V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2020年07月31日(金) ドローンの最先端技術を見学�∋唆箸魘修好蝓璽澄爾箸�

今日、特に感心したのは産業振興を進めるリーダーの資質です。1)「未来はこうなる」と断言する先読み力 2)スタッフを信じて任せる 3)危険性の回避を一丁目一番地に置く4)エネルギー源の選択こそ普及の決め手 5)用途開発では人命に関わる災害対策最優先 河野社長が「利他の心」で産業を興そうとしていることがよくわかりました。産業用ドローン、持ってみましたが、本当に重いです。試作品のパーツほぼ3Dプリンターで作るのだそう。しかし、お客様が目指す稼働率は95%。雨の日も風の日も飛ばないと意味がないそう。これが日本人の開発プライドですね。宅配便や薬がドローンで届いたり、橋梁やトンネル天井の検査に蜘蛛のように壁に張り付いたドローンが活躍する時代がすぐそこまで来ていると思いました。


2020年07月30日(木) ドローンの最先端技術を見学�〇唆反橋修僚峇屬鮓�た

産業用ドローンの開発メーカー名古屋市天白区の(株)プロドローン様を見学。河野雅一社長からその可能性を学びました。河野社長の話を聞いているこれはもう商品企画、事業企画のレベルではありません。産業企画というか産業振興レベルです。かつて人類は1903年に初めてライト兄弟が有人飛行に成功してからわずか66年後の1969年に月面着陸を果たしました。それと同じくらいの進化がドローンでも見られるかもしれない。今日の見学でその意を強くしました。


2020年07月29日(水) 生産性向上研修〜DVDを見ての気づき�⊆最圓魑�し励ます

昨日の気づきの続き。��大切なのは日頃のコミュニケーション �┝�分のパフォーマンスがチームに影響を与えることに気づく ��現場からの「提案にそうしよう」と言って上司が受け止めるとモチベーションが上がる ��ミスを許して話し合うとモチベーションが上がる  ��「今日は再開はないと思う」と楽観視すること大切。 ��失敗から学ぶから人は成長する。短時間で若い社員たちがこれだけのポイントを受け止めてくれたことが嬉しかった。


2020年07月28日(火) 生産性向上研修〜DVDを見ての気づき�\�功体験の提示

生産性向上をテーマとした社員研修を行った。改善はチームでやるものだから、チームの力をテーマにしたDVD を見た。その時出された感想・気づきが11もあり、いずれも的を射たものだったので、ここに記しておく。�〔簑蝓Σ歛蠅蕨辰傾腓辰堂�める �∪嫻い鬟繊璽爐琶�け合う ��リーダーは仲間のそれぞれの能力を把握しておくことが大切 �い�互いの考えや意見を認め合うこと �ゾ�さな違和感を大きくなるまで放っておかない。�β腓�な成功体験を一度示し、希望を与え、その上で小さな成功体験を仲間で作っていると自信が生まれる 


2020年07月27日(月) ベンチャーキャピタルの社長に学ぶ�E蟷颪垢覺覿箸両魴�

しかし少量生産はどうしても高価になりがちだ。そこで、どうしたら手ごろな価格の少量生産が可能になるかお尋ねした。以下は牧野社長の回答。�\澤廖Χ盞拭δ潅�・量産が分断されないものづくり ��部品のモジュール化や共通部品を多く用いる �6盞燭料悩爐旅�夫(シリコンの活用など) �ざ盞燭鰺僂い覆ぁ複�Dプリンタなど) �ズ能蕕�ら上記� 銑い鯀枋蠅靴神澤廚鬚垢襦�なるほど現場を多く見ているだけのことはある。スラスラ出てきて感心した。 


2020年07月26日(日) ベンチャーキャピタルの社長に学ぶ��日本は少量生産で勝負せよ

牧野社長は、弱小資本企業のものづくりの一番の弱点である「試作コスト」「マーケティング立案」に投資することで、アイデアの商品化を援けている。投資先は国内外30社以上だ。そんな牧野社長は、これからの日本企業の強みを「少量生産」だと言う。大量生産は、今やアジアの十八番。日本は1ロット数百〜数千個の商品で勝負するべきだと。


2020年07月25日(土) ベンチャーキャピタルの社長に学ぶ�‥蟷颪垢覺覿箸両魴�

「ものづくり企業専門のベンチャーキャピタル(株)Monozukuri Venturesの牧野成将代表」から、投資をする企業の条件を学んだ。ポイントは以下の4つ。�.繊璽爐離献腑ぅ鵐肇蝓璽澄璽轡奪廖�それぞれのスキルを持ってる人の補完関係がどうかを見る。この視点はロン・コンウエイ氏が持っている視点と一緒だ。�∋埔譴竜�模と成長性 �5蚕僉椒咼献優好皀妊襦椒妊競ぅ鵝´そ仍颪鬚垢訶蟷颪硫鷦�(EXIT)をどうするのか(M&A?IPO?)。この四つの視点で投資すべきか否かを見るという。これはベンチャー企業に限らず、中小企業の成長性を見る上でも重要な四つの視点だと思う。


2020年07月24日(金) コロナ禍に考えたこと115・企業を見る3軸

企業は見る角度で随分違って見えるものです。例えば新聞販売店は…単に新聞を届けるだけのお店もありますが、地域のお客様とコミュニケーションをとりお弁当の宅配をするところも増えてきました。そこで新聞販売業を3つの視点でとらえてみましょう。第一は商品(市場)軸。ここから見れば新聞販売業です。第二はサービス(技術)軸。宅配業・情報流通業です。第三は機能軸。顧客価値軸ともいいます。そこから見れば、「地域密着サービス業「生活情報サービス業」「ホスピタリティ流通業」となります。現在は、第3の軸で自社を見つめる時代。わが社の場合は「ビジョン実現支援業」かな。3つの軸からの視点は、理念を策定するのにも役立ちそうですね。


2020年07月23日(木) コロナ禍で考えたこと114・挑戦するから楽しい

「楽しくなければ経営じゃない」。では、どうしたら楽しくのなるのか?「自分に挑戦すれば楽しくなる」。マザーテレサの言葉。「神様は私たちに成功してほしいなんて思っていません。ただ挑戦することを望んでいるだけです」サンテグジュペリの言葉。「人間は充実を求めているのであって幸福を求めているのではない」先生の言っていることと同じかと。コロナ禍だからこそ、次の挑戦してみる価値があります。


2020年07月22日(水) コロナ禍に考えたこと113・儲けたいだけなら、お断り

元船井総研でネット通販コンサルタント通称ガジロウさん(佐藤隆史朗さん)と食事。とっても楽しかったです。ガジロウさんには私のクライアントの「コロナピンチをチャンスに変える」ネット通販の企画全般を、私から是非にとお願いして全力でお手伝いいただいています。ガジロウさんは、30代半ば。自分である会社の副社長を務めたこともあり、儲けたいばかりのクライアントには、「あんた、それじゃ全然ダメだよ」がハッキリとダメ出しができる人。このコロナ禍でネット通販のプロである彼へのオファーは数知れず。が、「お前はサイトで稼いでくれたらいいんだよ」的な稼ぎたい欲にまみれたの依頼に対しては、「社長、今はそこじゃないです」ときっぱりとお断りしているとのこと。彼の一途な考え方に、生意気盛りだった昔の自分がダブって見えました。こんなコンサルタントばかりなら、日本はずっと良くなりますね。コンサルタントは強くならないといけない、そう教えていただきました。


2020年07月21日(火) コロナ禍に考えたこと112・なぜ理念を言葉にするの?

「人は経験を言葉でコントロールする」と、ある女性社長に教えていただきました。私の理念は「暗夜に一燈を灯す」ですが、これは自分の経験を言葉にしたもの。それを実現した時に、自分の存在価値を感じるからいつしか自分の中から湧いて出た言葉です。そして「今はどんな一燈を灯すのか?」と自分に問いかけることで、自分が今、何を成すべきかが分かります。自分を客観視することによって自分の中から主体性が生まれます。これが自分をコントロールするということだと社長に教えていただきました。自分をコントロールするために理念とビジョンは言葉にしておくことが大切ですね。


2020年07月20日(月) コロナ禍に考えたこと111・社員を災害から守る会社

九州に猛烈な台風がやってきたとき、被害が甚大と予想されるので、九州のある中小企業は社員全員に対し、心配な人は家族ご関西などのエリア外に避難し、ホテルなどで過ごしていい、という避難指示を出しました。費用は会社負担です。しかもこの決断をしたのは一社だけではありません。複数社が金曜日の時点で同じことを社員に通達しています。もちろん避難するかどうかは社員の任意ですが、会社は社員を守るためにそこまでやるのかと感心しました。気象庁の伝え方も尋常ではありません。最悪を想定した上で最善を尽くす行動ですね。杞憂に終わることを祈るばかりです。


2020年07月19日(日) コロナ禍に考えたこと110・祇園を支えるサブスクモデル

京都ツウの人から聞いた話。コロナの影響で祇園も閑散としています。それを支える旦那衆は、置屋に「3か月先の請求書を持って来い」と言っているそうです。置屋は、お客が利用しようがしまいが、請求が発生するサブスクモデルみたいなもので成り立っていたのですね。長寿企業ほど、お客様に支えられていることを強く実感しているものですが、こういう経験が語り継がれていくのでしょうね。


2020年07月18日(土) コロナ禍に考えたこと109・英語の達人が語る上達する方法

英語を学ぶにも「ビジョン」が必要です。そうしたビジョンを持つ人は「命がけで勉強する」から修得も早い。もし英語で話す恋人ができたらあっというまに英語が上達します。グローバル産業のクライアントの社員が英語を話せるのは、同社の技術を広く世界に伝え、その国をよくしたい、という使命感があるから。伝わった時の快感も得難いものです。すべての差は、目的意識から生まれているのですね。


2020年07月17日(金) コロナ禍に考えたこと108・ビジョンなき仕事の罪

リーダーの一番の罪は「ビジョンなき仕事を与えること」だと昔、ある人から教えていただきました。関心を持たずに仕事をすれば「やらされ感」ばかりが強くなり、手ごたえが感じられず虚しくなります。だから、チームで「何のためにやるのか」という理念・志を共有し、「やり続けることで、良い影響が生まれる」という重要感を感じさせる工夫が必要です。例えば英語を勉強したがる人は多いが、「何のために英語を学ぶのか」を明確にしている人はあまりいません。そこを見切っているのか、あるとき英語の達人に「どうしたら英語が上達しますか?」と尋ねたらすぐさまこう切り替えされました。「英語を勉強するのではなく、英語で○○を伝えるために、英語を学ぶ。自分が伝えたいこと英語圏の人に伝えることができたら英語圏の人にも社会貢献できる。その目的意識があれば上達は早いですよ」。


2020年07月16日(木) コロナ禍に考えたこと107・誰の意見を参考にビジョンをつくるのか

2チャンネルや求人サイトなどでガッカリすることを書かれて悩む会社があります。そんなときは謙虚に受け止めて改善します…と言えばかっこいいのだが、実は聞き流した方がいいことも少なくありません。人の書くことはテキトーなこともあります。全く違う世界観で生きている人もいます。歴史ある会社や、個性が売りのオーナー企業は「ごめんなさい。変な会社と言われて本望です」と、割り切りましょう。アンケートやサイト上の書き込みは全員に相談しているようなもの。が、そもそもあなたの会社の未来や経営品質の向上を全員に相談する必要はないのです。自社を誰かの役に立てたい時に、この先のビジョンを策定するときに一番相談すべきは、誰でしょう?それは、今の自社に100点をくれる顧客です。その顧客に次のように尋ねてみましょう。「どうしたら150点になるでしょうか?その答えの中に、新しいビジョンに氣づくヒントがあります。


2020年07月15日(水) コロナ禍に考えたこと106・リーマンショック時のリッツカールトン

リーマンショックの翌年、元リッツカールトン代表の高野登氏の講演を聴きました。高野氏はリーマンショックのとき、世界中のリッツの支配人が集まったミーティングに招集されたといいます。高額所得者に支えられた同ホテルはどこも売上げが半減。当初は暗い気持ちで参加したといいます。が、数字の話は一切無し。話し合ったのは「自分たちが戻る立ち位置」。理念で差異化してきたホテルだから、自分たちらしさを失わないようにする、ということでした。このことについて話し合いをするうちに自分には世界中に仲間がいることを実感。理念について話し合ううちに自分の心が「ガチャーン!」とスパークした音がしたといいます。リッツカールトンのモットー「紳士淑女をおもてなしする私たちもまた紳士淑女です」はあまりにも有名ですね。このとき高野さんは、リーダーの並々ならぬ覚悟を感じたといいます。窮地に追い込まれて何を最優先するかで、リーダーの覚悟は伝わりますね。


2020年07月14日(火) コロナ禍に考えたこと105・友人たちのコロナの定義

こんな考え方の友人もいます。「今回のコロナは、人類の掃除だと感じています。掃除といってもゴミを掃くのではなく、整頓なんだと。変化が大切と分かりつつなかなか踏み出せないシフトチェンジできない我々に環境を変え変わるきっかけを作ってくれた気がします」
さらに、ある経営者の気づき。「私達、人の社会、そして経済はどう成り立ってきたのか?
「必要最低限」人が何もかも無駄の追求をしてしまったらどうなるか?食糧の大量廃棄、自然・環境破壊、空気汚染、本当に無駄な消費や大量生産、動物虐待…無くすべきもの。人と人とか接する時間や機会、家庭や友人、知人、仲間や仕事のパートナーと交わす会話や食事、趣味や嗜好、TPOに合わせた服装、日常から離れ、精神のリフレッシュを過ごす場所。そして、改めて思う「幸せ」「感謝」を感じる瞬間。家族や友人、仲間、多くの方々をみていて最近思う。『大切なもの、ことを失くしたくない』人は生きがいと共に「張り合い」というものも大切な生きる力だと」


2020年07月13日(月) コロナ禍に考えたこと104・ナイトハイクの思い出とコロナ禍

子供が小学生だった夏休みに、トヨタ白川郷自然学校のナイトハイクに参加したことがあります。ナイトハイクとは、夜の森の中を灯りを点けずにインタープリターさんと約2時間散策するツアー。決して一人では行かない森の中でコノハズクの鳴き声を聞いたり、超音波探知機でコウモリが飛ぶ音を拾ったりしました。真っ暗の中を歩くと、眠っていた自分の聴覚・視覚が研ぎ澄まされます。その日、お目当てのムササビは見られませんでしたが、自分の中にも野生があることを感じました。今、コロナ禍で闇の中にいる感覚の人も多いでしょう。その中で多くの人が自分の感性を研ぎ澄ませています。例えば、こんな考え方の友人がいます。「コロナはウイルスではなく、選択です正解がなく方向性も決めづらい時に選択していくためには、選択基準=自分の軸や価値観をより明確にしていく必要がありますね」。闇の中でこそ磨かれる感覚があります。コロナ禍だからこそ感じたこと、気づいたことを、次の時代を生き抜く糧として大事にしたいですね。


2020年07月12日(日) コロナ禍に考えたこと103・わが国が敗れた原因

今から15年前、米国で夜TVを観ていたら、終戦特集をやっていました。当然日本に原爆を落とすシーンも放送されましたが、観たこともない映像が多数ありました。長崎に落とされる原爆には米軍兵士が皆、笑顔で自分の名をサインしていました。そして、終戦の日、米軍水兵がNYで抱き合ってキスをしていました。日本人としては苦々しい思いですが、この番組は一貫して「日本人がちっとも諦めないから原爆を使うしかなかった」と伝えていました。「本土決戦になり国民の1/3が死ねば勝てる」との陸軍幹部の閣議での主張を大きく取り上げて原爆肯定の材料にしていました。先日NHKスペシャルで原爆投下を特集していましたが、状況に応じて自分を変えられず、「本土決戦で勝てる」という軍部の主張と「広島に落ちたのが原爆のはずがない」という思い込みによる意思決定の遅れが悲劇を広げたのは間違いないようです。状況が変われば、かつては強みだったものが一気に弱みに変わります。素直に弱さを認め、長期的な展望を持つこと革新・飛躍の第一歩ですね。


2020年07月11日(土) コロナ禍に考えたこと102・生きる資格、生き残る条件

コロナ禍が長続きしそうな中、よく「生き残る企業の条件」という言葉を耳にします。が、最近はむしろ「生きる資格」こそ肝心なのではないかと思います。「生き残る」には競争に勝つという意味がありますが、「生きる」には「個」を確立することや、自分の本分に忠実であること。社会の中で自分の使命を全うすることなどの意味があります。これからも求められる企業とはコロナ禍だろうが米中戦争下だろうが「生きる資格」を満たした企業です。SDGsは今を生きる資格リストですよね。対して、大企業同士の合併話に余り興味が持てないのはそこには「生き残る条件」のみを課題にしているからでしょう。


2020年07月10日(金) コロナ禍で考えたこと101・寄り添う者は視点を未来に

鮎釣りがしたくて、近所の釣具店で道具を揃えた。必要なものだけ選んでレジへ。すると、レジのおばさんが言った。「この針は、逆針付きですけどいいですか?」「この糸は張り替えようですけどいいですか?」確かにおばさんの言うとおりで、逆針付や張り替え用では困る。久しぶりの道具調達とワクワク感で冷静さを失って、すっかり間違えてしまったようだ。それにしても、このおばさん、釣具を買う人がどんな釣りをするのか、頭に思い描きながら売っている。お客が間違っている、と思ったら指摘する。プロだなあ。大企業の研修でケーススタディ問題を出すことがある。お客様が「何かをしたい、協力してほしい…」と言ってきたとき、さてあなたはどうするか?という問いを出す。すると「お客がやりたいっているのだからそれでいいでしょう」と簡単に結論付けてしまうエリートが多いことに驚く。視点を今、ではなく未来に置く。釣具店のおばさんとは大違いだ。


2020年07月09日(木) コロナ禍で考えたこと100・感動品質を担保するもの(2)

そのA社長に「若い二世経営者に伝えたい言葉は何か?」と尋ねた。すると「『誰のため、何のためにその事業をするの?』その意味を後付でも良いから自分で探して、好きな形に変えていくといいよ」と言う。ねじ一本が欠陥品でもクルマは動かない。だから、ねじ一本を心を込めて作っている会社になる。そんな「幸せに貢献するストーリー」が、お客様のCSと組織のESを積み重ね、感動品質を生む会社になる。


2020年07月08日(水) コロナ禍で考えたこと99・感動品質を担保するもの(1)

CSに一番必要なのは「理念」。売上げ至上主義だった結婚式場を引き継ぎ、CS No.1企業へと変貌させたA社長は、引き継いでから4年目にドラッカーや松下幸之助の書籍を読んで、理念を作った。A社長が目指した社員にわかりやすいもので、「毎日話していて気持ちよくなるもの」「毎日目指していけることで言葉に出そう」「この理念に賛同した人だけで経営していこう」と思える理念だ。そしてできた理念が『結婚式=結魂式』。この言葉に出会ったとき「ああ、そうか」と感激し、鳥肌が立ってゾクゾクしたという。同社を紹介するVTRを見たが、最初にこの理念が出てきた。A社長は「大好きな理念です」と言葉を添えた。自分で作った理念に惚れて、憧れて、打ち込める。本当に素晴らしい経営だと思った。


2020年07月07日(火) コロナ禍で考えたこと98・いつ儲けるの?

某機械メーカーの社長と話しました。社長は以下のように社員に語ります。「お客様が儲かるような機械を作る。私たちはお客様が儲ける前にほんの少し儲けさせていただく。自信を持った機械を作り、安く売ってはいけない。名前を売るような機械を作ろう」。この中で特に共感したのが『お客様が儲けるその前に、ほんの少し儲けさせていただく』という考え方。同社がお客様にとって「必ず儲かる投資」となる商品を作っていることを端的に表している言葉です。コンサルタントも同じ。お客様に儲けていただく前に、ほんの少し儲けさせていただくのがこの商売です。


2020年07月06日(月) コロナ禍で考えたこと97・部下の学習意欲を聞き出す質問

あなたは部下と個別面談したときに、どのような質問をしますか?ある会社のマネージャは、部下の成長意欲を知るために、次のように聴いています。「習得したい知識・技能と、経験してみたいことは何ですか?」。これをきいて、とてもいい質問だと感心しました。なぜなら、「知識=OFFJTで提供するもの」「技能=OJTでマスターすること」「経験=提供するべき機会」と分けて考えることができ、どのように習得してもらえばよいか、手段もわかるからです。さらに、「なぜその知識を学びたいの?」「なぜその技能を習得したいの?」を聴けば…本人が次に望んでいる仕事もわかります。ところが一般には「習得したいスキルは何ですか?」と尋ねてしまいます。これだと、答えが曖昧になりがち。スキルという言葉は抽象的なんですね。面談の質問に悩んでいるマネージャは大勢います。「習得したい知識・技能と経験してみたいことは何ですか?」是非使ってみてください。


2020年07月05日(日) コロナ禍で考えたこと96・分譲住宅とリフォームの違い(2)

さらに専門家は、分譲住宅の幹部をやっていた人が、リフォーム業界にやってきても上手くいかないといいます。それは下請けさんとの付き合い方。幹部が大手分譲住宅メーカーにいたときは、下請けさんがオフィスを訪ねてくると、アゴで「あっちで待て」と指示していました。下請けも仕事が欲しいから、そのアゴ指示に我慢して従います。しかし、小さなリフォーム会社でそれをやると致命傷。「元請けがそんな態度なら、笑顔や挨拶は必要ない」となり、客先で、挨拶をしなくなってしまうのです。リフォーム業はサービス業。新築と違い施主が住む家に、一か月も通うことだってあります。新築・建売と違い、現場での施主との接点が格段に多いのです。身なり、挨拶、マナーは顧客満足の生命線。そこがわからない人にリフォーム業のマネジメントはできないのです。苦しい時は誰しもモノ売りに走りがち。こんな時だからこそ、あなたのビジネスをサービス業化してみましょう。


2020年07月04日(土) コロナ禍で考えたこと95・分譲住宅とリフォームの違い(1)

リフォーム業界の専門家の話を聴きました。分譲住宅の営業マンだった人がリフォーム業界の営業マンに転職すると、まるで売れないのだそうです。理由は、分譲住宅はモノを説明し、価格を安く提示し、「いつまでならお得です」と期限を区切るのが営業の秘訣。一方リフォームは、要望を聞き、それに応える仕様を考え、アレンジし、満足させるのが仕事。さらにお客様もリフォームはしたいものの「今すぐでなくてもいいか」と考えがち。だから、意思決定をどんどん先送りしてしまう。そんな時にお客様の立場で一緒に考えて、「そういうことなら、お盆までにやりましょう」と納得の納期を提示できる人が売れる人だといいます。分譲住宅はメーカー営業で、リフォームはサービス業。似て非なるモノ売りとコト売りの違いがこれほどわかりやすい例も珍しいですね。


2020年07月03日(金) コロナ禍で考えたこと94・結婚式の明暗とTDL

コロナ禍で結婚式が延期または中止にした人が17万組にのぼったとの報道を見ました。その人たちに対し、式場の対応は大きく異なりました。
1.キャンセル料を請求する
2.同じ式場利用での延期であれば、当初通りの金額でOK
3.やむを得ず延期した組に一律10万円支給。
またはクーポン券を支給し、次に割安で利用してもらう。あなたが経営者なら1・2・3のどれを実践しますか?そして、ユーザーとして素晴らしい!と伝えたくなる式場は何番ですか?ちなみに3.の10万円支給を実施しているのは佐賀県です。県として支給を制度化しているのです。それぞれの事業者の資金状況は異なると思いますが、このような時に理念の理解度=実践度の差が出ますね。東京ディズニーリゾートでは身長が一定の高さに至らない子供はアトラクションに乗れません。各アトラクションの入り口に物差しがあって、それより低いと「大きくなったら、また来てね」とキャストが優しく子供に声を掛けます。このとき、「ファストパス」を一枚くれます。大きくなったら、そのアトラクションを優先的に利用できるチケットです。無期限で、一人何枚でも貯めることができます。このチケットはリピート訪問する動機になります。こうした違いは、継続力の差になって表れますね。


2020年07月02日(木) コロナ禍に考えたこと93・今年の晴れ間は自分で作る

感染者数が多くなって、もうどこでどんなクラスターが発生したかなど追う気力もなくなった昨今。ANAの第一四半期の大赤字や日産の今期の見通しを聞きながらこれが中小企業に及ぼす影響を思いつついまだ空けない梅雨空を睨み、暗澹たる気持ちになる。こんなときに思い出すのは、某社の事業部長の言葉。曰く「『人は自分のために』と思うときに一番弱く、『他人のために』と思うときに一番強くなる」。これは真実だ。一般にご主人が奥様に頭が上がらないのは、この「他人のために」の量で奥様に圧倒的に負けているからだ。自分がだんだん弱くなっていく…そんな感じがするときは…「他人のために何ができるか」…その視点が欠けているとき。だから、こんなときこそ「他人のために何ができるか」を考えよう。そして、「ありがとう」と喜ばれる、自分が今できることに集中しよう。今年の晴れ間は、自分でつくるしかない。


2020年07月01日(水) コロナ禍に考えたこと92・ハナの差を制すマーケティング

本部も負けていません。2005年に「のどごし生」を発売するとき、ライバル会社も同じ日に新商品を出す、という情報が飛び込んできました。もし同じ日に出すと、試飲会場を取られてしまい、お客様が試飲できなくなってしまいます。1日でも3日でも早く出せないか。そんな現場の声に、生産本部、物流本部、営業本部は出荷の前倒しを検討します。24時間稼働の工場の生産物流計画の組み換えは、手配する資材なども異なるから容易ではありません。が、各本部はチカラを合わせ、それをやり切り、1週間早く市場投入することができたのです。キリンの理念は「お客様本位」「品質本位」。「もっと喜んでもらえるものを」を追求するからこそ、こんな開発と一体感が出るのでしょうね。


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