆睡。気がついたら午後9時半を過ぎていた。
そうっと階下に降りて片付け物&ネットなど。なんだか大変な1日だった。急なことでアタフタしたし、娘に気を使って必要以上に草臥れてしまった。でも夫の方のトラブルも解決したようだし、娘もそれなりに機嫌良く過ごしてくれたし「終わり良ければ…」ってところだろうか。連休最終日の明日は平穏に過ごしたいものだなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
先日、娘と散歩していたら不思議な光景に出会った。
住宅がズラリと立ち並んでいる一角に、隣の宅地を買い取って奥の部分を家庭菜園に、手前の部分を駐車場にしている御宅があるのだけれど、その駐車場のアコーデオン式の柵と、奥まったところにある塀の部分にギッシリと大根が吊るされていたのだ。
住宅街に突如現れた大根の大軍……なかなかシュールな光景だった。
大根が干してある光景も農家が立ち並んでいるような場所や、あるいは畑がたくさんある場所なら、それほど珍しくもないのだけれど、小じんまりとした住宅が立ち並ぶ一角だと、あまりにも唐突過ぎて思わず立ち止まって見入ってしまった。他所のお宅の敷地の様子なので写真に収めてお見せすることが出来ないのが残念でならない。
最近、私が台所に立っていると椅子を持ってきて一緒に台所仕事を手伝うのが大好きな娘は「大根! いっぱい!」と大はしゃぎ。しばらく眺めていたのだけれど、娘が大根を欲しがったので「これは余所のお家の大根だから、Yはお母さんと一緒に大根を買いに行こう」と言い聞かせて、八百屋に大根を買いに行った。
今日はお昼間に夫の実家に遊びに行く予定だったので、前日に買った大根を朝から豚の薄切り肉と一緒に洋風のスープ煮にして出掛けた。夫の実家で昼食を取り、たっぷり遊んで帰ってきたら、スープを吸って煮含められた大根はとろけるような柔らかさ。これからの季節、大根ってありがたい食材だなぁ……などと思った。
大根を食べながら地味に冬の到来を実感した。
気がつけば11月も終盤。冬がやって来るのも当然なのに、ぼんやりとしているうちに「来てしまった!」と言うような印象。寒いのが苦手な身としてはあまり嬉しくはないのだけれど、冬なりの楽しみを見つけて乗り切っていきたいなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
2009年11月20日(金) |
父さんにもぶたれたことないのに! |
娘は生まれて初めて友達から叩かれた。たぶん「ぶったね?父さんにもぶたれたことないのに!」と言う心境だったのではないかと思う。私も夫も娘に手を上げたことが無いので、娘にとっては初体験だ。
もっとも、これまでも玩具の取り合い等のトラブルはあったし、軽く叩かれたり服を引っ張られたりた事はある。しかし今回は真正面から玩具の汽車でガツンと殴られた。少し傷になっていたので相当痛かったと思う。娘が友達の玩具を勝手に使ったのが原因。娘が大泣きしたのは言うまでもない。
その場に双方の親がいたので、娘を殴った子のお母さんは子供を叱ったし、娘は私がなだめてその場は治まった。娘の友達のお母さんは「ごめんね。本当に申し訳無い」と平謝り。その子は男の子ばかりの3人兄弟の末っ子で、少々手が早い。これまでも突き飛ばされたり、軽く叩かれたり(その場に親がいて未遂に終わった)した事があったのだけど、今回はついにやっちまった……って感じ。
今回のことは娘にとって貴重な経験だと思っている。兄弟がいたら喧嘩して叩かれる経験もあるだろうけれど、娘はいまだ1人っ子。むしろ、ちょっとワイルドな友達に揉まれて強くなって欲しい。
私が親として娘に望むのは「愛情豊かな優しい人間であって欲しい」と言うことと「強い人間であった欲しい」と言うこと。最近はイジメだのなんだのと子供の世界も複雑で生き辛いことが多いと聞く。そして大人になればなったで、やっぱり大変な事が多い。娘にはそんな中を逞しく生き抜く力を身に付けてもらいたい。
……などと御大そうな事を書いてみたけれど娘が殴られた時、私の方が吃驚して、内心泣きそうになってしまったのは、ここだけの話。自分が殴られるよりも痛く感じた。
娘が殴られた話はここまでにして。今日は久しぶりに図書館へ行って自分の本を借りてきた。期限までに読めるかどうかは謎だけど、出来るだけ読書の時間を作ろうと思う。明日から3連休。お天気はイマイチそうだけど楽しく過ごしたいものだなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
最近、日々の暮らしをつつがなくこなしていくだけで、いっぱい・いっぱいになっていて、自分の事がおざなりになっているなぁ…と少し焦り気味な自分がいる。
ふと「昨年の今頃は何をしていたんだろう?」と思い立ち、昨年の今頃の日記を読み返してみた。昨年は体調を崩しまくりで病気ばかりしていたようだ。肩凝りからくる吐き気で寝込む、風邪をひいて高熱を出す、酷い腰痛で動けなくなる、眩暈が酷く動けなくなる…等。すっかり忘れていたけれど、ものすごく凹んでいたのを思い出した。
それを思えば今年の元気っぷりはどうだ!
毎日午前10時に家事を終え、娘を2時間ばかり外で遊ぶ(もしくはスーパーで買い物)。午後は1時から4時頃まで娘と散歩をかねて外遊び。私の人生で、これほどまでに1日中外で活動していた時期があっただろうか。いや無い…という勢いだ。
そりゃぁ、まぁ…油断していたら体調を崩すこともあるだろうから、調子に乗るのは禁物だけど、これだけも私にとっては画期的なことだ。何を焦る必要があるのか?
……と今日は自分に言い聞かせてみた。
より良い生活を望むのは人間にとって自然なことだけど「もっと・もっと」が高じるとそれはそれでストレスになる。あまりシャカリキになり過ぎないよう心掛けたいものだなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
2009年11月18日(水) |
あったかポトフ…とか色々。 |
今日は朝から気温があまり上がらなくて寒さが身に染みた。11月半ばに入ったのだから寒いのは当たり前のことなのかも知れないけれど、冬の到来を実感そせられて軽く憂鬱な気分に襲われてしまった。
夜はきっと冷え込むに違いないと予測して夕食はポトフにした。ジャガイモはホクホク。キャベツはトロトロ。日本料理的に言うなら「おでん」なのだろうなぁ。材料を入れてじっくり煮込めば、誰だって美味しく出来るのが嬉しい。そして寒い日には身体があたたまるので、ありがたい料理。
スーパーや生協のカタログなどでお正月準備品などを見ていると、なんだか焦ってしまう。結婚してからは毎年おせち料理を作っているけれど今年もちゃんと出来るのだろうか。昨年も一昨年も「小さい子供がいると、おせち料理なんて無理だよね…」と思いつつ、なんとか作れたのだから、その場に立ってみれば問題無く出来るような気がしなくもないのだけれど。
最近、娘はお風呂湯船に浸かっている時「桃太郎の昔話をしてほしい」とおねだりする。それは良いのだけれど「自分も桃太郎と一緒に鬼退治に行く」と言いだしたため、私が語る桃太郎のお話には、桃の中に桃太郎と娘が一緒に入って流れてくる。娘は大活躍して鬼退治をするのだけれど、彼女が保育園か幼稚園に入るまでに、ちゃんとした桃太郎の話を覚えてもらえるかどうか心配だ。
娘の新型インフルエンザの予防接種の予約が12日7日に取れた。私の住んでいる地域では季節性の予防接種もあぶれた子がいて、かつ新型はまだ予約さえ出来ない子が多い。新型インフルエンザも季節性と変わらない…と言う話もあるけれど、身近で2歳の子が亡くなった話を聞くと、ちょっとピリピリしてしまう。
今日は思考が散漫気味。PCを触っていても集中出来ないし、本を読む気にもなれずにいる。ウダウダと遊んでいても仕方がないので明日の煮物に使う小芋の皮を剥いて、クリスマスカードの宛名書きでもしようと思う。明日は今日より暖かいとのこと。ちょっと期待しちゃうなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
テレビで纒向遺跡のニュースを見ていたら古代史が好きな年長の友人のことを思い出した。
その人とはネットで知り合い、熱くメールを交わしあった時期がある。かれこれ10年ほど前の話だ。2度ほど一緒に飲む機会があったのだけど、互いに忙しかったり色々とあって、ここ数年はすっかり疎遠になってしまっていた。
今さら「お元気ですか?」ってメールするのも、なんだなぁ……と思ったりもしたのだけれど、その日はどうしたものか「いやいや。これも良いキッカケだ」と思い立ち、メールを送ってみることにした。私は比較的筆マメ、メールマメな方だと思うのだけど、自分から動くのは苦手だったりする。なので数年もご無沙汰していた人に、特別な用事もないのにメールを送るだなんて画期的なことだ。
年長の友人はすぐに返事を返してくれた。とても元気そうで、充実した日々を送っておられるとのこと。なんだかやけに嬉しかった。
毎日、自分の身の回りのことに追われていると、家族や至極身近な人以外とのお付き合いは、ついつい疎遠になってしまいがちだけど「疎遠になっちゃったなぁ」と思う人で、自分が好きだったり大切に思っている人には、自分から動かなきゃいけないなぁ……と思った。ベタベタした付き合いをしたいと言うのではなくて、サラリと近況を知らせ合うだけでも嬉しいものだし、なんだかこぅ……心に余裕が出来ると言うか、豊かになるような気がする。
年長の友人には「ずっと先ことになるかも……ですが、いつかまたお会いしたい」と書いて返信した。その時、友人にガッカリされるような人間にならないよう精進します……とも。
日々の生活にいっぱいいっぱいになってくると、なかなか出来ないことだけど、家族と身近な知り合い以外の友人にもたまには自分から動いて連絡を取るようにしたいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
2009年11月16日(月) |
秋のパン祭りと交通科学博物館 |
この土曜日はお天気が悪くて遊びに出掛けられなかったので家でパンを焼いてみた。
朝食を食べた後で「今日はパンを焼くよ」と娘に告げると娘は大喜び。粉を捏ねる過程から娘にお手伝いしてもらった。前回はシンプルな白パンを焼いたのだけど、今回はサツマイモのペーストやツナ缶やチーズをトッピングして惣菜パンを作ることにした。チーズが大好物の娘にチーズを渡したら、トッピングする前に食べてしまうだろうなぁ……と思っていたら、意外にも娘はチーズを食べずにパンにトッピングをしてくれた。パン丸めて、チーズを乗せて、ケチャップをかけて……と、娘もいっぱしにパン作りを楽しんでいた。
昼食は焼き立てのパンとカフェオレなど。惣菜パンを作るのは初めてだったのだけど美味しく出来て大満足。具の量の加減等が分かったので次回はもっと上手出来るだろうと思う。娘も自分の作ったパンと言うことで普段は喜ばないツナの入ったパンも喜んで食べていた。幼児の食事の好き嫌いにおいて「自分で作った食べ物」ってのは重要ポイントらしい。
日曜日は
交通科学博物館へ。関西はちょうど「関西文化の日」という企画の真っ最中で、美術館や博物館が無料で公開されていたので、
交通科学博物館はそこそこの人出だった。娘にはまだ少し早いかな…と思っていたのだけれど、娘は想像以上に大喜び。電車に汽車に新幹線に…と彼女なりに「乗り物」を満喫していた。お昼は館内の休憩室で持参したお弁当など。
交通科学博物館は遠足スポットだけあって、室内でお弁当を食べる場所が用意してくれているのが嬉しい。寒い時期のお出掛けにはもってこい。来春までに何度かお世話になりそうな予感。
パンを焼いたり、子供の喜ぶ博物館にお出掛けしたりと、実に小市民的な週末だった。小じんまりとまとまってしまっている…と言えばそうなのだけど、家族が元気で仲好く過ごせているってだけで幸せだと思う。私の両親は決して仲の良い夫婦とは言えなかったし、何かとトラブルが多い家庭だったので、自分が今のような家庭を作って生活していることが不思議に思えてならない。
今週も穏やかに、かつ笑顔の多い時間が過ごせますように……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
左は娘が丸めて作ったチーズ乗せパン(焼く前)。右は焼きあがったパン。なかなか美味しく出来ました。
最近の私は毎日本気で遊び呆けている。
娘がもっと小さかった頃は明らかに「遊んであげている」とか「相手をしてあげている」というかんじだったのだけど、ここ最近は私の方が大人げなく遊んでしまうことが多い。……と言うのも娘は2歳になったとたん、お昼寝をしなくなったため、娘と遊ぶ時間がガツンと増えた。私も本気になって遊ばないととてもじゃないが、やってられない。
お砂場へ行けば超本気で山や渓谷を作り、お絵描きをする時もクレヨンを重ね塗りして「いかに上手に描けるか」を追求し、絵本も歌も「教育TVのお姉さん風」に全力で取り組んでいる。本気で遊ぶようになるまでは、娘の相手をするのがしんどいなぁ……と思うと事もあったのだけど、最近は私も楽しく遊べるようになった。
楽しい反面「毎日こんなに遊び呆けていていいんだろうか?」と不安に思ったりするのも事実だ。
娘が寝てからの時間も家事の残りや娘の玩具作りなどをしているので、読書量は激減。昨今の話題にも疎くなっていて視界が狭くなっているのは否めない。子育てしながらも勉強したりしている人もいると言うのに、いかがなものだろうかる
「いやいや。今の私は子育てが仕事だからこれでいいんだ」と言う気持ちと「いくらなんでも、これではイカンだろう」と言う気持ちがせめぎ合っている今日この頃。もうちょっと時間配分とか家事の段取りを要領良く出来るようになると良いのだろうけれど。娘が大切なのは勿論だけど、子育てが一段落した時に抜けがらになるのは嫌過ぎる。
あちらを立てれば、こちらが立たず…で、なかなか上手くいかないけれど、試行錯誤しつつ頑張るしか無いのだろうと思う。娘としっかり向き合いつつ、かつ自分も後悔しないような生き方を心掛けたいなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
牛乳パックで作ったケーキ。お皿は100均で買ったお盆。なかなかの出来栄えで牛乳パックも馬鹿に出来ないものだと感心した。
今日は朝から1日中雨。娘と2人で家に引き籠っていても退屈なので午後からクッキーを焼いてみた。
娘とオープンでパンだのお菓子だのを作るのは雨の日行事になりつつある。今まではお昼寝の時間を気にしながらの作業だったけれど、娘は最近お昼寝をしなくなったので気兼ねなく作業を始めることが出来た。昼食時に娘がお味噌汁を残したいとグズグズ言ったので「ちゃんとご馳走様が出来たらクッキーを作るよ」と宣言した。すると、娘は素直に食事を終わらせて、台所に自分の椅子(踏み台にする)を運んできた。前回のクッキー作りを覚えていたらしく、娘はすっかり大はしゃぎ。
午後1時に作業開始。焼き上ってオヤツを食べ始めたのは午後3時。簡単なクッキーなので、本当ならもっと手早く出来そうなものだけど、娘にお手伝いしてもらうとなると、これがなかなか大仕事。生地を作った後は床に散らばった粉を片付けなくてはいけないし、居間の卓袱台にラップを敷いて、娘に型抜きを手伝ってもらうのも、時間がかかる。だけど、工作をする感覚で楽しく作業することが出来た。
前回、クッキーを焼いた時はバターを使わないヘルシーなレシピで作ってイマイチな出来栄えだったので、今回はスタンダードなものにしてみた。結果、我ながら美味しいと思えるクッキーが焼き上った。「娘とお菓子作り」と言っても、娘は作るのが楽しいだけで、普段からプリンなど特別好きな物以外のお菓子にはあまり執着がない。もちろん欲しがりはするのだけれど、少しだけ口をつけて「ごちそうさま」をしてしまう。だけど今回のクッキーは喜んで食べていた。もちろん「自分で作った」というところが大いに影響しているのだろうけれど。
娘には1歳の頃から台所仕事を手伝ってもらっているのだけれど、今までは「面倒臭い」が勝っていた。でも、ここ最近はちょっと楽しい。娘に手伝ってもらうと大変なのは変わらないけれど、お喋りも上手になってきて、物事を随分理解するようになった娘を相手に何か作るのは本気で楽しい。
今日は雨で外に出られなかったけれど、クッキーリベンジが上手くいって大満足。そう、しょっちゅうは出来ないけれど、面倒がらずに出来るだけ娘と台所に立ちたいなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
娘にお手伝いしてもらって作ったクッキー。絶品…とまではいかないけれど、手作りの美味しさがありました。
ものすごく気の早い話だけれどクリスマスの準備をはじめた。……と言っても、クリスマスカードの準備にお世話になった人へのクリスマスプレゼントの発注、それに娘の友達を招いてのクリスマス会の計画を立てたくらいの話なのだけど。
娘が生まれるまでは「クリスマスの準備を早々にするだなんて風情が無くて嫌だなぁ」と思っていたのだけれど、今年は特に娘がお昼寝をしなくなり、私が1人でゆっくり作業出来る時間が限られているため、例年になく早めに準備を開始した。
私はキリスト教徒でもなんでもないけれど、クリスマスの準備はワクワクする。クリスマス当日の楽しさよりも、むしろ準備期間の方が好きなくらいだ。大切な人達に贈り物をしたり、カードを書いたりするのはとても楽しい。私にとってクリスマスに大切な人達に何かをするのは、昔風に言うなら「暮れのご挨拶」のようなもので「今年1年ありがとう」と言うような気持ちでいるからかもしれない。もっとも、これも自己満足の極み……と言えなくも無いのだけれど。
娘が寝た後の時間はクリスマスの準備以外にもしなければならない事は多いので、なかなか思うようには進んでいないのだけど、当日までに間に合えば良いのだから、あせらずじっくり進めていきたいと思う。
クリスマスの準備の話とは全く違う話なのだが、先日、拾った鞄の落とし主のお母様がわざわざ訪ねてきてくれた。鞄の中にはもともと財布は入っておらず、何も無くなっていなかったとのこと。鞄が持ち主の手元に戻って本当に良かった。落とし主のお母様も喜んでおられた。
ただ「お礼」として図書カードを戴いたのはちょっと失敗だった。お礼目当てで届けた訳ではないので、もちろんお断りしたのだけれど、親御さんの立場からすると「ありがとう」だけでは済まない…と言うのも分かるので、戴いておくことにした。交番に届ける際「自分の身元を相手に知らせない」ことにしておけば良かったなぁ……と後悔。娘の相手に気を取られていて、なんとなく上の空で「はいはい」と話を聞いてサインしてしまったのだ。今後、こういう機会がある時は自分の身元は伏せておくようにしたい。落し物の鞄は娘を遊ばせていた公園で見つけたので、図書カードは娘の絵本を買うのに使わせて戴こうと思う。
明日からはしばらく雨が続くとのこと。雨がおさまったら寒くなるのだろうか? 春の雨はひと雨ごとに暖かくなっていくので大好きだけど、今時分の雨は少し苦手だ。体調を崩さないよう気をつけなくてはなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。
土曜日は朝からお弁当を作って
深北緑地へピクニックへ行ってきた。
深北緑地は我が家にとって馴染みのない場所だったのだけどネットで「どんぐり祭り」という催しがあるのを知り、新しく出来た路線を使えば比較気的スムーズに移動出来ることもあって、少し遠かったのだけど張り切って出掛けてみることに。娘も2歳になって、ちょっと長めの時間でも大人しく電車に乗っていられるようになった……と言うのも「わざわざ」の遠出に背中を押してくれた。
初めて行った緑地公園だったのだけど想像以上に素敵な場所だった。児童公園の遊具が充実していたのも良かったし、もともとが治水公園と言うこともあって、自然が豊かで池には白鳥やアヒル、カモなどの姿を見ることも出来た。間近で白鳥を見ることが出来て娘も私達夫婦も大興奮。もしかしたら娘よりも親の方が喜んでいたかも知れない。
お昼は芝生にシートを広げてお弁当。今回はいつになく入魂のお弁当だったので、夫と私は昼間っから500ミリ缶のビールを半分こ。娘はおにぎりだの、サツマイモの甘煮だの、魚肉ソーセージの焼いたのだの、好物が多かったのもあって、ご機嫌でお弁当を食べてくれた。外でシートを広げてのお弁当も今シーズン最後かなぁ……なんて感傷も手伝って、お弁当はいつもより美味しく感じられた。
公園内を散歩したり、児童公園で遊んだり、どんぐり拾いをしたり。公園事務所ではどんぐりで工作を作る催しがしていたので娘と一緒に参加してきた。どんぐりに顔を描いたり、木の台にどんぐりを張り付けたりした。娘は木工用ボンドで手をベタベタにしてしまったけれど、相当楽しかったらしく帰りの電車でもずっとどんぐりを手に持っていた。
我が家は基本電車移動。しかも「娘が大人しく電車に乗っていられる範囲」に行動範囲が限定されてしまうのだけど、娘も随分とお出掛けに慣れてきたことだし、たまにはいつもと違う場所にも出掛けるようにしなければなぁ。ついつい親が楽をすることを考えてしまいがちだけど、もっと娘に色々な経験をさせてあげたいと思う。
娘が楽しんでくれたのが1番だったけれど、秋らしい遊びをすることが出来て私もすっかりリフレッシュすることが出来た。今週はお天気がイマイチそうだけど、頑張っていこう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
左からススキ野原、白鳥(2枚)、どんぐり工作。秋らしさを満喫してきました。どんぐりの工作は微妙な出来だけど娘はいたく気に入ったようで毎日遊んでいます。
午前中、娘と公園で遊んでいたら、滑り台の脇に不審な鞄を見つけた。
鞄のファスナーは空いていて中身がちらりと覗いていた。教科書や可愛らしいポーチが入っていて、見るからに「高校生の通学バッグ」って感じだった。周囲を見渡してもそれらしき人はおらず「ひったくりに財布を抜かれて捨てられた鞄だろうなぁ」と思ったのだけど、もしかしたら公園で子供を遊ばせている人の鞄という可能性もあり、落し物の確信が持てなかったのでしばらく様子を見ていた。
1時間ほど娘を遊ばせていたのだけれど、鞄の持ち主が現れるでもなく、最初からいた親子連れは帰ってしまった。鞄は交番に届けるべきなのだろうと思いつつ、正直なところ「手続きが面倒だし、何も私がやらなくてもなぁ…」と言う考えが頭をよぎった。しかし「いやいや。娘の前で(たとえ娘が理解していなくても)それはダメだろう」と思い直し、娘に鞄を交番に届けるから遊びを辞めて帰ろうと説明して駅前の交番へ向かった。
娘は最近、お誕生日に戴いた自動演奏付きのピアノの中にある「いぬのおまわりさん」がお気に入りで、生まれてはじめて交番へ行くってことに満足しているようだった。どうも娘は何か楽しい勘違いをしているようだったので「あのね。交番におまわりさんはいるけれど、犬のおまわりさんじゃなくて、人間のおまわりさんだよ」と説明したら、ちょっと不思議そうな顔をしていた。
きっと手続きに時間が掛かるだろうと危惧していたが、案の定かなり時間が掛かってしまった。鞄の中の物が多かったのでチェックして文書化するだけでも、けっこうな時間。退屈で娘がグズグズ言うだろうと思っていたのだけれど、娘は初めて行く交番が珍しかったのか存外大人しく待っていてくれた。鞄の中には落とし主のバイト先の社員証が入っていたので、たぶん持ち主に届くだろうとのこと。財布は入っていなかった(抜かれた?)けれど、教科書類の他にもiPodなども入っていたので、持ち主に届けられると良いのだけれど。
財布も無かったし、おそらくひったくりに合った鞄だと思うのだけど、高校生の鞄をひったくるなんて酷いなぁ…と憤りを覚えた。学生さんが持っているお金の額なんて知れたもの。被害にあった高校生はきっと怖かっただろうし、なんとも気の毒なことだ。
その夕方、娘とお風呂に入っていて「今日は交番に行ったね」などと話をした。「人間のおまわりさんがいたね」と言うと娘はニヤリ。おまわりさんは優しいお兄さんだったのだ。公園遊びを早めに切り上げて交番へ行くだなんて、娘にとっては面白くなかっただろうと思っていたけれど、行って良かったと思う。娘にはよく理解出来なかったかもしれないけれど、これも1つの経験だろう。私も、知らん顔をせずに届けて良かった。知らん顔をしていたら、きっと心のどこかに引っかかっていただろうから。あの鞄が持ち主の手に戻ることを願いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。
最近、娘がお昼寝をしなくなってしまった。娘のお昼寝タイムは私の読書タイムでもあったので、読書時間が激減。娘の成長を頼もしく思うと同時に、読書時間の捻出に四苦八苦する今日この頃。
午前中、家事を終えて娘にすりリンゴジュースを作っていたら、新興宗教の布教活動をしている2人組の女性がやって来た。冊子をくれると言うけれど、丁寧にお断りする。年齢からして子供のいる世代の人だと思うのだけど、彼女達は家事をせずに何をしているのだろう? 主婦だから家事をしろ…と言うのではなく、それぞれに成すべき仕事をして暮らすのが大人というものではなかろうか。
宗教や、あるいは自己啓発セミナー等を信じて幸せになったと言う人の話を聞かされるたびに、やたら淋しい気分に襲われる。幸せには決まった形が無いので、本人が幸せだと言うならそうなのだろうと思うのだけど、自分の成すべきことをせず「自分が幸せになったから」と自分の価値観を他人に押し付けて歩くのは筋違いだろうに。
幸せの基準って人によって違う。だから私も他人を見て「あの人は…」などと言う権利など無いのだけれど、心の中ではそういう事を考えてしまうあたりは矛盾しているなぁ……と思う。
近々、娘さんが嫁がれる女性の日記を読んでいたら、娘の将来を想像して泣けてきてしまった。娘が嫁ぐ日なんてまだずっと先の話なのに気の早いことだ。今日はなんだか考えがまとまらないままPCに向かってしまった。あれこれと書き散らしてしまったけれど、こんな日もあるよね……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
この週末は家族で奈良公園へ行ってきた。
先週は娘が熱を出したり、夫の仕事が忙しかったりと夫婦共に疲れ気味だったので週末は家でゆっくり過ごそうと思っていたのだけれど、あまりに素晴らしいお天気だったので出掛けることにした。せっかく出掛けるならば娘が喜びそうな場所……動物好きの娘に間近で鹿を見せてやろうと奈良公園へ行くことに。
急なお出掛けだったので我が家にしては珍しく、お弁当を持たずに手ぶらで出掛けた。現地へ行ってお店に入って食べても良いのだけれど、気持ちの良いお天気だったのでお弁当を買って、奈良公園の芝生でシートを広げて食べることにした。手作りのお弁当の方が美味しいには違いないけれど、たまには手抜きも悪くないなぁ……なとど、グウタラなことを思いながら出来合いのお弁当を食べた。
いくら動物好きだと言っても娘は2歳になったばかり。身体の小さい娘からすると鹿はかなり大きいので、もしかしたら怖がるかと危惧していたのだけれど、娘はひと目で鹿が好きになってしまったようだった。
いきなり近寄って行って鹿を撫で、頬ずりをしていた。鹿せんべいを手渡しで食べさせるのは少し戸惑っていたものの、それもすぐに慣れてしまって、鹿を撫でたり、鹿せんべいを食べさせたりと大はしゃぎだった。途中、鹿に軽く突き飛ばされたりもしたけれど「鹿さんはYに意地悪をしたんじゃなくて、好き好きしようとして、ぶつかっちゃったんだよ」と説明すると、娘は納得したらしく、多少警戒するようになったものの怖がる風でもなく鹿と接していた。
鹿に夢中の娘を見て私達夫婦も大はしゃぎ。夫と交代で娘をカメラに収め、親馬鹿な時間を満喫させてもらった。
あちこちで鹿と遊びながら浮御堂まで散策した。途中、娘とドングリ拾いなど。もちろんドングリはお土産に。ちらほらと色付いた木々が美しかった。大阪よりも豊かな自然に囲まれているからだろうか?私達の住んでいる家から奈良は山ひとつ分離れているに過ぎないのだけど、奈良の空気は大阪よりも澄んでいるような気がする。
お昼寝無しで頑張った娘は途中でリタイヤ。帰り道は夫に抱かれて眠ってしまった。帰りの電車では夫も私もひと寝入り。なかなか充実したお出掛けだった。娘を楽しませるために出掛けたのだけど、私自身もリフレッシュすることが出来た。次に奈良公園へ行く時にはお弁当を作って、もっと朝早くから出かけたいものだなぁ……なんて事を思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。
左、奈良公園。右、娘と拾ったドングリ。翌朝…ドングリに手と足がはえているのを見つけて娘、大喜び。内職の甲斐があったと思わずニヤリ。