来年2月に控えた結婚に向けて、あれこれと順調にことが運んでいる。
「私、本当にこの人と一緒になって大丈夫かしら?」と言うような類の不安は一切無い。仕事と準備に追われて「面倒臭いなぁ。もう嫌になっちゃう」と思うことは多々あるが、せいぜいその程度のこと。巷の話を聞いていると結婚式だの新居だのを決める際に双方の親が出てきて揉めた……みたいな事があるようだけど、私達の場合はそういうことも一切無くて、そういう点では恵まれていると、つくづく思う。
が、結婚にあたって心配事が全くないかと言うと、それはまた別の話。自分の新しい生活に不安はないのだけれど、私が抜けたあとの実家のことを思うと不安は尽きない。
まずは失業中の愚弟の就職が決まっていない……ってのが大問題。いちおう資格取得に向けて勉強しているのだけれど、これがちっとも頼りない。勉強に対しても仕事に対しても真剣さが足りないし、第一自分で切り開いていこうとするガッツが感じられないのだ。私が結婚する頃には仕事も決まっているだろう……とて結婚準備を始めたのだが、あやしい雲行きになってきた。姉にはもう弟に齧らせる脛など持ち合わせてはいないのに。
もう1つの悩みは乙女な母と愚弟の今後の生活。今まで私が当たり前のようにこなしてきた事柄を2人でやってもらわねばならないので、最近は小姑のように口うるさく「私がいなくなったら、自分達でしなきゃいけないんだからね」と2人にさせるようにしている。ぶっちゃけ2人とも私に依存し過ぎなのだ。
そして何より心配なのは乙女な母も愚弟も「自分の力で幸せを掴む」能力に劣っているということだ。2人の言動を見ていると、肉親ながらもムカつくことが多い。行動するより先に不満を口にするタイプなのだ。どうして彼らは積極果敢に「幸せになる努力」が出来ないのかと不思議に思う。決して多くは望まない。母と息子で機嫌良く、それなり暮らしてくれたら充分なんだけど。
こういう悩み事も、大きなくくりにするとマリッジブルーなんだろうか?
さてと。話を変えてワンコの病状記録。「数日で駄目かも?」な感じから、ちょっと盛り返してきたのか、昨日、今日は少しだけ食事とっていた。獣医さんの言うことには「どんなに頑張っても年越しは無理」とのこと。うつらうつらと寝るばかりで、痛みがないのがありがたい。
そんなこんなであれこれと、順調だったり順調でなかったり……な日々である。明日からまた1週間。あまり仕事がキツキツでないといいのになぁ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
2005年10月15日(土) |
雨の日。PCに向かって。 |
今時の平積み小説のようなタイトルをつけてみた。最近の本って、やたらと題名が長いけれど、あれは流行なんだろうか? ロマンティクな題名に惹かれて買った本には、しょっちゅう裏切られているのに、時折、うっかり買ってしまうのには困ったもだと、いつも思う。
ワンコはまだまだ頑張っている。獣医さん曰く「痛みが無いようなので、それだけが救いですね」とのこと。しかしながら衰えは隠せず、1日中うつらうつらと寝てばかり。それにつけても動物の持つ「生きよう」とする力には頭が下がる。「もう手の施しようがありません」みたいなことを言われた訳でもなければ「食事をしないと、もっと衰えていく」と頭で理解している訳でもないのに、食べ物を受け付けないながらも、果敢に食べようとする姿は崇高でさえある。それくらい生きるってのは大事なとなんだと再認識。
生まれてきたからには、生きなきゃいけないんだと思う。人も動物も。
午前中は整骨院へ。「これは、ちょっとどうしようもないですね。針治療をしてみようかと思うのですが、どうでしょう?」との提案があり、来週にでも針治療デビューすることになった。仕事の立て込み具合と腰痛の具合は仲良しの関係にあるらしい。まいったなぁ…来週もたぶん、そうそう整骨院に行けそうにないのに。
午後からはPCに向かって書き物など。日記とか、本の感想とか。その他諸々。つくづく「読んだり書いたり」するのが好きなんだなぁ。読んだり書いたりしたからって、何がどうなる…って訳ではないのだけど、読まずにはいられないし、書かずにはいられない。なんだかんだ言って自己主張が激しいんだろうと思う。
明日は未来の夫と新居の相談など。ワンコの具合次第では、うちに来てもらうことになりそう。今日も会う予定だったのだけどワンコの病院優先。ペットと恋人は較べられないけど、病気の人(犬)と元気な人とを較べると、考えるまでもなく前者優先。さてと。そろそろ夕食のことを考えなくちゃ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
2005年10月14日(金) |
それも余裕があればこそ |
昨日は帰宅が遅かったのだがワンコがまだ生きててくれたのでホッっとした。
「私が帰ってくるまでに死んじゃってるんじゃなかろうか?」と思うと気が気ではなかった。が、その反面で「死んでてもしょうがない。それはそれで仕方ないし」と言い聞かせながら玄関の扉を開ける自分がいる。願わくば家族がいる時に逝って欲しい。1人っきりで逝くのは寂しすぎるから。もっとも、これは残される者の感傷で本人には何ら係わりのない話なのだけど。
彼女はどれくらい頑張れるんだろう。もうまったく食事を受け付けなくなっているので、近いうちにその時が来るのは確かなのだが、命って案外シブトイからなぁ。無理だと分かっているのだけれど「驚異的な回復力で持ち直したりしないだろうか?」なんてことも思ったりする。
ペットと人間を同列にして考えるのは間違っていると思うけれど、父の時はそういう感慨などまったく抱かなかった。日々の生活と資金繰りに精一杯で、亡くなった時でさえ「やれやれ」という感慨こそあれ、哀しみはほとんど感じなかった。弟が事故で死ぬかも……って時は「死なしてなるものか」と思うばかりで「死ぬかも」なんて想像は1度もしなかった。だから「大変だぁ」とは思ったものの、哀しいとは思わなかった。
死んでいこうとする犬を見て、切なくなったり哀しくなったりするのは、心身ともに余裕があるからなんだなぁ……と思う。心底切羽詰まっていたら、感傷に浸っているような時間なんて無いだろう。
今日は現場直行で朝がノンビリ。朝っぱらからウダウダと書き連ねてみたところで今日の日記はこれにてオシマイ。
我が家には15歳になメスの老犬がいるのだが、どうやらお別れの時が近づいているらしい。
犬で15歳と言えば、いつお別れがきても不思議ではない年齢だし、彼女は以前からガンを持っているので、いつかはそんな日も来るだろう……と覚悟はしていた。だが年寄りながらもご機嫌で過ごしていたので「なんだかんだ言いながら、あと1〜2年は頑張れるかな」と思っていたので、気持ちがまったくついていけない。
いつまでたっても「死」という通過儀礼には慣れることが出来ないらしい。
こんなこと何かと比較出来るような問題ではないのだけれど、たとえば今、何某かの事情で来年予定している結婚が駄目になったとしても、諦めることが出来ると思う。そりゃぁ、多少のダメージはあるかも知れないけれど「しょうがないなぁ。縁が無かったんだもの。次、行ってみよう!」と自分に言い聞かせて、それなりに折り合いを付けられると思う。が、犬に限らず、自分の周りにいる人(今回は犬だが)が死んでしまうとなると、どうしても……どうしても諦めきれないのだ。
生きている中での別れと、死によってもたらされる別れは根本的に違う。死んでしまった人は絶対に戻ってこないのだ。2度と会えないし、取り返しがつかない。哀しみも恨みも、いつかは良い想い出になっていくってことも、経験上知っている。だが、なんかこぅ……納得がいかない。
そして私は何よりも「死」と対面するのが恐くてならない。
愛犬の残された時間を大切にしてやろうと思っているし、ちゃんと見送れることも分かっている。だけどやっぱり不安だし、死んで欲しくないと思う。だからって犬としての一生をまっとうさせてやりたいので延命治療はする気もないのだけれど。
生きているものは死に対してどうしようもなく無力なのだと思い知らされずにはいられない。そんなことを思いつつ今日の日記はこれにてオシマイ。
3連休最終日。今日は1日寝て過ごした。
朝は6時半に起床。が、朝食の後で2度寝。ビタ一文も早起きの意味無し。起床後、買い物へ行き昼食。そして昼寝。頭がボーッっとして手の込んだ食事を作る気になれず、夕食は鶏肉のクリームシチューとモズクの酢の物。昨日の晩は鶏団子鍋で、鶏が続いてしまったけれど、まぁご愛嬌ということで。こんなに寝たのに、まだまだ眠れそうな勢い。明日から出勤なのに困ったものだ。それにしても一足飛びに寒くなったのには吃驚。あわてて冬物のスカートを引っ張り出して、アイロンをかけた。
寒さに弱いせいか、寒くなってくると、とんとお洒落をする気が無くなってしまう。「防寒第一」で服の組み合わせを考えるので、どうしても野暮ったくなってしまうのだ。TVで見るロイヤルな女性達(日本、海外問わず)は、寒い時期でもエレガントなスーツだけで野外にいたりすることが多いが、あれはどういうカラクリなんだろう……と思っていたら、高性能のオバシャツを着用しているとの話を何かの本で読んだことが。そうでなければ寒さでどうにかなってしまうよなぁ。私も、そんな素敵ななオバシャツが欲しい。
色々と書いてみたいことがあったりするが、ボンヤリ頭ではロクな事が書けないだろうと思われるので、自重することに。ゆっくりお風呂に浸かって早く寝よう……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
そこここで、良い匂いがする。金木犀の季節到来。金木犀と言えばトイレの香り……って印象を拭い去れないところだけれど、本物の金木犀の香って、かなり好きだ。幼い頃に暮らしていた家の庭にも、今の長屋に来る前に暮らしていた家の庭にも金木犀が植えられていたっけか。
今日は未来の夫と家探し。気に入った物件をもう1度偵察に。結婚式の準備云々よりも、ずっと力が入るの巻。今日見た物件に決まるかどうかはさておいて、来年早々には引越ししているはずである。人生3度目の引越し。もうこれで打ち止めにしたいものだ。そんなことを考えるような年齢ぢゃないのだけれど、終の棲家に憧れる33歳の秋である。
夕食は自宅で味噌仕立ての鶏団子鍋。缶チューハイを買ってみたものの、半分も開けられなかった。元気の乏しい時はアルコールが身体に入ってこない。気持ちは有り余るほどに元気一杯なのだけど、身体の方は疲れが堆積しているようだ。一重瞼がデフォルトなのに、今日は朝からずっと二重瞼になっていた。
明日は3連休最終日。地元のユニクロへ服を買いに行く以外は、大人しく家にいて身体を休めようと思う。それにしても新しく家庭を持つってのは、何かにつけて大変だなぁ……ってことをシミジミ思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。
郵便受にダイレクトメール以外の物が届いていたら、それだけで「今日は良い日だ」と思ってしまう。お手紙が好きだ。アーノルド・ローベルのかえるくん達みたく、じっと待っている訳ではないけれど、不意のお手紙って、なんかいいなぁ。
今日の大阪は「これでもかっ!」って勢いの雨。郵便物も濡れていて、いささか憂鬱な気持ちで開封したのだけど、中身は無事でホッとした。手書きの文字を何度も読み返しつつ、大事に残しておかなくちゃ……と机の引き出しに仕舞った。
本日は結婚式場に小道具の打ち合わせなど。アクセサリーとか、ペールとか、髪飾りをどうするか…とか。面倒臭くてしょうがないけど「これはある意味修行だよね」と自分に言い聞かせつつ、黙々と仕事をこなす。帰宅途中で買出しをして、漫才番組を観つつお昼寝。最近、祭日に時間が余ると昼寝をせずにはいられない。
夕食はロールキャベツとチーズオムレツなど。ロールキャベツ本体は冷凍食品で。玉葱だの、キノコだの、トマトだのをドッサリ入れて適当に煮込んだ手抜き料理ながらも、自画自賛してしまうほどに美味だった。
地味ながらも満ち足りた土曜日に感謝しつつ今日の日記はこれにてオシマイ。
仲良しの直上司に結婚と退職の報告をした。
派遣会社を通して責任者クラスには報告したし、その流れで責任者には話をしたので、実際に仲良く仕事をしている上司とも同志とも言える人に、やっと話をすることが出来た。本当ならばCADの相棒の次に言いたいところだったのだけど、やはりここは派遣社員としての筋を通さねば……ってことで。
「残念だけど仕方ないよね。お祝いしなくちゃ」と上司は祝福してくれた。大変なときに抜けるのに、何も言わずに祝福してくれるなんて嬉しいなぁ……と胸いっぱいになった私に彼は言った。「だけどさぁ〜。どうせ、すぐ働くつもりでしょ? 落ち着いたら派遣会社をと通さずにおいでよ。せっかく取引先にも顔を売ってるんだし、もったいないしさぁ」と。
心外な言葉に目を白黒させてしまった。
確かに……生活が落ち着いたら、職場は変わったとしても仕事には復帰するつもりでいた。だが、はなから「復帰する」と思われているのは、どういうことだろう? 万に一つでも「すいません。私、専業主婦になるんですよ。てへ」って言うとは思わなかったんだろうか? 今の職場で楽しく働いているのは事実だけど、だからって「仕事大好き人間」って訳ぢゃぁないのに。むしろ、怠惰に生きたいと願っているのに。
まぁ、そんな風に「仕事好きそう」とか思われているというのは、考えようによっては、嬉しい限りだ。契約期間内は一生懸命務めさせてもらおうと思う。それにしても急いで報告しなければならない人に報告出来てホッっとした。
明日は結婚式場へ打ち合わせ。生憎と未来の夫は仕事なので、私1人で。明後日はまたとても不動産屋へ。あれこれ忙しいけれど、三連休だし頑張れるさ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
今朝、通勤途中の乗換駅ホームで痴漢が突き出されているのを目撃した。
えらい騒動だった。痴漢と思しき人物は20代後半〜30代前半の男性。50代の男性に腕をつかまれていた。駅員さんを大声で呼んでいたのは女子高生。いかにも正義感が強そうな元気娘。被害にあったのは大人い雰囲気の女子高生で私が通っていた高校の後輩だった。痴漢にあったのがショックだったのか、叱られた子供みたいに項垂れて、涙ぐんでいた。
痴漢は冤罪が多いという話を耳にするので、突き出された男が本当に痴漢かどうか分からないのだし、あまりジロジロ見ないようにしよう……と思っていたのだが「こんなブス触るかよ。ざけんじゃねぇよ。馬鹿!」と男が逆ギレしていたのを聞いて、思わず足を止めてしまった。被害者の女子高生は青ざめて、可哀想で見て入られなかった。「何言ってんねん! あんたが、やってるの見たんやから」と、もう1人の女子高生がもの凄い剣幕でまくし立てていた。結局、男は駅員さんに連行されていった。
それにしても可哀想になぁ。突き出された男が本当に痴漢かどうかはともかく、言うに事欠いて「こんなブス触るかよ」とは何事だろう。いい年した大人だって、そんな言葉を聞かされたら凹んでしまうだろうに、多感な年頃の女の子は、どんなに傷ついただろう。気の毒で仕方が無い。唯一の救いは、近くに助けてくれる人がいたということだろうか。男の腕を掴んで取り押さえた50代の男性と、頭から湯気を立てて怒っていた女子高生。他人事ながら、知らん顔されなくて良かったなぁ…と思いつつ、しかし私もプンスカ憤慨してしまった。
性犯罪が許せない…てのは当然のことだが、精神的、あるいは肉体的に強い者が弱い者に危害を加えるってこと自体が許し難い。それがどういった形であったしても自分より強そうな人間から危害を加えられたら、誰だって恐怖を感じるだろう。力にまかせて乱暴なふるまいをするなんて、してはいけないことだと思うのだ。
痴漢にあった娘さんは、たいそうショックだっただろうが、早いところ元気になると良いなぁ……なんてことを思いつつ、ことのあらましを思い出して、あらためて憤慨しつつ今日の日記はこれにてオシマイ。
今日は季節の果物やなんかを使ったデザートを買って帰ろうと思っていた。栗とか、サツマイモとか。和菓子も良いし洋菓子も捨て難い。柿や葡萄を使ったタルトもいいな……などと、気持ちだけはヤル気だったが、そんな時間に帰宅出来なくて、コンビニでカスタードプリンを買って帰った。
最近のコンビニデザートはよく頑張っていると思う。けっこうイケる。悪くない……が、コンビニデザートには色気がない。そこが不満。「甘い物が食べたい発作」を満たすだけの甘味はあれど「甘い物を口に運ぶ幸せ」を満喫するには遠く、腹ペコの野獣のよう飢えた心を満たしてくれるには至らないのだ。なんちゅーか。コンビニのデザートにはパワーが無いのだ。
手の込んだお菓子が食べたい。洋菓子でも和菓子でもいい。「人の手で作りました」って感じのお菓子を存分に食べたい。色気のないプリンを口に運びながら、自分の身体が安っぽい物質に変化していくような錯覚に陥ってしまった。
しかしながら私がコンビニの食べ物を利用するのは、デザートか、あるいはお弁当を作れなかった時くらいである。コンビニの食べ物がメインになっている人は毎度、味気ない思いで食べているのだろうか。便利だけど……使わざるを得ないのだけど人間的じゃないよなぁ……と思う。
週末は私の欲求を満たしてくれそうな「ちゃんとしたデザート」を買って食べようと思う。幸いこの週末は3連休だし。それを励みにあと2日、頑張って働こうかな……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
秋なんだなぁ……と、つくづく思う。
大阪地方は雨だった。しかもジャバジャバの大降り。「呼んでる口笛 もずの声」が、小さい秋なら、今日の雨は大きい秋。これからは、ひと雨ごとに寒くなっていくんだなぁ…とて嫌が応でも思い知らされてしまう。寒いのが大の苦手な私としては「そんなに慌てて寒くならないでください」と懇願せずにはいられない。
近所に住み着いている野良猫の兄弟も、寒さを感じていたのか、洗濯干し場の隅っこに置いてある新聞紙の束の上で、2匹がひっついて眠っていた。夏の間は見られなかった光景。特定の棲家を持たない彼らには、厳しい季節の到来だなぁ。
今日は比較的早く帰宅出来たのに、これと言って何もする気になれず、台所の板の間でゴロゴロと寝転がっていたらば東京のFから電話アリ。馬鹿話を2つ3つ。いつものように「返事に誠意が感じられない」と言われてしまった。が、反論の余地無し。「うんうん。頑張ってな。うん。そうやな」と言う言葉は、心から発したものでも、頭で考えたことでもなく、筋肉運動の賜物なのであった。
まだ火曜日だというのにイマイチ勢いに欠ける感じ。明日は仕事帰りに秋らしいデザートでも買って帰ろうかな……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
やはり年末で仕事を辞めることにした。
結婚後も続けられるように残業を考慮してくれる……との、ありがたい申し出があったのだけど、どう考えても体力的に無理だなぁ…と。もう少し職場が近ければ、それもアリだと思うのだけど。
思えば図面描きになってからというもの、ずっと派遣社員だったので渡り鳥のように職場を変わっていたけれど長い休憩って取ったこと無かったものなぁ。仕事をしていない期間が無かったとまでは言わないけれど、そういう時って何某かのトラブルを抱えていたのだ。家族の誰かが入院してたり、自宅療養していたり。
賃金労働は、しばらく休ませてもらうと思う。新生活が落ち着いたら、また改めて仕事を探して頑張ったらいいかな……と。今の職場から離れるのは残念だけど自分が1番大事だもの。とりあえず腰痛を完治させるところからはじめよう。
それにしても、あと3ヶ月で職場の人達とお別れかと思うと寂しくてたまらない。こんなに「寂しい」と思えるなんて、ありがたいことだなぁ…と思う。プンスカ怒って辞めた前職場とは雲泥の差。
退職までの残り時間、手を抜かずに頑張ろう。恩返し…って訳ぢゃなくて、お給料の分だけ働かないとね。明日は現場直行で、朝がノンビリなので、寝床に入って、ちょっくら本でも読むかな……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
今日は濃厚な1日だった。
未来の夫と、夫の母。私と乙女な母との4人でランチなど。いわゆる「親同志の顔合わせ」ってヤツである。未来の夫のお母様は、明るくおっとりとした女性。たぶん仲良くやっていけるだろうと思う。乙女な母も未来の夫のお母様と会って安心したようだ。始終なごやかなムードのランチタイムだった。
ランチを終えて解散してから、家へ帰る道すがら乙女な母の誕生日プレゼントを買いに靴屋へ行った。今日は乙女な母58回目の誕生日。私と愚弟からささやかな贈り物ということで。「足の悪い人でもはきやすい靴」と言うことで、心熱い、仕事熱心な店員さんが勧めてくれたのは、底が厚くクッションのしっかりした上質のもので乙女な母大満足。気に入った靴が見つかって良かった。
1週間の食料の買出しを終えて帰宅。食料を買うついでに、スーパーで竜胆の花を買った。リンドウって、どうして龍の肝なんていうイカツイ漢字が当てられているのは、根っこが胆汁のように苦いからだそうな。ちなみに、この知識は立花えりか&北野じゅんこのイラスト絵本からの受け売り。
帰宅したらば、どっと草臥れてしまって1時間半ほど昼寝をしてしまった。最近、草臥れると腰にくるらしくて、仕事もしてないのに腰が痛くてしょうがない。明日からまた1週間がはじまるというのに困ったものだ。
夜は味噌仕立ての石狩鍋で乙女な母の誕生日を祝った。なんだかんだと文句を言いながらも、無事に誕生日を迎えてくれるのは、ありがたい。あと何回乙女な母の誕生日を祝えるかは分からないけれど、これからも平和に祝いたいものだと思う。
さて。明日からまた1週間が始まるのだし、お風呂に入って早く寝よう……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
今日は朝からツイてなかった。
齢15歳の愛犬がオシッコの失敗をしたところから朝がはじまった。オシッコの躾は完璧に出来ていたのだが加齢と共に泌尿器が弱ってきたらしく、ちょくちょく失敗するようになっている。本人の意思とはかかわりのない失敗なので、叱る訳にもいかず。朝から後始末に追われて、軽く草臥れる。
不動産屋へ行くべく9時半に未来の夫がやってきた。約束の時間までマイ・サンクチュアリで紅茶を飲もう…とて、まったり過ごしていたらば、不動産屋のオバチャンより電話。こちらが客だと言うのに、約束の時間にもなっていないと言うのに「早くおいで」と催促されて、お茶もそこそこにして不動産屋へ。
2軒ばかり連れて行かれたが、酷い物件でウンザリした。おおよそ「この世のものとは思えない」ほど異臭の漂う汚い家で「どうやったら、ここまで汚くなるんだろう」と呆れてしまった。古い云々以前の問題。不動産屋のオバチャンも「この物件は酷いわ。駄目やね」と呆れ顔……てか、中身を確認してから案内して欲しかったと思ったが、あえて突っ込まず。
地元のカフェで昼食を取り、気を取り直すべく映画へ行った。映画の日だったので映画館は大混雑。観たい回は満席だったので、書店&喫茶店で時間を潰して夕方から『チャーリーとチョコレート工場』を鑑賞。
役者としてのジョニー・ディップも、監督としてのティム・バートンも大好きなので期待していたのだけど、まったくもって受け付けないタイプの作品だった。原作は子供の頃に読んでいるので粗筋は知っていたのだけど、なんかこぅ……後味が悪かった。そして映像の気持ちを悪さにゲンナリ。悪い映画とは言わないが私の感覚には合わなかったらしい。期待していただけにガッカリ度もさらに倍。
ついてない日というのは何をやっても駄目だと相場が決まっているのだ。「駄目な時は撤退する勇気が必要だよね」ということを学んだ。
身も心もボロ雑巾のように草臥れて帰宅。休みの日にお金を使って草臥れるなんて馬鹿みたいだが、こんな日もあるさ…ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。