| 2004年08月31日(火) |
ちゅうとハンパを両手でしっかり受け入れる |
何もできない
むしろマイナスになるようなことをしでかして
あとでひとり反省会
うまくもいかない
好きな人によく思われない
やりたいことに手を出せない
眠る前は自分をなじって
朝がくればむりやり起こして
でも捨てきれない
とにもかくにも
この両手に持ったものは
どうしたって捨てきれない
| 2004年08月30日(月) |
だんだんと風景を見慣れていくということ |
それなりの時間が流れたから
みんなのいないこの空間にも
少しずつ慣れていく
それをさみしいと思うことも少なくなって
埋没していくぼくのせつなさ
おふろに入って
唇まで沈んで
湯船でゆったり
今日はどのきみを思おう
| 2004年08月27日(金) |
ため息で厚い雲を吹き飛ばせ |
どよんと気分が沈むけど
せめて
その溜め息で
あの雲くらいは吹き飛ばそう
| 2004年08月26日(木) |
言ってしまえたらどんなに楽だろう |
言ってしまえたらどんなに楽だろう
好きだと
ひとこと
| 2004年08月25日(水) |
情けないのは空腹のせいばかりじゃない |
きみを守りきれない
無力さは
この肩に
ずんとのしかかる
ああ、ハラが減ったな
| 2004年08月24日(火) |
こんな性格だから仕方ないよネ |
風が吹いたら叫びたくなる
道を歩けばスキップしたくなる
きみに会えば笑顔になる
こんな性格だからサ
| 2004年08月23日(月) |
天然無防備スマイル１００％ |
だからこそ
よけいに
手なんかだせねーじゃねーか
感謝してます
言葉にはいつもしないけど
いつも ありがとね
| 2004年08月21日(土) |
かっこ悪くてもキミがいい |
かっこいいとか
背が高いとか
持っているものとか
そういうもので
キミを選んだわけじゃないから
| 2004年08月20日(金) |
もう食べられないくらいに腐ってしまえばいい |
こんな気持ちなら
どうせ実ったりしないのだから
腐ってしまえばいい
朽ち果ててしまえばいい
形など無にかえれば
いい
| 2004年08月19日(木) |
キレイに見える思い出ならまだいいじゃない |
キレイに見えるだけの思い出よりは
まだ少しいいじゃない
| 2004年08月18日(水) |
そんなの嘘だと疑いながらあなたを愛する |
しあわせにひたりきれないのが悪いくせ
| 2004年08月17日(火) |
このままでいられたらどんなにいいだろう |
何も変わらないのなら
それはどんなに
どうしようもないだろう
何か手をくだしたいとも思わないだろう
どうにかしようなんて思わないだろう
何一つ変わらないとしたら
呼吸すらも億劫になるだろう
それでも願わずにいられない
このままでいられたらどんなにいいだろう
夏はいつも何かの幻みたいに
確実にやってきていたはずなのに
残りがだけを鮮明に残して去っていく
あたしに未練などないかのように
| 2004年08月15日(日) |
とにかく時間だけはあったはず |
とにかく時間だけはあったはず
あれもこれもできたはず
本当はできたはず
要するにやろうとしなかった
それだけ
| 2004年08月14日(土) |
マニュアルに沿ったコトナカレ恋愛 |
マニュアルに沿ったコトナカレ恋愛
それで楽しいのなら
仕方ないけど
| 2004年08月13日(金) |
どうせもうすぐ戻らなくなるのだから |
要らぬ期待
最初からあきらめていれば
つらなくない
……わけないのに
誰かへの言い訳みたいに
逃げ道を用意する
| 2004年08月12日(木) |
そんなことを願ってどうするの？ |
あなたがその恋に冷めてくれたら
そうしたらあたしは…
そこまで考えてはっとなる
そんなことを願ってどうするの？
どうにもならないとわかっているのに
| 2004年08月11日(水) |
境界線をはさんで、空気の重さが違う |
目に見えないそのライン
そこを区切りに
空気の重さを変えるのは何
| 2004年08月10日(火) |
そんなことでいいの？！ |
そんなことでいいの？！
そんなことでいいの？！
そんなことでいいの？！
いいの
と答えれば
それはいわゆる諦め
| 2004年08月09日(月) |
恋のようにうまくはいかない |
なんでもかんでも
そうそう
恋のようにうまくはいかない
| 2004年08月08日(日) |
それが真実に近ければ、手をくださずとも自然と響いていくから |
君が胸を張って決めたことだ
せめて君だけは疑うなよ
それが真実に近ければ
何もしなくたって
着実に響いていくから
| 2004年08月07日(土) |
風が優しければ優しいほど哀しくなった |
あなたが吹かせる風が
優しくて
優しくて
とても優しくて
哀しくなった
哀しくなる理由などどこにもないはずだというのに
| 2004年08月06日(金) |
この空を切り取ってキミに届けるポストカード |
両手をひろげて
僕は天を仰ぎ
このふたつの瞳で
空をうつすんだ
きみからぼくは見えるかい
ひとあし先に行ったきみへ
こんな晴れた日はポストカードを送るよ
| 2004年08月05日(木) |
いつまでも持ち続けることがあの日の約束 |
何気ない日常を
ただ繰り返していくだけでいい
新たに何かと出会い
新たな想いを抱き
その流れの中で
ごくあたりまえに変化していくことはいい
ずっと奥の奥の奥の方に
捨てられずにしまいこんだまま
持ち続けたもののことを
本当に時々でいいから
とりだして指でなぞってくれればいい
| 2004年08月04日(水) |
うまくいかないのはそれはそれで特別なコト |
うまくいかないのはそれはそれで特別なコト
意味があると思えば
もうちょっと考えてみようかなと
そんなふうにも思うでしょ
| 2004年08月03日(火) |
この恋は模索中のストーリー |
結末を
適度に心地よく
夢見たりしないわ
闇の中を手探りですすみたいに
スリリング
| 2004年08月02日(月) |
どっちにしても後悔は必至 |
そんなことはわかってる
わかっててやってるんだから
もう手には負えない
| 2004年08月01日(日) |
夏の入口で、一歩ためらう |
またこの季節がやってきたんだと
過去を踏みしめる
夏の入口
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