2002年03月29日(金) |
まぶしいそのすべて さしのべられた光ある方角へ |
ふんわりと吹きつけてきた風は強く けれど暖かかった 前髪を巻き上げた 一瞬目を閉じたけれど 次に目を開いた時は 進み出す時だってことも知っていたよ
あんなふうに無邪気に靴音をならしていた頃とはちがうけれど 僕等のつないでいた手のひらは まっすぐ前へと進んでいくよね
この場所で1度背中をむけよう 二人で一緒に 背中をむけよう 僕等のつないでいた手のひらに 今度は違う何かをつかみとって そしてここでまた会おう
2002年03月24日(日) |
大好きって叫んだらスッキリ どうしたって変えられないんだもの |
大好きって叫んだ スッキリ ニッコリ ヤッパリ どうしたって変えられないんだもの
2002年03月19日(火) |
哀しいのは自分の思考 |
なんでこんなことを考えてしまうんだろう
溜息をついて
月を見上げた
不安は無限にひろがって
月まで届きそうなくらいよ
2002年03月18日(月) |
いつだってあたし自身 |
結局最後の最後の一言は あたしの中にある どこからもやってこない 結論は あたしの中から生まれてくる
2002年03月12日(火) |
違わぬ想いに視線が合えば |
違わぬ想いに視線が合えば それを貫く強さに 負けて壊れた私の心
違わぬ想いに視線が合えば そらせぬ痛みを 快楽とみなす
違わぬ想いに視線が合えば 変えられぬことをひしひしと 感じてうつむく恋の時
2002年03月07日(木) |
とうとうこんなところまで来てしまったけれど覚悟なんて後から付いて来るよね |
結局なんの区切りもないまま 流されているみたいな気持ちのまま こんなところまで来てしまった ここがどんなところかもわかってないけど でも確実に階段は登ってきてしまったし それだけの時間が流れた それでもこんな程度の私
覚悟や実感なんてものは 今はなくてもいいよね 後からいくらだってくっついてくるよね
2002年03月06日(水) |
ちょっと声をきいただけでこのありさま |
あぁ 今夜の夢見はよさそうよ 明日は優しくなれそうよ 朝も笑顔でいけそうよ
2002年03月04日(月) |
目が醒めたら全部ユメでしたってのはナシよ |
頼むよ、神様 今度くらいお願いきいてよ ユメ落ちはナシの方向で
2002年03月03日(日) |
甘く酸っぱい滴に指をぬらす 南から届いた果実 |
南国の風 まだ見たことのないふうわりとした優しさ しなやかな指先 切りそろった髪 箱をひらくとそこからひろがった雰囲気に 私はあなたを見る
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