V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2008年02月29日(金) 「お洒落でしょう〜」と胸を張る社長の発想法

昨日の社長はコンテンツビジネスの新しい姿として、カラオケ屋を例に出した。カラオケ屋は、歌で儲けているわけでも室料や料理で儲けているわけではない。大会の参加費だ。1回のカラオケ大会のエントリーフィーが3,000円として、これに1万人が参加すれば3000万円。それが年に4回あれば1億2千万。メーカーもそういう考え方をしないと。検定ビジネスと同じモデルはこれから益々伸びるだろう。

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2008年02月28日(木) ハードメーカからコンテンツプロバイダへ

運動能力測定機器を作っている社長と夕食。うちはメーカーだけどこれからはコンテンツビジネスをやるぞ。うちの機器を使った人のデータを全部集めてDBを作るんだ。そうするとこの地域の人には何が不足しているかわかって、何をしてあげればいいのかがわかる。携帯電話と同じだよ。一時期携帯を只で配ったように機器で儲けずコンテンツで儲けないと!笑うなかれ。成功はこの思考の先にある。

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2008年02月27日(水) 伸び盛りの経営者にしか分からない怖さ

最初にお手伝いした時から規模が2.5倍くらいに大きくなった某社長と飲む。車の中で「心配で心配でね〜」とぼやく。何かミスがあっても、以前なら社長の個人技でいくらもカバーできた。しかし、今のような規模になってしまうと、会社としてミスがあると会社が壊れてしまう…と心配しているのだ。大きくなればリスクも大きい。しかし、その危機感を持っているのは自分だけ。伸び盛りの経営者にしかわからない孤独感だ。

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2008年02月26日(火) どうしたら早起きできるかで会社の体質がわかる

某社のマネージャ研修でこんな質問をしてみた。「朝早く起きるにはどうしたらいいか」。すると、出てきた答えに偏りがあった。「朝、やることを決める」「目覚ましを増やす」など、そうせざるを得ない状況を作る行動誘発要因ばかり。対して「早く寝る」「深酒を避ける」などできない理由を減らす答えは少なかった。さらに、「早く起きた自分に御褒美」の動機付け要因ゼロ。この会社の体質がわかった。

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2008年02月25日(月) ファシリテーションのプライベートレッスン

ファシリテーション力の向上に向けてプライベートレッスンを受けた。講師は釘山健一さん。彼が経験で培ったノウハウは、会議の場でそこにいる人をあっという間に巻き込んでしまう力がある。そのレッスンはまず受講者に質問して間違った答えを引き出して「気づき」与え、テクニックを紹介し、それでもそのテクを現場に応用できないと悩んでいると、一緒に考えてくれる。その姿勢に勇気付けられる。

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2008年02月24日(日) 折角自己嫌悪に陥ったんだから脱出しよう!

22日の自己嫌悪から一夜明けて、講義では足りなかった「受講生の言葉」を起点にレジメを作るとどうなるか考えた…すると意外にスラスラ25個も出てきた。「Q1:会社に危機感がないのですが?A1:成長曲線の位置を確認しましょう。図や単語で理解しましょう」。これをメルマガで週1配信すれば、半年は続く。会社を変えたいビジネスマンに共感してもらえれば本望。なんだか急にやる気が沸いてきた。

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2008年02月23日(土) 1000回登壇してもまだまだ続く『自己嫌悪』

昨日の『商品企画の勘所』では自分の失敗談も披露した。しかし、反省材料がいくらもあった。自分の講義の中にどれだけ「受講生の声」を入れられたか…という点では全然足りない。「こことここがポイント」を羅列する講義になってしまい、「こんなことってありませんか?」とYes−setする講義になっていなかった。1000回以上登壇しているのに、まだこんなミスを繰り返す。ああ自己嫌悪。

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2008年02月22日(金) 本当に私の仕事は失敗だらけでした

『商品企画の勘所』と題したセミナーを開催した。準備のためこれまで自分が行ってきた古い仕事の資料を引き出す。すると、自分がいかに間違っていたか改めて気付いた。最初の構想など、最終商品形態にほど通い。コンセプトすら違うことすらある。しかし試行錯誤の果てに、最後には売れる商品に辿り着いている。結局商品企画でも事業立案でもまず一歩踏み出すことが一番大切だ。

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2008年02月21日(木) K社が踏み出した組織改革への第一歩

11月27〜28日のこの日記に書いたK社が社内報の第1号を発行した。小集団活動の結果コミュニケーションツールとして社内報は欠かせないという提言が出たことに対応したもの。提言は何十もあるのだが、ひとつずつできることから形にしていくことが次へのアクションに繋がる。会社の改革はまずは小さな変化を成功させ期待を積み重ねること。そのムードが大きな改革を実現するエネルギーになる。

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2008年02月20日(水) 明るさを身につけるには三遊亭歌之介から。

神田昌典のCDで講演が上手くなるコツとして落語を聞くことが紹介されていた。実は私も落語を聴くことが効果的だろうと思い、古典落語の12巻セットを聞いたりしていたのだが、寄席で聞くのとは違いCDだけではなかなか笑えないなあ…と悩んでいたら神田先生はCDの中で「落語は三遊亭歌之介を聞け」という。私のように悩んだ人間には大変助かるひと言。この具体性が一流の証なのだろう。

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2008年02月19日(火) 明るさ・たくましさの原点は沖縄に学べ

沖縄海邦銀行の子会社で海邦総研というシンクタンクがある。私の小冊子を発行してくれているので挨拶に訪ね、その帰りに同社発行の機関紙をもらって帰ってきた。それを読むと、通常のシンクタンクの機関紙より妙に明るいのである。書いてある内容はデータ中心なのだが、なんだか気持ちが軽くなるのだ。観光客数が伸びているからかそれとも沖縄口調だからか…私の文章は暗い、暗すぎると思った。

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2008年02月18日(月) 沖縄の観光名所?ステーキハウスの技

沖縄でステーキハウスに入る。目の前の鉄板で焼いてくれるのだが、一緒に行った友人はそういう芸を見るのは初めてだといっていた。確かにステーキハウスを実体験する機会が少ないから、沖縄の観光客がそれを見るために立ち寄るという話も納得だ。この日、私たちの前に立ったのは修行半年という若い女性のコック。積み重ねればもっと凄いアクロバットもできるのだろうが、なかなかのものだった。

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2008年02月17日(日) 自分の過去を否定できる人

労組向けの講演会の後で、59歳の某委員長が皆の前で挨拶をした。「定年まで後1年だが、これまで春闘などを組合活動の柱だと思って活動してきた。しかし、組合員の問題は一向に解決されない。生活について相談できる存在でないと労働組合は魅力がない…そう言われた気がした」と挨拶したのには驚いた。その歳で、皆の前でこれまでの自分を否定するのは並大抵なことではない。その度量に感服した。

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2008年02月16日(土) 多重債務から人を救ってあげられる存在

沖縄県労働金庫から依頼されたで労組相手に講演会。「組合員の資産形成のためのアドバイスを、借金地獄から救ってあげるのは労働組合しかない」を伝えることが、私が労組向けの講演で伝えたいテーマだ。この講演の時は私がかつて多重債務者だったことやそこから立ち直った経緯も赤裸々に語る。恥ずかしいことだが、当時自分のダメな体験が多くの人の役に立つのならこんな有難いことはない。

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2008年02月15日(金) 睡眠中のJAL機内でのこっそりサービス

沖縄の行き帰りで久しぶりにJALを使う。うとうとして目を覚ますと、自分の前に「おめざめですか」と題した淡いピンクのシール。そこには「お休みのようでしたのでサービスを控えさせて頂きました。お飲み物など希望がございましたら乗務員にお知らせください」と書いてある。サービスの違いとはいえ新幹線の切符拝見で、寝ているのを無理やり起こされるのに閉口してるから、嬉しくなった。

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2008年02月14日(木) 日本ハムファイターズキャンプ地見学

日本ハムのキャンプを観に沖縄・名護市に行った。キャンプは初めてだが、街を上げてのお祭りだということがよくわかった。またキャンプはファンと選手が最も身近になれるときだと聞いていたが、練習場の外ではサイン用のボールや色紙を売っていることからもそれがわかる。年に一度でも大きな団体をお迎えする街…というのは街が賑わいもてなしの心を持つという意味でとても貴重な機会だ。

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2008年02月13日(水) クレド名作劇場【コスト意識の徹底】

ある建設会社の幹部が作ったクレド。「私たちは、常にコスト意識を持って仕事に望みます。なぜならばコスト意識を持つことは、ひとつひとつの仕事の物品を大切に扱い、建築物に愛情を持つことにつながるからです。もしも小さな物品、工程に愛着を持たず仕事を進めたら最終的には必ず粗悪な建物となり、お客様からプロとして認めていただけません。だから私たちはコスト意識を持って仕事に取り組みます」。大切にしようとする気持ちが沸いてきます。

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2008年02月12日(火) 東京より千葉の方が富士山が見える

千葉の京成メルマーレで講演会。講演後16階のラウンジで食事をした。すると、東京湾越しに夕陽をバックにした富士山のシルエットが見えた。それも、そのシルエットがとても大きく感じた。やがてでっかい太陽が富士の向こうに沈んでいった。私は静岡市に住んでいたことがあるがいつも富士を東に見ていた。富士を西に観る角度で、富士を背景に夕日が沈むの光景を始めてみたが美しい…と感激した。

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2008年02月11日(月) 湯たんぽの水を子供がリサイクル

湯たんぽ。この懐かしい暖房器具を息子も娘も愛用している。といっても容器はペットボトル。その中に風呂の水を入れてタオルにくるんで布団の中へ。翌朝はその水を植木にあげたり洗濯機の中に入れてリサイクル。よくもそんなこまめなことをするなあ…と感心したら地球温暖化を防ぐために二酸化炭素排出防止をするのだという。このまま行くと父親が一番時代についていけない人間に成り下がる。

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2008年02月10日(日) 韓国南大門が崩れ落ちる光景と喪失感

韓国の南大門が焼失した。日本で言えば東大寺か法隆寺が失われたのと同じくらいの喪失感だろう。ソウルは戦火に晒されたこともある街。それでも600年に渡って人は代われど大切に受け継いできた遺産を、自分が生きた時代に失う。これは、今の時代の醜さを物語るようでやりきれない。もし東大寺が焼失したら…偉大な象徴を1300年間守ってきた先輩たちに申し訳がたたない気持ちになるだろう。

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2008年02月09日(土) 少年野球で息子にアウトにされる

少年野球で球拾い…だけの予定が、最近はコーチに交じって野球には素人の親父も野球を手伝っている。人が足りない時は試合稽古でバッターボックスに立つことも。小学2年生のエースの球がなかなか打てない。長打を狙ったつもりが、当たり損ねの3塁ゴロ。裁くのは自分の息子だ。「エラーしろ!」と一瞬思ったり「しっかりアウトにしろよ!」と思ったりして走って、1塁アウト。でも、気持ちいい。

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2008年02月08日(金) キャビンアテンダントをやる気にする言葉

現役のキャビンアテンダントが言われてついつい過剰サービスになってしまう言葉を教えてくれた。「新聞持って来て」ではなく「後で良いんだけど、新聞ください」。この「後でいいんだけど」に、お客様の「忙しいのは分かっているのですが…」という、CAを思いやる気持ちが汲み取れて、かえってすぐに持っていきたくなると言う。人を動かすのは横柄な態度より相手を慮ったちょっとした言葉なのだ。

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2008年02月07日(木) 合宿検討会で酒飲み懇親会を行うべきか

クライアントで行う経営計画を練る合宿検討会。このとき、夜を徹して検討するのが良いか、それとも9時には終えて酒飲み交流会にした方が良いか、部下たちの間で議論が分かれた。追い込まれて危機意識が強い時は前者の方が効果的。が、合宿には他部門との交流(社内の出会い系宴会)のニーズも有る。結局はTPO次第だが、自由な発想が必要な時は自由な時間があった方がいい、私はそう思う。

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2008年02月06日(水) キャリア女性に選ばれるビジネス書の条件

昨日の会合の時、女性ビジネスマンの一人が参考までに…と自分がAmazonのカートの中に入れている書籍の一覧をプリントアウトして持ってきてくれた。その数ざっと30。こんなに読みたいのなら、本は薄く簡単に読めなくては話にならない。また、これほどの候補の中で選ばれるには、タイトルのインスピレーションをよほど強くしなければならない。売れる本の条件としてその2つを強烈に感じた。

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2008年02月05日(火) キャリア女性たちがビジネス書に求めるもの

女性ビジネスマンたちに集まってもらい、私とビジネス書というテーマで雑談してもらった。出てきたのは「いつも時間がないので効率的な解決策が欲しい」「人に相談せずに本に手が伸びる」「手っ取り早く問題を解決したいとき、本を求める」「メンターが欲しい」「近道を知っている人に出会いたい」など本に求める本質が出て、ハッとした。これを私はそれらに応えるつもりで本を書いてはいなかったからだ。

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2008年02月04日(月) インフルエンシャルな人の誘発力

昨日の高井会計の高井代表は、実に150分、休むことなく経営方針を語った。噂には聞いていたが凄い迫力である。それゆえに、先生の方針を聞きながら、この事務所のお客様や職員及びために私がして上げられることは何なのか…アイデアが次々浮かんできた。まさに先生に誘発され巻き込まれたわけだが、職員も同じだったろう。他人の力は自分のやろうとする意思から引き出すものだ。

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2008年02月03日(日) 定款の第1条に書かれた意外な内容

岐阜でNo.1会計事務所の高井法博会計事務所の経営方針発表会に来賓として参加。同事務所は定款第1条の法人の位置付けに、「お客様に対し『ビジネス・サポート業』『情報発信基地』『社外重役』としての役割を果たし、お客様の事業の発展に寄与し…」と書いてある。通常なら「会計業」と書くところを、同事務所は昨日紹介した『事業を安定させる言葉』を書いている。創業当時のこの気付きと精神は立派だ。

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2008年02月02日(土) 大塚製薬の開発者魂と継続する力(3)

大塚製薬の長期開発を支えるもうひとつの要素は、事業を安定させる言葉だ。この言葉を聴くと踏ん張れる…事業の目的を端的に語った言葉だ。ポカリスエットの時は「飲む点滴」を作っていたという。実際に点滴を飲んで栄養を補給していた医師が居たのであの商品を思い立ったということだが、非合理的なものを信じるには、自分が何を生み出そうとしているのか、端的に力強く語る必要がある。

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2008年02月01日(金) 大塚製薬の開発者魂と継続する力(2)

大塚製薬で累計2500億も売上げた「抗精神薬エビリファイ」は基礎研究から実に25年、臨床開発から16年掛かっている。これだけ長い期間開発に耐えられたのは、第一にこのプロジェクトが「医師ではなく患者に貢献する薬を作る」という目的意識。末端を見ているから軸がぶれないのだ。第二は組織内の成功キーワード。「経験の継承」や「ゴツゴツした研究」など、長く辛抱する大切さを説く言葉が定着している。

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