みのるの「野球日記」
==すいません、ちょっと宣伝です==

●『中学の部活から学ぶ わが子をグングン伸ばす方法』(大空ポケット新書)

新刊が発売になりました。
しらかし台中(宮城)の猿橋善宏先生の
指導法などが掲載されています。
詳しくは、大空出版HPをご覧ください。
http://www.ozorabunko.jp/book/gungun/

●『グラブノート』(日刊スポーツ出版社)
BBA梅原伸宏さんのグラブ本。構成を担当しました。
親指かけ・小指かけの結び方、グリスの入れ方など、
グラブをよりよくするための方法が書かれています。

*ツイッター始めました
@mino8989 です。

2010年05月30日(日) 「第9回びわこカップ争奪大会」出場チーム募集!

 お知らせです。

 滋賀県彦根市で行われる「第9回びわこカップ争奪大会」の出場チームを募集しています。
 http://nbj-shiga.com/

 8月7日から9日まで。
 応募規定としては、

・単一の中学軟式野球クラブチームであること
・3年生主体のチームで参加できること
・開会式に参加できること
・大会初日夕刻より開催の懇親交流会に出席できること(大人3名以上)
・2日間にわたって試合ができること
 (敗戦チームにも2日目試合を設定)
・NBJ大会規程および試合規程を遵守できるチームであること

 主催はNBJ。
 滋賀県の軟式野球ジュニアリーグです。

 ホームページを見て分かるとおり、とても熱心に活動されているリーグです。
 彦根Jボーイズ、竜王ジャガーズ、野洲ブレーブスなど、強豪が目白押し。いま、全国で軟式クラブ熱がもっとも高い県かもしれません!
 今年は竜王ジャガーズの右腕クンに大注目です。

 というわけで、興味のある方は、右下のメールフォームから、わたし宛にメールをお願いいたします!

 彦根Jボーイズが出場する近畿大会(全日本予選)は6月5日、奈良県で開催。勝てば、横浜スタジアムです。



2010年05月15日(土) 7年連続全国大会出場! 山本省吾すごすぎます!

 神戸で、オリックスの山本省吾投手の取材。
 
 いやぁ、びっくりしました。
 取材をして分かったことですが、小学校5年生から高校2年生まで、7年連続で全国大会に出場していたんです。大徳クラブ〜星稜中〜星稜高。でもって、小学校6年生と中学3年生のときに全国制覇。さらに、高校2年夏に甲子園準優勝、慶応大では大学日本一。

 すごすぎるんですけど!

 星稜中の1つ先輩に、現・星稜中監督の田中辰治先生がいます。事前に、田中先生に「しゃべるようにプレッシャーをかけておいてください!」と電話をしたのが効いたのか(?)、よ〜く、しゃべってくれました。

「中学生に伝えたいこといっぱいありますよ!」と、自ら話を切り出してくれて、中学球児のために盛りだくさんのアドバイス。
 キーワードは、けん制、フィールディング、クイックです!

「今までのプロ野球選手の取材で、一番おもしろかったです」と、取材に同行した編集者さん。ぼくも同感でした。

 インタビューのもようは、6月10日発売の『中学野球小僧』に掲載されます!

 で、朝、羽田を出て、取材が終わったのが14時頃。このまま帰るのがもったいなかったので、近畿地区の先生方に「空いていませんか?」と連絡。
「練習しています!」と返事がきたのが、尼崎市立小田北中の山口和孝先生でした。高校時代は天理高校で日本一の実績を持つ山口先生。就任2年目の小田北中で、奮闘していました。
 いま何をやろうとしているのか、何を意識しているのか、ひとめでわかりました。
 強いチームの共通点は、「練習に意図がある」。最近、特にそんな気がしています。

 夜は、「終電で帰っちゃいますけど」とことわりを入れて、尼崎駅前で食事。
 山口先生の天理高校時代の同期もご一緒に。名前は、川畑健一さん。この名前でピンと来た人は、かなりの野球通!
 天理高校卒業後、レッドソックスのマイナーリーグでプレーしていた方です。現在は、医療機器を販売する営業マンとして、バリバリ働いています。
http://www.sunmed.co.jp/

 食事の最中も、ひっきりなしに電話がかかってきており、かなり忙しそうでした。

 川畑さんのアメリカ話、「意外!」と思うことの連続でした。
 印象に残っているのは、
●1秒でも遅刻したら、その場でクビ。実際にいました。
→(アメリカって、時間にルーズじゃないんだ…)
●バッティングで言われていたのは、「ボールの上を叩け!」。フライを打つな。
→(え〜! 日本の野球と変わらないじゃん)

 アメリカ野球のイメージが覆されました。イメージって怖い!




2010年05月13日(木) 全日本少年 予選速報(2) 横浜市代表は浜中学校!

 全日本少年の横浜市代表が決まりました。
 決勝で延長にもつれこむ激戦を制したのは、横浜市立浜中。昨秋の覇者で優勝候補筆頭の鴨居中を破り、2度目の全国大会出場を決めました。
 
 浜中は、ぼくが中学時代によく対戦した相手。うちの実家から、自転車で10分ぐらいのところにあります。
 中学時代の同期が、浜中のサッカー部の監督をしているとか…。世間は狭い。

 浜中の3番キャッチャーくん、素晴らしい選手です。
 非常に積極的でアグレッシブ。鴨居中のセーフティバント攻撃に、抜群のダッシュ力で対応。ホームベース周りの守備範囲の広さには、驚かされました。
 準決勝では決勝の二塁打(三塁打だったかな)。決勝では、広い横浜スタジアムで、エンタイトル二塁打を放ちました。

 敗れた鴨居中。左腕エースは評判どおりの力を見せてくれました。高校でも活躍が期待される逸材です。
 準決勝のネット裏には、県内私学の部長、コーチが顔を揃え、「いいピッチャー!」と絶賛しておりました。

「今年は横浜市のレベルが高い」と聞いていましたが、本当にそのとおりでした。
 準決勝で敗れた岩崎中、青葉台中も、全国を狙える力あり。岩崎中のサードも、高校で注目を集める選手になると思います。


 そのほか…、
 近畿では代表校が出そろい、

<近畿>
●大阪=レッドバッファローズ
(春の全国に出場した門真ブルーメッツを破り、決勝では名門・門真クレイジーボーイズに延長勝ち)
●奈良=三笠中
●滋賀=彦根Jボーイズ
●兵庫=河合中
●京都=長岡三中
●和歌山=南紀クラブ

<関東>
 そして、関東は、

●埼玉=川口クラブ
●群馬=高崎東選抜
 いつもお世話になっている、高崎市立佐野中の地元です。エース左腕の石井くん、春の全日本に続く、全国大会出場なるか!

●東京は現在ベスト8
 週末の対戦カードは、
 大森ホワイトスネークスvs小平クラブ
 リトルジャイアンツvs府中タイガース
 東寺光少年野球クラブvs鐘ヶ淵イーグルス
 文京チャレンジャーズvs東京サニーズ 

 東京は今年から、前年秋の中体連ベスト4が出場できるようになりましたが、初戦で3校が敗戦。上一色中は鐘ヶ淵イーグルスに完敗…。翌週、赤羽岩淵中も敗れ、全滅となってしまいました。

 はじめて、この大会を見ましたが、軟式クラブのレベルの高さにびっくり。すべては見ていませんが七北クラブ、リトルジャイアンツ、雷サンダース、立川ファイターズなどなど、投打ともに力がありました。



2010年05月11日(火) 春は出会いと別れの… 「人は笑顔だから幸せになる」

「春」といっても、もう5月ですが…。
 春は出会いと別れの季節です。

 さまざまな「異動」「移動」がありました。

 一番驚いたのは、横浜隼人でコーチを務めていた星野友則さんが、慶応に戻ったこと。慶応義塾高出身の星野さんは慶大(理工学部)〜慶大大学院時代に、慶応義塾高の学生コーチとして活躍。2008年夏の甲子園ベスト8にも大きく貢献しました。
 そして、翌年は横浜隼人のコーチに就任。すると、隼人でも甲子園出場! 2年連続でコーチとして神奈川を制覇するという快挙を達成。

 かつて、「子役タレント」を務めていたこともあり、さわやかな笑顔が最大の武器(!)。じつは、タレント活動を始めたのは、お姉ちゃん(星野真里)よりも先でした。
 好きな言葉は、「人は幸せだから笑顔になるのではなく、笑顔だから幸せになる」。深いですね〜。

 横浜隼人を1年で辞めてしまったのは、来年度に横浜市青葉区に新しくできる慶応の小中一貫校の先生として招聘されたため。現在はそのための準備として、慶応湘南藤沢に勤務しています。

 小さい頃の夢は「宇宙飛行士」。野球も大好きだけど、理科も大好き。 
 いつか、「野球と理科」をテーマに、取材させてください!


 中学野球界では、昨夏の全中に出場した神戸市立岩岡中(兵庫)の山内拓也先生が、神戸市立北神戸中へ、奈良市立平城中の石山雅之先生が奈良市立都南中へ。

 中学から高校への異動もありました。
 こちらも、全中に出場した、松戸市立第四中の飯田智市先生が市立松戸高校へ。木津川市立木津中(京都)の川田修司先生が、京都すばる高校へ。

 新天地でどのようなチームを作るか、楽しみです!



2010年05月09日(日) 左のカーブをいかに打つか!

 GWの真っ只中に、佐賀県に行ってきました。
 佐賀商の正門近くにある「ベースボール アスリート」です。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.958421.article.html

 ここで、坂下幹夫さんという方が、野球塾を開いています。坂下さんは、ボーイズリーグの黄城ボーイズの監督もされており、昨年から2年連続で全国大会に出場中。

 坂下さんを知ったきっかけは…、

 3月の終わり頃、鶴見大の香田誉士史さんから、一本の電話がありました。
「佐賀商の同期で坂下っていうのがいるんだけど、理論も豊富で、おれなんかよりも野球を知っているやつなんだ。ちょうど、いまボーイズの全国大会に来ていて(今年から東京で開催!)、一緒に食事しているから、電話代わるわ」
 突然のことにびっくりでしたが(笑)、そんな内容の電話でした。

「ぜひ、取材に!」と約束したこともあり、佐賀へ。

 お手製の室内トレーニング場には、ブルペンもあれば、ピッチングマシンも。バーベルなど、トレーニング機器も充実していました。

 いろいろな話を聞かせてもらった中で、印象的だったのは、「インサイドアウトを身につけるには、右バッターは左のカーブを練習すること」。なるほどなぁ〜と思いました。
(詳しくは、6月10日発売の『中学野球小僧』をぜひ!)

 ちなみに、佐賀商の監督を務める森田剛史さんも、坂下さん、香田さんと同期。3人とも、3年間同じクラスだったそうです。
 その関係もあり、坂下さんは現在、佐賀商のトレーニングも指導しています。

 この学年は、熱い指導者が多く…、
 今治西の大野康哉監督(大野さんって、そんなに若かったんだ!貫禄ありすぎます(笑))。西日本短大付の西村慎太郎監督、関東学院大の鈴木コーチらも同期。いろいろと情報交換をしているようです。

 佐賀といえば…! 
中学軟式野球王国。
 坂下さんは、かつて日本一を果たしたことのある多久中央中の出身でした。

 全国大会では昨年夏に佐賀市立諸富中、この春には鳥栖市立鳥栖中が日本一になっています。
 諸富中のエースで主将・正林大樹は、長崎日大へ。諸富中の園田照男(元)監督に「正林、頑張っていますか?」と電話をすると、「春先に疲労骨折したみたいです」。あらら…。焦らず、じっくりと頑張れ!
 正林を支えたキャッチャーの金澤は、県内私学の龍谷へ。低めのキャッチングが光る、素晴らしいキャッチャーでした。



2010年05月07日(金) ジャパンライムよりマニアックなDVDが発売!

 数々の指導者用DVD(ビデオ)を世に送り出している、ジャパンライム株式会社。

http://www.japanlaim.co.jp/company/

 あらゆるスポーツのDVDが出ていますが、野球は日大藤沢高校出身のTさんが中心になって、企画・製作をしています。

 そんなジャパンライムから先月発売されたのが、『初めての部活顧問×野球部』。指導・解説は、相模原市立上溝中で日本一の経験を持つ水野澄雄先生(現・新町中)です。

 これまでのDVDは、1本8000円近い価格でしたが、今回は3150円。若い先生が買うことを考えて、価格を下げたようです。

http://www.japanlaim.co.jp/fs/jplm/893/5864

 内容はなかなかマニアックで、ユニホームの着方、ポジションの決め方、サインについて、道具の手入れetc。もちろん、ボールの捕り方、バッティングフォームなど、技術的なことについても触れられています。

 興味のある方は、ぜひ!



2010年05月06日(木) 桐蔭学園中・大川先生、NHKに登場!(5月9日放送)

 お知らせです。

 いつもお世話になっている、桐蔭学園中の大川和正先生がNHK教育番組に登場!
 5月9日、14時半から放送の「テレビスポーツ教室」で、実演をまじえながら、熱く語っています。

 テーマは「軟式から硬式への移行」。何とも難解なテーマ!
 収録は3月にありました。
「準備が大切」という大川先生らしく、レジュメをきっちりと作り、撮影に挑んだそうです。

 非常に興味深いテーマなので、どんな内容になっているか楽しみです。
 ぜひ、ご覧ください!



2010年05月05日(水) 全日本少年 予選速報(1)沖縄は今帰仁中

 8月23日から、横浜スタジアムで開催される全日本少年軟式野球大会。各地で予選が行われています。

★沖縄・今帰仁中
 全国一番乗りは、沖縄の今帰仁中。春の全日本(静岡)に続き、史上初めての春夏連続出場を遂げました。春の九州予選は、4試合すべてが0対0での特別延長戦。二人の右腕を中心にした守りのチームです。ともに右のオーバースロー。緩急をうまく使うタイプです。

★近畿

 滋賀は、2年連続の代表を狙う、彦根Jボーイズ。県大会初戦では、屈指の右腕がいる竜王ジャガーズに抽選勝ち。これで勢いに乗りました。竜王ジャガーズのエースは1年時に見ましたが、素晴らしいピッチャーです。
 ちなみに、昨夏の彦根Jボーイズのエース・広瀬は近江高校に進み、はやくも春の県大会でデビュー。

 京都は長岡第三中。昨夏の全国覇者・西京ビックスターズは予選敗退でした。

 奈良は三笠中、和歌山は南紀クラブ。
 昨夏全中に出場した、奈良・平城中は準々決勝で田原本中に特別延長戦で負け。大熱戦だったようです。チームの礎を作った石山先生はこの春に、都南中に異動。異動を伝えたとき、子どもたちは泣き崩れてしまったとか…。

 で、大阪が分かりません。どなたか情報お持ちの方、教えてください!

 近畿大会は奈良です。

★四国
 
 香川は優勝=飯山中、準優勝=桜町中。この2チームが四国大会へ。
 名門・飯山中、強いですね。西尾先生、おめでとうございます。
 桜町中はこの春の全日本に出ていました。評判の左腕クンがいます。

 高知は優勝=窪川中、準優勝=野市中。
 明徳義塾中は2回戦で敗退。高知中は春の全日本に出場したため(予選日程が重なる)、予選に出場できず、でした。

 徳島は、かつて、日本一の経験を持つ瀬戸中が優勝。潮崎哲也(西武)投手コーチの母校です。

★横浜市
 
 本日、ベスト4が出揃いました。
 岩崎、鴨居、浜、青葉台が勝ち残っています。

 そのほか、各県の情報お持ちの方、よろしくお願いします!





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