2009年08月29日(土) |
20世紀少年 最終章 |
可もなく不可もなく。 むしろヤマがない。
最後のまとめみたいな感じの内容になっていて、とりたててこうだと言えるようなもののない話になってるような気もする。 2章の後、3章に入るまでの間に何が起こっていたのか、抜粋でさらっと流された部分はきっと、原作ではしっかり描かれているんだろうなと思うんですけれど、10巻で止まっているのでなんとも言えず。
ただ、ケンジが戻ってきて、大観衆の前で歌っているシーンと、カンナと再会のシーンは泣けた。もらい泣きをしたともいう。
古田新太さんの歌はよかったです(笑)さすが新感線で歌っているだけのことはある。あと、ドラムも。あれ、練習したんだろうなと。
ここに来て登場した宮迫は、ちょっと浮いてる気がした。 原口あきまさにあの台詞を言わせなくても良かったんじゃないかとか思ったりするけれど、あれ、原作のキャラと似てるってことですかね?
ロボットとリモコンのちゃちさが、堤映画って雰囲気で好きです。模型を壊してる様も。
トモダチの中身が誰かわかっていたので、1章2章のダイジェストが流れていた時に、ああ!と思える耳とか、髪の毛とか、すっごい気になりました。 3章観ている間も、声がね、ところどころで元の俳優さんの声が聞こえてきていたので、その辺は楽しかったですね。
あと、手塚とおるは何に出てもああいう役どころなんだなと。
エンドロールが流れて、その後に続いていた場面が、映画オリジナルなんだろうなと思ってます。 パンフレット買ったくせに実はまだ見ていなかったりするので。
あの部分は、原作ではないだろうなあと思われる内容でした。 エンドロールから続くので、最後の最後までしっかり観られる演出になってます。
結論。 あの歌を歌っていたのが実はテロリスト・ケンジだと知ったときの観衆の反応とか知りたかったですけどね。
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