2005年06月28日(火) |
6月のパフォーマンスと美術 |
6月のパフォーマンスと美術
◇演劇「巷談宵宮雨」 ク・ナウカ若手演出家シリーズ 作:宇野信夫 演出:中野真希 (6/12at 和敬塾(旧細川侯爵邸)敷地内 和楽荘)
◇バレエ「ニーベルングの指輪」 ベルリン国立バレエ団 総監督:ウラディミール・マラーホフ 音楽:リヒャルト・ワーグナー 振付・演出:モーリス・ベジャール ラインの黄金/ワルキューレ/ジークフリード/神々の黄昏 (6/26 at 東京文化会館)
◇オペラ「フィデリオ」 作曲:ベートーヴェン 指揮:ミヒャエル・ボーダー 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 演出・美術:マルコ・アルトゥーロ・マレッリ フロレスタン:トーマス・モーザー レオノーレ:ガブリエーレ・フォンタナ (6/4 新国立劇場)
◇読売日本交響楽団 指揮:エド・デ・ワールト R・シュトラウス;交響詩<ドン・ファン> R・シュトラウス;ヴァイオリン協奏曲 ヴァイオリン:渡辺玲子 ラフマニノフ;交響曲第3番 (6/19 at 東京芸術劇場)
◇「アンソール展」庭園美術館
◇日本民藝館
◇「小山田二郎展」東京ステーションギャラリー
2005年06月26日(日) |
デカローグ他 6月の映画 |
6月は、ドイツ映画祭とデカローグで燃え尽きたような気がするが、他に数本。
◆デカローグ/デジタル修復版上映 全10話 5/21〜6/10(渋谷ユーロスペースにて) 監督:クシシュトフ・キェシロフスキ 「ある運命に関する物語」「ある選択に関する物語」 「あるクリスマス・イヴに関する物語」「ある父と娘に関する物語」 「ある殺人に関する物語」「ある愛に関する物語」「ある告白に関する物語」 「ある過去に関する物語」「ある孤独に関する物語」「ある希望に関する物語」
つ・・ついに、デカローグをコンプ!! 何本かバラで見ていたが、10話を短期間で見終わった時にこみ上げてきた感動は、今まで覚えのない種類のものだったぁ。 キェシロフスキが亡くなって10年、今さらながら惜しいと思う。 ずっと映画を作り続けていて欲しかった・・。
◆「チャレンジ・キッズ 未来に架ける子どもたち」★★★★ Spellbound【2005年/97分】監督:ジェフリー・ブリッツ
◆「バッドマン・ビギンズ」★★★☆ 【2005年/140分】監督:クリストファー・ノーラン
◆「マイ・ファーザー」★★★ RUA ALGUEM 5555: My Father【2005年/112分】
◆「宇宙戦争」★★★ 【2005年/114分】
◆「ミリオンダラー・ベイビー」(二回目)★★★★★ ◆「エターナル・サンシャイン」(二回目)★★★☆ ◆「モーターサイクル・ダイアリーズ」(二回目)★★★☆
長いこと滞っておりました。 すでに詳細は忘却の彼方ながら書いてみる。 今さら。
◆ドイツ映画祭 6/4〜12(有楽町朝日ホールにて) 2000年から最近までのドイツ映画の上映。全25本上映のうち10本鑑賞。
・「芝居に夢中」 【2003年/108分】★★★☆ 役者を目指す4人の若者を6年にわたって追った秀逸なドキュメンタリー。 彼らの姿に胸が熱くなったり痛くなったり。
・「ファーラント」 【2004年/90分】★★★ ・「ヴィレンブロック」【2005年/105分】アンドレアス・ドーレセン★★★☆ 中年男ヴィレンブロックに降りかかる悲喜劇を構成の妙で描く。 人間洞察が頭抜けて秀逸な一本。
・「9日目」 【2004年/91分】フォルカー・シュレンドルフ★★★☆ ナチの収容所に入れられていた司祭に出された異例な9日間の休暇(実話らしい)。 実はナチが司祭を利用しようとしたミッションあり。 そのミッションに苦悩し自らの信条を貫き通そうとする司祭。 重たく見応えのある一本。司祭役の役者は「ヒトラー最後の12日間」では、 全く立場が逆のゲッペルスを演じていて面白い。
・「ヒランクル」 【2003年/93分】★★☆ 5〜6年前のドグマ95映画「セレブレーション」(悪趣味なほど臓腑まで暴き出した 私の大好きな一本)の焼き直しじゃん!てなほど酷似していて萎える。 しかし「セレブレーション」の映像とは全く違い、透明で美しい。
・「夏の突風」 【2004年/98分】★★☆ ゲイ少年のカミングアウト映画。 面白く作られてはいるが。
・「タトゥー」 【2001年/105分】ロベルト・シュヴェントゥケ★★★☆ 残酷なシーンもあるシリアル・キラーものながら、下品にならず、 全編を貫く暗いが透明なトーンとシャープな映像のセンスにしびれる。
・「シュルツェ、ブルースへの旅立ち」★★★★ 【2003年/110分】ミヒャエル・ショル 音楽ものに異常に弱い私。もう、これは最高!もう一回見たい。 いかにもドイツの田舎のまん丸おじさんが、ひょんな事からブルースを知る。 そしてアメリカ南部まで旅するのだ。 長廻し・テンポ・間が超好み。やさしく思わず微笑みのこぼれる一本。
・「クレイジー」 ★★【2000年/93分】 ・「ヒトラー最後の12日間 」★★★☆【2005年/155分】 オリバー・シュピーゲル 最終日の上映。これまで見てきた9本はそれぞれ充分に面白かったが、 お金をかけた力のある大作はやはり別格だなと思う。
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