(仮)日記
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2008年03月01日(土) ジャンパー






スケールでかいよね。

撮影は大変だったんだろうなあと思う。世界を跳び回るしね。時差も考えてるから、朝だったり夜だったり、目まぐるしく変化するから観る側からは楽しいけど、撮る方は時間を確認しなくちゃいけなかっただろうし、撮影時間は限られるし。

CMでなじみの、あのエジプトはスフィンクス。あれは合成だろうけど、ローマのコロッセオは本物使用らしいのね。同じセットでも作ったんだとばっかり思ったよ。パンフレット見て愕然としたんだから。
入れないもの、円形闘技場の内部になんて。二階三階の観光客用通路ならまだしも、立ち入り禁止の下部に入ってるから。立ち入り禁止だしあの場所。何て羨ましいんでしょ。上方から遠めに眺めるだけなんだよね実際は。

でも、広場とかコンスタンティヌスの凱旋門とか懐かしかったなー…
羨ましい能力だよね、写真で見たところも行けるし、世界中を旅できる。
彼がまともにパスポートを持っていたのは驚きだったけど。跳躍能力のおかげで飛行機は必要ないから持たないだろうと思ってた。

解決されていない謎は幾つかあって。

デヴィッドの母親がジャンパーでありながら敵のパラディンであること。妹かもしれなさそうなちらりと姿見せたあの女性もジャンパーなのかな?

ローランドがデヴィッドに向かって最初に言ってた、デヴィッドを守っていたのかっていう存在の話も立ち消えになってる。そういうのがいるのかどうかってところはまだパラディン側もわかってないって話なのか?どうなんだろ。パラディンという組織がジャンパーたちに気付いたのか、ジャンパーたちがいることに気付いた誰かがパラディンを作ったのか。

グリフィンはあのままなのか、ローランドは諦めてないだろってこととか、なんとなく中途半端であっさり終わったなーとは思ったんだけど。いや、これはこれで私好みでいんだけど。
しかも短いんだよ二時間なかったのよ。時間見てびっくりした。

って、思ってたら今回の興行に成功したら三部作になるんだってパンフレットに書いてあるし。
多少の謎を残したまま終わるっていうパターンが気になるときと気にならないときがあって、今回はこれで充分楽しめたと思ったら。
そうか、次があるのか。

なくてもいいかなーと思わないでもない。続編が出ると失敗する例を幾つか観てるからなあ。

作品としては面白かったですよ。
素早い瞬間移動と、その見せ方。デヴィッドとグリフィンの喧嘩が楽しかった。ジャンパー同士だと凄いね、追いかけっこが。

デヴィッドの能力はジャンパー内でも高い方で、これからジャンパー側の組織の人間とか出てきて、デヴィッドの勧誘とか、パラディンとの対立の歴史とか語られたりとか、続編ではそういう話になっていくんだろうかパターン的に。



結論
撮影時期に渋谷にいた人いいなー、見たんだね彼らを。






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