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風にのって龍が翔ぶ
瑠奈
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2005年04月29日(金)
HPも衣替え

今日は暑かった もうすっかり初夏って感じね 半袖でちょうどよかった
洗濯物もカラッと乾いたし、お布団もふっくら。もう花粉もそれほどでもないし、これから梅雨までの間が一番いい季節ね。

やっとPCの前にゆっくり座れた・・・・数十分しか触れないなんてかえってフラストレーションがたまっちゃう〜
今日は一日思う存分更新作業が出来た
TOPとHOME,それからDiaryも衣替え(*^^)v エンピツのdiaryは有料版の期限が切れたが使いやすいのでこのまま使うことにした 画像のアップロード等のサービスは受けられないが、ブログのほうでアップすればいい 
日記帳は日記帳でいいところもある 特にこのエンピツのはわたしの知っているサイトさんもけっこう使用している

明日は暫くいじっていなかったプロフィールを少し変えてみようかな
HP作成のときにメモをとっておく手帳を作ってある 思いついたことを書いたりおおまかな構成を考える
こんなことも書いてあった

わたしにとって心地いいHP作りとは、

*あくまでもしっかりとした意思、目的を持つ
*現実と虚実があるサイトでありたい
*いちばんの読者は自分である
*コミュニュケーションに執着しない






2005年04月09日(土)
モナ・リザの秘密

四月七日でMONA LISAの本を読んでいると書いた
いつの時代でも謎の多いモナリザ いや、レオナルド・ダ・ヴィンチの謎といったほうがいいだろうか
いろんな本やTVなどの特集で得た情報はさまざま。

実はリザ夫人ではなく幼少の頃に別れたレオナルドの母だとか、これは自画像なのだとか、はたまた母とレオナルドを重ね合わせたものだとか、イザベラ・ダステの肖像だとか、キリストの愛人であったマグダラのマリアだとか、いろいろ言われてきた

 わたしが思うにはレオナルドがこの絵だけは最期まで手放さなかったというところから、ひじょうに想い入れの強い人物であることは言えると思う よって誰かに頼まれて描いた誰かの夫人、というのではないように思う 最期までそばに置いておきたい人、自分に近かった人、血縁者、幼い頃引き裂かれた母への思慕が強かったから母である可能性は高いがもしかしたら自分を重ね合わせたのかもしれない
 だがレオナルドは母の顔は鮮明に覚えていないはずで実際の母の絵ではないのではなかろうか 母を描きたかったが偶像の母を描くしかなかった そこでレオナルドの描いた母の絵とは・・・


しばらくモナリザの絵をじっとみつめる・・・・
わたしはこんな顔をどこかで見ている
それはずっと前だがこの間も、いやもしかしたら毎日見ているような気がした 誰に似ているのだろう

・・・・思い出したのだ
能面だ 深井と呼ばれる能面で苦悩を内に秘めた沈んだ表情に清艶な美しさを感じさせる中年女の面である
能面というのはそれ自身の美的要素によって独自の芸術品として鑑賞に耐えうる一面を持っていることから本質的に幻想的な美であると留意しなければならない 顔面の長さと幅の関係は黄金率の比例で見合っており端正で秀麗な顔立ちをしている

モナリザの顔は現実的な顔ではないと感じていた
なにかの象徴でもあるような幻想中の人物だと。
このことから天性の芸術的才能を持っているレオナルドはごく自然に能面のような顔を描くことが出来たのではないだろうか

能面だけではない、なにかを超越した顔というのは仏像、とくに天平飛鳥時代のもの、中宮寺の弥勒菩薩や秋篠寺の技芸天などの静かな笑みをたたえる表情や豊満な姿態にモナリザの絵と共通しているものを感じるのだ




2005年04月01日(金)
HAREM

La Lunaが月の神秘性と宇宙の悠久の誘いをテーマにしたのならばHAREMはヒューマニズムと言えようか 人間の泥臭さ、みたいなものを描いている
主な背景は中東の地 タイトルになっているHAREMとはイスラム圏内の女性の部屋、もしくは宮という意味があるらしく少なからずエロチズムを感じる

また、サラ自身が幼い頃から関心をもっていたというアラビアンナイトをいう話をもとにしたどこか不思議で妖しい世界がある 使われている楽器もエジプト琴などアラブ民族楽器も動員されている

一方では、

どうしてもアラブ諸国の戦争のイメージが切り離せない わたしがこのアルバムの中で特に気にいっている「THE WAR IS OVER」は単なる反戦ソングなどとはいえない 美しく力強く凛としたサラの声にカディムという湾岸地域のシンガーのヴォーカルが加わるところは人間の魂が揺すぶられるくらいの威厳さが感じられる


La LunaにしろHAREMにしろしっかりとしたコンセプトのもとに創られている 音楽を聴くというよりは一本の映画を観ているような感覚におちいる
シャッフルで聴くなんて邪道もいいとこで、聞き流しもできやしない とんだアルバムを買ってしまったものだ