白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2002年10月31日(木) 『サバイバー』って、どうよ?

失業生活4日目である。
↑失業生活○日目…という書き出しがマイ・ブームになりそうな予感。
失業してみて、色々と発見があったのだが
今日は、その中の1つについて。

働いている間は、ほとんどと言っていいほどTVを観なかったので
「最近の流行」とか「流行ってるTV番組」から取り残されていたのが
失業したおかけで、それまでよりもTVを観るようになった。
↑それでも「TVっ子」というには、ほど遠いのだが。
知らない間に新しい番組が放送されていて吃驚することが多い。

世間的には「いまさら」って感じかも知れないが
私が、いっとう吃驚したのは『サバイバー』という番組。
無人島でサバイバル生活をしながら、最後まで残った人が
1000万円の賞金をもらえる……ってな企画番組で
「おっ。なんか面白そうだな」とて、チャンネルを合わしてみたのだが
「なんて気ぃ悪い番組だろうと」吃驚してしまった。

無人島でのサバイバル生活ってシュチュエーションは興味深いが
多数決(投票)で仲間を追放していくという趣向はいただけない。
学校で、いじめや、会社で言うところのリストラ要員の選定のようで
TV番組ながら、本気でムカムカしてしまった。
そりゃぁ、サバイバルというのは
人間社会で生き残っていくことも重要になってくるとは思うし
誰しも、そういう「嫌な目」を経験して生きていると思うのだが
私は、そんな光景をTVでまで観たいとは思わない。

それにしても……である。

子供を持つ親御さんは、あの番組を我が子と観る時
どんな風な姿勢で観ているのかと、ちょっと気になってしまった。
「あれはTVの企画だから」と割り切れる大人なら問題はないが
TVでしていることは、素敵に格好良く思えてしまう子供達に
「多数決で決まったんだから仕方ないぢゃん」というような
自分が残るためなら、仲間を蹴落としても当たり前というような
そんな主旨の番組を私なら、我が子に見せたくないなぁ
……なんてことを思ってしまったのだ。

綺麗ごとでもって、世の中は渡っていけないってことはよく分かる。
分かるけど、それが全面に出ているってのは、なんだかなぁ。
しかもゴールデンタイムに、どうよ?
あの番組を観たおかげで、やけに道徳的なことを考えてしまった。
私は2度と、あの番組を観ることはないと思うのだが
あの番組って、けっこう流行ってるのだろうか?
あれを観ている人って、平気なんだろうか?
なにも疑問を感じないのだろうか?

ものすごく気になる今日この頃……って感じなのだが
これ以上書くと、クドくなってしまいそうなので
今日の日記は、これにてオシマイ。


2002年10月30日(水) 「穏やか」の効能。

失業生活3日目を迎えた。

仕事をしなくなって、まだ3日しかたっていないので
実質上は「ちょっとした連休」でしかないのだけれども
自分の中で「私は失業者♪」という気持ちが強く形成されているので
仕事をしていて連休を過ごすのと、まったく違う味わいを感じている。

大きく変わったことは、読書量が極端に減少したこと。
通勤電車が読書時間だったので、これは仕方が無いなぁ……と思う。
もちろん家でも読むのだけれども、読書に費やす割合は以外と低い。

そして、もう1つの変化はPCを触らなくても平気だということ。
仕事をしている時は「ネット命」みたいなところがあったのに
辞めたとたん、ネットを繋がなくても平気になってしまった。
もちろん、まったく繋がないってことは無いし
日記だって書くし、巡回コースは回っているのだけれども
なんと言うか……ネットに懸ける情熱が低くなっているようなのだ。
出勤前、昼休み中、仕事の合間に、寝る前にと
時間の合間を縫うように、小刻みに繋いでいた情熱は何処へ?

たった3日で、人間が変わってしまったような気がする。

たぶん仕事をしなくなって、ストレスが激減したために
ストレスの捌け口として利用していた「読書」や「ネット」への必要性が
急激に減少してしまったから「なくても平気」になったのだと思う。
読書もネットも好きなので、やめることはありえないが
これほどまで「なくても平気」になってしまうとは以外だった。

これはおそらく、穏やかな生活がもたらした効能だと思う。
もちろん、こういう生活はプラス面ばかりがあるわけではなくて
「これって、どうよ?」と思う部分もあったりするのだが
しばらくは、呆けて暮らそうかと思っている。

なんとなくキレ味の悪い、呆けたものを書いてみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。


2002年10月29日(火) 失業生活2日目の朝。

失業者生活2日目の朝……
4日働いた後で失業生活に突入したものだから
まだ「失業者」の実感はなくて、週末を満喫しているという風情である。
退職した日のことは、携帯から短い日記を更新したけれど
同志Fのことなども含めて覚え書きなど。

退職日は同僚達が「泣けるシュチュエーション」を用意してくれたのに
一滴も涙をこぼすことなく、電車に乗っても泣くこともなく
感動はしたけれど、やけに晴れ晴れとした気分で家路についた。
帰宅したらば、居間のコタツで乙女な母と愚弟と同志Fが談笑していた。
同志Fは、私以上に「その家の娘」らしいくおさまっていて
あいかわらず元気そうで、気楽そうな顔をしていた。

その夜は愚弟の4畳半の部屋を明渡してもらって
ワインを飲んだり、喋ったり、ゲームしたり、喋ったり……
狭い4畳半に3人と1匹(愚弟、同志F、犬)が集って
明け方まで、くだらないことを喋って愉快に過ごす。

そして翌日……

せっかく同志Fが帰阪しているのだから
同志Fが見たがっていた「スーパードルフィー」の販売店へ行き
美味しい食事でも食べに行こうと思っていたのに
「なんか出掛けるの面倒臭いし」という同志Fの意向を尊重して
夕方までグウタラと遊んで過ごした。
これ以上ないほど非生産的な時間を過ごしたと言っても過言ではない。

仕事をしている間は色々と大変なことが多かったし
失業者になったら、なったで厄介なこともあるとは思うけれど
同僚と同志Fのおかげで「また頑張ろう」ってな気分になった。
しばらくは自由人生活を満喫して、それからまた活動しよう。

今日は、失業するにあたって書類の手続きをする予定。
明日も明後日も働かなくても良いのかと思うと単純に幸せな気分である。
「しなければならないこと」が少ないという幸せを噛み締めつつ
今日の日記はこれにてオシマイ。


2002年10月27日(日) ありがとう奈良盆地。

今日は奈良盆地通勤最終日だった。

送別会は先日、早々と済ませていたので
今日はトットと帰ろうかと思っていたのに
設計課有志で送別会を開いてくれた。
まるで卒業アルバムみたいな、職場アルバムをもらっちゃったりして
飲み会嫌いの人まで参加してくれたりして
感激してしまった。

なので今夜は感激を、そのままに
苦手の携帯から日記更新。

ありがとう奈良盆地。
さようなら奈良盆地。
みんなありがとう。

今夜は人のいない終電で泣いちゃう
・・・かも知れません。

で、もって・・・

家に帰って友人と遊び明かします。色々あったけど私は恵まれていたなぁ〜と思いました。

胸一杯になったところで
今日の日記は、これにてオシマイ。


2002年10月26日(土) 「メソメソ」を取り逃がす。

明日、私は職場を辞める。

3年間、ほんとうによく働いたと思う。
父が死んだり、弟が事故にあったり、バラエティーに飛んだ3年だった。
仕事的には「右も左も分かりません」ってな状態から
「まぁ、それなりに給料分くらいは働いてます」ってくらいに成長したし
私にとっては実の多い3年間だった。

睡眠時間を除けば家で過ごす時間よりも
職場で過ごした時間の方が長かっただけに
「仕事なんて嫌いだぁ」とか言いながらも、思い入れだってある訳で
明日は、お別れの挨拶をする時に泣いちゃうんぢゃないか……と思ったり
卒業式だって泣いたことないし、泣くほどでもないや……と思ったり
今夜はやけに、感傷的だったりする。

少なくとも明日の晩は3年間をふりかえって
1人で、メソメソと過ごすだろうなぁ……と思っていたところに
東京の回転寿司屋でアルバイトをしている同志Fからメールが入った。
「明日、お泊まりしに言ってもいい?」とな。
そう言えばFは、某アイドルグループのコンサートを追いかけて
大阪に帰ってきているのだった。
そんな訳で、明日の晩は夜通し同志Fと遊ぶことになりそうだ。

ワイン飲んだり、ケーキ食べたり、ゲームしたり、ネットしたり………
喋ったり、喋ったり、喋ったり……
いつものパターンで、夜を過ごすのだと思う。

私は、よほど「メソメソ」と縁がない女のようだ。
明日の晩に「メソメソ」過ごさなければ
いったい、いつ「メソメソ」過ごしたら良いのか?
失業者になったら「メソメソ」から「ウキウキ」に変わるだろうし
金銭的に切羽詰ってきたら「ブイブイ」頑張らねばならないだろうし
どうやら同志Fのせいで「メソメソ」する機会を逃してしまったようだ。

そんな訳で、明日は涙の退職日なのだが
久しぶりに同志Fと、ゆっくりできるので、ちょっとだけ楽しみである。
今夜は明日に備えて早く寝よう……
そんなこんなで、今日の日記はこれにてオシマイ。


2002年10月25日(金) ぞろ目の日に……

愚弟の手術の日取りが決まった。

この夏に片付くと思っていたのが伸び伸びになっていたので
「やっと、ここまで漕ぎ着けた」という感じである。
事故から1年と4ヶ月。4度目だか5度目だかの手術である。

11月10日に入院して、11日に手術。
「11月11日かぁ。ぞろ目って、なんかいいよなぁ」
……などと愚弟は暢気にしているし、乙女な母も私も
いいかげん入院というイベントに慣れてきたのか、それほど感慨はない。

ただ私は今月末付けで、今の仕事を辞めることになっていて
仕事を辞めたら旅行にでも行って骨休みをしようと思っていたので
愚弟の入院にあわせて、計画を立てなければいけないことになり
はてさて、どうしようかと思案中。
いくら入院慣れしている一家とは言うものの
愚弟の入院中に旅行に行くってのは、なにかと具合が悪いだろうし。
ご近所で「鬼のような姉」なんて噂を立てられても困る訳で(笑)
旅行計画なんて、これっぽっちも考えていなかったのだが
早急に日程を立てなければいけない羽目になってしまった。
しかし、今は何も考えられないので
考えるのは、仕事を辞めてからにしよう……

仕事を辞めたら、暇人生活が待っているものだと思っていたが
それなりにバタバタしそうな予感……って言うかバタバタするだろうし。
まぁ、物事は滞っているより動いている方が良いってことで
今日の日記は、これにてオシマイ。


2002年10月24日(木) 『Dolls(ドールズ)』

昨日は『Dolls(ドールズ)』を観てきた。
↑最近日記の更新時間がマチマチなので時間軸がズレているらしい。
ものすごぉ〜く観たかった……ってほどではなかったのだが
なんとなく映画を観たい気分で、なんとなく邦画な気分だったので
とりあえず観てみたのだが、これが以外に面白かった。

濃ゆくて、クドイ恋愛映画だった。
けっこう「ネタが命」ってなタイプの作品なので多く語れないのが残念。
3組のカップルを絡めて、物語が進んでいくのだが
その設定はベタ過ぎるというか、黄金パターンというか。

出世のために彼女を捨てた男と、捨てられて精神に異常をきたした女。
捨てた女を忘れられないヤクザの親分と、自分を捨てた男を待つ老女。
事故で顔に傷を負ったアイドルと、彼女に全てを捧げるファンの男。

北野武って浪花節というか「定番」好きだったのだろうか?
それとも「やっぱ基本が1番だし」とて受けを狙ってみたのだろうか?
使い古された設定だっただけに、説明を観なくても
さ〜っと物語の中に入っていくことができた。
「そこまでやるか?」と思う反面、上手い使い方だと思ったり。

「愛の物語」ではなくて「恋の物語」だった。
北野武の映画は、暴力的なものをテーマにしたものが多いけれど
この作品も、どことなく暴力的なものを感じた。
突き詰めていく「恋」ってのは暴力的だなぁ……と思ったのだ。
育む愛ではなくて、突っ走って、ぶっちぎる恋を
傍観者の視線でもって、追っかけていたという感じがしたのた。

「恋」といっても、色々な形があるとは思うが
ちょっぴり暴力と似たところがあるのかも知れないなぁ……
↑ものすごく主観的な感想だけど。

「文楽人形との絡み」とか「日本の四季の美しさ」も良かったけれど
突っ走る恋の形を上手く描いた作品だなぁ〜と思った。
新しさや、新鮮さには欠いていたのは、少し残念だったが。

ちょっと鬱陶しい系の作品だったけれども
フランス映画を観た時のような後味の悪さもなかったし
ちょっと以外に面白くて、得した気分になってしまった。
それでもって、大画面で観た紅葉があまりにも美しかったので
今年は紅葉を観にいくぞ〜と心に誓った。

そんなこんなで、昨日観た映画の感想を書いてみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。


2002年10月23日(水) クララの家。

今の職場で仕事をするのも、残すところ数日となった。
辞めてしまっては日記に登場することもなくなるので
今のうちに職場話を書いておこう。

先日、夢見る建築士Kさんから質問を受けた。
「なぁ?『アルプスの少女ハイジ』のクララの家って、どんなん?」
変な質問をするなぁ〜と思っていたらば
お客様と話をしていたらば
「クララの家」みたいなのを建てたいと言われたらしい。
いま関西では夕方に『アルプスの少女ハイジ』の再放送をしているので
それで影響されちゃったののだろうか?

早速、ネットで「クララの家」を探してみたのだが
「ハイジの家」のイラストはあっても「クララの家」は見つからなかった。
仕方がないのでクララの住んでいるフランクフルトの街の写真を見せて
簡単なスケッチを描いて「クララの家」の外観をKさんに解説した。

「あ〜〜。だいたい分かったけど、こんな家建てられへんし」

お客様の予算と、敷地の形からすると
たしかに「クララの家」のようなものを建てるのは無理なのだが
Kさんは、できるだけ「クララの家」に近づけたプランを作り
私はその図面と、パース(完成予想図)を描いた。
そして、その日の夜……
お客様と打ち合わせをした営業さんから1枚のファックスが。

話を詰めた結果「クララの家」ではなくて
「赤毛のアンの家」のような形が良いとのことです。

……なんてこったい!
「クララの家」はドイツの街中に建つ石造りの重厚な建物だが
「赤毛のアンの家」は田舎に建つカントリー風の建物で
白い壁と、緑の切り妻屋根が目印の乙女ちっく仕様である。
2軒の家は、まったく方向性が違っていて共通点は見当たらない。
もし共通点があるとすれば……
2軒とも「世界名作劇場」に登場したってことだけである。
Kさんと私が激しく脱力したのは言うまでもない。

Kさんは「赤毛のアンの家」をイメージしたプランを建てて
私はその図面と、パース(完成予想図)を描いたが
「次は、どんな家が良いと言ってくるんだろう?」とドキドキしている。
まさか『トムソーヤの冒険』のハックが住んでいた木の上の家
……なんてことは言ってこないと思うけれども、ちょっぴり心配。
↑だけど、ちょっぴり楽しみな部分もある。

休み明けの結果報告を楽しみにしつつ
今日の日記はこれにてオシマイ。


2002年10月22日(火) 黄色いレインコート

関西は朝から雨降りだった。
週明けの雨降りって、最低だよなぁ…と思いつつ
私は週末の喜びを感じつつ、いつものように出勤した。

今朝は、いつもより1本早い電車に乗ってみたりしたので
電車で見かけるメンバーが違っていて、やけに新鮮な感じだった。
学生さんが多めで、勤め人が少なめという構成。
そして、学生さんと、勤め人にまじって幼稚園児も座っていた。
「お受験」を勝ち抜いてきたスーパー園児のようで
地元では有名な付属幼稚園の幼稚園リュックサックを背中に背負い
黄色いレイコンートを着て、黄色い長靴を履いていた。
エクアドルバナナを連想させるような、フレッシュな黄色だった。
↑台湾バナナや、フィリピン・バナナは、イメージと違う感じ。

……可愛い♪

幼児のレインコート姿って、どうしてあんなに愛らしいんだろう?
しかも「黄色」というところがポイントである。
大人が黄色いレインコートを着ていたら、ゲンナリしてしまいそうだけど
幼児が着用したら、とたんに愛らしく見えてしまうから不思議である。
黄色は、目立つ色だから交通事故を防ぐのに役立つ
……ってな理由から、幼児のグッズによく使われているようだが
どんよりした雨の日に、黄色い花が咲いているようで、なかなか感じが良い。

色目にもよるので、なんとも言い難いのだが
「黄色」という色は、どこか狂気を隠し持っているような気がして
嫌いと言うほどではないが、それほど好きではなかったりするのに
幼児の身につけている黄色だけは安心して見ることが出来るのは
なんだか不思議な感じである。
幼児は、まだ人とし完成していない分だけ
混沌とした色が似合うのかも知れないなぁ……などと思ったり。
実際は身体が小さい分だけ、色の見える面積が少ないのと
体型のラインが丸みを帯びているから
やわらかい印象を持つからだと思うのだが。

黄色いレインコートの幼稚園児は
雨降りだというのに元気がありあまっているらしく
鼻歌を歌いながら電車降りていった。
黄色は元気の色なのかも知れないなぁ……

朝の光景を書き記してみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。


2002年10月20日(日) アメリカ産の……

今朝は、いつもよりちょっぴり早くに目が醒めた。
なんでだろ〜ぉ なんでだろ〜 なんでだ なんでだろ〜?
まっ、理由なんて、どうでも良い訳で。

いつもより早くに目が醒めたので
お弁当も作り終えたし、食事もしたしで
出勤準備も整ったので、軽く日記を書いてみる。

今朝の朝食は、コーンフレークだった。
正確には「コーン」ではなく「ライス」だったのだが。
N氏のハワイ旅行土産である。
コーンフレークは日本でも売っているのだが
なんだか味付けが微妙に日本の商品とは違うような気がした。
本場のコーンフレークは、日本のに較べると
なにげ〜〜にクドイ感じ。しつこい味わいと言うべきか。

私は、食べなれたコーンフレークの方が好きだな。
……って、朝食にコーンフレークなんて食べることは少ないんだが。

N氏はコーンフレーク以外にも、もう1つお土産をくれた。
「もう1つ」ってのは、手軽なもので数種類用意されていた。
「白蓮ちゃんは、これがイイと思うよ」
N氏が渡してくれたのは……
海外版『ドラゴンボール』のコミックスだった。
悟空が英語を喋っているってのは、ちょっと変な感じだったが
読んでみたかったので、とても嬉しかった。

が。

どうして、私に『ドラゴンボール』のコミックスなのだろう?
N氏とはオタク話や、アニメ好きだって話はしたことがないのに。
……って言うか、職場ではあまり、そのテの話はしないのだが
それなのに、なぜバレたんだろう……
やはり……匂いで分かるとか?
なんでだろ〜ぉ なんでだろ〜 なんでだ なんでだろ〜?
まぁ、どうでもいいような疑問なのだが。

英語版『ドラゴンボール』で英語の勉強をしてみようかと思いつつ
今日の日記は、これにてオシマイ。

<追記> たぶん思っただけでしないと思うな。>英語の勉強


2002年10月19日(土) 教えられないこともある訳で。

今日は、Pさんから、24歳女子に対する不満をぶつけられて
軽〜〜く凹んでしまった。

はっきり言って、俺は24歳女子が大嫌いや。
仕事の姿勢が理解できないし、期待もできない。
あんな子と仕事するなんて、先が思いやられる……云々と。

私が悪い訳ではないのだけれども、思わず謝ってしまった。
「ごめんね。私も色々と言ってるんだけど
 教えられる事と、教えられない事があるから」
などと言い訳をしながら、どうして私が謝らねばならないんだ?
……とか思うと、情けなくなってしまった。
どれだけ自分が努力したって、人の姿勢は変えられるもんぢゃない。
仕事上の技術なら、いくらでも教えることができるが
仕事をする姿勢を教えることは不可能である。

白蓮ちゃんはえぇよな。どうせ辞めていくもんな。
俺らが困っても、どうでもいいんや。

なんて言われた日にゃぁ……
「あぁ、どうでもいいさ。知ったこっちゃないさ」と返してやりたいし
正直なところ、私だって自分の身の上が1番可愛いので
残る人のことなんて、考えてはいられないと思うのだ。
だいたいからして、みな立派な社会人なのだから
自分の困難は、自分でなんとか解決すればよいのである。
自分のお尻は自分で拭かねば、誰が拭いてくれるのか?

まぁ実際のところ、辞めることを惜しんでくれる気持ちも分かるし
困っているのも分かるのだけれどトバッチリは、いただけない。
笑って聞き流せば良いのだと頭では分かっているのだけれど
立場上、24歳女子の教育係としては、頭の痛い問題である。
唯一の救いは、新しく来た新人さんが頑張り屋さんだというところだ。
もう、今さら、どうにも出来そうにないので
せめて新人さんには、できるだけの事を教えてゆこうと思う。

今日は目一杯、愚痴モードだなぁ。我ながら嫌な感じである。
だけど、そんな日もあるさ…ってことで
今日の日記は、これにてオシマイ。


2002年10月17日(木) 手のかからない子。

仕事を辞めるにあたって、ここ最近は
引継ぎの人に新人教育に忙しかったりするのだけれど
それと同時に建築士さんにも、よりPCを使ってもらうべく
夏以降、ずっとパソコンやCADのレクチャーをしていて
その甲斐あってか建築士さん方も目に見えてレベルアップしてきて
なんだか嬉しい今日この頃だったりするのだけれど
今日は、ちょっと申し訳なかったなぁ……って事実に気が付いた。

どこの会社でもそうだと思うのだけど
PCの苦手な人もいれば、得意な人もいる訳で。
教える側としては、苦手な人にかかりきりなってしまって
得意な人は放っておいても自分で頑張れるだろ〜と言うことで
さほど気にもかけなかったりいる。
私の後ろの席のPさんなど、仕事は出来るし、PCは使えるので
私は「頼もしい人」だと思っていたのだけれど
じつはPさん、確かにPCの知識はそこそこあるのだけれど
初歩的なことを知らなくて、ずっと不便な使い方をしていたこと
今日、Pさんと話をしていて気が付いたのである。

「いつも、そうやねん。俺、いつも放ったらかしになるねん」

不貞腐れるPさんを見て、申し訳ない気持ちで一杯だってた。
Pさんは、黙ってコツコツ仕事をするタイプの人なので
私の中では「できる人」であって、教える対象ではなかったのだ。
じつは知らないことが一杯あるって知っていたらば
もっと色々なことを教えてあげたのになぁ……
粗末にしていたつもりはないけれども
これっぽっちも気にかけていなかったのは確かなのだ。

私は子供を育てたことがないので、よく分からないけれど
一般的に「手のかかる子ほど可愛い」なんて言い回しがあるのが
少しだけ分かったような気がした。
手のかかる子が可愛いという訳ではなくても
手のかからない子は、ついオザナリに扱ってしまうようだ。
いい子ってのは、何かにつけて損だよなぁ……と思った。
「できません」ってのをアピールしていくのも
生きていく知恵というか、世渡りなのかも知れない。
振り返ってみると、私にとって「手のかかる子」は
要領が良かったり、ちょっぴりズルかったりするような気が。

手のかからない子ってのは、なんて不憫なんだろう。

Pさんとは、あと少ししか一緒にいられないけれど
これからは気に掛けるようにするから……ごめんよPさん。
Pさんに、こっそり謝ってみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。


2002年10月15日(火) ご自由にお取りください。

今日、母のお供で買い物に出掛けたらば
地元の、とある店の店先に大きな籠がおいてあって
中に小ぶりの花梨がゴロンゴロン入っていた。
籠には「ご自由にお取りください」と張り紙が♪
よく見ると、花梨の大きさはバラバラで
自分ちの庭で取れた花梨らしくて、売り物には出来ない代物だった。

花梨と言えば、そのまま食べるのことはできないけれど
花梨酒にして良し、ジャムにして良し、使い勝手の良い果実である。
特に花梨酒は咽喉の薬にもなるし、それよりなにより味が好きだし
毎年、花梨を買ってきて漬けているので
これは遠慮なく戴いて帰ろうと私は思った。

私は、やや興奮気味で乙女な母に、その旨をつげたのだが
乙女な母は、花梨を持って帰るのには反対のようだった。
わざわざ「自由に持ってかえってくれ」と書いてあるのに何故?
乙女な母の理論はこうだった。

確かに自由に持って帰っても良いと思うが
花梨酒を作るには、けっこうな数を持ってかえらねばならない。
タダでもらうのに、ゴッソリ持ち帰るってのは、どうだろう?
みな、それを躊躇しているから持ち帰らないのだ。
だから、この花梨は持ち帰らない方が良い………と。

私は、そうとう不満だったが花梨を諦めて店を後にした。
せっかく「ご自由に」と書いているのだから
遠慮なくもらってあげるのが、親切ってものではないだろうか?
いやいや。花梨酒を作るほど、ごっそり持ち帰らなくても
ジャムを一瓶作るくらいの花梨だったら
持って帰っても良かったんぢゃないだろうか?
なんだか……ものすごく不満が残ってしまった。

それにしても、こんな風に思ってしまうって……
私って……けっこうオバチャン入ってるのかも知れない。
その点において、乙女な母は流石に乙女なだけあって
オバチャン度が低いのかも知れない。
そんな風に考えると、ちょっと複雑な心境である。
こうなってしまったからには
潔くオバチャン道を突き進んで行った方が良いのかも知れないなぁ。

自分の中の「オバチャン性」を確認してみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。

<覚え書>
恋愛シュミレーションツクールを使って制作していた
友人へのプレゼントゲームが本日、めでたく完成した。
サウンドノベルに近い形の「小話」で
プレイ時間も10分という、短いものだけれど
なんだか、やけに満足してしまった。←自己陶酔中。
受けると良いんだけどなぁ……反応が楽しみである。


2002年10月14日(月) 新しい黄門様♪

今日は、ものすごぉぉく久しぶりにTVで『水戸黄門』を観ました。
月曜の8時代なんて、普段は仕事をしている時間なので
今日は、しみじみとワンパターンな娯楽を噛み締めてみようかな……と。
私の休日を祝うかのように、今日は新シリーズの初回でしたし。

ぢつは私、けっこう時代劇好き人間だったりするのですが
時代劇から足を洗っている間に(?)黄門様が代替わりしていたのですね。
長年「格さん」を演じていた里見光太郎が
黄門様に昇格していただなんて、ちっとも知りませんでした。
なんだか感慨無量……って感じです。
石坂浩二の黄門様に較べると、さまになっていて
もう20年くらい、黄門様をやっているんぢゃないかと思うほどに
しっくり馴染んでいるようで、安心して観ることができました。

キャストに編成があったらしく
「風車の弥七」だの「飛猿」だの「うっか八兵衛」だのは
メンバーから外れていたようですが
そのぶん「風車の弥七」と「飛猿」を足して二で割ったようなポジションの
新キャストがいて、しかも私好みの「手練系」だったりして
その上「子連れ」だったりしたものですから
そりゃぁ、もうTVに釘付けになってしまいました。
強い男で、子供の好きな男って、なんか格好良く見えてしまうんですねぇ。

……なんだかなんだ言って
結局のところ、私は時代劇マニアだけに点数が甘いだけなのですが。
水戸黄門の真髄は、やはりOPの歌にアリだと思っています。
今回は橋幸夫が歌っているようでした。

♪人生〜楽ありゃ〜苦〜もあるさぁ〜〜〜

この歌、人生を舐めているような雰囲気があって相当好きだったりします。
「楽ありゃ、苦もあるさぁ」だなんて
なんだか、ちっとも苦にしていない風が、お気楽っぽくて好きなのです。
それくらい飄々とやっていけるといいなぁ……とか思ったりして。

久しぶりに、ゆっくり時代劇を観たので興奮気味ですが
今日の日記は、これにてオシマイ。


2002年10月13日(日) 3人目の女。

3人目の女がやってきた……
解説するまでもないが、付き合っている(た)女って意味ではなくて
私が引き継ぎのために教育する(した)CADオペレーターのことである。

1人目の女は……
コネクションで入ってきたが、変な人で早々に辞めてしまった。
2人目の女は……
「普通」ってに命を賭ける24歳女子。仕事は好きぢゃないらしい。
そして本日やってきた女は……
瞳がキラキラ輝いている、やる気満々の26歳の女性。
↑「女子」でも「女」でもないところがポイントである。

CAD教育をほどこすこと3人目。
まだ1日しか付き合っていないのだけれども
それにしても、今までの2人とは、まったくタイプの違う女性である。
古い言葉を用いてみるなら「金の卵」ってところだろうか。
当たり前の社会常識を持ち、真面目で、なかなか感じが良くて
なにより「仕事をしたい」という意欲があるので
瞳がキラキラと輝いているところが買いである。
前の2人も、初日には「頑張ってるなぁ」と思ったものだが
前の2人の初日と較べてみるだに
その違いは一目瞭然ってのは明らかなのだ。
頑張るってのは、こ〜ゆ〜ことを言うのだ……と思うほどに。

すっごく良い人が来ちゃったので、お姉ちゃん大変。
一生懸命、教えてあげなくちゃなぁ〜〜っと思うのだ。
辞めることが決まってからというもの、勤労意欲が減退していただけに
「仕事って、こんな風に向き合うものなのだ」ってことを
彼女の登場で、久しぶりに思い出させてもらった。
人に教えるのは大変だし、短い付き合いでしかないけれど
できるだけのことを伝えてゆきたいなぁ……と思う。

なとど、いつになく優等生的な発言をしてしまうほどに
ある意味において刺激的な出来事だったのだ。
明日からの3連休は、ゆっくり休んで鋭気を養っておこう。
……ってな訳で
今日の日記は、これにてオシマイ。

<私信>
Bちゃん、1周年おめでとう。
こっそり、ひっそり、お祝いを♪


2002年10月10日(木) いつも一緒だったしなぁ。

あと10日ちょっとで職場を去ることになるのだけれど
今のところはサミシサよりも、嬉しさの方がずっと大きい。
♪もう、いくつ寝るとお正月〜 とか
人類滅亡の日まで、あと○日(宇宙船艦ヤマトより)みたいに
毎日指折り数えているくらいに、その日が楽しみで仕方がない。

現実問題としては、次の仕事も探さければいけないので
そう、うかうかしている訳にはいかないのだけれど
しばらく休養しようと決めているせいか
今のところは「とりあえず辞めるのが嬉しい」などと
後先を考えない発想でもって、日々を過ごしている。

だが、今日は職場を去るとなると
辛いことがあるってことに気付いてしまった。

慣れ親しんだパソコンと別れるのが辛い……

家で使っている私用パソコンより
会社のパソコンの方が高性能なのだ。
仕事で使っているから当然と言えば当然なのだが
メモリだって有り余るほどあるし、ハードはでかいし
思う存分、遊ぶ……もとい仕事をすることができる能力のある
それはそれは立派なパソコンなのだ。

フリーのお助けツールを一杯インストールして
壁紙だって、スクリーンセーバーだって、目一杯凝っているし
カーソルだって、そうとう優れものだし
自分が使うには、これ以上ないほど使いやすい状態なのに
もう、2度と使えないかと思うと
あらためて、しみじみとサミシサを感じてしまったのである。

そりゃぁ、職場の仲良しと会えなくなるのもサミシイけれど
親しい人とは、職場が変わったって付き合っていけるだろうし
職場が変わったくらいで無くなってしまう程度の付き合いなら
別になくったって、いいかなぁ〜って思うのだが
慣れ親しんだパソコンとは、その日限りでお別れなんだよなぁ。

……って。じつは引継ぎの人が来るまでに
スッピンの状態に戻しておかなきゃいけないので
あと2日で、連れ添ったパソコンとはお別れだったりするのだ。
パソコンなんて、ただの機械に過ぎないのに
こんなに愛着を感じちゃうとはなぁ……
『大きな古時計』の歌詞ではないけれど
嬉しいことも、悲しいことも、みな知ってるパソコンさ〜
……って感じなんだなぁ。いつも一緒だったしなぁ。
私にとって、職場で使っているパソコンは
何よりも、誰よりも、過ごした時間が長かったのだ。
共に過ごした時間の長さ分だけ
思い入れが強くなっていたのだと思う。

引継ぎの人がきたら感傷的になっている暇はないだろうから
今のうちに、別れを惜しんでおこうと思う。
しみじみと感傷的なことを書いてみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。


2002年10月09日(水) 恋愛シュミレーションツクール>

今日は少々、ヲタク的な話題をば。

今日こそは、お出掛けしようと思っていたのですが
乙女な母の買い物に付き合ったら、くたびれてしまって
結局遊びに行けず仕舞いでした。
ですが、そろそろ元気になってきとことですし
ボンヤリ過ごすのも勿体ないなぁ〜〜と思ったりして
友人から貸してもらった「恋愛シュミレーションツクール」という
PCソフトを使って、ちょっくら遊んでみることにしました。

「恋愛シュミレーションツクール」ってのは
その名の通り、恋愛シュミレーションゲームを作るソフトで
友人が「誕生日プレゼントに自作ゲームをプレゼントする」ってな志を立てて
購入したPCソフトだったりするのですが
「白蓮ちゃんはゲーム好きだから楽しめると思うよ♪」とて
ちょっくら前に貸してくれたのですが
仕事に追われていたり、体調崩していたりして放置していたのを
ふと思い出して、使ってみたのでありました。

私は機械系のものは、とりあえず説明書を読まずに触ってみる性質なので
とりあえず「やっちまえ」ってな感じで触ってみたのですが
これが、けっこう……面白かったりするのです。
人物も、背景も、音楽も、至れりつくせりのセットになっていて
まさにドリ〜ム・ワールドだったりして
ゲーム好き、アニメ好きな心トキメかずにはいられないぜ♪
……ってな代物でありました。

で……私も、ここは1つ、ゲームを作りたいなぁ〜とか思ったりしています。
友人の誕生日まで、あまり日にちが無いので
たいそうな物を作る時間はなさそうなのですが
受け狙い的な短いものなら作れるかもなぁ〜なんて思ったりして。
そんなことしている時間があるのか、どうかは疑問ですし
遊んでいる時間があれば休養した方がいいかも?
……などと現実的なことを考えてみたりもするのですが
とりあえずストレス解消の手段として頑張ってみようと思っています。
お誕生日に間に合わなかったらクリスマスプレゼントってテもありますし。

新しいオモチャって、理屈抜きで楽しいです。
最近「新しいソフト」を触るチャンスがなかかったせいか
やたらとエキサイトしてしまいました。
そう言えば、春とか秋になると、決まって新しい習い事とかしていたような。
パースを習いはじめたのも、CADを習い始めたのも秋だったし
はじめて通信教育に申し込んだのは春だったような……
季節の変わり目って、何かにチャレンジしたくなるのかも知れません。

そんな訳で、これからゲームを作りに励まねばなりませんので
今日の日記は、これにてオシマイ。


2002年10月08日(火) HPのお引越し♪

せっかくの休日だってぇのに大阪は1日雨だった。
……って。今日はたとえ日本晴れだったとしても
遊びに出掛ける元気が無かったので関係ないと言えば関係ないけど
休日の雨って、週明けの雨と同じくらい嫌いかも知れない。
それでも今日はとりあえず1日家にいようと決心していたので
HPの引越し作業に手をつけた。

実生活の引越しに較べたら屁のカッパってな作業だったが
それでも面倒臭いには変わりない訳で。
新しい住所に引越しして、古い住所に引越しのお知らせを残して
日記だの、掲示板だの、URLを張り替えたり……
リンクしてくれているHPの管理人さんにメールを出したり。
たかが、それだけのことだが、2度としたくない……と思った。

それにしても、今日は馬鹿みたいに沢山文章を書いたような気がする。
引越し通知のメールだの、まったく関係ないメールだの
調子に乗って読書日記も書いているし、この日記も……
油ギッシュに書いたなぁ〜〜という感じだ。
このエネルギーをもっと有効活用できると良いのだが。
自家発電とか出来れば、電気代が助かったりなんかして♪
↑「そんなこと出来へんやろ〜」と自分でツッコンでみる。

現実生活だと、引越しした当日の夜って
やけに感傷的になったり、大事業をなしえた充実感に浸ったり
ちょっとした非日常を味わったりする訳だけれど
HPの引越しも、ちょっぴりそれと似たところがあって
「今日は頑張ってPCと取り組んだぞ」なんて充実感と
「住み慣れた場所を離れちゃったんだなぁ」って寂寥感と
「これから、どうなってゆくんだろう?」ってワクワク感と
現実生活の引越しと、変わらない感情が湧き出てくるんだってことを
今日は1つ、発見したのでありました。

そうだ。そうだ。ちょっと嬉しかったことがあったので
日記に書いておかなくちゃ。
昨夜、11時過ぎにJさんから嬉しい携帯メールがあった。
「心配してると思うので、さっそくメールしました」とのこと。
メールの内容じたい、嬉しい知らせだったのだけれど
なにより「さっそく知らせてくれた」ってことが、やたらと嬉しかったのだ。
ささいなことかも知れないけれど、そ・ゆ・のって嬉しいんだなぁ。
しみじみ嬉しさを噛み締める三十路の秋ってことで。

明日は、ちょこっとでも出掛けられると良いなぁ。
ぜひとも晴れて欲しいのだが、やはりテルテル坊主を作るべきだろうか?
作るべきか、作らざるべきか、それが問題ってことで
今日の日記は、これにてオシマイ。


2002年10月07日(月) 医師2人。較べちゃダメだと思いつつ。

やれやれ。やっと週末である(たいていの人は週はじめだろうけど)
今週は2日も欠勤したので、実働時間は短かったのだけれども
それでも、やはり「やれやれ」と思ってしまうから不思議。

今日は元気になったら絶対に書こうと思っていたことを少し。
景気良く湿疹がお出ましになったおかげで
今週は2軒も皮膚科を訪ねるたのだが、その時、感じたことなどを。

1軒は個人でしている開業医。
なんとなく偏屈なドクターで、医師と言うよりも
商店主といった雰囲気のある明るいオヤヂ。
明るい話術を繰り出しながら、押えるところは押えた説明。
「でも早く来てくれて良かった。痕にならないようにしようね」
なんとなくブルーになっていた気持ちが明るくなるようだった。
ステロイド系の塗り薬を処方する時も
「これは押えるだけの薬だから、2日以上使っちゃダメ」
との説明付き。同時にビタミン剤を山ほど出してくれた。
診断はストレスや疲れが原因だが
湿疹の引き金は「食べ物」ではないか?とのことだった。

もう1軒は総合病院の女性ドクター。
地元ではカリスマ皮膚科医(?)との評判だったので期待して行ったのだが
患者の話も、そこそこに「シャンプー何使ってるの?」との質問。
「はぁ。スーパーに並んでるような市販品です」と答えたらば
「そんなの使うから、こんなことになるんだよ!」からはじまって
スーパーで安物のシャンプーを買う女は馬鹿である。
安物を使うから、皮膚科の世話になるハメになる。
いい物を使っていれば、病気になどなるものか………とて
とても筋の通った話を熱弁されたのだが
非常に感じの悪いトークで、思わずムッとしてしまった。
体調が悪くなければ言い返してやるのだが、そんな元気もなくて
「はぁ。そうですか」と黙って聞いていたのだけれど
医師の対応に怒ると言うよりも
同じ女性として腹立たしいタイプの女だと思ってしまった。

私の健康管理がズサンだったのは認めるが
しかし、彼女は皮膚病に罹った女性患者に対して
いつもあんな調子で熱弁を振るっているのだろうと思うと
腹を立てずにはいられなかったのだ。
そりゃぁ、女性なら誰だって上質のシャンプーや化粧品を使いたいだろう。
しかしながら「やっぱり家計のことを考えるとね」とか思って
スーパーで特売の札がついている「詰め替え用」シャンプーなんかを
ついつい買っちゃったりするのが現実の暮らしだと思うのだ。
もちろん、最初から「肌のトラブルを起こす体質である」と分かっていたら
それでも上質な物を買ったりするだろうけれど
善良で、働き物で、それほどお金持ちって訳ぢゃなかったりする
ありきたりな女性達が、安物のシャンプーを買っていたとしても
それを悪し様に言うなんて、お門違いもハナハダシイ!!
地味〜にムカつきつつ、反抗する気力もなかったので
チョイチョイと処方されたステロイド系の塗り薬をもらって
大人しく病院を後にした私であった。
ちなみに湿疹の原因は、シャンプー及び化粧品であった。

おかげさまで湿疹は治まってきたので
原因はともかく、メデタシ・メデタシなのだが
対照的な2人の医師と向き合って、色々と考えてしまった。
医師を選ぶ時にも人柄って大切だよなぁ……とか
切羽詰った時は人柄が悪くても腕さえ良ければって思うかも……とか
職業以前にコミュニケーション能力の低さは、どうよ……とか
結局のところ選ぶのは患者なのだから個人の自由だしな……とか

本当は医師のお世話になるより先に
健康管理について考え直した方が良いのだろうと思うのだけれど。

とりあえず、湿疹騒動の時に思ったことを書いてみたところで
今日の日記はこれにて、おしまい。


2002年10月06日(日) 1周年ありがとうございます。

どうやら、この日記を書き始めて1年になるようです。
先月末頃から「そろそろ1年だなぁ〜」とは思っていたのですが
湿疹騒ぎで、すっかり忘れちゃっていて
私とエンピツ日記デビュー日が同じ「エンピツ姉妹」のダーマ母さんから
掲示板にお祝いの書き込みをいただいて思い出したのでありました。

1年かぁ……それにしても、よく書いたなぁ。
↑ちょっと感傷に浸りまくり。だって秋だし。

この1年は私にとって比較的平和に過ぎた1年でした。
まぁ「それなりの・これ」って感じで
良いことも、悪いことも、適当にあって
退屈する暇は無かったけれど、大きな事件もなくて
振り返ってみれば上々の部類だと思っています。

日記が1周年を迎えた良き日に
ず〜っと前から、すったもんだしていた退職する日が
なんとか決定したりして幸先が良くてホクホクです。
けっきょく今月末まで働くことになりました。
有給を使って、ちょっと早めに引き上げるかも知れないけれど
やっと秒読みできるようになったかと思うと
ちょっと、ホッとしたなぁ〜って感じです。

仕事を辞める日が決まってご機嫌になったから
……かどうかは謎ですが
派手に出ていた湿疹も、やっと落ち着いてきました。
5日ばかり、酷い顔をしていましたが
なんとか見るに耐えるところまで快復しました。
まだお化粧は出来ないのですが、ひと安心です。

1年に渡って、飽きもせず書き続けてきたわけですが
飽きもせず……もとい辛抱強く付き合ってくださった方がいてこそ
続けてこられたのだなぁ〜と思っています。
今まで、どうもありがとうございました。
で、もって、これからも、どうぞよろしくお願いします。

1周年のごあいさつなどしてみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。


2002年10月04日(金) 欠勤2日目。皮膚科へ行く。

恥ずかしながら今日で欠勤2日目だったりする。

「仕事休んでるのに、日記書く元気あるのかよ?」
……なんてツッコミはナシの方向でよろしく。
PCで遊ぶ元気はあるのだが、ズル休みでも出社拒否でもない。
いま、私の顔は外に出られないくらい酷い状態にのだ。
とてもぢゃないが、惚れた人には見せられない顔である。

唇は腫れてるし、口の周囲は湿疹出てるし、目の周囲は赤いし
おまけに、湿疹は、とてつもなく痒いしで
とてもぢゃないが、仕事に行けやしないのだ。
2日ほど前、近くの皮膚科へ行ったのだが、良くなる気配がないので
今日は別の皮膚科へ行ってきた。
山ほどアレルギーのテストを受けたのだが、原因は特定できないった。
とりあえずシャンプーとか化粧品が原因かも?
……ってなことだが、それも「かも?」の域を出なくて
しばらく通院しなければならないようだ。
ステロイド系の塗り薬と、飲み薬を山ほどもらって帰宅した。

そうそう仕事を休んでもいられないので
明日は、今日より酷くなければ出勤しようと思っているのだが
それにしても、参ったのなんのって。
変わった物を食べたとか、化粧品を変えたというような
心当たりは無いのだが、出る時は出るんだなぁ……こういうのって。

とりあえず、シャンプーと化粧品一式を
すべて無香料のものに切り替えなればいけないようだ。
皮膚科のドクターから
「自分の肌につけるものに対して関心を持ちなさい」と一喝された。
……いままで化粧品に対してポリシーがなさ過ぎたからなぁ。
シャンプー、リンスだってスーパーに並んでるのを買っちゃうし。
背に腹は変えられないので
午後からシャンプーだの化粧品だのを買いに行かねばならない。

しばらくは皮膚科通院の日々が続きそうだなぁ
……ってことで、今日の日記は、これにてオシマイ。


2002年10月01日(火) たまには小洒落ていないお店で。

最近、外へ食事に行くと「創作料理系」のお店がやたらと目につく。
「創作料理系」のお店って
リーズナブルで美味しいところが多いように思う。
味的にも、雰囲気的にもハズレには行き当たったこともないし
比較的、どの料理も美味しかったりすることが多いのだけど
「創作料理系」ってのは、案外心に残らないことが多い。
あまりにも凝り過ぎた料理が多いからか?
それともリーズナブルにするために素材がさほど良くないせいか?

たとえば……である。

とれたて野菜と地鶏の和風サラダ(黒胡麻マヨネーズ仕立て)
↑創作料理系のメニューって、やたらと長い名前が多い。
なんてメニューがあったとする。
名前の雰囲気に心惹かれて、注文したとする。
レタスだの、キュウリだののサラダが大皿に散らしてあって
その上に、地鶏のタタキのようなものが乗せてあって
黒胡麻の入ったマヨネーズが美しい模様でトッピングされていて
実際に食べてみると「けっこうイケル」ってなことになるのだけれど
感動するほど美味しいと言う訳でもなくて
美味しいんだけど、優等生ちっくな感じだったりして
「もう1度食べたい」というほどのインパクトがなかったりする
……なんてことが多いような気がする。

昨夜は元・CADオペレーターの相棒と食事に出掛けた。
近くに有名な創作料理のお店があったのだけれども
「最近、創作料理って、どこで食べても同じなんだよねぇ」
……と意気投合して「フランス料理風の洋食屋さん」へ行った。
それほど凝った料理は出てこなくて
ふた昔前は、すっごく洒落たお店だったのだろうなぁ……
なとど思わせるような、ひねりのないメニューと内装だったのだが
スープも、サラダも、魚のムニエルも、普通に美味しくて
ここのところ小洒落たお店ばかりを追いかけていたので
妙に美味しくて、なんだか新鮮で、やたらと満足してしまった。

前菜、スープ、サラダ、パン、メインディシュ2品
食後にデザートとコーヒーか紅茶がついたコースで2500円也。
いくら大阪が食都だと言っても、これは安い。安す過ぎる……
知らないだけで、安くて美味しいお店ってのは
案外多いのかも知れないなぁ……と思った。
おかげで「小洒落てない店」を探すのがマイ・ブームになりそうな予感。
最近、お店の新規開拓をしていなかったのだけれど
フロンティア・スピリットに火がついてしまった感じである。

新しい目標について書いてみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。


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