昨日は仕事帰りにインフルエンザの予防接種に行ってきた。
確か私が子供の頃はインフルエンザの予防接種で何某かのトラブルがあったか、予想した種類と違う型のインフルエンザが流行ったかして、あまり良いイメージがなかった。実際、学校の予防接種も強制ではなくて任意制で、受けない児童も多かったように記憶している。
しかし最近はインフルエンザの予防接種も進歩しているらしい。医学がこれだけ進歩しているのだから当然と言えば当然だけど。昨年、インフルエンザが猛威をふるっている頃、予防接種を受けた人がピンピンしているのを見て「来年は私も受けよう」と思っていて、実行してみたのである。
地域によってかかる費用は違うのだけど、私が行った病院では3500円だった。これを高いとみるか安いとみるかは、インフルエンザの季節が終わってみないと分からないので、なんとも言い難い。それで回避できたなら断然安いと思うけど保険みたいなものだものなぁ。
朝食をもりもり食べたり(←今まで抜きがちだった)、ウォーキングをしたり、インフルエンザの予防接種を受けてみたりと、私が健康フリークになったのには深い訳がある。夏場に体調を崩して思いっきり活動できなかったジレンマとか、肩凝り&腰痛の悪化とか、慢性的な便秘のとか、そういう症状を改善したいというのが1つ。しかし、それはあくまでも2次的な目的に過ぎない。私が健康フリークになった最大の理由は……
健康に自信をつけてインド旅行に行くこと!
だったりする。本当なら、すぐにでも飛んで行きたいところだが、インド旅行の体験者の話を聞くだに、インドを楽しむには丈夫な身体が必須アイテムとのこと。そりやぁシルバーエイジ向けのパッケージツアーなら、ゆったりとした行程で、楽な旅が出来るかも知れないけれど、そういうのは嫌なのだ。流石に31歳・初インドで1人歩き旅行をしようとは思わないが、できるだけ欲張った旅がしたい。
インドでは、どうしても象に乗りたい。もちろんガンジス川はお約束。そしてカレーを食べまくって下痢の洗礼を受けて帰国するのだ。
そのためにも今のうちにパワーアップしておきたいのだ。人並の体力は確保しておきたいし、インフルエンザに罹って、なし崩しに体調を崩すなんてのも遠慮したいところだ。そんな訳で、生まれてはじめてと言っていいほど唐突に「身体作り」に熱中している。そりゃぁ、なんでも熱中すれば楽しくなってくる訳で、ウォーキングなど、すっかり好きになっているのだが、その根底にあるものは「インドへ行きたい」という情熱である。
私。そう遠くないうちにインドへ行って、象の背中で揺られてきます。
あー。ついに日記で宣言しちゃったなぁ。宣言しちゃったからには実現できるように努力しなくちゃね。ま。努力といったって楽しみに向けての事だからストイックになる必要もないし、楽ちんプーなのだけど。そんなこんなを書いてみたところで今日の日記はこれにてオシマイ。
2003年11月05日(水) |
遺失物を取りに警察へ |
通勤電車で上着を置き忘れてしまった。
途中、空いている沿線があり、そこで荷物を自分の脇に置いたのがいけなかった。落し物は大阪南部地方の終着駅へ。荷物がないのにすぐ気づいて駅に連絡すれば、傷は浅かっただろうに、帰宅して上着がないのに気づいた時は「会社に置き忘れたのだろう」と思い込んでいて、届けが翌日になってしまったので、荷物は終着駅から地元警察署へ送られてしまった後だった。
その警察署は、私の家からも、職場からも、泣きたくなるほど遠い場所だった。大阪といったって、案外広いものだ。しかも遺失物係は平日の9時〜5時しか受け付けてくれない。これだからお役所仕事って……なんて言っても仕方がないので仕事を早退して警察署まで上着を取りに行った。
「遠いし、面倒臭いし、嫌だなぁ」と思っていたが、これがけっこう楽しかった。
平日の昼間の電車って、なんか好きだ。通勤ラッシュの時間帯とは、風景も乗車している人もラインナップがまったく違う。しかも「警察署へ行く」というイベント最中ともなれば心躍るのも無理からぬってものである。本を読んだり「警察署へ馬鹿娘を引き取りに行く母親ごっこ」とか「警察署に保護された酔っ払い夫を迎えに行く妻ごっこ」とかいう妄想遊びをしながら電車に揺られた。終着駅から徒歩15分ちょい。なかなか不便な場所だが、ウォーキングの歩数稼ぎには丁度いい感じだった。
前日、電話で場所と受付時間を聞いた時も感じたのだが、サツの旦那は、かなり親切だった。物腰も丁寧で高感度大。気持ちよく遺失物を受け取ることができた。あぁいう親切な警察官よりも、不祥事を起こす警察官の方が前にでてしまいがちだなのが気の毒に思えてしまった。どんな事柄でも、ひとくくりにして判断しちゃダメだよなぁ。うむ。
帰り道、地元の和菓子屋さんで栗蒸し羊羹を購入。行き当たりバッタリのお店だったので、味が心配だったけれどなかなか美味だった。なかなか愉快な1日だった……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。
昨夜は、またまたFから電話。最近電話率が高いような気がする。昨日は、いま熱中しているゲーム『金色のコルダ』の話を主に。それ以外も、ほとんど下らないヲタク話&マイ・ブームについての話。
Fから「最近、頑張ってるの?」と聞かれて「なんだか頑張ろうって気力がない」と答えたら「白蓮はずっと忙しかったから、燃え尽きて何もしたくなくなってるんだよ」と、ちょっと心配そうだったので、最近の暮らしっぷりを説明する。
ここのところはゲームに夢中だけど、それとは別に友人と遊びに行ったり、ドライブしたり、ウォーキングにハマって毎日、意識的に歩いてみたりして、日々の暮らしはかなり愉快。無気力かというとそうではなくて「遊ぶ」ということに対しては意欲的とも言える。ただ勉強しようとか、努力しようという向上心がないだけだ……と。
Fはちょっと考えて言った。「なんだかんだ言って、ちゃんと仕事はしているんだし、趣味が多いのはいいことだし、人様に後指さされるような事はしてないし、、むしろ普通に充実した生活だと思うんだけど……そんなの白蓮じゃない。朝、早く起きて出勤前の30分、コツコツ勉強していた、あんなに働き者で毎日、遅くまで頑張っていた白蓮は、どこへ行ってしまったんだぁぁぁ」と。
思わず「ストイックな白蓮は死んだと思ってくれ」と言いそうになってしまった。
親しい友人・知人からは「遊び暮らすのも、いつか飽きる。あなたは大人しく生きていけるタイプの人間じゃない」と言われていて「そうかも知れない」と思っていたけれど、最近は「このままずっと、グウタラが身についていくかも」と思ったりしている。そして「それはそれで、悪くないかも」とも思っていたりもする。人間って、楽な生活には、すぐに慣れていくと言うか。
Fは切実な調子で言った。「お願いだから、元の白蓮に戻ってくれ。私と同じペースでヘラヘラ遊んでる場合やないで。ストイックに生きて、たまに『これだからFはあかんねん。いい加減にしぃやぁ』と説教してもらわへんと私が困るやん。白蓮がストッパーになってくれへんかったら、誰がストッパーになってくれるん?」
本当の友情ってなんだろう……と思った(笑)
Fは私が頑張っていると「あ。これぢゃ駄目だ。私も頑張らなきゃ」と思うのだとか。なので私が遊び暮らしていると「ま。いいか」と思ってしまって、もともと不努力人間のFは、ますます不努力に磨きがかかりそうで恐いのだという。
大丈夫だよF。私が頑張っていようが、いまいが関係ないよ。だって私が最高潮に頑張ってる時だって、Fはグウタラ者だったぢゃないか……ってなことは流石に言わなかったが、可笑しくて仕方なかった。
しばらくFの良き友に戻れそうにもないが、Fの短所を増長させる友でいる自信ならある。さてと、今夜も張り切ってゲームするぞ……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。
今シーズンはじめて『おでん』を作った。
昨日大型スーパーへ買出しに行って『ちくわぶ』を見つけて、唐突に『おでん』が食べたくなったのだ。『ちくわぶ』は関東ではメジャーなおでん種だそうだが、関西ではあまり登場しない……どころか、私など今まで食べたことさえなかった。ネットで遊ぶようになってから、はじめて『ちくわぶ』の存在を知り、ずっと食べたいと思っていたのだけれど、地元のローカルスーパーには売っていなかったのだ。なので『ちくわぶ』を発見した時は小躍りするほど嬉しかった。
『おでん』って手抜き料理の代表格にされがちだけど、真面目に作ると案外大変。出汁とって、ジャガイモ茹でて、玉子茹でて、スジ肉茹でて洗ってetc。手を抜くのは簡単だけど、美味しいものを食べようという情熱が私を働かしめるのだ……なんちゃって。朝から下拵えをして1日かけてじっくり煮込んだ。煮込んでいる間は、じっくりゲーム。この週末はゲーム三昧。猿夢中。少々寝不足也。
はじめて食べた『ちくわぶ』は、なかなか美味だった。そのものに味はないのだけれど、大根・ジャガイモ・ハンペンのように「ダシ染み系」と言うか、ダシの味を存分に吸い込むタイプの具材なので、おでんの美味しさを確かめるには良いように思う。むにむにした食感もGood。これからは我が家の『おでん』の定番具材にしようと思う。
今日は「おでんで身体を温める」というほど寒くはなかったけれど、1日中雨だったので、おでんを煮込むにも食べるにも、もってこいだったように思う。明日のお弁当には『2日目のおでん』が入る予定。
昨日のYちゃんの話を書こうと思ったのだけど、なんとなく、まとまらず。だいたいからして私がどうこう思うような問題ぢゃないのだし。せいぜい愚痴を聞くくらいが関の山。しかしながら同じ愚痴でも「高校時代に躓いてから、ずっと躓きっぱなし」とか「○○が嫌だから、△△出来ない」とか後ろ向き過ぎる愚痴というのは、正直なところウンザリした。Yちゃんが自分の足で1人立ちできる日が来るのを願うばかり。
おおむね愉快に過ごした週末だった。よく歩き、よく食べ、よくゲームをした。明日から仕事モードに切り替えなくちゃ……ってことで今日の日記はこれにてオシマイ。
今日は向いの婆さまが買い物をしたいと言うので、車椅子と婆さまと、乙女な母を車に乗せて大型スーパーに出掛けた。愚弟はまだ寝ていたので、私が運転手になったのだが、婆さまは「今日はYさん(婆さまは愚弟を「さん」付けで呼ぶ)じゃなくて、白蓮ちゃんなの」と、何気にがっかりしたようだった。
向いの婆さまの愚弟信仰は伊達ぢゃない。
愚弟の名前を呼ぶ時、婆さまの見せるとろけるような表情と言ったら。恋する乙女の瞳で愚弟を語る婆さまを見ていると、なんだかドキドキしてしまう。婆さまは2年前に連れ合いだった爺さまを亡くされて、1人暮らしをされているのだが、おすそ分けで何か食べるものを持っていくと、必ず仏壇に供えて、そこに爺さまが生きているような口調で話しかける。「良かったなぁ。おじいさん。こんなご馳走もらったでぇ」とか「お爺さんの好きな大福やで。食べぇやぁ」とか。死んだ爺さまは、かなりのゴクツブシだったようだが、それでも婆さまは爺さまを深く愛していたようだ。
婆さまは、爺さまの姿を愚弟に重ねているらしく、ことあるごとに「うちのおじいさんに、そっくりやわぁ」と言う。
機械(パソコン)が好きなのも、食べ物の好みも、婆さまの目に、愚弟は爺さまの化身のように映るらしい。なので愚弟に接する婆さまは、孫に対するお祖母ちゃんのそれではなくて、恋する乙女そのものなのだ。
怠け者の夫にかわって、女の細腕で鉄工所を支え、夫の愛人の子供を育て、姑を看取った婆さまは、かなりの苦労人なのだけれど、爺さまが亡くなってもなお、爺さまのことが好きでたまらないようだ。
愚弟の名前を呼ぶときの婆さまは、すっごく可愛い。
婆さまを知る人は「ろくでもない亭主に苦労ばかりさせられて」と婆さまに同情するし、実際そうだと思うのだけど、婆さまを見ているとそうとばかりは言えないように思ったりもする。それほどまでに惚れぬいた相手と一緒に暮らせた婆さまの人生は、そんなに不幸ではなかったんぢゃないかと。ま。これは私が勝手に思っているだけなのだが。
午後は幼なじみのYちゃんとお茶。他人事ながら軽く落ち込む。エネルギーを吸い取られたような……と言うべきか。気が向いたら、明日にでもその話を書こうかな……ってところで今日の日記はこれにてオシマイ。
2003年11月01日(土) |
幸せアイテムを2つばかり |
万歩計を買ってみた。
今はウォーキングが流行っているのか、電気店には色々な種類の万歩計が出ていて迷ってしまった。安いのから高いのまで。歩数・距離・消費カロリーが出るだけでなくSDカードがついていてパソコンでデータ管理ができるものもあれば、腰につけて歩数だけ計るシンプルなものもあった。私は腰につけなくて、服のポケットや鞄のポケットに入れても計測できるタイプのものを購入。2600円也。
万歩計をつけてみて健康のために1日1万歩く」って案外大変だってことに、はじめて気が付いた。今は意識的に1駅〜2駅分、余計に歩いているので1万歩は軽く超えるのだけれで、普通に活動していた程度じゃ、せいぜい7000歩くらいしか歩いていないと思われる。万歩計のおかげで歩くのが楽しくてならない。しばらくは手近な玩具として楽しめそうである。
手近な楽しみと言えば、昨日から光栄の出しているネオロマンスゲーム(女性向・乙女ゲーム)の『金色のコルダ』をプレイしている。音楽科のある私立高校でバイオリンのコンテストでの優勝を目指しつつ、男の子達と恋愛していくというゲームなのだが、女性向ゲームにしては、手ごわい育成シュミレーションで「流石は光栄・天下の光栄」と言った感じである。純粋に乙女ゲームのユーザーさんには、ちょっとムツカシイかも……といった印象。
もともと、ゲームの中では育成シュミレーションがいっとう好きだったりする。『プリンセスメーカー』シリーズとか、馬鹿みたいにやり込んだものなぁ。今は、恋愛より何より「育てる」のが楽しくて、今はムキになって主人公を育成中である。まだ効率良く育てるコツを掴めていないのだが、やり込んでいきたいと思っている。納得できる育成ができたら、CG集めもしたいし……長く楽しめそうな予感満載。
ゲーマーの愚弟もプレイしてみたいらしく、終わったら貸す約束をしている。エロゲーであろうが、乙女ゲームであろうが、面白いゲームってのはゲーマー心を熱くさせるのだ。システムのこなれた良質のゲームに出逢うと「コンプリートしてみぜ」と思ってしまうのがゲーマーの性。丁寧に作り込んでいるゲームってのは、やめられない止まらない、かっぱえびせんのような魔力を持っているのだ。
万歩計とゲームのおかげで、しばらく愉快に暮らせそう。昨日はすでに「寝る間を惜しんで」プレイしてしまっているし。一時期ゲームに飢えていて「吐きそうなくらいゲームがしたい」とまで思っていたので、よけいに食いつきが良いのかも知れない。ウォーキングのおかげで肩凝り&腰痛も大人しくしているから、なにげに体調も良いし、口元がゆるみっぱなし。2つの幸せアイテムについて書いてみたところで、今日の日記はこれにてオシマイ。