みのるの「野球日記」
==すいません、ちょっと宣伝です==

●『中学の部活から学ぶ わが子をグングン伸ばす方法』(大空ポケット新書)

新刊が発売になりました。
しらかし台中(宮城)の猿橋善宏先生の
指導法などが掲載されています。
詳しくは、大空出版HPをご覧ください。
http://www.ozorabunko.jp/book/gungun/

●『グラブノート』(日刊スポーツ出版社)
BBA梅原伸宏さんのグラブ本。構成を担当しました。
親指かけ・小指かけの結び方、グリスの入れ方など、
グラブをよりよくするための方法が書かれています。

*ツイッター始めました
@mino8989 です。

2011年06月20日(月) 『中学野球小僧テクニカル・ピッチング編』発売!

 日刊スポーツに、ヤクルト舘山のコメントが出ていた。
 雨に強い舘山。それに関する本人の言葉だ。
「もともと両足を着いてから投げるタイプだから、自分は影響が少ないんじゃないでしょうか」

 非常に興味深い言葉。
 中学生を見ていて思うが、両足で投げているように見えるピッチャーはコントロールがいい。片足で投げているように見えるピッチャーはコントロールが不安定。
 結局、軸足がどこまで着いているかどうか、になるのかな。

 記事を読みながら、こんな話も思いだした。

 以前、元日本ハムの今関勝さん(現・楽天ジュニアコーチ)に、「ピッチャーのどこを見ていますか?」と聞いたとき、こんな表現をしていた。
「並進運動が終わってから、回旋運動が起きているかどうか。多くのピッチャーが、並進運動が終わる前に、回旋運動が起きている。これが開きが早いフォーム」

 たしか、しらかし台中の猿橋善宏先生も同じようなことを言っていた。

 いつも思うのは、こういった知識や理論が、自分の中学時代にあれば…。中学生からやり直したい。

 そんな後悔がないように、中学球児、指導者のために、
『中学野球小僧テクニカル・ピッチング編』が発売されました!
 
 昨年発売になった『バッティング編』が予想以上に好評→増刷。めでたく、ピッチング編の発売となりました。このピッチング編が好評なら、次は『守備編』→『戦術編』と続くかもしれません。ぜひ、みなさんよろしくお願いします。故・中上雅文先生(高砂市立松陽中)の記事も再録しています。



2011年06月19日(日) 全日本少年出場チーム(1)東海大翔洋中、高知中など代表権


 8月に行われる全日本少年軟式野球大会の出場チームが、各地で決まっています。

★神奈川 オール小田原ベースボールクラブ
★横浜市 関東学院中
★東海  静岡・東海大翔洋中
★近畿  大阪・門真ビックドリームス/滋賀・竜王ジャガーズ
★四国  高知・高知中
★沖縄  南風原中

 他地区の情報お持ちの方、ぜひ教えてください!

 先週、観戦した東海大会は予想通りのレベルの高さでした。
 とくに、三重・海星中vs愛知・東山クラブの戦いは、全日本の決勝でもおかしくない熱戦。屈指の攻撃力をほこる東山クラブに、守備力の高い海星中。四日市交歓会で海星中の守備を見ていて、「よっぽどのことがなければ、守備は崩れない。ロースコアになれば海星中が有利」と思っていました。その予想通りの展開となり、海星中が1−0で勝利。

 海星中の先発は、昨夏の全中でも投げたエース右腕ではなく、技巧派右腕。チェンジアップ(?)と緩いカーブを巧みにつかい、ストレートを速く見せていました。ブンブン振ってくる東山クラブを手玉に。この先発起用が当たった感じです。

 5回か6回にこんなプレーがありました。
 2アウト一塁からエンドランをしかけた東山クラブ。ボールは右バッターの外へワンバウンド。バッターは空振り、キャッチャーはそのワンバウンドを逆シングルで捕り、そのままノーステップで二塁へ。体勢が悪かったため、ややショート寄りのワンバウンドに。今度は、ショートが逆シングルで捕球してタッチ。間一髪、アウト!
 逆シングル捕球、2連発。どちらも、バウンドが上がってくる位置にグラブを置き、捕球するまで目を付けていた見事なプレーでした。

 勝利した海星中ですが、続く代表決定戦で東海大翔洋中に特別延長戦のすえに惜敗。
 試合後、かなり悔しそうな湯浅和也監督。この悔しさが、チームをさらに強くするはず。

 東山クラブのエースは、今年見た右ピッチャーの中では、もっとも速かったかもしれません。130キロ台後半が出ているとのウワサ。秋に延期になった春季全日本にも出場してきます。優勝候補に挙がるでしょう!
 


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