コラム 金財茶房 〜 投資のゴマはこう開け!〜


2005年11月30日(水) なんだ、結局「組み合わせ」なのか・・


こんにちは、カン・チュンド です。

アメリカ では
「資産運用における収益要因の分析」が広く行われています。

私たちが運用を行う際、いちばんの関心事は
「どれくらい儲かるのか」という 収益 ですね。


(いきなりですが)あなたは 債券・株式 を組み合わせた
「バランス型ファンド」の ファンドマネージャー です。

あなたの仕事はズバリ、「収益」を上げること(笑)


では、「収益の差」はどこから生じるのでしょう?


・債券、株式など 銘柄の選択 でしょうか?
・あるいは 銘柄 を売り買いするタイミング?

いえいえ、上記は大したインパクトを持っていません。


実は、「収益の差」が生じるいちばんの要因は、

◆ 資産配分の仕方 そのもの

にあるのです。


より具体的にいうと、

(例えば、)
日本債券・外国債券・日本株式・外国株式等を
どのように「配分するのか」で、

収益要因のほとんどが決定する、

ということなのです。

(にわかには信じられないですが ホントです)


参照コラムは【こちら】


マネックス証券の内藤忍さんがうまい言い方をしています。

「資産運用で儲けようと思ったら、
1時間のうち45分をかけて
資産配分 をどうするかを考えるべきです・・」と。

(つまり、銘柄選択や、投資タイミングは 二の次ということ・・)


わたしはいつもセミナーで申し上げていますね。

「点ではなく、面で運用を捉えてください」と。


「資産配分の仕方そのもの」を科学すると、

結局、

「相性がよい資産 を組み合わせる」

に落ち着きます。


相性がよい?


はい、

相性がよい とは、

どちらかの調子が悪いときに、
もう一方がそれを助ける。

ということです。


つ・ま・り、
「値動きが異なる資産 を組み合わせる」

ということなのです。


続きは次回に。



 確定拠出年金とは? 【資産運用】そのもの です。

  【ようこそ! 確定拠出年金クラブです】 
〜トウシとの初恋を成就させるための7ヶ条〜
     
          12/4日 東京



2005年11月29日(火) 投資先 を選択できる自由


こんにちは、カン・チュンド です。

人間には(実に)さまざまな「自由」があります。

言いたいことを言える自由。
住みたいところに住める自由。

職業を選ぶ自由。
行きたいところに行ける自由。

信じたい宗教を信じられる自由 など。


これらの自由は、
人が生まれた時に(自然に)付与されるものではありません。

(今の北朝鮮を見てください・・)


これらの自由は、人が幾多の人を犠牲にして、
また多大な時間を労して、獲得してきたものです。

例えば、
「行きたいところに行ける自由」というものがあります。


わたしが1987年にはじめてアメリカに行った時、
わたしの大韓民国(韓国)のパスポートには
次のような記載がありました。


下記に掲げる国には渡航することができない。

北朝鮮、ソ連、中国、モンゴル、東ドイツ、チェコスロバキア、
ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、ブルガリア、ユーゴスラビア、
アフガニスタン、キューバ、など。

(ちなみに、わたしが今現在も行けない国は
北朝鮮、キューバ ぐらいではないでしょうか?・・)


世界をぐるりと見渡すと、
一般国民が海外に旅行すること自体、
困難な国がたくさんありますね。

これらの国では、
「人」が国の外に出られないわけですから、

(もちろん)人が持っている「お金」が外に出ることも
ないわけです。


行きたいところに行ける自由 があってはじめて、
【投資したいところに 投資できる自由】

が芽生えるのですね・・。


まあ実際、
自分のお金をヨーロッパに投資することは
自身がヨーロッパに行くよりずっとカンタンなのですが(笑)


ただ、自由 には「空気」みたいなところがあって、
そのありがたみ は無くなってしまわないと分からない、

という面があります。

(誰が「今日も重力があってくれてありがとう!」と言いながら
道を歩くでしょうか??・・)



【投資したいところに 投資できる自由】は、

数多の自由の中でも 稀な自由 なのです。



 確定拠出年金とは? 【資産運用】そのもの です。

  【ようこそ! 確定拠出年金クラブです】 
 〜トウシとの初恋を成就させるための7ヶ条〜
     
           12/4日 東京




                  サンタクロースが・・。





2005年11月26日(土) 【ようこそ!確定拠出年金クラブです】 (投資との出会いはハッピーな方がいいに決まっています!)


こんにちは、カン・チュンド です。

さて、本年最後のセミナーは、
(まだまだ マイナーな?)確定拠出年金 についてです(笑)

今後、日本に住む多くの方が
この 確定拠出年金 を【窓口】として、
「投資」と出会われることになります・・・。

「ワタシなんて、投資とは接点なんてな〜い!」
という方に、突然の出会いがあるのです(笑)


男女の間でもそうですが、
最初の出会いって大切ですよね。

(第一印象 と云います・・)

ほんの少し、言葉を交わしただけで、
「よい印象 か 悪い印象 か」
人は抱いてしまいます。


もしあなたにとって「投資」との出会いが
よい印象 なら、

それはとてもハッピーなことだと思います。

(人は「投資」を通じて、
いろいろなことが学べますから・・)


逆に、
投資との「出会い」が 悪い印象 なら、
あなたは 多くの機微 を感じ逃すことになってしまいます。

(ああ、もったいない・・)


本セミナーでは、確定拠出年金の仕組み と その特徴、
道具として重要な 投資信託 について、

あるいは税制上の優遇、
運用商品の具体的な 選択法 などについて
お話していきますが、


(ポイントは)

確定拠出年金 とは(あくまで)

資産運用の、ひとつの「窓口」である、という点です。


わたしにとってこのセミナーは、
(今後5年、10年を見据えると)
「ライフワーク」となる気がします・・。


皆さん、奮ってご参加ください....。 
 


   ♪ 第29回 知的人生設計 ワークショップ ♪

    【ようこそ! 確定拠出年金クラブです】
  〜 トウシとの初恋を成就させるための7ヶ条 〜


 ★ 投資とはじめて出会われたあなた。 
   なんだか「不安」ですよね・・。

でも、確定拠出年金 にただなんとなく加入するだけでは
(ハッキリ言って)「宝の持ち腐れ」です。

当セミナーでは独立FPが「確定拠出年金のエッセンス」を
やさしく かつ 分かりやすく解説します。

賢く利用すれば多くの【メリット】がある 確定拠出年金 を用いて、
さあ、わたしと一緒に投資の門を叩きましょう! トントン(笑)


 <準備運動・・>

・そもそも年金とはいったい何なのか?
・20年後、日本の年金制度 はこうなっている
・確定拠出年金とは「資産運用そのもの」なのです


 <メインのお話 >

・長期に投資する、分散して投資する、継続して投資する、
 これみんな 確定拠出年金の【特徴】です。

・投資信託 とはいったいどんな「道具」なのでしょう?
(青―い大きなフクロ。パック商品です・・)

・確定拠出年金・税制上の「3つのメリット」
 掛金はまるまる投資原資、税の繰り延べ、年金控除?

・一度聞いたら絶対忘れない、
 配分割合の変更 と 資産の移し替え(スイッチング)のつぼ


・メニューの中から ふさわしい商品 を選ぶ5つのコツ
・自社株・預金 に頼るのは“危険”です

・ここに注意!確定拠出年金の盲点(コスト・拠出限度額 など)
・コールセンター、ネットをうまく活用する

◆ 結局、確定拠出年金は 運用の【ひとつの】窓口 なのです ◆


  ⇒ 制度に加入しておられる方は、
  採用されている【運用商品のラインナップ資料】を
  ぜひお持ちください。


 日時 : 12月4日(日) 14:00 〜 16:30
            (最大17時まで延長有り)
 場所 : 東京・大井町「きゅりあん」4F 研修室
     
 日時 : 12月11日(日) 14:00 〜 16:30
            (最大17時まで延長有り)
 場所 : 大阪産業創造館 6F 会議室C    

参加費: おひとり様 3,000円(税込)
 
 講師 : カン・チュンド(姜 忠道)
      CFP ファイナンシャルプランナー
  

  今回も【質問の時間】をたっぷり設けています。

  ご友人・ご同僚の方とお誘いあわせの上 ぜひご参加ください!


   セミナー詳細 & お申込みは【こちら】からどうぞ。

     
    ★ 皆さまの参加を心よりお待ちしています!! ★








2005年11月25日(金) リ・バランス についての考察


こんにちは、カン・チュンド です。

あなたが 19世紀のベトナム陶器 をコレクションしていようが、
ペコちゃんの人形 を集めていようが、
8棟のマンションを保有していようが、

資産管理(アセット・マネージメント)が必要なことに
変わりはありません。

(ということは)
資産を守るために 大きな倉庫 が必要?
何人も人を雇わなければならない?


(心配ご無用ですよ・・)

晋陽FP事務所では、有価証券(紙切れ)による
「資産管理」を推奨していますので、

大そうな設備 は必要ありません(笑)
(なにせ、紙切れですから・・)

もし「資産管理」のために
人をひとりだけ雇うなら、カンをご指名ください(宣伝)


(さあ、ともかく)

あなたが「資産管理」を行う上で、浮かび上がってくるのが、

「わたしのこんな 小さなポートフォリオ でも、
リ・バランス が必要なのかしら?」という 疑問 です。


リ・バランス とは?

資産運用を行う際に、
価格変動などにより変化した「資産配分の比率」を調整すること。

(つまり、)資産配分の比率を【元の状態】に戻す作業を指します。

(具体的には)

資産の一部を売却したり、一部を買い増ししたりするのです。

ふ〜ん、そうなんだ。


賢明な運用者は、運用を行う前に、
「運用の設計図」というものを描きます。

そこには 投資する資産(金融商品)と、
資産全体に対する「保有割合」が

パーセント で記されているはずです・・。

「まあ、とりあえず このGGファンドに 100万円 いっとこか!」
という気分屋さんには まるで関係のないお話ですが(笑)


例えば、

円預金        40%
世界株式ファンド 30%
世界債券ファンド 30%

という「設計図」があるとしましょう。


(当たり前ですが)

運用の設計図 は、あなたの財政状況、
そして 投資目的 に“合致”したものでなければなりません。


65歳のAさん(ご資産 4000万円)と
31歳のBさん(ご資産 380万円)では、

違った「運用の設計図」になって当然なのです。


そして、人は 蝋人形 のように、
止まったまま生きるものではありませんから、

あなたの【人生状況】が大きく変われば、
「設計図」も描き直す必要が 出てくるわけです・・。

(注・・株式市場 が大きく動いたからといって、
  設計図 を描き直すのではありません・・)


さて、再び・・、
あなたはこう思うはずです。

「なぜ、保有比率 が変わったからといって、
リ・バランスする必要があるの?」

例えば 上記「設計図」で、

世界株式ファンドの価格 が上昇していったとします。
すると、資産全体に対する「保有割合」は上がりますよね。

(つまり、調子のいい時です!)


ん?

「調子がいいなら、そのままにしておけば いいじゃない?」

と思いませんか?


2年くらい放っておく?

3年?   5年?

フム、フム。

あなたが 資産全体(ポートフォリオ)を
6年間 放っておいたとしましょう。

(1994年から1999年末までの 6年間 とします・・)


結果、各資産の保有割合 が、

円預金        15%
世界株式ファンド 70%
世界債券ファンド 15%

になりました。


(90年代を通じて、
世界株式 はその資産価値を大きく増やしましたから)


あなたが「リ・バランス」をしなければ、

あなたが想定した以上のリスク(つまり、設計上にないリスク)
をその背中に抱え続けることになるのです。

そして 2000年にはITバブルのクラッシュが起こりましたね。


ポートフォリオの中で重みを増しすぎた
「世界株式ファンド」は その値 を大きく下げ、

(かつ)あなたの資産全体も、巻き添えにしていきます・・。



(残念ながら)未来のことは 誰にも分かりません。



多くの方が 資産運用を行う際に
当てのないリターン を夢想しますが、

資産運用を続けるために いちばん大切なことは、

◆ 重傷 を回避すること。

です。


瀕死の重傷 を負えば、
(ポートフォリオが)回復するのに 多大な時間 を要してしまいます。


あなたの財政状況、そして 投資目的 に“合致”した
リスクを負い続けること、

そのための「リ・バランス」なのです・・。


投資 という作業は、
なにも リターン を求めることだけではありません。


リスク を管理することも
立派な 投資 なのです・・。



確定拠出年金とは? 【資産運用】そのもの です。

  【ようこそ! 確定拠出年金クラブです】 
 〜トウシとの初恋を成就させるための7ヶ条〜
     
     12/4日 東京 12/11日 大阪



晋陽FP事務所では、
リスク管理に重きを置いた
「けいぞく相談サービス」を実施しています。

あなたの資産管理のために 人をひとりだけ雇ってください。





          いつもここで自転車の空気を入れます(笑)



2005年11月22日(火) 世界の中心で 投資 を叫ぶ?


こんにちは、カン・チュンド です。

人間は 勝手な「生き物」ですね。

いきなり?


冬 になれば「寒い」と言って、日なた を探して歩きます。
夏 になれば「暑い」と言って、日陰 を求めて歩きます。


マーケットが活況になれば、いつか落ちるのが怖いと云い、

市場が停滞すれば、
もう永遠に上がることなんてないさ と冷笑します・・。


また人は、なにかと「区別」をしたがる生き物です。

内 と 外。

私たち と それ以外。

日本人 と 外国人。


「海外」ということば がありますが、あれなど
うち(国内)と そと(海外)を分ける 典型的な表現 ですよね。

(海の外は もう「その他大勢」・・)


私たちの祖先は「小さな群れ」で 移動 を繰り返してきました。
私たち(内)以外の「生き物」は、その他(外)だったのです。

私たち(内)以外は イコール 敵、
警戒すべき相手 だったのですね・・。

このDNAが、時に 投資 という作業の邪魔をします。


違う国の、違う株式市場、そして そこに集う人々を見ていると、
「んー、私たちとは違う、よく分からない」と

(まるでそれが 習性 のように)警戒してしまいます(苦笑)

(アラビア数字も、電光掲示板も、同じなのに・・)


彼ら/彼女らは 違うことばを喋っていますね・・。

食べ物も違う、政府も違う(大統領/首相 も違う)、
宗教が違う、着ている物が違う、

目や鼻や髪の毛の感じが違う、
仕事の進め方が違う、慣習が違う、


無意識のうちに、

「あー、あの人たちは私たちとは
メンタリティー(考え方)が違うのかしら・・?」

という疑いを持ちます。


「あの人たちは 私たちほど深刻に、繊細に、
悩んだりしないのでは?」

と思い込んだりします。


「んー、なにも この人たちの近くで、
無理して・投資することはないな・・」

と結論づけてしまうのです。


あるいはこんな 側面 もありますね。


人は、「ステレオタイプ」という 円柱 を
何本も頭の中に植えつけています。

イタリア人 ⇒ おしゃべり・陽気
中国人   ⇒ 日本人を嫌っている
インド人  ⇒ カレーを食べている


そうです、
人間はひとりひとり違う、
という「多様性」に フタをしてしまっているのです。


冷静に考えてみてください。

無口でおとなしい イタリア人 もいますし、
日本人が好きな 中国人 もいますし、
カレーを食べない インド人 もいます・・。


「そっかー。
 あの人たちも自分と同じ 人間 なんだー」

と理解することが 国際分散投資 では重要なのです。


つまり、

◆ 差異 を見つけるのではなく、
  共通項(普遍)を探す「視点」ですね。


「ああ、あの人も 自分と同じ 人間 なんだー」
と思える瞬間は いくつもあります。


・美味しいモノを食べたい気持ち
 (共有できますね?)

・家族を大切にする気持ち
 (共有できますね?)

・(一部タブーの国もありますが)
 お酒を飲んで楽しむ気持ち
 (共有できますね?)

・愛しい人を思う気持ち
 (共有できますね?)

・株式会社という器の中で、
 社会の役に立ちながら「利益」を上げようとする気持ち
 (共有できますね・・?)


ベイルート(レバノン)にも、
ケイマンにも、
イスタンブール(トルコ)にも、
ヨハネスブルグ(南アフリカ)にも、

株式市場という「いちば」はあります。


それらの国々で 株式会社 は星の数ほど存在し、

たくさんの人が
独自のノウハウ・アイデアを駆使して、
事業を営んでいます・・。


そして(すばらしいことに)
あなたが日本人である・なし に関わらず、

それらの国々・会社に投資する「道」が開かれているのです。


(ぜひ 世界の中心 に立って、
 投資を指図(さしず)してください・・笑)



 確定拠出年金とは? 【資産運用】そのもの です。

  【ようこそ! 確定拠出年金クラブです】 
〜トウシとの初恋を成就させるための7ヶ条〜
     
     12/4日 東京 12/11日 大阪




                   眠た〜い



2005年11月18日(金) さあ、どれくらい 国際的 なのかしら?


こんにちは、カン・チュンド です。

多くの投資家は(無意識に?)
投資範囲を international にすることを避けています。

その心理の奥底には、
「必要のないリスクは 避けた方が無難でしょ?」

という 考え があるのでしょうか・・。

(果たして、)

(実際は)国際的に分散投資しない方が、
多くのリスクを抱え込むことになってしまうのです・・。


Why?

(実は)国際的に分散投資することで、

国内資産とは 値動きが異なる度合いが大きい「資産」を
保有することが可能になります。

(例えば、国内株式 に対する「外国債券」です)

結果として、

運用資産全体の ボラティリティー を
軽減させることができるのです・・(ここ、重要!)

ボラティリティー(volatility)とは、
不安定さ、価格変動率 のこと。


国際的に資産を配分させる ことは、
何も特別なことではありません。

人間が、
その長い経験の中で培ってきた「知恵」なのです・・。

(特にヨーロッパにおいて・・)

戦争、革命、自然災害、飢饉、疫病などを何度も経験してきた人間は、
自分と自分の財産を守る“術(すべ)”を見出してきたのです・・。


ただ、
人はその「知恵」をうまく利用しているとは云えません。


人(特に投資家)は 困惑しているのです・・。

心情として、
知らないもの、遠くにあるものは「安全ではない」
という気持ちが 強いのです。


逆に、
知っている、近くにあるものは「安全」、
だから、投資対象に挙げてもいい という 感情 ですね・・。

んー、皆さんは、どうでしょうか?


この 感情、
長年染み付いた 澱(おり)のように けっこう「強固」です(笑)


日本人だけではありません。

アメリカ人もそうです。


「ホーム・バイアス現象」と呼ばれるこの傾向は、
どの国でも 普遍的に見られます・・。

「ホーム・バイアス現象」

⇒(自分が住む)国のみ を
そのまま「投資対象」として選んでしまうこと。


まあ、
「自分の周りだけで、知っているものだけで 固めてしまおう」
という 精神 ですね。


私見ですが、

「ホーム・バイアス」の傾向がいちばん薄いのが
イギリス です。

いちばん早く、しかも多くの方が
「投資」という作業に慣れ親しんできた 賜物 ではないでしょうか?


(それから シンガポール・・)

シンガポールでは国を挙げて 国際分散投資 を行っています。

(あの小さな国土、少ない人口を考えれば当然?)


さて、「ホーム・バイアス現象」は一見、合理的 に見えます。

なぜなら(日本 を例に取れば)

私たちは ほとんどすべての消費を
日本円 で行っているからです。

「日本国内の資産だけを保有して、何がおかしいのだ!?」
という 声 が聞こえてきそう・・。


しかし、

「国境を越えて 分散投資 することのメリットは、
為替リスクの何倍も大きい」とわたしは考えます。

まず international に 投資 をすれば、
自国の通貨 が弱くなった場合の「ヘッジ」となりますね。

例えば、円の価値が(外国通貨に対して)下落した場合、
日本人が保有する 外国資産の価値(円で換算した価値)は 上昇します。

じゃあ、逆になった場合は?
という声が聞こえてきそうですが、


(例えば)円の価値 が USドルに対しては 上昇 しても、
円の価値 が ユーロに対しては 下落する ということはあり得ます。


通貨の価値 は わたし(円)と わたし以外(外貨)
という、単純な図式 ではないのです。

それに、
外貨を保有しているだけでは 投資 とは云えません・・。

円 → 外貨 → 債券・株式等を購入 で、
はじめて「投資」になるのです。


皆さん、素敵な週末をお過ごしください!


ライフプランと投資の【新実】を 体系的 に学んでみませんか?

       第17回 知的人生設計入門
      〜 お金のなる木の見つけ方 〜

        11/23・27日 13:30〜17:00
        東京・大井町「きゅりあん」





           福沢諭吉は今の大阪・福島で生まれました。



2005年11月16日(水) 東京での 勉強会 は8回目です


こんにちは、カン・チュンド です。

(もしかしたら、ちょっと偉そうな言い方かもしれません・・)


これから10年、20年を無事に過ごすために、
最低限知っておいた方がよい、

お金のこと、投資のこと
(それも これからの「常識」となるようなお話)を
わたしは いつもしています。


(言ってみれば、)

ライフプランと投資の【新実】のお話です。


【新実】とは、「新しい事実」のことですから、
世の中で 現に起こっていることではなく、

(どちらかというと)
これから起こるであろうことを見据えた 内容 になっています。


なにぶん「一歩先」のことをお話しますから、

聴く人によっては、

「えっ、ウソ!」
「そんなことあるわけな〜い!」

という 感想文 が返ってくる可能性がありますね(笑)


でも、わたしはいつも思います。

「セミナーで、規定路線の
教科書めいたことをお話して いったい何になるのだろう」と・・。



わたしがなぜ【新実】をお話するかと言いますと、

◆ 世の中は とても早いスピードで 変化しているからです。


例えば、今の時点で10人中8人の人に受け入れられることを
お話しても、

それが5年、10年後に 果たして通用するかというと、
大いに ?? です。

ですから、
10人中おそらく関心を持っていただけるのは 2、3人だろうな、

ということが分かっていても、

わたしは【新実】のお話 をするわけです、ハイ。


それが、この勉強会の「付加価値」だと思っています。



またわたしは、
ホームページ上 でこんなことまで言っています。

※ 誠に勝手ながら、短期売買を繰り返すことを投資とお考えの方、
目先の利益のみを追求される方、

とにかく儲かる金融商品を教えて欲しいという方のご参加は
ご遠慮させていただきます。


(キツイですね・・)


あなたに学んでいただきたい「等身大の資産運用」は、
短期売買 ではありません。
目先の利益 を追うものでもありません。

それは 私たちの目指すものではないからです。


私たちの目指すものは、

長い時間をかけて行う 資産形成 です。

(コツコツ型の ジミ系・・笑)


それも、
「手段」としての、資産形成 なのです。

じゃあ、目的は?



んー、目的は、

あなたのお仕事 や 生き方 をハキハキさせることでしょう(笑)

(シンプルに云うと)自分らしく生きること?


さて、

この 勉強会 では、
あなたに「3つの発見」をお持ち帰りいただきます。

・21世紀型の【ライフスタイル】
・【投資】という、生涯をかけてつき合う相棒
・変化を恐れない、柔軟性に富んだ【発想】そのもの



今までの 投資方法 をいちど放り出して、
ゼロから「大きな枠組み」に入れ直したいという方 にも、

この勉強会は 大いに刺激的だと思いますよ(笑)


勉強会のくわしい内容は【こちら】をご覧ください。


(長〜いページですから、よ〜く見てくださいね 笑)


 皆さまの参加を心よりお待ちしています....★


    第17回 【知的人生設計入門】
    〜 お金のなる木の見つけ方 〜

      11月23日(祝)27日(日)
       東京・大井町「きゅりあん」


 追記)東京での勉強会 ですが、
    サポートスタッフも 随時募集しています。

    お申し込みは こちら まで。




                はい、万里の長城です。




2005年11月15日(火) ベビーブーマーの子どもが、株式市場の救世主に?


こんにちは、カン・チュンド です。

(先日の続きですが・・)

ベビーブーマーが リタイアすると明らかに困るのは、

鉄道業界、スーツ業界、ネクタイ業界、
会社の近くの一杯飲み屋業界 などでしょうか・・。

今まで必死に働いて貯蓄 ⇒ 投資する一辺倒だった方々が、
定年退職すると、保有する株式の一部を売却し始めます。

すると、
「株式市場の 需給 が大きく崩れてしまうのでは!?」

と心配する輩、または 心配を助長する輩 が出てきますが、

まあ、いかにも大げさですね(笑)


アメリカでは その家ごとにクッキーの焼き方があると云います。

それと同様、その家ごとに「資産の持ち方」もあるのでしょう。

しかし(なんといっても)いちばんポピュラーな資産といえば、
投資信託 です。

アメリカの2世帯に1世帯は 投資信託 を保有しているという前提で、
ベビーブーマーの リタイア状況 を追ってみましょう。

いちばん年をとったブーマー(1947年生)が
2007年に 60歳 で引退を始めるとします。

一方で、

いちばん若いブーマー(1964年生)が
60歳 でリタイアするのは 2024年 です。

( → けっこうな 時間スパン があるのです・・)


ただし 日本の場合、上記 は当てはまりません。

(日本の場合は 団塊世代の引退は 2007年〜2010年 に集中します)

といっても、投資信託 を保有する人は極めて少数ですから、
別に騒ぐことはないのですが・・。


「いちば」というのは 不思議なところです。

「いちば」から 退場 する人もいれば、
その後から 「いちば」に入ってくる人たちもいます。

ベビーブーマーが「いちば」から引き上げたとしても、
その子どもたち、

そうです、
ベビーブーマー・ジュニア が「いい年」になっているのです(笑)


アメリカでは
ジェネレーション X、ジェネレーション Y と呼ばれる世代 です。

1965年から1999年 に生まれた人たちを総称し、
約1400万人 に上ります。


ちょっと 未来 を覗いてみましょう。

いちばん年をとったブーマーが 2007年にリタイアする時、
1965年に生まれた ジェネレーション X は 42歳 になります。

(まさにバリバリの働き盛り、投資盛り、)

そして、1999年に生まれた ジェネレーション Y は、
いちばん若いブーマーが引退する 2024年には 25歳 になります。

(十分 投資 をスタートできる年ですね・・)


つまり、

「いちば」から 退場 する人たちの後ろで、
新たに「いちば」に入る人たちが 両手を組んで待っているのです。

(これを世の中では 世代交代 と云います・・)


「いちば」というところは、
世代交代 という【新陳代謝】を繰り返しながら、

自身は貪欲に 変化をし続ける、

ひとつの、【生き物】なのです・・。


(だから、インデックス運用 はおもしろい・・笑)


ついでに、

アメリカ国勢調査局 によりますと、

アメリカの人口は 今後 50年で
約4億人にまで増加する見通し だとか・・。


ここ、

「ここ」の部分が 日本 と大きく異なるところ です。

(わたしがアメリカ経済の成長に対して、
ポジティブな理由も「ここ」にあります・・)

(ちなみに)アメリカの 人口増加 には、
移民とその子孫の増加 も大いに寄与しています。


最後になりますが、

○○になると、株式市場が △△になる。
2008年には □□だから、株式市場は○○になる。

という類の「予想」を、
人は(天気の予想と同じくらい)したがるものです・・。


(もちろん、当たらないことの方が多いのですが・・笑)



ライフプランと投資の【新実】を 体系的 に学んでみませんか?

       第17回 知的人生設計入門
      〜 お金のなる木の見つけ方 〜

       11/23・27日 13:30〜17:00
       東京・大井町「きゅりあん」





        なんと、公衆トイレを五つ星で評価しています(北京)



2005年11月11日(金) ベビーブーマーがリタイアすると、株式市場はダメになるのか?


こんにちは、カン・チュンド です。

日本では来年あたりから 団塊の世代 が続々とリタイアをし始めます。

(実は)アメリカにも 団塊の世代 は存在しまして、
それは「ベビーブーマー」と呼ばれます。

この「ベビーブーマー」、
適用範囲は 団塊世代のそれよりずっと広くて、

1947年から1964年に生まれた人々を指します。
(その数およそ7700万人!)

「ベビーブーマー」はリタイア後に備えて積極的に
貯蓄 → 投資 を繰り返しており、

90年代のアメリカ株式の高騰は この世代が担ったとも云われます。

(大事な確認)

日本に比べると、
アメリカでは 株式投資 をする人の割合が圧倒的に高いのです。


上記のような状況から、
こんな 災難 を予言する人もいるとか。

まあそのー、「ベビーブーマー」がリタイアすると、
彼ら/彼女らは 株式を売却するだろうから、
株式マーケットは干上がってしまうのではないでしょうか・・・。

フムフム・・。


では、アメリカ市場に投資しているあなたにも、
深刻な影響が及ぶのでしょうか?

んー、そんな心配はないと思いますよ(笑)


確かに仕事を辞めてリタイアすれば、
投資のスタイル は変わってくるでしょう。

資金を定期的に積立て、資産を殖やしていく というスタイルから、
第2の人生のために、資産を維持させていくというスタイルに、です。

結果として ある程度の 資金 が株式市場から引きあげられる、
ということは起こると思います。

ただし、それは「ある程度」であって
「全部」ではないのです。

具体的に云いますと、

「株式」に投資している一部を
「債券」への投資に振り替える、というシフトは起こるでしょう。

(引き受けるリスクの大きさを 現状より小さくする、ということ・・)


わたしが知る限り、アメリカの賢明な投資家は、
自身の資産を【集合体】で捉えているはずです。

つまり(下記は「例えば」ですが・・)

現金・預金20%
債券   30%
株式   50% であった【運用の設計図】が、


現金・預金30%
債券   50%
株式   20% に「変化」する、

ということです。


資産運用は、
複数の運用商品を組み合わせた【集合体】で捉える。

この 原則 を守っていく限り、

リタイアしたからといって、
株式は「全部」売却、債券に「全部」シフトする などという

極端な資金移動 は起きないわけです。

(日本の 団塊世代の皆さん、↑ ここ、注意して
聞いておいてください・・)


わたしは個別相談でもはっきり申し上げますが、

◆ リタイアしてからも 資産運用 は続くのです。


あなたの資産の「実質価値」を維持するために、
一定割合「株式」に投資することは必要です。

(たとえ60歳になっても、70歳になっても・・)


これから60歳になる方は、
30年前に60歳になった方とは状況がまったく異なります。

今から60歳を迎える方は、
かつてないほど【長い人生時間】を期待できるのです。

(→ 専門用語でいうと「60歳時の平均余命」と云います)

ちなみに 日本人の平均余命(2004年)



また、今から60歳を迎える方々は、
(日本でもアメリカでも)

アクティブなライフスタイルをお持ちです。

青春時代には既存の体制に異議を唱え、
数々の流行(サブ・カルチャー)を創り出してきました。

会社を定年退職した後も、パートタイムの仕事、
あるいは第2のキャリアを持たれる方が大勢いるでしょう。

また、コミュニティーとも積極的に関わり、
自分らしい生き方を実践していく 意欲 もお持ちです。


そんな充実した、より長いセカンドライフの中で、

万一、手持ちの資金が枯渇してしまうようなことがあっては
タイヘンです。


そのために、

リタイアした後も、資産の一定割合を「株式」で保有し、
投資 を続けることが必要なのです。

(↑ 上記は冒険するためではありません。
 あくまで 資産価値 を維持するための「守りの行為」です・・)


◆ あなたは投資期間を およそ何年くらいと想定していますか?


  答えは「一生涯」、 であるべきなのです。




ライフプランと投資の【新実】を学ぶ 勉強会 です。

【ライブ映像】アップしました。ぜひご覧ください。

      第17回 知的人生設計入門
     〜 お金のなる木の見つけ方 〜

      11/23・27日 13:30〜17:00
      東京・大井町「きゅりあん」






             北京五輪のシンボルマークです。

       人が両手を広げて走っている姿は(実は)京 なのです。



2005年11月08日(火) 7年後の相談業務イメージ


こんにちは、カン・チュンド です。

皆さんは映画「トータルリコール」や
キアヌ・リーブスの「JM」、「マイノリティ・リポート」などの
近未来型映画 を観たことがあるでしょうか?

これらの映画の中では決まって、
テレビ画面を通じて「コミュニケーション」を行うシーンがあります。

(まあ、テレビ電話の発展形 ですね。
もちろん膨大な情報のやり取りも可能です・・)


日本の一部金融機関ではすでに
「テレビ電話」を通じて 離れた場所にいる専門家

(弁護士・税理士・運用会社の証券アナリストなど)に
【相談】ができるサービスを実施しています。

(特に地方の方には利便性が高いでしょう・・)


例えば、わたしのような「個別相談業務」を行う者にとって、
近未来型の相談サービスとは・・。

お客様の電子カルテ(基礎情報)を 画面 に見ながら、
同時に 別の画面 に向かって微笑み
「どうされましたか?」とお伺いする・・、

そんな イメージ でしょうか?


相談者)あのー、 ○○生命 の「△△投資型年金」なんですが、
実は □□銀行 から盛んに勧められているのです。

あれっていったいどんな商品なのでしょうか?

(特徴、メリット、デメリットなどについて
掻い摘んで教えてほしい・・)

という「シンプルな質問」があるとします。

上記のような質問に対しては、

10〜20分くらいの相談時間で
「大枠のところ」はお答えできると思います。

そして、Aさんの 面談 が終わり、次はBさん・・。
「はい、お待たせしました・・」

と相談を続けるわたし・・。


壁一面 さまざまな画面に彩られた事務所の中で、

前もって予約をしていただいたお客様の予定が
縦長の画面上にずらりとデジタル表示されている・・

(かどうかは 分かりませんが・・笑)


わたしがイメージする
7年後の相談サービスには 2つの特徴 があると思います。

1.地理的な垣根 がほぼ取り払われている。
2.より短い「時間枠」でのサービス提供が増える。


特に 2.に関して言いますと、

自分の持っているノウハウを「細かく刻んで」
お客様に 短く・濃く 提供する機会が
増えるのではないかと思っています。

(もちろん テレビ画面 を通じてお客様と接するわけですから、
「スマイル用の鏡」は欠かせません! 笑)


(一方、お客様にとっては)

どこに住んでいるかにかかわらず、
本当に知りたいことだけを教えてもらう。

あるいは「この点についてのみ」
専門家の意見 を聞いてみたい、
というニーズに応えてもらえるわけです。


個別の悩みに応じてくれる
【遠隔病院】としての 資産運用アドバイザー、
という イメージ でしょうか・・。


今から10年、15年もすれば、
上海の資産運用アドバイザーの意見 も、
「自動翻訳装置」を通じて 画面上 で聴けるようになっているでしょう。

(国境はますます低くなるのです・・)


わたしもぜひ 南米チリに住む サントスさんに
インデックス運用の効用 を説いてみたいものです(笑)



ライフプランと投資の【新実】を学ぶ 勉強会 です。

【ライブ映像】アップしました。ぜひご覧ください。

     第17回 知的人生設計入門
     〜 お金のなる木の見つけ方 〜

      11/23・27日 13:30〜17:00
      東京・大井町「きゅりあん」




2005年11月04日(金) 草木を育てる → 投資 を実感する


こんにちは、カン・チュンド です。

東京でセミナーを行う際に、
サポートスタッフをしてもらっているYさんという方がいます。

ちょうど1年くらい前にわたしのセミナーをはじめて受講され、

「運用の知識はもちろん、
FPの人がどうやってビジネスを営んでいるかにも興味があります」

というコメントを発した方です。

そのYさんから先日、こんなメールをいただきました。
(本人の承諾を得て 引用させていただきます・・)



以下、私事で恐縮ですが・・・。

まだわたしは、頭では理解していながら、セッカチな性格のため、
長期的な思考 がなかなか身につかないでいます。

8月のセミナーの時でした。

お客様からの「資産運用の基準となる時間の尺度は?」という質問に、
姜さんは「5年」と答えていましたね。

その時 わたしは正直「長い・・・」と感じました。

でもよく考えると、5年が長いのではなく、
自分の感覚が 短期的なのだなあと気づき、その時は衝撃的でした。

そこで最近、
わたしなりの対策として【家庭菜園】を始めてみました(笑)


前に読んだ澤上さんの本の「植物を育てる感覚」という言葉や、

姜さんの「農耕民族の日本人の方が(狩猟民族より)投資に向いている」
という言葉を思い出してです。

農耕によって築かれた日本の歴史に影響され、
自給自足することがわたしの夢の一つなので、一石二鳥と思いまして。

(成長過程を写真にとるために、
高性能のカメラがついた携帯も購入しました。
お陰で出費が・・・笑)


今日蒔いた 種 が、数週間後に 芽 を出し、
数ヶ月後に 花 が咲き、半年後に 収穫予定 です・・。

でも下手したら失敗し、
また半年後のために種を蒔くことになるかも です。

満足のいく野菜が育つまで、何年くらいかかるのでしょうか・・・。


【一生涯続く投資】と比べるとこれでもまだまだ 短期的 ですが、

今までのわたしからすると恐ろしく 長期的 です。

一歩一歩、頑張ってみたいと思います。


(以上、引用終わり・・)



Yさん、すばらしいですね・・。

自身の性格を分析されて、
その中でひらめいたことをさっそく実践してみる「気持ち」が
すごいと思います。


家庭菜園 と 投資 は同じです。

どちらも慈しみ、育むことですから・・。

植物 を育てる中で、
私たちは 規律、忍耐、継続 ということを学びます。

毎朝 葉 を撫で、水の加減をし、雑草を抜いてやることで、
◆ 自分が「見守り続けている」ことを自覚していくことでしょう。


資産運用 も 同じなのです。

自分のお金を 慈しみ、育む という「気持ち」で
運用のプロセスそのものを見守ることが大切なのです。



時 は単に流れるのではありません。

それは一瞬一瞬の積み重ねなのです。

その積み重ねの中で、人は成長し、
草木は大きくなり、お金も育まれるのではないでしょうか・・。


皆さん、素敵な週末をお過ごしください。



ライフプランと投資の【新実】を学ぶ 勉強会 です。

【ライブ映像】アップしました。ぜひご覧ください。

     第17回 知的人生設計入門
    〜 お金のなる木の見つけ方 〜

     11/23・27日 13:30〜17:00
     東京・大井町「きゅりあん」

 




               終わりの歌が好きです(笑)



2005年11月01日(火) わたしのアンチテーゼ


こんにちは、カン・チュンド です。
@神戸の空は抜けるような青さです。

さて、わたしは(懲りもせず)
弊所の「新キャッチコピー」をあれこれと考えています。

例えば、

      S 晋陽FP事務所

インデックス・ファンドを片手に、世界を旅しよう。

・・・・

どうですか?(笑)


さて、

わたしが 一消費者として
資産運用という「世界」をはじめて知った時の印象については
前にお話しました。

日本にはたった「一種類の投資」しか存在しないんだ。
それも「タイミングを計って 短期的に売り買いする方法・・」

これってあまりにも偏狭で、閉鎖的で、おもしろくない。


そう思ったわたしは
資産運用のアドバイザーを志す人間として、
ひとつの アンチテーゼ を作ったのです。

それが【等身大の資産運用】です。


【等身大の資産運用】とは、

当たり前の、常識的な運用、という意味です。


→ 20〜40代の、
資産家の息子でも娘でもない普通のサラリーマンが、
無理なく始められ、無理なく続けられる運用 です。


(まさに)ゼロの地点から 資産形成 に取り組むわけですから、

私たちの運用は、

1.自分の人生に重ね合わせることのできる 長い運用期間 を持つ。
2.大胆に、かつ信念を持って掲げることができる 投資スタイル を持つ。
3.定期的に 運用の原資を注ぎ続ける けいぞく型の投資 である。

という「特徴」があります。


【等身大の資産運用】とは

(具体的にいうと)

マーケットの日々の動きに一喜一憂しない。
もちろん、タイミングも計りません。

ですから「夜ぐっすり眠れます」(笑)
胃がきりきり痛むこともありません(笑)

あなたのお仕事 に支障をきたすこともなく、

(だって 継続的な収入を得るメインはお仕事ですから!)

ご家族との時間、恋人との時間、
自分の趣味、生きがいの時間 を大切にしながら、
続けることができる運用、

なのです。

(でもあれですよ、マーケットがアップダウンするリスク等は
当然引き受けなければなりません・・)


【等身大の資産運用】では、
その 投資スタイル として

◆「いちば」そのものを 投資対象 として捉える
  インデックス運用 を採用します。


ふつう「いちば」とは、
(例えば)韓国という国の 株式市場そのもの を指しますね。

その「いちば」の値動きに連動するよう運用される
インデックス・ファンド を「道具」として用いる、

ということです。


また「いちば」には、こんな種類のものもあります。

例えば、日本以外の先進国群22カ国を指して、
MSCIコクサイ という「いちば」を 創造 してしまうのです。

なるほど。

(かなり範囲が広いですね・・)

上記の「いちば」は、

「日本以外の先進国群に 効率的に投資をしたい」
というニーズに応えることができますね。

(その他、創造された「いちば」はたくさんあります・・)


(実は)世界中の投資家が、

「この会社は いろいろな「いちば」創りがうまいね」
と認めている会社が MSCI なのです。

  MSCI
(モルガンスタンレー・キャピタルインターナショナル)
 

この会社のブランドである、
MSCIコクサイとか、MSCIヨーロッパという 指数 は、
世界中の投資家に知れ渡っています。

注)指数 とは、
  創造した「いちば」の平均値を表す 物差し のことです。


(話を元に戻しますが)

「いちば」そのものを 投資対象 として捉えると、
資産運用というパズルは とても簡単なものになります。

ひとつの「いちば」を 投資対象 として捉え、
また別の「いちば」を物色する・・。

そうすると、

私たちはまるで バックパッカー のように、
世界中の「いちば」を訪ねて回ることができるのです。


楽しそうですね?


インデックス・ファンドを片手に、世界を旅しよう。


これが晋陽FP事務所から あなたへの「メッセージ」です(笑)



ライフプランと投資の【新実】を学ぶ 勉強会 です。

     第17回 知的人生設計入門
    〜 お金のなる木の見つけ方 〜

     11/23・27日 13:30〜17:00
     東京・大井町「きゅりあん」



 < 過去  INDEX  未来 >

作者 カン・チュンド に熱いメッセージを。 [MAIL]

晋陽FP事務所 [ホームページ]

My追加
-->



Copyright (C) 2000-2004 SINYO FP OFFICE. All Rights Reserved.
HOME BACK