音を聴く日々。
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2009年11月29日(日) バインライブで事故にあう

事故って言っても怪我したわけじゃないんですが。
昨日は、ZEPPにGRAPEVINEのツアーセミファイナルを見に行ってきまして。
ライブ自体は、ここ最近最高とも思えるぐらいだったの。
田中君が今までだったらあえて言葉にしなかったようなこと、
「うちらのライブでは、一体感なんて関係ない。
その代わり、曲によってこれまで見てきた風景を見て欲しい」
と冒頭に話してて、バイン(というより田中君か)の変化に初っ端から感慨にふけったり。
その言葉どおり、自由に曲の世界に浸ったり、過去の景色を思い出したり思い出さなかったり。
誕生日おめでとうの歓声に対して今までしゃべらなかったのが嘘のように
滑らかにMCをしていた西川さんを見て心の中で狂喜したり、
(田中君としゃべりだしが被り、どうぞどうぞと譲り合う姿が微笑ましかった〜)
鍵盤・高野さんと田中君によるユニット、
パーマネンツでの田中君の歌の素晴らしさにしみじみしたり、
いまや、バインは田中君のバンドだなぁとその存在の大きさを改めて感じたり。

しかーし。運が悪かった。
近くに今時珍しく大声で歌う客(しかも、パーマネンツ曲中心)がいて、
うざいこと、うざいこと。
言葉が悪いとわかりつつも、言いたくなってしまう。
ここは、カラオケじゃねー!
お前は気持ち良いかもしれんが、こっちは全く集中できねーんだよ。
歌っても良いタイミングや雰囲気を考えろー!
その友達、座って携帯いじってんなら、外へ出てしまえー。
もちろん、その場で注意できなかった自分も、悪い。

という訳で、友達と怒りつつ、ビール飲んで(ドリンクで1杯だけだけですが)
不完全燃焼のまま帰宅。
あぁ、もう1本あればリベンジできたのに。
きぃぃぃぃ。


そんな怒りの昨日とはうって変わって、今日はほのぼのと
渋谷のライズXでまどり映画「こまねこ」の新作を見てきました。
(その前にタワレコに寄ったらポイント3倍のおかげで予定以上にCDを
買ってしまい、反省。
安藤さんだけの予定だったのに、シェフと何となく買うまいと思っていた
ニコのアルバムまで・・・)

やっぱり動くこまちゃんはかわいいなー
そして、あの映画を見ると日々の何やかんやが浄化されていく思いがする。
上映後は、そのまま合田監督と音楽担当のお二人のトーク会に参加。
音楽発注の方法から、監督も知らなかったというギター演奏の人の失踪話まで
制作の裏話を聞く。
トークの中で、グラスを使って演奏した音が使われている曲があることを知って、
曲に注目してもう一度見てみたいなぁと思いました。

そして合田監督は、ふわっとした話し方をする人で、
写真やこまねこの映画のイメージどおり、優しい印象だったなぁ。
あと非常に自然体。
帰りもあまりにふつーに入り口にいて、気づかないところでした
(すみません。そして勇気がなくて感想の一言も言えなかった)。

トークの後は、主演女優・こまちゃん&おじいの撮影会。
映画に出てくる本物の人形と小道具(?)のクリスマスツリーを
間近で撮影できるのだけど、こまちゃんたちの質感や
小物のディティールがとっても細かくて、かわいいんだけど隙がなく、
本物はやっぱりすごいと思いました。
そして大人たちが体長20センチほどにこまちゃんのまわりに集まって
バシャバシャ撮影する様子は、微笑ましい反面、ちとシュールだった。
もちろん、私もそこに混じって自分も撮影したけど。

そんなわけで、昨日と今日でプラスマイナスゼロになったような気がします。


2009年11月16日(月) ライブ明けで頭痛い

昨日は、ライブで汗かく→ビール飲む→冷房で冷える→汗かく・・・
を繰り返したら、帰宅した途端、ひどい頭痛に。
今朝は大丈夫だったけど、夕方になってまた頭痛。
喉も痛くて1日マスク。
もう、無理はできないなぁ・・・。
今年は、カウントダウンジャパンに、30・31と2日間行くことにしたので、
それまでに体力&免疫力つけねば。

そうは言いつつも、最近精神的に余裕が出てきたのかライブに行きたい。
12月は、今のところホフとカウントダウンだけだったので、
もう1本くらいは行きたいなぁと思っていたら、
ちょうどサンゼンからライブのお知らせメールが来ました。

12/13に代々木のZher the ZOOにて
"Bob&Carnivals&いろは presents 「駆け込み乗車で恋をして vol.5"
Bob&Carnivals/いろは/PLATON/サンゼン

Bob&Carnivalsも丁度見たいと思っていた
(昨日のラウンドアップでセカイイチと被ってて見れなかった)ので、
ナイスタイミング!
サンゼンも今年もう1回見ておきたかったし。
よし。早く風邪治して、ライブじゃ、ライブ。 


2009年11月15日(日) shimokita round up2に行く

QUIP主催のライブイベントの2日目に行ってきました。
SHELTER、GARAGE、Que、440、251、monaを自由に回ってライブを見れる、
ミナミホイール(行ったことないけど)の下北版とも言えるイベント。
昨日もいっぱい見たい人がいたのだけど
(スクービーやトモさんや、ニコルズや)
今日出演のセカイイチがどうしても見たくて。
2日目のみ参加としてみた。
会場本部に入場券をもらいにいったら、
紐がついたパスケースの中にBEABRICKが入っていて、
それがパスということだった。
さすがメディコムトイが発売元の雑誌だけあるなぁと。
かわいくて、記念になって良いですね〜

最初は、セカイイチだけで帰るかなぁ、
でもthe chef cooks me見たいし・・・くらいのやる気の無さでしたが、
現地に行ったら、急に欲が出てきて、想像以上にライブ見た。
結果、見て良かったです、とても。

■13:30〜14:10 セカイイチ@CLUB 251
トップバッターだと言うのに満員の251。
岩崎さんの髪の毛がチャウチャウのようになっていて
(長くてもじゃもじゃで目が見えない)ギョッとした(笑)。
変わりに中内さんの髪の毛が肩より上になってて、さわやかでしたが。

<セットリスト>
New Pop Song Order/Jaipur Town/あたりまえの空/
はずなもの/RAIN/THAT/SOMETING/シルクハット/カプセル
あかり(後半順不同)

セカイイチは、ライブならではのタイム感と言うんでしょうか、
ダイナミックさがある反面、ラフになりすぎない演奏がとても好き。
ベース泉さんのハイキックも高さとキレがあって素晴らしい(笑)。
そして何より歌、演奏に力がある。
伝わってくるものがある。
こういう人たちをライブバンドだと言うのだと思う。
今日印象的だったのは「あの橋の向こうまで」からやってくれた2曲。
久しぶりすぎて(自分が見に行けないだけとも言えるが)、びっくりした。
特にはずなものは、ベースラインとドラムが原曲よりジャジーでかっこよかったです。
あと、あたりまえの空は何回聴いても染みるなぁと。
でも、40分じゃ、物足りない。
年内にもう一回見たいと思っているうちに、セカイイチ終了。

■14:30〜15:10 ELEKIBASS@440
座りたかったのと、440に1回行ってみたかったので、ELEKIBASSを見に行ってみる。
440は、落ち着いててきれいで、寛げるなぁと思えるハコでした。
結構奥行きがあって広く、椅子も数はあるけれど、きつきつではなくほどよい印象。
何で今まで行かなかったんだろな。

ライブは、喉がかわいたので、早速ビールを飲みつつ、
親切な女の子に入れてもらって、壁沿いのソファで座って鑑賞。
ELEKIBASSは、ボーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボードと、
トランペット(にしては大きかったような気も)、サックスの6人編成でした。
ボーカル坂本さんを先頭に、歌って客席を練り歩いてから演奏スタート。
ほどよい高さと甘さを持ったボーカル坂本さんの声同様、
曲もかわいく思わず手拍子をしたくなるものが多かった。
しかし、ドラムはドカドカ大きくて、そのコントラストも良かったです。
あと印象的だったのは、坂本さんのさらっとしたきれいな肌ですよ。
前回見たのたぶん3〜4年前だけど、全然歳とってないように見えた。
うらやましい限りです。

■15:30〜16:10 未完成VS新世界@Que
アニメチックなアー写(じゃなくてアーティストイラスト?)が
気になっていたので、見に行ってみた未完成VS新世界。
ボーカル・ギターとベースと、ドラムの3人組でした。
ドラムはサポートかもしれない。
感想は・・・
久しぶりにがむしゃらな青い若者たちを見てしまったっ。
君や世間に僕の思いを伝えたくて、伝えずにはいられなくて
ギターを持って走り出してしまった(ように見える)青年が歌っていた。
音はぐっちゃりしてるし(スピーカー前にいたからか?)、
歌もお世辞にもうまいとは思えないし、動きすぎてマイク倒しちゃうし
(とっさにベースの子と位置を交替し、演奏を止めることなく歌ってた。これぞライブ)
なのだが、あの精一杯なところに心を動かすものがあるんだろうなぁ。
実際きゅんとくる曲も結構あったし。
でも〜私は、もうその歌詞に共感できない〜(演歌調に)。
若い男子が、きっとはまっているのでしょう。
とにもかくにも一度見れて良かったです。

時間が空いたので、北口方面をぶらぶら。
B.C STOCKでニット帽を衝動買い。
チャカティカで休憩してバナナケーキ食べました。

■17:50〜18;30 UNDER THE COUNTER@251
本当は、改装後まだ行ったことのなかったmonaで
マスザワunitを見たかったのだけど、
マスザワさん人気で入れそうになかったので、251に移動。
そこで見たUNDER THE COUNTERは、ギター2本の正統派ギターロックでした。
関谷さんの見た目から、声が細めの歌い上げるボーカルかと思っていたら、
ちょい(ちょいね)かれ気味の良い声でした。
もうすぐ脱退してしまうメンバーがいるようで、
ライブ終わりに泣いている子たちがいたなぁ・・・。
「ここに来てライブが良すぎて泣ける」って。

■18:50〜19:30 the chef cooks me@251
足が重くなってきたので左側の鉄板でできてる椅子
(出演者が入場してくる通路の横にある椅子ね)に座っていたら、
ライブ開始とともに、周りの人がみな立ち上がってしまい、
自分だけ座っているなんだか恥ずかしい状態に。
しかし、ここで立ってしまうと
後ろの人が全く見えなくなるであろう状況だったので、座って見てた。
言ってくれるはずないけど、みんな立つなら早く言ってよ〜と思った。

the chef cooks meは、ボーカル・キーボードとギター2本、ベース、ドラムの5人組。
メンバーが2人辞めてしまい、新体制になったばかりとのことでした。
テンポが良く、歌が若干ラップっぽいところが、私にとっては新感覚なバンド。
ヒップホップの要素も入ってる感じが。
CD聴いてる時よりも、それは強く感じたかなぁ。

そして、メガネの文系男子的な人がボーカルかと思い込んでいたら、全然違ってた。
赤のパーカに、赤のリュック背負って、鍵盤柄のストール巻いて、
サイドの髪だけちょっと長い、サングラスの似合うお洒落な青年がボーカルでした。
そして、この人がtheフロントマンな立ち居振る舞いで。
ステージを縦横無尽に動き回って、ノリの良い曲を歌っても、
メッセージソングを声がかれるほど歌い上げても、
キーボード弾いても、本当は弾かなきゃいけないだろうに全然弾かなくても、
何しても絵になる。
しまいには、マイクがワイヤレスなのをいいことに客席に入り
(私の座ってたすぐ横からだったのでビビリました)、
興奮したお客さんのモッシュに飛ばされそうになりながらも踊り、歌い。
うーん、すごいパワー。
是非また見たい。
今度は、あの渦の中で一緒に踊りたい。
CD買わなければ。

■19:50〜20:30 tobaccojuice@251
ラストはタバコジュース。
最後は後悔しないようにと最初から立って見た。
これがねー、実は、セカイイチ以上に良かったです。
タバコジュースがあんなに踊れるとは知らなかったよ。
歌も音楽性も全然違うけれど、
横ノリのベースのリズムや酔えるギターの音に、アロウズを思い出した。
もう5人じゃないアロウズを思って、
「あぁ〜もうあの演奏では踊れないんだ」って悲しくなったりして。
何やってんだ、私・・・
というのも、お客さんたちがみんな、イベントの最後を惜しむように、
それぞれ好きなよーに踊ってて、今日一番の良い雰囲気で、
ボーカルの松本さんも楽しそうに踊ってて(ターンのキレがめちゃくちゃ良かった)
それでいて歌はどこか切なさを帯びていて。
なんだかアロのライブを思い出してしまった。

特に、アンコールのイントロはぐっときて半泣き。
アロのことは別としても、
そんだけタバコジュースが良いバンドだということだと思います。
はぁ、気づくの遅い。
松本さんの自分に素直に生きている感じ、
「いろいろ事情があるんだろけど、去年よりお客さん少ないね。(客席苦笑)
でも、今年のほうが踊る人たちが集まってくれたから嬉しいです」
って言ってたこと、
名残惜しくてダブルアンコールしてたら、
「明日からレコーディングだから早く帰ろうと思ってたんだけど」
って言いながらも最後にもう1曲やってくれたこと。
ドラムの脇山さんが残ったお客さんたちとハイタッチしてたこと。
最後に、まるでワンマンライブのように、メンバー全員で手を繋いで挨拶してくれたこと。
全てがキラキラしてた。
感動している自分に、どうしちゃったんだ、と思いつつも、
あのキラキラは、忘れないでおきたい。


2009年11月11日(水) くるりの鬱憤をホフDVDではらす

昨日のくるり@中野サンプラザは、相当良かったらしい。
特に、鍵盤サポートの世武さんのプレイとオーラが圧倒的だったらしい。
(メールをくれた友達二人とも、話題の中心は世武さんだった)

今回は、チケットを取ったものの全然いける気がせず。
結局行けず。
でも、無事にチケットも譲れたので、
そんなに後ろ髪はひかれなかったのだけど。
そんな感想聞いちゃったら、やっぱり行きたくなるなぁ。
TEAM ROCKからツアーは欠かさず(おそらく)行っていたというのもあるし。
それをここで、途絶えさせるのも残念。
と、言うことで大宮に無理やり行こうか検討中。
しかし、やっぱり平日はいける気がしない。
あぁ、うだうだだ。うだうだだ。


くるりにいけなかった代わりと言っては何ですが、
ホフの13周年記念ライブのDVDを昨日から見ております。
ゲストが豪華っ。ハグトンかわいい。
サポートメンバーも豪華っ(UMUさんいないのはさみしいが)。
二人の掛け合いがいつもながら微妙な間で、そこが大好きである。
そして、曲はとことんPOP。
非常に貴重な、不思議な二人組、ホフディラン。
来月は、自分にとって今年初のホフライブであります。


2009年11月08日(日) GRAPEVINE@横浜BLITZ

野音の魔法を期待しすぎて、肩すかしをくらってしまった7月から早3ヶ月強。あぁ、気づいてみれば、アルバムも全然聴いてなかったよ。
(昨日何回か聴いてみたら変なアルバムだなあ
→面白いかも?
→結構好きかも?
に変化。やはり何回も聴かないとだめらしい)

あまり期待はせずに、しかし楽しみに行ってきました、バインの横浜ライブ。
結果、とても面白かったです。
かつてないくらいに選曲も雰囲気もMCも
(はそうでもないか、でも田中くんが「ゆっくり始めますんでゆっくりついて来てください」って言ってたなぁ)
親切で。初心者の方々、見るなら今ですよって感じのライブ。
何ていったって置いてきぼりにされないんだから。
何でしょうね、この変化。
友達とは「歳のせいかな?」と言うことで落ちつきましたが…

音源ではわからなかったけど「Darlin' from hell」のベースラインがかっこよかったこと、
「BLUE BACK」にテンションが上がって立ち上がりたかったこと(今日は2階席でした、快適だった〜)、
「鳩」のギターソロでずいっーと前に出てきた西川さに思わず拍手を送ってしまったこと。
あー、楽しかった。
ZEPPが待ち遠しいぞ。


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