みのるの「野球日記」
==すいません、ちょっと宣伝です==

●『中学の部活から学ぶ わが子をグングン伸ばす方法』(大空ポケット新書)

新刊が発売になりました。
しらかし台中(宮城)の猿橋善宏先生の
指導法などが掲載されています。
詳しくは、大空出版HPをご覧ください。
http://www.ozorabunko.jp/book/gungun/

●『グラブノート』(日刊スポーツ出版社)
BBA梅原伸宏さんのグラブ本。構成を担当しました。
親指かけ・小指かけの結び方、グリスの入れ方など、
グラブをよりよくするための方法が書かれています。

*ツイッター始めました
@mino8989 です。

2008年05月28日(水) 第1回神奈川交歓会(神奈川野球道場)のお知らせ

 全国各地でさまざまな交歓会が行われていますが、ついに、神奈川でも交歓会が行われることになりました。
 主宰は慶応湘南藤沢中の森裕樹先生です。
いただいた挨拶文を紹介すると、
「早いもので私も40歳を過ぎました。自分が生徒たちに本当の意味で体を張って、野球を指導していけるのもあと10年と感じています。これまでの経験を生かし、3年ほど前から考えていた大会を立ち上げます。せっかく野球を通じ、さまざまな人と会い、いろいろな経験をし、ここまで成長させてもらいました。残りの野球人生をより有意義にしていくとともに、みなさまと新たな試みを通じ、成長していきたいと考えています」

 森先生とは、6年ほど前からのお付き合いになりますが、発想が豊か。野球部の監督らしくない(?)、ソフトな人柄です。東京学芸大の出身。たしか、テニス部。キャッチャーフライを簡単に上げる方法として、テニスボールとテニスラケットを使ったノック(?)を編み出していました。

 そんな森先生が企画した第1回神奈川交歓会には、森先生らしい工夫があります。試合の進め方が面白い!

1回=通常通り、1番打者からの攻防
2回=無死一塁から開始
3回=無死二塁から開始
4回=無死一、二塁から開始
5回=無死一、三塁から開始
6回=無死満塁から開始
7回=通常通り
*すべて、継続打順

 非常に実戦的です。守備も攻撃も、勉強になりそうですね。

 気になる会期は、12月6日、7日、13日、14日、20日、21日(*21日に懇親会)。県内の学校は3日以上の参加、県外は1日以上の参加が、条件です。
 開催場所は、いまのところ、神奈川県の中学校。川崎でも横浜でも藤沢でも、あらゆるところで行われる予定です。

 すでに、30チーム前後の参加が決まっているそうですが、まだまだ参加オッケーとのことです。県外のチームは、日帰りで1日だけの参加ももちろんオッケー。
 いつも読んでくださっている、長野や山梨、千葉の先生方、いかがですか?!

 というわけで、お知らせでした。
もし、「参加してみたい」という先生がいらっしゃいましたら、きちがい日記のトップページ、右下にあるメールフォームから、メールを送ってください。その内容を、森先生に伝えます。よろしくお願いします!



2008年05月17日(土) 全日本情報(6)横浜市、愛知、石川、福井

 気づいたら、またもや更新の間隔が空いてしまいました…。
 その間、長崎に行ったり、長野に行ったり、沖縄に行ったり。また、時間があるときに書きたいと思います!
 沖縄では、東浜巨に会ってきました。相変わらずの好青年です。

 さて、全日本情報ですが、先週末に開催地・横浜市の代表が決まりました。泉ヶ丘中が5−0で丸山台中を下し、初優勝。全日本出場を決めました。準決勝で、桐蔭学園中を破った勢いそのままに頂点に! 1番と4番打者のバッティングが光ります。


 そして、石川では金沢市大会が開幕。
 史上初の連覇を狙う星稜中が、本日敗退。昨夏に続き、緑中に敗れました。スコアは1対4。エース西川が打たれてしまったようです。緑中、恐るべし!
 田中辰治先生、夏のリベンジを期待していますよ!

 愛知でも決勝が行われ、豊川西部中が優勝。東海大会にコマを進めました。取材でお世話になっている水野亮先生率いる大府西中は、準決勝で無念の敗退…。水野先生は東邦高校の出身。阪口慶三監督(現・大垣日大)のモノマネは日本一のウマサです!

 
 全日本予選ではありませんが、東京都では春の大会が開幕。
 初戦で秋の覇者・駿台学園中、前評判の高かった上一色中、名門・修徳学園中がそろって敗退という大波乱のスタートとなりました。

 当たり前のことですが、試合はやってみないとわかりませんね。



2008年05月05日(月) 全日本情報(5)兵庫、静岡、富山、横浜市

 本日は兵庫県大会の最終日。
 決勝は、午前中の準決勝を勝ち上がった宝殿中vs岩岡中の対戦となりました。宝殿中・前川先生、岩岡中・山内先生ともに大阪体育大の出身です。
 同門対決は…、宝殿中が4−0で快勝。2年連続で、近畿大会出場を決めました。宝殿中は元メジャーリーガーの長谷川滋利や、真田裕貴(巨人)らを輩出している名門中。毎年、公立中学校でありながら、100名前後の部員がいます。近畿大会を勝ち抜けば、2年連続の横浜スタジアム出場となります。

 岩岡中、お疲れさまでした。取材で何度もお世話になっているチームです。夜、山内先生から「待っとれ、長野!」とメールがきました。長野=全中の舞台。夏のリベンジに期待しています。

 富山でも決勝が行われました。
 鷹施中が6−2で呉羽中を下し、北信越大会出場です。

 また、静岡ではすでに代表が決まっていました。名門・東海大翔洋中が3年ぶりの制覇。決勝では2年生左腕が、天竜中相手にノーヒットノーランを達成しました。これで、東海大翔洋中は春の県大会に続き、2大会連続制覇となります。

 優勝すれば、自動的に出場権を得られる横浜市は本日が準々決勝。
生麦中   6−2 鴨居中
丸山台中  5−1 茅ヶ崎中
桐蔭学園中 4×−3 浜中
泉ヶ丘中  1−0 栗田谷中

 鴨居中の2連覇ならず。明日、準決勝が行われます。



2008年05月04日(日) 全日本情報(4)兵庫、香川、相模原市などなど

 昨日、兵庫県大会が開幕。本日、ベスト4が出揃いました。
 
 昨夏の全日本ベスト8、前年覇者の宝殿中、
 昨秋の県大会準優勝の伊丹北中、
 激戦区神戸市代表の岩岡中、
 県大会常連の小野中

 以上の4チーム。明日5日に準決勝・決勝が行われ、優勝チームが近畿大会出場となります。

 兵庫は…、知っている先生・チームが多いだけに、複雑な気持ちです。
 4日の岩岡中は、高濱先生の上郡中、福田先生の春日中を連破してのベスト4入り。高濱先生とは昨秋のウィンターマッチでお会いして以来のお付き合い。4月はじめの甲子園遠征では、豊富中・井上邸で夜中まで語り合いました。
 春日中は、4月上旬に取材。リーダーシップ抜群のキャッチャーくんを中心に、よくまとまったチームでした。いまの高3世代以来、二度目の横浜スタジアムを目指していましたが、岩岡中に敗退。試合後は号泣していたそうです。

 さぁ、明日、兵庫チャンピオンが決まります。
 にしても…! 
 めちゃくちゃハードな日程です。3日で5試合ですよ! 1試合+2試合+2試合。5連勝で優勝しなければ、近畿大会に出られません。厳しすぎます…。

 夏の中体連も厳しくて、県大会に出られるのはわずかに8チームのみ。そんな県、聞いたことありませんです…。神戸市はたしか80チーム近くあったと思うのですが、そのうち、県大会に進めるのは1チーム。予選で疲れてしまいそうです。


 ほかの県の情報ですが、
 滋賀では竜王ジャガーズが優勝して、近畿大会へ。IBM野洲出身の監督さんが、いいチームを作られています。準優勝は、昨夏全中に出場した瀬田北中でした。

 京都は篠少年野球クラブが優勝、木津中が準優勝。

 香川は、付属坂出中が優勝、坂出中が準優勝。
 付属坂出中を率いるのは、04年に飯山中で茨城全中に出場した長尾先生。国立大の付属なので、勉強重視の学校なのですが、さすがの指導力です。
 前評判のよかった飯山中はベスト8で、好左腕がいる三木中は準決勝で付属坂出中に敗退。

 ワタクシの地元・神奈川。激戦の相模原市は、内出中が優勝。4年連続の全日本出場を狙った上溝中は、準々決勝で敗れました。内出中は今年も投手陣がいいようで、全試合完封勝利です。

 横浜市はベスト8が出揃い、
 栗田谷、浜、生麦、丸山台、泉ヶ丘、桐蔭学園、鴨居、茅ヶ崎が勝ち残っています。



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