白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2009年04月30日(木) お見合い当日

昨日は生まれて初めて仲人としてお見合いに立ち会ってきた。

朝から夕食用のカレーを煮込み、娘と実家の母が食べる昼食作りなど。娘を置いて出掛けるとなると、一緒に行くよりも気を使って大変。慌ただしく用事を片付けて午前10時前に家を出た。

本当は午前11時半に待ち合わせなので、もう少し遅くに出発しても良かったのだけど、夫と2人きりで出掛けるチャンスなんて滅多にないので少しだけ楽しませてもらうことにした。ちょっとデート気分。久し振りに気合を入れて可愛い服を着ようと思っていたのだけれど、よくよく考えてみたら仲人は地味な服装の方が良いってことに気がついて、ベージュ色のジャケットに黒のカットソーとタイトなスカートを合わせた。どこからどう見ても通勤着で夫からは「生命保険の営業の人みたいだ」と言われてしまった。

少し早めに家を出た私達が向かった先は大きな本屋。絵本コーナーが充実していて、娘の絵本を1冊、夫婦で楽しみにしている漫画を1冊、私の個人的な趣味のポストカードを2枚買った。結局のところ、娘がいてもいなくても、することは変わっていないなぁ……と夫と顔を見合わせて笑った。

待ち合わせは時間通りに集合することが出来た。女性は私の元同僚なので良く知っているのだけれど、男性はあまり面識が無く、私自身「どんな人だろう…」と思っていたら、正直なところガッカリするような風体の人だった。あまり堅苦しくならないように…と、小洒落たカフェで軽くランチなど。

第一印象があまり良くなかった男性だったが、話をよくよく聞いてみると兄貴肌で懐の大きな人らしく「見た目よりずっといい人かも」と好感度アップ。なごやかに食事を終えた後は形式通りに「あとは若い人同士で…」と当人達と別れ、百貨店の食料品売り場でケーキを買って帰宅した。

娘はお利口にお留守番してくれていた。とは言うものの、私の顔を見るとベッタリと張り付いてきたのは言うまでもない。帰宅するなり娘はお昼寝。娘を寝かせつけた後、実家の母と弟を交えてケーキを食べた。

そして、肝心の結果なのだけど……残念ながら次には繋がらなかった。

男性側は気に入ったようだけど、T嬢は気に入らなかったらしい。まぁ、こればかりはどうにも出来ないので、男性側に断りの電話を入れ、後日釣書を回収することになった。電話を終えたのは午後10時半。なんだかんだと長い1日だった。

はじめて仲人は、気を使うばかりで大変だったけれど、いい経験をさせてもらったと思う。仲人をしてみて感じたことは、出来ることなら改めて少し書いておきたいのだけれど、通常の日記もサボりがちなのでどうなる事やら。今回は残念な結果に終わってしまったけれど、お見合いをした2人にとって今後の糧になるといいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年04月28日(火) 家族の幸せ

娘の友達のお母さんから「夫の愚痴」めいた話を聞かされてしまった。

以前から彼女のご主人は超・多忙な仕事人だと聞かされていた。今の日本、公務員でもない限り「家族で夕食」なんてサザエさんや、ちびまる子ちゃんでしか見られない光景だと思う。それが良いと言っている訳では無いけれど、サラリーマンのお父さんは残業するのが当たり前で子供と関わる時間の短い人が多い。

夫にしても帰ってくるのは娘が寝てからで、娘と会うのは朝の短い時間と週末のみ。夫の場合は長時間もあるけれど、午後9時そこそこに帰宅出来る日もある。有給休暇は形としてはあるものの、ほとんど使えないが、週末と祝祭日は確実に休んでくれる。よくありがちなサラリーマンと言ったところだろうか。

娘の友人のお母さん…Mさんは「家族でピクニックに行ったことなんて1度も無い。白蓮さんの旦那さんがうらやましい」と言う。我が家は週末にお弁当を持って公園等へ出掛けることが多いのだけど、彼女はそういう経験が1度も無いのだとか。色々と話を聞いてみるに「それは寂しいよね…」と同情せざるを得ない部分が沢山あった。

しかし、年収からするとMさん一家と我が家では、それこそ雲泥の差があるはずだ。なので「家族で団欒出来ないMさんは可哀想」と単純に言うことは出来ない。子供が小さい間は「夫不在」が辛くても、子供が成長してお金がかかる時期になれば「これはこれで良かった」と思える日だって来るかも知れない。

一方、私は慎ましいながらも家族寄り添って生活できる今の暮らしに満足している。これと言った贅沢も出来ないし、夫と2人で働いていた頃を思え質素な暮らしではあるけれど、家族が元気で楽しくやっているので不満は無い。だけど、将来的にみて娘に学費がかかるようになってきて、自分も働くようになった時に「今の暮らしに満足しています」と言えるかどうかは分からないのだ。

家族にとって何が幸せで何が不幸せなのか。それは個々の家族によって答えは違ってくると思う。他の家族と比較して決められることでは無い。Mさんの愚痴を聞きながら、なんだか色々と考えさせられてしまった。

私は今の暮らしに満足しているけれど、この穏やかな状況が永遠に続いていくとは限らない。しかし、状況が変化しても納得のいく生き方をしていたいなぁ……とは思う。他者に惑わされることなく自分の考えをしっかり持っていたいものだ。私は私が信じる物を大切にしながら地道に頑張っていこう……と自分に言い聞かせつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年04月27日(月) おままごと

昨日、トイザらスへ「おままごとセット」を買いに行った。

娘は現在1歳半。おままごとセットはいずれ必要になるとは思っていたのだけれど、それはずっと先の事だと思っていた。しかし、先日育児支援のスペースに出掛けた際、娘はそこにあったおままごとセットに夢中だったので「これは早急に必要だな」と、夫と相談して早速購入することに。

おままごとセットは娘を出産した時、木製の切る野菜のセットをお祝で戴いていたので、今回は調理器具と食器のセットがお目当て。

それにしても最近の玩具って大人が見てもトキメキを覚えてしまうほど素敵な物が多い。「おままごとセット」と言っても沢山種類があって、娘に選ばせるつもりだったのだけど、娘はどれを見ても反応が良いので結局大人が選ぶことに。プラスチック製でデザインの可愛い物にも魅かれたけれど、ステンレス製で本物に近い物を購入。食器のセットはイマイチ気に入るものが見つからなかったので100均で子供用のプラスチックの食器を買って、それを玩具として使わせることにした。

帰宅後……娘と私と夫とで「おままごと」をしたのだけれど、娘の喜びようったら無かった。流石にまだお料理の真似ごととまではいかないけれど、その遊びっぷりは、それなりに「おままごと」の形になっていて、鍋に野菜を入れてみたり、私や夫や縫いぐるみのクマの口に、野菜のおもちゃを押しつけてたり、自ら「いただきます」と手を合わせて、食べるふり(娘は本当に舐めてしまうけれど)をしたりして、とても楽しそうだった。

娘と一緒におままごとが出来るようになっただなんて!

母として嬉しいなんてものじゃない。娘は少しずつ「赤ちゃん」から「幼児」へと移行しているのだなぁ……とシミジミ感じた。娘のおままごとセットは、まだ最低限の物しか無いのだけれど、成長するにつれ少しずつ充実してくるのだろうなぁ。そして遊び方も少しずつ成長してくるのだろう。これからが、ますます楽しみだ。娘を相手におままごとをして遊ぶ幸せに浸りつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年04月25日(土) 賑やかな夜。

昨夜は元職場の同僚が遊びに来てくれて大騒ぎだった。

料理は朝から仕込む。献立はアボガドとカニカマの山葵マヨネーズ、豚肉と茄子のピリ辛中華炒、鶏肉とシメジとスナップエンドウの黒コ胡椒炒め、炊き合わせ(小芋・高野豆腐・人参・干椎茸)カツオのタタキのっけ盛。本当なら出来たてを提供する方がいいのだけれど、それだと私が座っていられないので、すべて作り置きでお客様が来てからレンジで温める方式。

娘を確実に寝かすべく、お昼寝は少しは早めに切り上げてもらって、日中はいつもより余分にサービスしてお外遊び。何もかも準備万全にして午後7時半。女性2名、男性1名をお迎えした。完璧過ぎる仕事に我ながら大満足。

が……全然、完璧じゃなかった。お客様に喜んだ娘が寝てくれなかったのだ。娘は人見知りをしない子だけど、男の人はちょっと苦手。お客様に男性が混じっていたので警戒するかと思っていたのだけれど、子供好きの子持ちパパだったので、娘はむしろ大喜び。かつてないテンションではしゃぎまくってしまった。結局、娘を寝かせるのは諦めて、みなで娘の相手をしつつ宴会。途中で夫が帰宅して5名と子供1人で賑やかに過ごした。

遊びに来てくれた3名のうち、2人は仕事を辞めてからも会っていたのだけれど、1人は2年ぶり。それなのに昨日会ったようなノリだったのが不思議だった。長いこと一緒に仕事をしていたからだろうか?

終電に合わせて1人づつ帰宅していく中。お客様の1人のT嬢が酔い潰れてしまい、お泊りしてもらうことに。夫と2人で2階の和室に運び込んで、T嬢の携帯からご自宅に電話。片付けなどをしてベッドに入ったのは1時半を過ぎていた。

娘の泣き声に起こされて6時起床。娘を寝かしつけて1人、階下に。夫の出張中の産物である大量の洗濯物を洗濯機で回しながら朝食など。大人2人、子供1人は2階ですやすや。娘と夫が起き、T嬢が起き、それぞれに食事。T嬢は二日酔いのために朝食は食べられず昼食を食べて自分の家へ帰っていった。

とても楽しい夜だったけれど、少し気になるのは酔い潰れて泊っていったT嬢のこと。彼女はなんと言うか……いつもギリギリのところを走っている印象がある。普段は真面目なワーカーホリック。水曜日のお見合い、上手くいくといいのだけれど。家族して夜更かしをしてしまったので、この週末はゆっくり過ごそうと思う。土曜の午後はお昼寝かな……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年04月23日(木) 寒い1日

もう4月も半ばを過ぎたと言うのに、今日は唐突に寒かった。あまりにも寒いので私はフリースのパーカーを、娘はフリースのポンチョを着せて外に出た。お洒落の真髄は暑さ寒さに負けない「痩せ我慢」だと言うけれど、他人から「ダサイ」と思われるより、体調を崩す方がよっぽと怖い。

娘と散歩していると、私達親子のように「冬に逆戻り?」な格好をしている人もいれば、キリッっと春の装いを通している人も。若い女性が寒くても胸元の開いたブラウスを着て、ミニスカートをはいているのに思わず口元が綻んでしまった。独身女性の心意気を見たような気がする。私も彼女の年代の頃はそうだったよなぁ……と。

娘と手を繋いで歩いているとジャスミンのむせるような匂いが。ジャスミンの香りは存在感があり過ぎて「香り」と言うよりも「匂い」と書いた方がしっくり来る。季節は確実に春から初夏へ。今日の寒さは特別なのだと思う。

昨日、芸能人を引退して介護をしていたタレントさんが自殺したとのニュースを聞いた。私にとってはよく知らない芸能人。お母さんを道連れに死のうだなんて、よほど辛かったのだろう。自殺の原因は介護疲れと言われているけれど、1人の人間が人生に自ら幕を引くと言うのは、そんな単純な理由だけではないように思う。が、介護がその大部分を占めていたのは本当だろう。

家族の病気や介護といった問題は、誰だって「私には関係ない」とは言い切れない。それだけに、もう少しどうにかならないかと思う。長引けば長引くほど金銭的にも精神的にも疲れてくるものだ。ほんの少しの公的援助、あるいは周囲のちょっとした気遣いが大切だと思う。私は今「どうにかならないものか」と思うばかりで、具体的な活動は出来ないけれど、自分の手の届く範囲で何か出来る人間でありたいと思う。

出張中の夫は明日帰宅する予定。毎日娘と電話で長々とおしゃべり。出張の目的は研修で、自分の担当している物件にトラブルがあれば東京支社で仕事をすることもあるとの話だったけれど、トラブルもなく、大阪で仕事をしているよりも時間に余裕があるとのこと。元気そうで何より。明日の夜は元職場の同僚が遊びに来る予定。今週もラスト1日張り切っていこう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年04月22日(水) カレーパーティ

今日は娘の友達のHくんとHくんのお母さんを招いてカレーパーティをした。

Hくんは最近、慢性疾患が発覚して病院通いに忙しい。Hくんのお母さんはただでさえ大変なのに、周囲からあれこれ言われてストレスマックス。病気って、個人的なことだしナイーブな問題だから、相談を持ちかけられない限り、他人がとやかく言えるようなことではないと思うのだけど、いらぬお節介をしてくる人って案外多い。

幸い、娘はほとんど病気知らずの健康な子だけれど、私自身子供の頃は病弱児童だったし、自分自身が大人になってからは家族の病気や怪我で苦労したので、Hくんのお母さんの気持ちは少しだけ理解できる。

今週は夫が出張でいないし、Hくんのお父さんは仕事から大阪と地方を行ったり来たりしていて半ば単身赴任状態なので「一緒に夕食を食べない?」と誘ってみたのだ。母親にもたまには休息が必要なのだ。「今日は晩御飯のこと考えなくてもいい」ってだけで、Hくんのお母さんもちょっとは楽が出来るかな……と。遠慮されるかと思っていたけれど、Hくんのお母さんは喜んで私の提案に乗ってくれた。

娘は1歳になってから、子供用のカレーを食べるようになったのだけど、Hくんは人生初カレーとのこと。Hくんの記念すべき初カレーを我が家で提供できるだなんて光栄なことだ。Hくんは大きくなったら自分が初めてカレーを食べたってことを忘れてしまうだろうけれど、私が彼の初カレーを作ったって事実は変わらないのだと思うと、ちょっと感動してしまった。

近所の公園でたっぷり遊んだ後、午後6時からカレーパーティ。Hくんはカレーライスをいたくお気に召したらしく、おかわりまでしてパクパク食べた。娘は同世代の子供と食事をするのは初めて。ものすごく楽しそうに食事をしていた。

食事の後、私が後片付けをしている間子供達はひと遊び。午後7時過ぎにお開きにした。HくんとHくんのお母さんが喜んでくれたのもだけど、娘が楽しそうにしてくれて嬉しかった。また、こういう機会を作れたらなぁ……と思う。それにしても今日は朝からちょっとしたアクシデントがあったりして、全力投球で草臥れた。PC遊びもほどほどにして早めに休もう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年04月21日(火) はじめての仲人

はじめて仲人をすることになった。結婚式の高砂に座るような「頼まれ仲人」ではなくて、お見合いのお世話をする方の仲人。私と夫は結婚して4年目を迎えたばかりの未熟な夫婦ではあるけれど、全力を尽くしたい所存。

私の元同僚のT嬢と、実家の母の友達の息子さんの縁談が持ち上がり、先日「釣書」を交換した。双方の釣書を見た私と夫は「こりゃ、お見合いまで持ってくのは無理じゃないかな」と思った。と言うのも、女性側はキッチリした形での釣書だったのに、男性側は思っていた以上に略式で、しかも「もっとマシな写真は無かったのか?」としか思えないような写真だったのだ。

身贔屓を抜きにしても「この男性に、T嬢は勿体ない」と思ってしまった。

実際、釣書を交換してから返事を貰うまでは時間がかかった。T嬢はかなり迷った末、ものすごく正直な返事をしてくれた。「正直、苦手なタイプです。あまり良い印象は受けなかったのですが、会ってみなければ分からないとも思うので、とりあえず会ってみたいです。印象が悪いのに会うなんて失礼ですか?」と。

私は「会ってみないと分からない」というT嬢の考えに賛同した。実は私。夫と出会うまでに何度かお見合いをしているのだけれど、釣書の印象ってあまりアテにはならないってことを経験しているのだ。なので「とりあえず会ってみよう」というT嬢の選択は賢明だと思う。

そんなこんなでトントン拍子(?)に話が進み、来週「お見合い」することになった。話が上手くまとまるにしても、まとまらないにしても「真剣に結婚したい」と思っている人達なのだから、それに向かって努力するのは良いことだと思う。そして、そのお手伝いを出来るのは光栄なことだ。

今週は夫が出張なのだけど、そんなこんなで電話だのメールだのと、けっこうバタバタしている。「バタバタしている」と言っても、家族の病気とかではなく、こういうバタバタは嬉しいものだ。未熟ながらも、誠意を持って仲人をつとめたい……って事で、今日の日記はこれてにオシマイ。


2009年04月20日(月) 気負い過ぎ?

昨夜は深夜まで眠れなかった。

「明日から夫が1週間出張でいない」と言うことで肩に力が入ってしまったらしい。早寝しよう思っていたのに、早寝どころかあまり眠れないものだから、久し振りに深夜にネット徘徊をしてしまった。私は子供の頃から「遠足の前には眠れない」タイプだった。大事なことがある日の前の晩は、たいてい寝付けないのだ。

きっと娘を産む前なら、こんなことにはならなかったと思う。

結婚していても子供がいなければ「久しぶりの独身生活を楽しもう」とて、仕事帰りに飲みに行ったり、そうでない日も食事はお惣菜を買ったりしただろうと思う。しかし、娘がいるとなると食事1つ取っても手抜きなど出来るはずもなく。夫がいてもいなくても「いつもの生活」を淡々とこなしていくことが要求されるので、なんだか1人勝手に「頑張らなきゃ」と気負ってしまっていたようだ。

それにしても夫がいないと娘を寝かしつけた後の時間はのんびりしている。せっかくなので、書き損ねている読書録を書いたり、あるいは在庫が無くなっている雑巾を縫ったりしようと思う。ある意味において貴重な1週間かも知れない。金曜の夜は元職場の同僚が遊びに来てくれる予定。娘を寝かしつけた後、居間で宴会。

夫の出張とはなんら関係無いが、ちょっと気になること。手の甲に湿疹が出来てしまった。痛くも痒くもないのだけど、プツプツと鳥肌のようなものが。様子を見て酷くなるようなら美人女医のいる皮膚科に行くかなぁ。今日こそは早く寝よう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年04月19日(日) 美味しいカフェ・オレ

昨日、ネットでインスタントで作る「泡立つクリーミーコーヒー」の作り方…と言う記事を読んだ。

私は珈琲よりも紅茶派。紅茶はポットで入れることが多いが、珈琲はレギュラー珈琲を入れるよりも、インスタントを入れる回数の方が断然多く、飲む時は、たいてい牛乳をたっぷり入れてカフェ・オレにする。なので、早速この記事の通りにしてカフェ・オレを作ってみた。

すごく美味しい!

……実際、味自体はそれほど変わらないのかも知れないけれど「珈琲が泡立っている」ってだけで、なんだかお店の珈琲みたいでいい気分に浸れるのだ。今日はオヤツの時間に戴き物のロールケーキと、泡立つカフェ・オレを作って出してみたのだけれど、夫もいたく喜んでくれた。娘はストローマグに入れた牛乳と、ロールケーキのスポンジ部を少々。娘は今のところお菓子類には興味が無いらしく、ロールケーキは一口つまんだだけだった。カフ・オレが泡立っている……ってだけでも、オヤツの時間がいつもより優雅に感じられた。

夫は今夜から1週間の出張。深夜バスで一路東京へ。仕事で使う新しいソフトの研修とのこと。夫は仕事柄、基本的には出張は無くて、夫と1週間も離れて暮らすのは結婚して初めてのこと。娘と2人きりでの1週間って、どんな感じなのだろう? イマイチ想像がつかない。

夫には体調を崩すことなく元気で出張から帰ってきて欲しい。そして私達も元気で1週間過ごしたいものだ。今はなんだか落ち着かない感じ。夫の帰りが遅くて1人で過ごす夜も多いのに「今夜は帰ってこない」となると、それだけで何か違う気がするから不思議だなぁ。明日から1人で頑張らねばならないのだし、あまり夜更かしせずに早めに寝なくちゃ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。

リプトン・リモーネのオマケ。携帯ストラップ欲しさに夫に頼んでコンビニで買ってきてもらった。早速、携帯につけてニヤニヤしている。仕事をしてるい時はコンビニに行く機会も多かったけれど、専業主婦になってとんと行かなくなってしまったなぁ。









2009年04月17日(金) 月下氷人?

ひょんなことから月下氷人を買って出ることになってしまった。

私の元職場同僚と、実家の母の友達の息子さんとの縁談。今はまだ「とりあえず釣書交換」という段階。お見合いといっても、形式ばったものではなくて、もし「会ってみよう」となったとしても、両親は抜きで、お見合いをする本人達と私達夫婦のみで食事かお茶をしようかと思っている。

仲人としては「この縁談、ぜひともまとめてあげなければ!」と奮起するべきなのだろうけれど、こういう事って周囲がどうにか出来ることではない。上手くいこうが、いくまいが、男女共「結婚したい」と思っているようなので、結婚に対するモチベーションを上げることが出来たらいいんじゃないかな……と思っている。

それにしても自分が仲人めいたことをするだなんて思ってもみなかった。

私にしても夫にしても「自分は結婚しないんじゃないかな」と思っていた。つきあうキッカケも「2ちゃんねる」だったし、会ってから結婚するまでわずか半年だった。だからって恋愛慣れしていた訳ではなく、高齢で結婚したにも関わらず2人ともむしろ恋愛は大の苦手だった。なので、人様の縁談をお世話すると言ってもアドバイスの1つも出来はしないのだ。

まだお見合いすると決まった訳ではないのだし、もし本当にお見合いするとなったとしても、お見合い当日に楽しく食事なりお茶なりが出来るようにセッティング出来たらいいな……と思う。まずは明日、釣書の受け渡しをするところから。釣書交換の段階で断りが入ることだってある訳で、お見合いまで行きつくかどうかも分からないけれど、私なりに力を尽くしたいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年04月16日(木) 藤の花

今日、公園へ行ったら藤の花が咲いていた。

藤の花って4月5月の爽やかな青空の下に咲くくせに、ちょっと妖艶な感じがする。あの紫が、そう思わせるのか、それとも「ゆらゆら」が原因なのか。藤棚の下に立って、ぼんやりと藤の花を見上げると、なにやら妖しい気分になってしまう。小さい子供と暮らしていると、毎日が慌ただしく過ぎてしまうのだけど「ほうっ」と花を見上げる時間も大事にしなくちゃなぁ……と思う。

とは言うものの、暖かく日差しが厳しくなってくると、外遊びに付き合うのは一大事業。今日は娘を寝かしつながら、そのまま自分も寝入ってしまっていた。ハッっと気づいたのが午後9時少し前。携帯を見たら夫から「先にご飯食べていてください」のメールが届いていた。

藤の花を見ていたら猛烈に「スカートはいてお出かけしたい」と思ってしまった。そう言えば、最近とんとスカートをはいていない。平日はともかく、夫がいてくれる休日なら、出来なくもない話。たまには、そう言うのも悪く無いなぁ……と思う。

「居住まいを正して生きる」と言うことの難しさを実感する今日この頃。毎日、楽しく暮らしているけれど理想の生活とはほど遠いような。あまり欲張り過ぎず、手の届く範囲で頑張りたいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年04月15日(水) むかしむかし。

最近、娘を寝かしつける時に「おはなし」をするようになった。

娘は寝るのが嫌いな子。どんなな眠たくたって遊んでいたいと思うらしく、ベッドに連れていくと泣き叫ぶので「じゃあ、お母さんがお話してあげる」となだめたのが「おはなし」のはじまり。1歳半の娘に絵本やテレビではなく「おはなし」が通用するのかどうか自分でも半信半疑だったが、娘は寝る前の「おはなし」が気に入ったらしく、昼寝の時も夜に寝る時も「おはなし」をするのが恒例になってしまった。

夜は『ももたろう』や『赤頭巾』といったスタンダードなお伽噺をするのだけれど、昼寝の時は娘が主人公の創作話をするようにしている。もっとも、創作と言っても、川を流れてきた苺や豆腐(娘が好きな食べ物)を私が拾って、中から出てきた娘を育てる…という他愛もない内容。娘がご飯を食べたり、お風呂に入ったり、公園で遊んだり…というだけの話で、最後は「Yは元気な可愛い子に育って、お父さんとお母さんと家族3人、末永く幸せに暮らしましたとさ。めでたし、めでたし」で締めくくられる。

それにしても1歳半の娘が「おはなし」をどれくらい理解しているのだろうか?

話の途中で笑ったりもするし「めでたし、めでたし。オシマイ」と言うと「もう1回」とせがんで泣いたりもするので、彼女なりに楽しんでいる風ではあるけれど、激しく謎だ。お話の内容よりも「お母さんが何かお喋りしている」ってこと自体が楽しいのかなぁ…と思ったりしている。

それにしても相手が1歳児とは言え、何も見ずに「おはなし」をするのは、けっこう難しいものだ。あらすじを覚えいてるお伽噺でも、いざ自分の口で語ろうとすると細かい部分を忘れていたりするので、私も「おはなし」に備えて勉強しておかなくてはなぁ……と思う。毎日、同じストーリーでは娘だって飽きるだろうし。

私がでっち上げる昼寝の時の創作はさておき、夜の寝かしつけの時にするお伽噺用に、ちゃんとした物語を頭の中に叩き込んでおきたいと思う。娘がそこそこ大きくなる頃には私のレパートリーも増えていることだろう。娘が「おはなし」を必要としなくなる日まで、しばらくは娘専属の語り部として腕を磨いていかねばなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年04月14日(火) 春の嵐。恵みの雨。

今日は朝から雨。心起きなく家に引き籠っていた。

お天気が良いと娘を家に閉じ込めておくわけにもいかず、自分がちょっと不調でも外に出ることになるのだけれど、雨の日はそんなことを思わずにいられるのが嬉しい。もっとも、1歳児を1日中家の中に閉じ込めておくのも、それはそれで大変なのだけど。

午前中は衣替えなど。子供って「いつもと違う雰囲気」が大好きだ。部屋の中に衣服が散らばっているだけでも、ワクワクしてしまうらしく、娘は私のカーディガンを羽織ったりして、私が作業する横で自分なりに楽しく過ごしていた。ベッドの引出しに仕舞っていた服を出しながら「今は着られない服」が多いことに吃驚する。働いていた頃に来ていた服は「ちょっとしたお出掛け」には使えても、普段の生活には使えない。ひらひらしたスカートで公園の砂場にしゃがみ込む訳にはいかないのだ。どう転んでも着そうにない服は、そのまま元の場所に置いておくことにした。

外は土砂降りの雨。「バケツをひっくり返したような…」という表現がピッタリ。春の雨って、優しい印象があるけれど、今日のは「雨」と言うよりも「嵐」と言う方がしっくりくる。夕方には雷も鳴っていた。

1日中、家に閉じ込められていた娘にとっては恨めしい雨だったと思うのだけど、体調がパッっとしない私にとっては恵みの雨だった。普段通りに家事をしていても「外に出ない」ってだけで、随分と身体が楽だ。

明日は天気になるとのこと。これだけ豪快に雨が降ってしまっては、お天気になっても公園は使い物にならないだろうけれど、エネルギーを持て余している娘を散歩にでも連れ出してやらねばなぁ。明日は気持ちの良い天気になりますように…と願いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年04月13日(月) 桜並木を自転車で

この週末は私の体調がイマイチだったので地元で地味に過ごした。

先週は高熱でグダグダだった。週の半ばから熱は引いていたけれど、1度崩してしまった体調はなかなか復活せず、この週末はのんびり過ごすこしにした。「週末はお弁当を持って花見へ行くぞ」と思っていて、生協の個別宅配で「お弁当にうってつけ」な食材を注文していたのだが、それらの食材はいまだ虚しく冷蔵庫のチルドルームに鎮座している。もちろん、賞味期限内に食べるつもりだ。ただし、アウトドアではなく家で。

地元では有名なお花見スポットを自転車で走りに行ったのが唯一のお花見。途中、自転車をおいて少し歩いた。1歳半の娘にも桜の美しさが分かるのか、しきりに桜を指さしていた。そこは川沿いにある桜なのだけど、川面に桜の花弁が流れて、とても美しかった。娘は桜の花弁よりもビチビチと音をさせて泳ぐ、丸々と太ったフナの方が気に入ったようだった。

せっかくの桜を堪能しないまま葉桜の時期に突入してしまったのは無念でならない。「娘が歩くようになってはじめて迎える桜の季節」ということで、密かにくだらない夢を育てていたと言うのに。

まぁ、贅沢を言ってはキリが無い。むしろ「家族で桜並木を自転車で走った」ってことを幸せに思うべきだろう。

週末はのんびり過ごさせてもらったのだけど、鼻と咳はいまだ治まらず。今週は少しエンジン控え目で過ごしつつ、体調回復に努めたい。来週は夫が1週間の出張なので、それまでに体調を万全にしておきたいのだ。今週は「あまり無理しない」をテーマに、ぼちぼち過ごそう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年04月08日(水) 娘の風邪。私の風邪。

先週は娘が風邪でバタバタしていたのだけど、今度は私がダウンしてしまった。

取り立てて風邪の症状はなかったのに、夜、娘を寝かしつけていたら強烈な寒気。「もしかして、これって熱出てる?」とて、娘を寝かした後、熱を計ってみたら8度2分。「しんどい」と感じていなかっただけに、青天の霹靂とも言える発熱だった。今回の風邪は咳や鼻水、喉の痛みなどは熱の後にやってきた。今は熱が治まって、やっと普通の風邪っぽくなってきたところ。

熱が出たからと言って、娘をほったらかしにする訳にはいかないので、居間に枕と毛布を置いて、寝っ転がりつつ娘の相手をして過ごしていた。娘は外に出してもらえないことについては、ブーブー言っていたが、私が用事をしないで自分の相手をしてもらえるのは嬉しかったらしく、自宅監禁にも関わらず、それなりに機嫌良く過ごしてくれた。

それにしても今回の風邪は、いきなりの発熱で吃驚。解熱剤を飲んでいても9度以上の熱が出ていて、どうしたものかとウンザリしたが、おさまってくれて、やれやれ。娘の風邪とは症状が違っているので、まったくの別件だろう。娘の風邪騒動での疲れが原因だと思う。

桜も咲いて、外も暖かくなってきたと言うのに、風邪ひき続きでちっとも外に出ていない。春なのに情けないことだ。スッキリと風邪を治して心地よい春を満喫したい。まずは、一刻も早く風邪を治さないと……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年04月03日(金) パフォーマンスと食欲

風邪でお腹をこわしている時の食べ物で、私が真っ先に思いつく物と言えば「お粥」と「すりリンゴ」。娘にも食べさせたいと思ったのだけど、お粥はともかく、娘はすりリンゴが嫌いだったりする。味が嫌いと言うよりも、むしろ食わず嫌い。ヨーグルトに混ぜたりしたら食べるので根本的に嫌いではないと思うのだけど、すりリンゴそのままだと頑として口を開かない。

しかし今回は激しい下痢だったため、食べられる物が少なく、どうしても「すりリンゴ」を食べて欲しくて、私は無い知恵を絞って、ある方法を試してみることにした。それは娘の目の前でリンゴをすって、その場で食べさせる
と言うもの。レストランやなんかで「御客様の目の前でお取り分けします」なんてパフォーマンスがあるけれど、娘にもそれが通用するのではないかな…と。

結果、私の思惑は見事に成功した。リンゴをすって「これ、ちょっと食べてみたい人?」と聞くと、娘の目がサッっと上がったのだ。すかさず、すりリンゴをスプーンですくって娘の口に運んだら、食べる食べる。1歳児にもパフォーマンスが通用するってことに感心してしまった。

食欲って不思議だなぁ。

食欲は食べ物の味だけではなく「見た目」とか「匂い」も重要になってくるってことは周知のことだが「シュチュエーション」とか「パフォーマンス」も関わってくるのだから。もっとも、それらは大まかな分類だと「見た目」に入るのだとは思うけれど。

パフォーマンス作戦が面白いほど上手くいったので、同様に昼食のうどんも茹でるところから見学してもらって、ザルに上げるところや盛り付ける過程も、娘を抱き上げていちいち見学させたら、パクパクと勢いよく食べてくれた。

毎回、食事を作る過程を見学させてやれたら良いのだろうけれど、毎回となるとそうも言っていられない。今日は娘を家の中に閉じ込めていたから良いものの、外遊びに付き合うとなると、そこまで手をかけていられない……ってのが現実なのだ。

それにしても、娘の食欲が完全に戻ってきてくれて嬉しい。下痢もおさまったし、もう大丈夫。それどころか「外に出してくれ」とうるさくて仕方が無かった。元気になってくれて良かったなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年04月02日(木) からまわり

昨日は朝から娘を連れて病院へ行ってきた。

娘は熱こそないものの、風邪の症状があり元気がない。その上、下痢まで。小児科で3日分の薬を処方されて帰宅した。「お腹にくる風邪」とのこと。帰宅後、お粥など食べさせていたらば午前中より酷い下痢の症状が。おむつを替えると、なんと便が白いではないか。「便が白い時はロタウィルスに感染した可能性がある」と聞いていたので、病院で再度診てもらいたいと思うものの、市内の小児科は軒並み午後から休診。元気が無い…とは言うものの、娘は比較的しっかり食べて飲んでいたので、翌日(今日)病院へ連れていくことに。

そして今日も朝から小児科詣で。便のついたおむつをジップロックに入れて持って行った。「下痢を引き起こすウィルスに感染している可能性があるので検査しましょう」とのことで検査をしてもらった。

……結果。娘はウィルスには感染しておらず、ただの風邪からくる下痢だった。要するに「心配し過ぎですよ。お母さん」って話だ。

白い便を見て、てっきり「ウィルス性の下痢に違いない」と思ったのだけど、下痢が酷い時は便に色を付けるのが追い付かないため、白っぽい便が出ることがあるらしい。ウィルス性の下痢で無くて良かったのだが、なんだか空回りして草臥れてしまった。帰りにドラッグストアに寄って、おむつを2パック買って帰宅した。

娘は相変わらずの状態…と言うよりも、むしろ下痢は酷くなっている。ただ、風邪の症状自体は落ち着いているし、娘自身は昨日より元気になっているので回復に向かっているのかな……とは思う。下痢はかなり酷いのだけど、食欲はそれなりにあって、ちゃんと食べてくれるのは嬉しい。わずか1歳半の娘にも「病気を治そう」という本能が備わっているのかと思うと感動さえ覚える。

明日は今日より元気になっていて欲しいものだ。一刻も早い娘の回復を願いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
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白蓮 |MAILHP