2002年07月28日(日)
先日、ある人にこう言われた。
『真実は貴方が見てきたものだけ』
今までずっと周りの言葉が気になって 何も出来なかった。怖かった。 自分を信じず、周りの言葉を信じてきた。
『あいつが言ってるからそうなんだろう』
周りの奴等が憶測で言った言葉だけを信じ 自分で目の当たりにしたものは信じず ただただ、怖くて今まで逃げてきた。
今回自分に起きた出来事もそうだった。 周りの言葉に振り回され、恐怖におののく。 そして、自分に上手い言い訳をして逃げる。
いろんな奴と遊びまくってるのも その辛さから逃げたいがため。 ふと気が付くと空しい自分がいる。
一度受けた大きなショックが原因だろう。 もう二度と同じ事を繰り返したくないから。
人間は忘却の生き物。 あの時の辛さはどんどん薄れていってる。 そうじゃなきゃ今頃辛さに押し潰されて 死んでしまってるだろう。
物が食えない。喋れない。寝れない。 仕方なく睡眠薬に頼る毎日。 あんな日々二度と送りたくない。
だけど全てが真実なんだ。 そこから逃げる事しか出来なかった毎日。 辛さを忘れるために逃げ回ってた日々。
最近になってやっと気が付いた。 逃げてちゃ何も始まらない。 逃げても真実は変わらない。 今のままじゃここから出られない。 そして今でも真実から逃げている事を。
今までずっと逃げてきた自分を変える事は 相当困難で、体力も精神力も必要だろう。 だけど変えなきゃここから前には進めない。
辛さから逃げるのは楽。 じゃ一生逃げ回るのか? そう自分に問い掛ける。
『今の状況を打破するしかない』
本心は怖い。 弱い自分を受け入れるのが。 打破してどうなるのか。 でもやってみなけりゃわからない。
少しずつでいいんだ。 一気にやる必要はない。 自分が出来る範囲の事で。 疲れたら休めばいい。 あくまで自分のペースで。
『真実は貴方が見てきたものだけ』
『貴方がこれから創りあげる未来も真実』
−きっと出来るはず−
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