2009年01月23日(金) |
生まれ変わった(?)西武・星選手 |
取材で、西武ライオンズの若獅子寮に通っています。 今日は久しぶりに、星選手を見て、ビックリ!! 星選手は、前橋工出身で、2004年のドラフト5巡目で西武に入団した選手です。高校時代は捕手として活躍していました。関東大会のときに、少し取材したことがあるのですが、華奢な選手でした。当時の資料を見ると、180センチ75キロ。プロで、線の細さが心配だなぁ…と思ったのですが。
なんと! 今日見た星選手は、巨大化していました。 思わず、「太ったんですか?!」と聞いてしまった。 現在の体重は92キロとか。 もちろん、太ったわけではなく、トレーニングで体をでかくしたそうです。しかも、この半年ぐらいで、10キロ近く増えたとか。 いやぁ、人間ってこんなに変わるものですね。と思っていたら、星選手も同じようなことを話していました。 師匠はGG佐藤とか?! そういえば、GG佐藤選手もプロに入ってから、体が変わりましたね。
昨年、1軍デビューを果たすなど、徐々に存在感を示しつつある星選手。個人的には、あまりにも変わった姿を、1軍のファンの前ではやく披露してほしいです。高校時代しか知らない人は、かなりびっくりするはず!
2009年01月21日(水) |
指力を鍛えましょう! |
広島カープやボストン・レッドソックスでトレーニングコーチを務めた経験を持つ、石橋秀幸さんの取材に行ってきました。現在は、慶応義塾大のスポーツ医学研究センターの研究員を務めています。
取材のテーマは手の指のストレッチ&トレーニング。 なかなか勉強になりました。
かつて、広島カープにいたときに、こんな実験をやったそうです。 5本指で握る力(グリップ測定)と、人差し指・中指・親指の3本指で握る力(ピンチ測定)をはかると、野手はグリップ測定、投手はピンチ測定のほうが、数字が高かったそうです。簡単にいえば、グリップ測定=握力、ピンチ測定=指力といえるのかもしれません。
ピッチャーの場合、最終的にボールが離れるのは指先。握力が強くても、指力は弱いピッチャーが結構いるようです。 石橋さんは、指力を鍛える方法として、バケツにお米を入れて(もちろん、炊く前のお米!)、その中で指を動かす方法を教えてくれました。 これは、以前から、聞いたことのあるトレーニング方法だったのですが、アメリカではかなりメジャーなトレーニングなんですね。石橋さんは英語で書かれた資料を持っておりました。アメリカの指導書には当たり前のように書かれている&メジャーのウエイトルームには、お米の入ったバケツが置いてあるそうです。びっくり!
そのほか、詳しいストレッチ&トレーニング方法については、2月10日発売の『中学野球小僧』をご覧ください〜。
2009年01月19日(月) |
走りまくりの彦根J−Boys |
久しぶりに滋賀県へ。 軟式クラブ・彦根J−Boysの取材です。
結成4年目を迎えたまだ若いチームですが、昨夏に中部日本大会で準優勝を遂げるなど、年々力をつけてきています。 試合を初めて見たのは、その中部日本大会。もう、衝撃の連続でした。試合前のランニングは、どのチームよりも速いうえに足がぴったりと揃っている。さらに、一番感心したのが、フォアボールのとき、誰一人としてグラウンドにバットを置くことはせず、次の打者へ手渡しで渡す。チームとしてのこだわりを感じました。
チームを率いるのは池田茂監督。東洋大姫路のOBで、2年時に甲子園出場。3年時はキャプテンを務めた方です。社会人の大和銀行でもキャプテンだったそうです。 この池田監督がとにかく熱い! 夜中からお昼まで市場で働いているのですが、2〜3時間ほどの仮眠を取って、すぐにグラウンドへ。平日も17時半から21時まで練習しています。
今日の取材テーマは「走り」。 J−Boysは「とにかく走る」と、まわりの先生方に聞いたのが取材のきっかけでしたが、それはそれは思った以上の量でした。 100段の階段ダッシュを25本、200メートルの坂道走を20本などなど、冬場は1日15キロ近く走りこんでいるそうです。
そんな中でも、選手はいい顔をしながら走っていました。途中はさすがに苦しそうでしたが、ゴールが見えてくると、みんなで盛り上げて、最後はガッツポーズやハイタッチで喜びをわかちあっていました。
1期生は現在高校1年生。センバツ出場の可能性がある彦根東や東洋大姫路に進んだ選手がいます。1期生から甲子園出場となれば、チームもますます活気付くことでしょう。 2期生も近江、天理、大垣日大など、強豪への進学が予定されています。
この取材のもようは、2月10日発売の『中学野球小僧』に掲載されます!
2009年01月09日(金) |
スポーツメンコ! in 生野中 |
昨日は兵庫・朝来市立生野中へ。
姫路駅から車で50分ほど。山を4つか5つか6つか…、とにかく山を越えます。越えるたびに、空の色が変わっていきます。どんよりとした空に。姫路が晴れていても、生野中が雨(または雪)ということが多々あるそうです。
生野中の山本泰博先生は、面白い練習道具の開発に命をかけている(?)指導者です。取材に行くたびに、グッズが増えています。今日は、ホースにグリップをつけたヌンチャクバット(?)を発見。体にバット(=ホース)を巻きつける狙いがあるそうです。
で、山本先生が「こういうのがあるの知っていますか?」と教えてくれたのが、SSKから発売されている「SPORT MENCO」(=スポーツメンコ)。スポーツ用のメンコがSSKから売られているそうです。これには同行した編集者もびっくり! 詳しくはコチラ。 http://www.ssksports.com/baseball/product/syohin.php?id=82004
まぁ、しかし、メーカーさんもいろいろな商品を開発しますね。
ちなみに、現在の生野中は部員5名。学校全体が4クラスの小規模校のため、仕方のないことではあるのですが…。 秋の大会は、ほかの運動部から助っ人を借りて、試合に出たそうです。
5人の選手、イキイキと練習していました。いい目をしています。 山本先生も5人の気持ちに応えるため、「5人でできる練習」をいろいろと考えています。 来年は、10人近い新入部員が入ってくるとか。試合ができる日が待ち遠しい!
彼らの頑張りは、山本先生のブログへ ↓ http://blog.livedoor.jp/ikunopro/
本日から仕事はじめ。今年も、全国どこへでも行きます! でもペーパードライバーなので、駅や空港からあまりに遠いところは…ハイ。 そろそろ、取材の地・全国制覇を達成しなければ。 まだ行っていない県は、山形、福島、鳥取、島根、熊本。今年こそ行けるかな…。
というわけで、今日は昨秋の兵庫&近畿チャンピオンの神戸市立岩岡中学校へ。
学校に行くのは5度目か6度目ですが、いつ行っても素晴らしいチームです。心が表れます。とにかく、元気がいい、声がでかい(腹の底から!)、練習の切り替えが早い。学校に初めて来たとき、本気で「私立高校?」と思いましたから。
今日は3年生のキャプテンくんと、バッティングの取材でした。 キャプテンくん、素晴らしい子でした。山内拓也先生が、「歴代で一番のキャプテン」と言っておりましたが、本当にそのとおり。印象に残ったのは、「キャプテンは嫌われてナンボ」「仲がいいだけじゃ勝てない」という言葉でした。中学生でそんなこと言うキャプテンっていますかね…。 これだけ書くと厳しいキャプテンのようですが、先生に怒られたチームメイトには、練習後、自宅に足を運んだり、電話を入れるなどして、「頑張れよ!」とフォローしていたそうです。いやいや、立派すぎます。
取材終了後、夜は明石駅前で山内先生、狭間善徳先生(明石商業)、井上雄介先生(豊富中)と会食。約4時間、野球談義。幸せな時間でした。 狭間先生の野球にかける情熱は相変わらずスゴイです。お会いするたびに理論、知識が増えており、「へぇ〜」の連続。 今日、勉強になったことは、バントの形を見ること。1球目のバントの形を見れば、どこのコース・球種がバントしづらいか分かる、と。バッティングであれば、構えやスイングを見て、苦手なコースを突くのが定石ですが、バントにまで応用しているとは…! 恐れ入りました。
いまさらですが、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 「開店休業」状態のきちがい日記をいつも読んでいただいている方、ほんとにすいません! 今年こそは…、ハイ、更新頻度を高めます。
というわけで、今年の目標は、一に健康、二に健康…。健康あるのみです。体を壊したら何もできません。若いっていいなぁと思う、今日この頃です。 もう一つの目標は、大きな声では言えませんが、3日に1回(いや、4日に1回)は日記を更新できるように…。頑張りすぎずに、ガンバリマス!
中学「軟式」野球的に見ると、今年の注目は何といっても、沖縄全中でしょう。 第1回大会から16チームの参加で行われていましたが、今年から24チームに拡大されます。全国に行くチャンスが広まりました。が、その分、全国で勝つことが難しくなりました。3会場で行われるため、生で見られないチームが増えてしまうのは大変残念ですが、みなさん、沖縄全中でお会いしましょう!
もう一つ、大きな動きとしては、3月に成田で行われていた、春のKボール選抜大会がなくなることになりました。前々からその話は聞いていましたが、残念ながら、現実になってしまいました。 代わりというわけではないでしょうが…、全軟連主催で春の選抜大会(軟式)を開催する話が進められているようです。来年には実現するとかしないとか。 前年秋の大会成績を参考に、出場チームが選ばれるようです。 ただ、各県によって秋のシステムはさまざま。県大会まで行うところもあれば、神奈川のように市大会どまりのところもあります。となると、全国一律の基準で選ぶのが難しい…。クリアする課題は多そうです。
さてさて、どんな1年になりますか。 全国の先生方、選手のみなさん、今年も1年よろしくお願いします。
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