V字経営研究所・酒井英之の4行日記
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2007年02月28日(水) 東急ハンズに並べられたコスプレ衣装

東急ハンズに行ったら、昨年の紅白で物議を醸し出したボディスーツを売っていた。それどころかメイド服に夏用婦人警官、看護師にブルマ体操着にチャイナドレス…コスプレ衣装のオンパレードだ。こういった商品が裏道ではなく、白昼堂々と売られているところにこの国の品格のなさが滲む。どんなパーティのどんなシーンでブルマになるのだろう?おじさんには罰ゲームぐらいしか思い当たらない。

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2007年02月27日(火) 毎日掃除をし続けるメリット

毎日、掃除を続けている某社専務に、掃除を続けて力になっているかを尋ねた。YESという。どのような力なのかと尋ねたら、コミュニケーションが促進されるというのだ。掃除は小学校の頃から力を合わせて行うものだと皆が知っている。人の嫌がる部分を担当したり、普段気がつかないところをキレイにしたりした人には感謝の心が生まれる。掃除をする会社は業績もいいというのは本当なのだ。

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2007年02月26日(月) 整理整頓ができる人・できない人

整理整頓とは、実に高度な仕事である。特に整理が難しい。整理とは「要らないモノを捨てること」だが、これができるのは、「要る・要らない判断ができる」人である。そしてその判断は、先が見えている人であり、かつ全体が見えている人ならではのものだ。「いつか使うかも…」「もったいないから…」と言う人は、先が見えないから今判断ができない。私が整理整頓できないのは、先が見えていないからだ。

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2007年02月25日(日) 見抜かれているあなたの整理整頓状況

「イチローのロッカーはきれいでしょうか、それとも汚いでしょうか?」そう尋ねると誰もがきれいだという。誰も見たことがないから本当のところが分らなかったが、先日「見たことがある」という商社マンに出会った。彼によれば「すごくキレイだった」という。皆の推測は間違いなかったわけだが、その人の整理整頓状況はその人を見るだけで予測できてしまう。人の心眼とは誠に怖しいものだ。

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2007年02月24日(土) 史上最も早い時間の講演会

岐阜の異業種交流会で「2001年の会」の講演会に呼ばれた。この講演会…開始時間が午前6:00。終了が7:30。その後朝食をいただき、8:30ごろ散会する。会場には30人ほど。作業服姿で、この後即現場に行く人も多い。この会は毎月1回、決まって6:00からのスタイルで20年も続いていると言う。こんな早い時間に集まるのはモチベーションの高い人ばかり。そんな人だけを相手にできるのは光栄だ。

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2007年02月23日(金) 上司は休みを取るのも率先垂範で。

マネージャの友人から月曜にメールが届いた。そこには「樋口@スキー帰りです」とある。土日にスキーを楽しんできたのだ。休みの日には思いっきり休み、翌日から目一杯働く。そんなマネージャを見ると部下は安心するだろう。最近、マネージャが仕事を一身に背負い、土日を潰して働く姿を見るが、そんな部門に誰が異動したいと思うだろうか。いい人材を求めるなら、休みを取るのも率先垂範だ。

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2007年02月22日(木) バレンタインにチョコを贈る職場

余りコミュニケーションが取れてないのでは…と思った部門で、バレンタインのチョコレートを贈る習慣があると聞いて驚いた。女性陣は男性一人ひとりの人柄に照らし、相応しいチョコをプレゼントする。3/14のお返しを期待するからできると言っていたが、チョコを通じて自分がどう見られているか分るのはいいこと。わが部門は虚礼廃止だが、一流大出の女性もそういうことをするんだ…と感心した。

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2007年02月21日(水) 経営の覇道と王道

経営には覇道と王道がある。覇道とは量をつくり、量を売ることで利益を稼ごうとする手段である。一方王道とは、質を追求し、質=付加価値の高いものを提供することで利益を稼ごうとする方法である。後者の代表的な企業であるメーカーのN社は、1000個以上の注文は受け付けない。それを客ではないと思っているのだ。後者には常に量の誘惑がついて回るがそれを断らないと王道には進めない。

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2007年02月20日(火) 常に肯定的な要素がないか探そう

昨日の憧れの支店長の部下が金融商品を売ろうと、500人と面談をした。しかし、結果は惨憺たるのだった。落ち込む部下に、支店長は「なんじゃ、おまえこの仕事がいやだったのか?!」というと「いや、楽しかったです」。「落ち込むな、500人に会ってきたことに誇りを持て!」と励ましたという。否定的発想の人に「肯定的な要素はないか」を探し、それを生かす方法を探す。ここから部下の目は開かれる。

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2007年02月19日(月) 部下にはなれないが、弟子にはなれる

某金融機関で指導をしているが、そこには40歳代の突出した支店長がいた。彼の発表を聞いていた他支店の若手職員は、彼の話を聞き、すっかり彼に憧れてしまった。そしてその後の懇親会で「あの支店に移りたい。あの人の下で働きたい…」と口々に私にこぼす。私は「別に部下にならなくても、わからないことを聞いたり尋ねたりすれば良い」と伝えた。「部下になれなくても、弟子にはなれるのだ」。

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2007年02月18日(日) 職場のムードを盛り上げていく方法

新たに上司が赴任したら、何はなくとも「俺が来た以上、何かをしでかすぞ」というムードをつくるべきだ。そのムードは、その職場の「一番の困りごと」を、2年あるいは3年かけて変えることである。「それを俺は引き受ける」と宣言したら職場の雰囲気は変わる。ただし、取り掛かりは、掃除とか朝礼の変更などほんの小さなところから。その小さな変化を面白い!と感じられたら、その先も頑張れるのだ。

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2007年02月17日(土) 形のないものを売る人が力を入れること

コンサルタントなど形がないものを売るビジネスマンが、最初に信用を得るには、「この人準備できていそう…」と思わせることが大切だ。そのためツールや道具は豪華にしなきゃいかんと、牟田学先生が言っていた。ごもっともである。実際に同氏の「実学の門」に参加したらオマケで2色ボールペンがついてきたが「冒険しなければ飛躍はない」と印刷されていた。こういう部分が私には足りない。

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2007年02月16日(金) 人から信頼を得るための2つの条件

某金融機関の理事長の話。人がその人を信用できるかどうかじゃ「その人と何回会ったか」、では決まらない。一度会っただけでも信用できる人はいる。それは、その人が「的確にものを捉えているかどうか」で決まる。的確にものを捉えるためは「どれだけ準備するか」「どれだけその人の立場に立てるか」の2つ。これを聞いて納得すると同時に、こんな簡単なこともわかっていなかった自分に気がついた。

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2007年02月15日(木) 複数支店同時建て直しのポイント

某金融機関で複数の支店を同時に立て直しているコンサルタントの話。彼によると、建て直しのポイントは2つで「前倒し型の業績達成への如何」と「チーム制」だという。前者は、4月ロケットスタートへの切り換えで、後者は支店間でチーム単位で競わせるというもの。戦略性ではなくマネジメント性での改革だったが、話を聞いていて、これだけで数字って伸びるんだ…と感心。自分はまだまだだ。

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2007年02月14日(水) 演奏中に泣いて演奏できなくなる人

昨日話した人は、幼稚園で子供たちが合唱するときにバックで演奏してくれているひとりである。聞くと、このバンドはとても一生懸命練習するらしい。曲は「おもちゃのマーチ」とか簡単な曲だが、子供たちが一生懸命歌うのだから、手を抜いてはいけないと指揮者が怒るのだそうだ。演奏中、子供の歌声に感動して涙し、弾けなくなってしまう人も少なくないらしい。皆、子供のために一生懸命だ。

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2007年02月13日(火) 支える音を奏でる人

趣味でサキソフォンをやっている人と話した。以前はジャスバンドをやっていたが、今はオーケストラバンドにいるという。音には旋律を行く目立つ音と、それを支える目立ってはいけない音があるという。ジャズのときサックスは目立つが、オーケストラのときは目立ってはいけないのだそうだ。調和によって何かを生み出すとき必ず、縁の下の力持ちがいる。私たちはその存在を忘れてはいけない。

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2007年02月12日(月) パッと思いついた四字熟語は「自業自得」

派遣社員の面談をした。面接時に「今、あなたが思いつく四文字熟語は何?」と聞いた。すると彼女は「自業自得」と言った。パッと思いつく四文字熟語はその人の人生観を表すといわれている。私は即座にこの彼女の採用を決定した。すべて自分の責任を捉えて仕事に取り組むアシスタントなんて最高だ。聞くと、ある資格試験に7年続けて落ちたという。それを自業自得と笑い飛ばすセンスが頼もしい。

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2007年02月11日(日) 悔しいけど、これは自分への挑戦だ

次の本のタイトルのことで出版社ともめにもめた。当方の希望とは違い、余りにも勇ましいタイトルを付けるので、そのイメージに合わせ「はじめに」から構成まで全部練り直しである。長文を分解して短文の連発にし、「ですます」調を、すべて「である」調に変える。編集者にそう要求されたわけではないが、そんなタイトルなら、こっちもそこまでしないと気がすまない。忙しいけど、やるしかない。

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2007年02月10日(土) 気弱な夜に効く初代ウルトラマン

「我々は決して神ではない。救えない命もあれば、届かない想いもある」。映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』の中で初代ウルトラマンが語る台詞だ。コンサルタントも何度も同じ落ち込み方をする。100人に教育し、99人が満足してくれても、たった一人の不満足者の存在に愕然とし落ち込むことはしょっちゅうだ。イエスですら万人に愛された訳ではない。気を強く持つのは本当に難しい。

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2007年02月09日(金) 大人気ないですがウルトラマンです

映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』のDVDを見た。かつてのヒーローたちが今のヒーローを守り立てる話だ。中身よりも、そのシチュエーションに感激する。自分が作った物語が40年も語り継がれて、拡大していくのはどんな気持ちなんだろう。ルパン三世も最近はいろんな人にキャラクターが引き継がれそれぞれの個性が活かされる。情報を扱うものとして、引き継がれる何かを残したい。

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2007年02月08日(木) 70歳でMBA取得コースに通う社長

先日お会いした業界シェアNo.1の社長は70歳。が、なんと今、某経済大学のMBAコースに通っている。この後は+2年間の博士課程を経て、論文書いて博士号を取るのが夢だそうだ。実業で苦労しているから勉強の面白みが違うという。団塊の世代の人にも「定年になったら学校に行くといい」と呼びかける。社長はそのほかに、趣味で絵も描いている。遊び心を忘れない人は向上心も強い。

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2007年02月07日(水) 中村ノリがドラゴンズにやってきた

問題の中村ノリが、ドラゴンズのユニホームを着ることになった。困ったことだ。というのも、私はときどき「中村ノリに似ている」とい言われるからだ。顔とか体系とかが。私の住む地区ではドラゴンズ選手の露出度は大きい。もし彼が一軍に上がるようなことがあると、私が「中村ノリに似ているね」と言われる機会が増えてしまう。これは私のイメージにマイナスだ。今のうちにイメチェンせねば…

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2007年02月06日(火) 経営の名言集と『エンタの神様』

『エンタの神様』に「たいがー・りー」という芸人が毎週出てくる。恋愛ドラマの決め台詞を流して、観客の女性を痺れさせてウケを狙う芸風だ。実はコンサルタントもよくこれをやってしまう。脈絡もなく有名な言葉を印用するのだけど、言葉は前後関係を意識し、相手の受け入れ体制がないと生きてこない。経営名言集を読んだり標語を張り出してもいまいちストンと腹に落ちないのはそのせいなのだ。

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2007年02月05日(月) 40代社長たちそれぞれの波乱万丈

最近、40代の社長6人と相次いでご一緒する機会に恵まれた。皆、波乱万丈のビジネス人生を送っている。40歳代は、それだけエネルギッシュで、かついろんな経験を積ましてくれる時期なのだ。一番油が乗った時期…そう言われるのもわかる気がする。それだけの人を突き動かすのは「私は、かくありたい」と思うビジョンであろう。真っ直ぐ行こうとするから障害もあり波乱万丈になるのだ。

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2007年02月04日(日) 真正面から挑んでこそ相撲になる

ここ5年間、代々続いた事業の他に複数の多角化事業を展開し、黒字化に成功した社長と飲む。社長曰く「正面から取り組めば、どんな相手でも相撲になることがわかりました」。逃げず、隠さず。相撲でもそうだが、本当に強くなる人は、なんとかしてやろうと常に正面から挑むもの。特に投資して儲ける仕組みを作った経験はサラリーマンで味わえない貴重なものになるだろう。

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2007年02月03日(土) 朝礼をやめて夕礼に変えた人

某金融機関で職員と話をしていたら、ある支店長は朝礼をやめ、夕礼に変えたという。最近は朝の出勤を残業扱いされるため、朝礼のスタートが8:50に制約されている。9:00開店だから、伝えるべきことが伝えられない。その点、17:00からの夕礼ならば時間を気にすることなく、必要なだけ情報を交換することが出来る。内容は翌朝皆で回覧し、参加できなかった人にも情報が伝わるようになっている。

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2007年02月02日(金) 個人商店を脱したときに朝礼が始まる

朝礼について、某社長と話す。彼は「朝礼を始めたときが、個人商店から組織へと脱皮したとき」と言う。わが身を振り返ると、確かにそう思ったときからクレドを唱和したり、バリデーションサークルを始めた。組織的な動きをするということは、役割に応じて仕事を任せるということ。めいめいで情報交換・連絡する場が必要になる。当たり前といえば当たり前だが、朝礼は組織化への第一歩だった。

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2007年02月01日(木) 大相撲の八百長騒動について

大相撲が八百長だと週刊誌が書き立てて、それを相撲協会は名誉毀損で訴えるという。しかし、週刊誌が言うほど八百長はないはずだ。なぜならば、いくら八百長でも20回も優勝することは不可能だから。もし八百長で20回も優勝できるのなら、20回以上優勝した力士は歴史上もっといるはず。そのような噂が出るのは、朝青龍の対抗馬が出てこないことが原因。そこを解決しないと噂は消えない。

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