みのるの「野球日記」
==すいません、ちょっと宣伝です==

●『中学の部活から学ぶ わが子をグングン伸ばす方法』(大空ポケット新書)

新刊が発売になりました。
しらかし台中(宮城)の猿橋善宏先生の
指導法などが掲載されています。
詳しくは、大空出版HPをご覧ください。
http://www.ozorabunko.jp/book/gungun/

●『グラブノート』(日刊スポーツ出版社)
BBA梅原伸宏さんのグラブ本。構成を担当しました。
親指かけ・小指かけの結び方、グリスの入れ方など、
グラブをよりよくするための方法が書かれています。

*ツイッター始めました
@mino8989 です。

2009年03月22日(日) しらかし台中・猿橋先生の人生相談?

 週末は仙台に行っていました。

 しらかし台中・猿橋善宏先生と、東北選抜大会の取材です。
 猿橋先生には、『中学野球小僧』の読者の質問をぶつけてきました。「机に向かっても勉強に集中できません。どうしたらいいですか?」など、素朴すぎる質問に対して、いつもどおりの猿橋節を見せてくれました。
 どんな質問にも、的確な答えを出してくれる猿橋先生。「今度、ぜひ、猿橋先生の人生相談をやりましょう!」ということに。決定かどうかは、「?」ですが、いつか実現するかもしれません!

 取材のもようは、4月10日発売の『中学野球小僧』に掲載されます。

 猿橋先生にはもう一つ、「新米監督時代」のお話も聞いてきました。次号から、「名将の新米時代」(いま勝手につけたタイトルです)という企画が始まります。いま、結果を残している指導者でも、若い頃は相当な苦労、悩みがあったはず…。そんな新米時代にスポットを当てています。

 猿橋先生の取材の翌日は、シェルコム仙台で行われた東北中学校選抜野球大会を取材してきました。今年で第7回大会。取材に行くのは今年がはじめてでした。
 東北各県の選抜チーム(青森は上北選抜、福島はいわき松風クラブ)と、千葉・松戸市選抜が参加。選抜だけあって、どのチームもレベルが高かったです。おそらく、一番速かったピッチャーは宮城選抜のエースくん。130キロは超えていたと思います。彼は、仙台育英の附属中にあたる秀光中等教育学校のエースです。昨秋は県大会を制し、東北大会も優勝。夏の大会では、優勝候補筆頭に挙がることは間違いないでしょう。

 その秀光中、今月末には東京に遠征、そして夏の大会前には星稜中に遠征に行くようです。須江航監督のもと、本気で沖縄全中狙っています!

 試合中、ちょこちょこと、ワンセグで甲子園をチェック。
 下沖(岩手・福岡中で全国制覇)負けたかぁ…。



2009年03月05日(木) 常葉橘

 先日、静岡・常葉橘高校に行ってきました。
 エース・庄司隼人、主軸の川口雄佑(高校通算28HR)の取材です。
(3月5日発売の『ホームラン』に掲載されます)

 二人は常葉橘中出身。06年の愛媛全中に出場しています。初戦で佐賀・城南中に延長サヨナラ負け。この試合で庄司が7回まで完全試合&144キロを記録し、いまだに語り草となっています。
 負けはしましたが、とてつもなく強いチームでした。初戦を突破していれば、頂点に立ったかもしれません。
 そして、この全中で優勝したのが岩手・福岡中。エースは光星学院で甲子園に出場する下沖勇樹でした。下沖もたしか138キロを記録していたと思います。

 常葉橘中は以前から野球部がありましたが、庄司たちの代から「中高6ヵ年計画」で強化を始めました。
 静岡の中学校といえば、東海大翔洋中が有名です。庄司や川口も翔洋から誘われていますが、橘の雰囲気に魅かれて、橘を選びました(ちなみに庄司の兄は東海大翔洋中―常葉橘高校)。
 
 いま、新高校3年生の代には、6人もの橘中出身選手がいます。さらに新1年生には5人。部員の半分近くが橘中の出身です。新1年生も、中学3年生のときには全日本3位に入っています。こちらもレベルの高いチームでした。
 それだけの選手が、そのまま高校に進んでいることもあり、橘高校のレギュラーの半分以上が橘中出身選手で占められています。

 そんな彼らが主力となった秋は、県の3回戦で静岡学園に敗退。優勝候補に挙げられていただけに、あまりに早い、秋の終わりでした。
「とにかく勝ちたい。甲子園に行きたい」と口をそろえていた庄司と川口。この春からは、中学時代に庄司とともにピッチャーで活躍していた藤澤康平もピッチングスタッフに加わるそうで、投手層が厚くなりそうです。
 
 現在の常葉橘中は、新チームで東海大翔洋中に勝つなど、力を持っています。「庄司クラスの選手がいますよ」と、顧問の加藤宜士先生。左右の両輪とキャッチャーくんがピカイチだそうです。
 
 …常葉橘中、東海大翔洋中に続けと、磐田東中(私立)も野球部を作り、強化を始めています。
 静岡は公立中も非常に熱心で、レベルの高い学校が多く、近年では大冨中、清水飯田中が全中出場、島田二中が全中3位に入っています。
 熱い激戦が予想されます。






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