2001年05月28日(月) |
ある日 小さな時計だけを 見ていたら |
ある日 小さな時計だけを 見ていたら
いつの間にか 他の周りの時計が
どんどん 進んでいて。
どんどん どんどん 小さな時計が 遅れていくの
気付かずに。
取り残されて いくみたいに。
ギリギリのところで 目が覚めた。
ちっぽけな存在でも 失うことは 怖がるのでした。
2001年05月27日(日) |
あなたが愛してくれた あの私を |
あなたが愛してくれた あの私を
忘れないで居て欲しい って 贅沢だわ。
分裂するの。 簡単に。 私。
裏とか表とか そういうんじゃなくて。
私は私でしかなくて。 私以外の何モノでもない。
私は私だけだけど。 私は何モノにもなれる。
そういえば あなたは
私の愛した あなただったのかしら?
2001年05月18日(金) |
思い出せない 花の香り |
思い出せない 花の香り
色褪せた チケット
そのシャツの ストライプ
胸の奥を抉られる 痛み
粉々にした 手紙の束
私の存在を もう少し許して居て。
2001年05月16日(水) |
心の中を 簡単にしてみる。 |
心の中を 簡単にしてみる。
好き。 嫌い。 どちらでもない。
思う。 思わない。 どちらでもない。
したい。 したくない。 どちらでもない。
なんて単純。それだけのこと。
「気持ちが 動かないの」
それは 残念。
でも 結局
したいか したくないか でしょ?
2001年05月13日(日) |
いつも 夜に逢っていたから |
いつも 夜に逢っていたから
まぶしい陽射しに 戸惑うの。
おかしいね。
汗ばむ 季節になって
手を繋ぐ理由が 減ったのに。
隣で笑ってね。
いつも 触れたくて しょうがないの。
君と逢える 夜が 好きだよ。
どうしようも ないね。
隣りに 居ることに 慣れたりしない。
いつ 居なくなるのか 解らないから。
わかりやすい言葉で 話すよ。
そのままの 意味で 汲み取ってね。
ねぇ。
今 目の前に居るのは 嘘じゃないでしょ。
瞳が 優しいね。
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