ゆるい坂道 それは転がり落ちながら 徐々に徐々に膨らんでいく 雪だるまみたいに 大きくなって 両手でかかえきれないほどになる
あの時要するに まちがえたのは誰でもないあたし あの急ぎすぎた気持ちのせいで 全てが台無しになった
不思議な時間はこんな時 ただそれだけの気持ちよ たったそれっぽっち 笑顔のわけにもなるんですもの 不思議な魔法
2002年02月23日(土) |
こんなことを思うのはルール違反? |
あの時のことを 後悔していないと言った 全部嘘になっても それでもいいと思った
かわいそうな自分がイヤで なんだか明るくふるまった
ルールはいつも 苦しい
2002年02月21日(木) |
跳べるから だいじょうぶ |
一度落ちた後は 次ぎに跳ぶのがこわくなる 後遺症
でも 跳べるからね あたしは跳ぶからね
だいじょうぶ
2002年02月19日(火) |
あなたが寝ている間、ほんとうは泣いていたんだ |
しずかな部屋でずっと 眠れなかった どうしてだろう あんな時間になっても 眠れなかった
ほんとうは ほんとうは泣いていたの
ずっとこのままいられないことを 視界に入れないようにしていたの
2002年02月17日(日) |
きつくきつく抱きしめても 追いつかない |
どうしよう どうしようか どうしようね
どうすればいいのかわからない 好きという気持ちは加速度を増して こんなにこんなにきつく抱き合っても 追いつかない 指先もくちびるも追いつかない ぬくもりも抱き心地も安息感に満ちて この激しさに追いつかない
眉をひそめて微笑み合う どうしようか おかしな二人
2002年02月15日(金) |
優しいカケラをもっていこう |
意地っ張りでかわいくないこの性格を やさしくおだやかにするのは あなた
2002年02月10日(日) |
その妙ちきりんなクサリはずそうよ |
Goと言ったらGo 私が決めたから もううつむいて泣かない
あの部屋に置いてきた もうクサリにしばられない
2002年02月09日(土) |
あなたの肩によりかかるような感覚の言葉 |
今日のね ふたりで交わしたたくさんの言葉 あまえたがりの私を抱き締めてくれた たくさんの言葉 それから力強い腕や あたたかい手のひらや いくつもの視線や微笑み
ひとりきりになってから思い出しても まるで肩によりかかっているみたいな そんな気持ち
2002年02月06日(水) |
描いた軌跡の輝きは決して消えないからね |
ダイスキと叫ぶの大好き あなたのこと ダイスキ
絶対に絶対に もう絶対に あなたの足跡が輝いて見えるから
あたしは待ってる
2002年02月04日(月) |
ひとつも忘れない日だってあるのに |
楽しいことは ずっととっておきたい どれもこれも忘れないようにしておきたい
そのつぶらな瞳で 「忘れたくないの」と言った だから私も 「じゃあ書いておこうね」と言った
忘れそうになったら この紙を引っ張り出してきて 何度も何度も眺めましょうね
この哀しいことでさえも そんなふうにしていこうね
2002年02月03日(日) |
泣きたい気持ちの夜空 |
あぁ こんなふうにひとりで歩いていて とても冷たい風が吹いています 私が使える言葉は いつもありきたりで にたりよったり マフラーをきゅっとしめて それでも気持ちが湧いてくる こんな夜空を眺めながら 星までちかちかと
ちゃちな感動屋に いろいろ誤魔化されて そういうのもうんざりだよ 涙を安売りして よかったねって言える?
いくらかマトモな涙で勝負しようよ
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