秩序と混沌。
目次。過去。未来。


2006年04月30日(日) 折れる。

散髪に行ったら、担当さんが左右の薬指に指輪してた。
お前もかよ!
何で俺の回りはそういう意味での春爛漫なんだ!?(号泣)

必然的に、考えさせられる。
私はどうするべきか。
独り身が寂しいのは事実だが
家事が出来なかったり子供を残しちゃいけなかったりする人間が
幸せを求めていいんだろうか。
そんな理屈は逃げるための口実でしかなかったりするのだろうか。
とりあえず、
『あの人が他のオンナのモノになるのはイヤ』なんて理由で
手を出すのが良くないのは確かだろう。

うがうが悩んでたら
生きる理由がわかんなくなってきた。
『会社が必要としてくれてるから』ってだけじゃ足りないらしい。
贅沢だな。


2006年04月29日(土) 後日談。

新婚小僧を叩きのめしてる最中、
アタシは私の正体をいくつか示してしまった。

「あたしだってねぇ、本当は人間なんか大っ嫌いなんですよ!?
 (例示)さんとか知ってますけどねぇ、
 ここに来た当初は何も喋らない人間だったんですよっ
 おとなしい人間だから採用してくれたはずなのに、
 こんなんなっちまって…」
「私が怒ってるのは私自身の精神の問題であって、
 あなたには関係ありません
 元はといえば私の考え方が歪んでいるのが悪いんです」
「うちが(元勤務地)に居ないなら、
 うちは要らないってことじゃないですか!?」

冷静に考えなくとも、明らかに逆ギレしている。
そして私の本質が自虐的な人間であることをばらしている。
小僧はまだ若いから気付かなかったかもしれないが、
臨床心理学やら社会心理学やら精神医学をかじった人が相手だったら
アタシがアッチの人間であることまでばれてたかもしれない。
…なんて恐れるのは心配し過ぎか。

もうちょっと言い足りなかったな。
「アタシは言われたことしかやってません
 それなのに感謝されるのは筋違いです」

そして、連休が明けたら言い足したいことがある。
「私はあなたを本当に信頼していました
 だから報告が無かったことが凄くショックだったし
 いい人だと思ってたからこそ
 無責任であることが悲しかったんです」
…言わなくていいのか?
恋愛感情まで持ってたと思われたら困る。

そんなことを思いつつ改めて認識したのは
私は歴代御主人様全てを敬愛してるということである。
程度に差こそあれ。
だから、契約が切れることが存在を捨てられると思い込むことに繋がり
毎度悲しむ。
しかしその事実は私の精神の根底にあるはずの
『人間なんか嫌いだ』の否定であり
私の真実は、正体は、本心は何処にあるのか?
ここに在る私という物体に本当に私は存在するのか?なんて
トチ狂った思想を喚起する。

とりあえず、そんな哲学じみてんだか基地外じみてんだか
わからん思いとは全く別に、
私は某男性が大好きだ。


2006年04月28日(金) 謝罪返し。

必須業務も無いのに、妙に忙しかった今日。
ひと段落した16時半過ぎ、
マスクを着け、ありったけのチョコを持ち、居室を出た。

目標は小僧の居室。
あともう少しでドア、というところで
運悪く小僧が出てきた。
私に気付いて表情を硬くする小僧。
とっさにポケットに手を突っ込み、チョコを突き出して
「あげます」
「あっ、ありがとうございます」
そのまま足早に逃げ去ろうとするので
「あの」
「はい」
「すみません、昨日は言い過ぎました」
「いやいやいやそんな」
軽く頭下げて、私が室内に逃げた。

私が彼のことをボロクソに言ったのに比べると
『すみません』程度じゃ全然足りない。
かといって長期連休明けに謝り直すのも何だか変だし。
あーあ。

笑顔は見せられなくとも、
せめて普通に接することが出来るようにしよう。
マスク無くても会話出来るように。
吐き気&胸痛が起きないように。
運がいいことに、これから9日間の冷却期間がある。
のんびり休んで頭切り替えよう。

凄まじく運が悪いことに、
小僧に続いて某男性が部屋から出てくるところだった。
全く無関係な人物から見れば謎の謝罪だのに
超関係者に確実に聞かれた。
あの人オトナだからそれだけで察して
小僧に根掘り葉掘り聞くことは無いだろうけど…
あーあ。

や。
アタシが腹黒いとか凶悪だとかそんなことはばれてもいいんだ。
何つーかねぇ…素っ裸を見られた気分だ。
恥ずかしい。

てゆーかさ。
全ての展開が某男性の思い通りになってる気がするんだよ。
ちょっと悔しい。


2006年04月27日(木) 謝罪。

私が、嫌いな人物に対してとる態度は惨い。
必要最低限の会話しかしないのは当然として、
存在そのものを知らんフリ。
大人気ないとわかっていつつも、
そうしないと身体に変調きたし始めたりする。
息苦しさ、吐き気、胸痛、不眠、等。
個人的には自己防衛の一環だ。

で。
新婚野郎にもそういう態度を示し始めて2週間。
もーいーやもーすぐアレの仕事終わるし
それっきり縁は切らせてもらおう、と無関心にも慣れてきたころ。
業務連絡メールにおける他人行儀な文体、
物理的にすれ違っても視線を全く合わせない、等
3週間前とは豹変した空気に耐え切れなくなってきたのか
野郎から私的メールが来た。
会って話をしたい、と。

幸か不幸か私の方に仕事があり、
時間が空いたのが17時過ぎ。
ロクに目を合わさず声をかけ、
野郎の提案で口論してても無難そうな場所まで無言で移動し、
真正面から顔を見なくても済む角度に着席し、
始まった。

メルが来た時からいろいろ考えてはいたのだ。
現状では確実に野郎の方が分が悪い。
何を言おうと言い訳であり、何を言われようと正論だ。
あんまり酷いこと言っちゃいけないなぁ、
でも言うべきことは言わなくちゃ伝わらないなぁ、
奴の言い分だけ聞いて私は何も言わないほうがいいかなぁ、
でもそれじゃ『用が済んだら俺は帰る』的で失礼だなぁ、
等等。
とりあえず、それらの中から採用したのは
“マスク着用してなるべく表情を隠す”だけになったかもしれない。
いやいやそれでも十分失礼だ。

で。
語り合うこと1時間強。むしろ長い無言の時。
やっぱり奴が何を言おうと俺が無下に反論し
時に私が涙声になり、時に奴が目をこすり
ボッコボコに叩きのめして終了した。

何を話しただろう。
冷静なつもりで沸騰してたらしく
・下に付く者は上の指示無しじゃ何も出来ない
・いくら若いからって無責任なのは困る
・おめーら絶対的に立場が上なんだよ自覚しろよ
・俺ら決定権ねぇのに仕事の方向性まで押し付けるなよ
・どーせアタシはヒトとして信頼されてねぇんだろ
・人付き合い苦手だからって逃げんじゃねぇよ
 ぶっちゃけ私は人間なんか大っ嫌いだ
・仕事はやるよ、なげねぇよ、カネもらってんだから
 だからお前が私の身体の心配をする必要は無い
・でも仕事と感情は別だよなぁ
・怒ってるのはアタシの勝手だ、だからお前にゃ関係ねぇ
その他忘却。

とはいえ小僧の言い分、
・ごめんなさい当時すごく忙しくて余裕ありませんでした
・ごめんなさい報告して行くつもりだったんだけど忘れました
その他忘却ももっともで。
真剣に謝ってる様子を見て怒りが萎えつつも
・ごめんなさい協力して仕事するの入社して初めてです
・ごめんなさいでも僕にも仕事の決定権は無いです
・ごめんなさい仕事に私情はさむなってよく言われます
・ごめんなさいでも誰しも怒るのって自分勝手なものでしょう
その他忘却で再燃し。

あの子まだ純粋なんだろうなぁ。
だから私の負担だとか年上に指示を出すとか
仕事する上では無視しなくちゃならないことがほっとけなくてさぁ。
仕事する上じゃどーでもいー
下僕との人間関係を修復しようと思っちまうとかさぁ。


堂々と謝られたの、生まれて初めてだよ。
それは一部で自己満足なんだろうけど
なかなか出来るもんじゃないんじゃないか?

さて、次に謝るのは私の番だな。


2006年04月26日(水) 揺れる思い。

どうにも仕事が上手くいかない。
その作業の微妙さを熟知しているのは
どうやら技術担当御主人様だけのようで、
某男性を含めた外野は毎度変動する仕事の出来に
きっと怒っている。
私の知らないところでだいぶ苦情が出ているようだ。

そろそろ技術担当御主人様のフォローが追いつかなくなるだろう。
『んなに文句言うならてめぇでやれ!』と逆ギレし
実際にやらせてみれば黙るらしいが
んなこと言い始めたらうちの会社の存在価値が揺らぐ。
成功することで黙らせるしかない。

申し訳なく思ってることはわかって欲しいなぁと
ちびちびタダ働きすることで自己満足的に補ってはいるけれども
もっと明確に謝罪の意思を表したい。
武士のハラキリの如く。

…女には髪があるじゃないか。
しかも現在私のはバサっとやればそれなりの量になる。
トシを考えるとショートはもぉやばいのだが
自分の自分に対する苛立ちをもどうにか出来るなら
外面気にするこたぁねぇんじゃねぇか。

皆様の怒りが鎮まるなら、軟骨ピアスだって増やすぜ。
半袖の季節になろうと、喜んで上腕切るぜ。
・・・この辺は罰にならないな。
とりあえず髪、どうしようか。


2006年04月25日(火) 説明会、むしろ宴会。

会社の計画説明会と銘打ちつつも
社長以下各事業所お偉いさん大集合ということで、
皆様の目標は終業後の懇親会=宴会。
今回は誰の希望が通ったんだか知らないが、
社食でもスシやら舟盛りやらが出るゴージャスな方で開催された。

それは、元御主人様勤務地。
日常生活でも顔見知りに遭うのを避けているようなので
今日の催しには来て下さらないかと思ってたけど
杞憂?に終わり。
うろうろしてイセエビ刺身やらスイカやら目標のブツを片付けつつも
メインターゲットは元御主人様との会話。

いい感じに私がベロベロになったところで、
元御主人様の隣をキープ。
何かマズイことまで言った記憶がありつつも
ひたすら『うちの部へ来い』と口説き続けた。

要点をかいつまむと、今まで同僚だった人の下で働くことが嫌だそうな。
プライドの問題じゃなく?自分の思い通りにならない
グダグダの仕事をさせられる可能性があることが。

「アタシはそれでもいいんですよ!
 いくら責任感の無い人の下に付こうと、
 仕事のやり方が滅茶苦茶だろうと、
 (本職)を愛してるから!!
 要は自分で(本職)が好きかどうかですよ!?」
それはそれでいけない気がしてきた。

「でも、今でさえどうしようもねぇ仕事してる奴見ると
 腹立ってくんだよ」
「思い通りには出来なくても、助言は出来ます!
 それこそ人望の問題じゃないですか!?」
「でもさぁ、それ指摘したって
 部署が違うってだけで言うこときかねぇんだよ」
「だから人望の問題ですってば!!
 それでも言うこと聞かない奴は器がちっちゃいだけですよ!!」
アタシは元御主人様に人望を得られるだけの能力が
十二分にあるって言いたかったんだけど、
こうして文字に表すと言葉が全く足りてない気がする。
ましてや、車通勤のためシラフな元御主人様と、
(ゲッフンゴッフン)な元下僕とでは。

酔った勢いに任せて普段言いづらいことをぶちまけるのが私の常だが、
その翌日に謝罪回りするのも私の常だ。(遠い目)
…あ、ローストビーフと揚げイモ食い忘れた。


2006年04月20日(木) 謎だらけ。

午前中、仕事に必須のお勉強会があった。
その会場に向かって歩いてる途中、某男性に出くわす。
彼は厠の扉を少し開け、しばし停止すると踵を返した。
妙な行動に怪訝な顔をしつつ彼を注視していると
こちらに気付いたらしく、
「先客が居ました」とひと言放って仕事部屋に戻っていった。

お勉強会の間、その出来事を思い返す。
普通、トイレって用を足すところが複数あるじゃないか。
男性用だと個室は1ヶ所かもしれないけれど。
先客が居るってことは…
いけないことを考えてしまった。
や、アタシもオトナだから気にしてはいない。


午後、仕事部屋に某男性が偶然やってきた。
ヒトの気配に私が顔を向けたとたん、
「今日は調子悪いなぁ」とでっかい独り言を放つ。
何がどういう繋がりでその言葉が出てきたのか解らず
「ハァ?」と返したら笑って誤魔化された。

というか、その言葉を聞いたとたんに思ったのだ。
朝な夕なに私の顔を見ることが不快なのではないかと。
私は彼と仕事を出来ることが嬉しいが、
彼は私のことが嫌いなのではないかと。


ちなみに、昔聞いたことがある。
彼は胃腸が弱い家系だと。


その後、昨日私が自信満々で出した仕事結果に
不備があることが判明した。
技術担当御主人様は必死に私を擁護して下さっているようだが、
純粋にお客様な方が怒ってるらしい。
そして板ばさみになっている某男性は
改善策を提案してくれたそうな。

助け舟を出してくれたってことは
嫌われてはないのかなぁとも思うが、
彼は仕事に私情を挟まない人だ。
純粋に、私に正確な仕事をして欲しいだけなのだろう。

他にいい異性居ないかなぁ…
何でこんなにも脈が無い人を5年近く好きなんだろう…


2006年04月19日(水) 湯気。

朝っぱらから新婚野郎のことを考え、気分が悪い。
早くあれとの業務上の付き合い終わんねぇかなぁって。
胸痛と息苦しさ。
クスリぶっこむ。

そのお陰なのか、午前中私は実に満ち足りた表情をしていたらしい。
やっとこさ仕事が軌道に乗り始めたからでもあるんだけど。

で、業務上の必要に迫られて&忘れ物して、
あれの居室に行かざるをえなかったりして。
視界の片隅にあれの姿が入るんだけど、必死に見ないようにする。
顔も見たくないのか、気まずいのか。
とりあえず私が嫌いな人間にとる反応だ。

午後のクスリが効いたのか
時間が怒りを拡散してくれたのか、
あれのことなんかどうでもよくなってきた。
やるべきことだけやって、さっさと縁切ろう。


2006年04月18日(火) 沸々。

朝いち、仕事部屋に某男性が現れた。
「(新婚野郎)は大丈夫ですか?」
「さー知らん」
「私は言い過ぎましたか?私の言ったことは正しいですよね?」
「自分がそう思うなら正しいですよ」
「そんなもんですか?」
「そーですよ、はっはっはっ(無抑揚)」

何か言いたげだ。
むしろ、本気で私の言に同意してない。
大人ってずるいなぁ、逃げるのが上手い。



新婚野郎の仕事してて、やんなってきた。
どうして私がこんなことしてるんだろうって。
あんな責任感の無い人の為に、
何で私が尽力しなきゃならないんだろうって。
カネ貰ってるんだから、契約切れるまでは仕方ないけどさ。

そんなこと考えてたら、どんどんやる気無くなった。
16時にして気力の限界。
チロル持って散歩に出る。

元御主人様にぶちまけようかと思ったが、
お忙しそうなので止めた。
御主人様1号に八つ当たろうとしたが、
「私、何のために仕事してんのか分かんなくなりました…」
て言うのが精一杯だった。

見晴らしのいい休憩室から外を眺め、
チッこの窓開かねぇぜとか思い。
居室に戻っても萎える一方。
終業の鐘が鳴り、さっさと帰路に着く。



途中、やっぱり御主人様1号に話を聞いてもらおうかと居室に向かうと
某男性が居た。
ついでなので業務連絡をし、軽く雑談。
コーヒー淹れに行って戻っていらした1号様に
「元気出せや」と小突かれるが
「無理や!」と即答。

まぁそんなこんなで
やっぱり野郎の同僚たる1号様に密告するのは良くないと思い直し
(某男性は軽く関係者なので良しということで)
暴露は諦めて帰ろうとする。

と、背中を追っかけるように、某男性の言葉が。
「人間らしい仕事をしましょう」
「?」
「人間らしい仕事をしましょう」
「・・・?はぁ・・・」

言いたいことは何となく解る。
御主人様と犬、そんな関係ですっぱり割り切るなと。
だがな。
そういう態度を先に示したのは野郎だ。
そんな奴に尻尾振れるか。

カヲル君に裏切られたシンジ君の心持ち。


2006年04月17日(月) 本性露呈。

新婚野郎からメルの返事来ないよ!?
あまりにも他人行儀で返す言葉が見つからないのかなぁ?
自分の背負う責任の重さに耐え切れなくなったのかなぁ?
アハハハハハハ(鬼)

しかし、奴へのメールに書き連ねたことは本心。
相手がどんな人格だろうと、私にとってはお客様=御主人様。
明確な命令無しに、私は動けない。
変に気を使ってもらったり、優しさを傾けてもらっては困る。
それは御主人様への負荷であり、下僕がしてはならぬことだ。
主の希望に忠実に沿うこと、それが私の喜び。
その為に私は会社に居る。

だからアタシ年賀状でも言ったのになぁ?
『そのうち解るでしょうが、私は腹黒いですよ』ってさぁ?
お客様に見せてる笑顔、
どこまで本物か自分でもわかんないときがあるんだよ?
ニコニコ接してても本当に笑ってるんじゃなかったりするのになぁ?
アハハハハハハ



やり過ぎたかな…


2006年04月15日(土) おたおめ。

というわけで(ピー)歳です。
今年はめんどくさかったりもったいなかったりで
自腹のケーキも無しです。
淡々と終わっていったなぁ…



昨日某男性に当り散らしたり
新婚野郎に超他人行儀なメール出したり
両親の前で号泣したりしたお陰で
私は野郎からの正式な結婚報告が皆無なだけでなく
野郎の仕事に対する責任感の無さに
怒髪天を突く勢いで憤っていることが判明したわけですが。

今日は通院日だったわけで、
医者にも八つ当たりしたわけです。
「喜怒哀楽が激しいのはいいことなのか」とか
「相手が私事優先で仕事投げた」とか。

医者にも言われました。
「そんな奴との付き合いやめろ」≒そんな奴ほっとけって。
お客様だからそれは出来ないってフォロー。
とりあえず、過剰に思えるアタシの反応は病的なものではなく
正常域ってことなんだろうか。

週明けの野郎の反応が怖いなぁ。


2006年04月14日(金) 嗚呼決壊。

新婚野郎の仕事してたら、どうにもむかっ腹立ってきた。
出社したら到着してたメールも、微妙に難読。
曲解すると、俺にタダ働きしろと命じているようにも取れる。
っつーか、あれは私にまだ正式に結婚報告も謝罪もしていない。

とりあえず、メールの説明を求めようと野郎の居室に向かう。
廊下を歩いていると前方に奴らしき姿を見たが
人違いだと怖かったりするので放置。
部屋に入るとやっぱり居ないので近場にいた某男性に尋ねる。

「今日はほとんど席外してるよ」
「へぇ…ところで…
 今の私は、彼と直接話をしていい状態なんですかねぇ?」
「?」
「…彼は先週の問題のことは知ってるんですか?」
「うん、昨日言った」
「そうですよねぇ?私が言うことじゃないですよねぇ?(冷笑)」
「…」
「あかん、今は顔合わせたらあかんわ(笑)」
「言いたいことははっきり言ったほうがいいですよ」
「はぁ…(大溜息)」

当初の用件であるメールに関する質問の伝言を頼むが、
だんだんヒートアップ。
ああこれが怒髪天を付くって感じかと。

「私はいいんですよ
 けど周囲に多大なる迷惑をかけたじゃないですか」
「それはあなたに関係無いでしょう」
「その言葉何度も言われたことありますわ
 それはお前が言うことやないて」
「そんなところにエネルギー使っても無駄ですよ」
「でも悔しいんですよ」
「まぁ落ち着きましょう、今日は残業不可だし
 さっきも放送あったでしょ?」
「外出してたんで聞いてません」
「喜怒哀楽がはっきりしてるのは人間らしくていいことですよ」
「仕事してて感情なんか無ければいいって思ったことありません?」
「仕事は淡々とこなすものです」
「アタシ精神年齢低いからなぁ、でも明日で(ピー)歳ですよ」
「ええっ僕今年(ピー)歳です、(後略)」
「そういえばそうでしたねぇ」
「あと5年もすれば、大人になれますよ」
「あと5年かぁ(苦笑)」

脳味噌沸騰してて言葉の子細やら順序やらは怪しいが、
結論として某男性は立派な大人というか。
いつの間にかなだめすかされてしまった。

しばらくすると、某男性から主目的の問い合わせのことやら
アタシの怒りっぷりやらを聞いたのであろう
奴からメールが来た。
こちらも細かい内容は危ういが
・私の上司を間違えている
・仕事の進め方は私の希望次第
・私への迷惑に対して謝罪
だった。

相変わらず結婚報告が無いということは
私はその程度の存在なのだということにして、
ひたすら敬語を通して返信をしたためる。
やんわりと(本人談)
・あたしの上司は別の人じゃコラ旧上司はもう関係ないんじゃ
 取引相手のこと少しは調べやがれそれが社会人としての礼儀やろ
・客はアンタじゃ、決定権はアンタにあるんじゃ
 仕事の進め方に俺個人の意見なんか関係あるかコラ
・迷惑かかった相手間違えてるだろコラ俺じゃねぇ、お前の周囲だ
な内容を。
さらには
・テメェ私事で仕事放り投げてんじゃねぇよ
 居なくなるならそれなりの段取りつけてから行きやがれ
・俺とお前の給料差は、すなわち俺とお前の能力と責任の差だろ
 それなりの自覚を持って仕事しろよ
なことまで書いてしまったが
さすがにこれはまずいと削除した。

送信したのは19時過ぎ。
残業不可なのに何やってんだよ。



帰宅したら即刻、様子が尋常じゃない私に気付かれた。
親に愚痴るうちに涙ボロボロ。

「何でわかってくれないんだろう、自分にはそれだけの責任があるって」
「ほっとけ、そういう奴は一生気付かん」
「でもさぁ、いずれ偉くなって部下を持つときに困るじゃない」
「お前がそんな心配することない」 ←また言われた
「だって、その人悪い人じゃないんだよ」
「仕事に感情はさむな」 ←また言われてる
「そんなのアタシ出来ない」

あと5年、かぁ…


2006年04月13日(木) 暴走特急。

御主人様3号が新婚旅行から戻ってきた。
どうやら私は怒っている。
アタシに黙って結婚&出発したことはまぁいい。
それなりの人望しか無かったってことなんだろうから。

しかしその不在の間、
私が請けている仕事を完全放置状態だったことで
3号の上司&某男性&メタル知り合いに
迷惑がかかった事実はどうよ。
脳天気に仕事してるアタシが言うのはおかしいが、
おもいっきり私事優先っていうのは
社会人としてどうなのよ。

しかも真面目に仕事の話をしてるのに
完全に気が抜けてるし。
そんなに旅行が楽しかったかよ。
1週間仕事してなかったら勘を取り戻すのは大変だよなぁ?
それはあなたの勝手だが、
こっちは契約満了かどうかっつー大事な判断求めてんだよ。
ああアタシも勝手なこと言ってるよなぁ?
でもよぉ、アンタが今回したことは、
会社に雇われて給金貰ってる存在として
間違ったことだよなぁ?

そういえばもう1つ、別件でもクレーム入ってるはずだ。
それの対応も、突然居なくなったから某男性&3号上司が肩代わり。
元はといえば遠隔操作だった状態やら
皆様に面倒かけまいと
いったん全部背負った私が悪いんだけどさぁ…

愚痴しか出ねぇよ。
いくら私を信頼してくれたからって、
そりゃ無いぜセニョールって。
私には出来ることと出来ないことがあるんだよ。
アタシ→3号への信頼が失せたわ。


2006年04月12日(水) 話し合う。

新設部門の重圧を勝手に背負い必死に虚勢を張ってみた仕事、
1つ大成功して1つぎりぎりセーフで1つは完全失敗だった。
『同じ過ちは繰り返さないぜ!』という文言は守ったものの
3週続けて少しずつ違うポイントでシクっている。

先生たる御主人様に報告した後、窓口たる某男性に報告。
ところが両者の怒りっぷりが合致しない。
某男性の求めるクオリティーが先生の合格点をはるかに上回るのだ。

あれ?と困惑しているところに運よく先生が通りかかる。
経緯をマイルドに申し上げつつ
実際のところどーなのよ?とマイルドに問いただすと
某男性のほうの認識に誤りがあることが判明。
んじゃこれからどーするよ?って話になり始めたとき
さらに運よく関連お客様が通りかかる。
四つ巴での話し合いが始まり、2対1で某男性の負け。(わし中立)

私としてはクビを免れそうなので助かったが、
某男性はまたもやメンツ丸つぶれの方向。
あーあーあー(白目)

でも楽しい。
御主人様たちとこうして仕事のことで話し合うのって、
何だか久しぶりだ。
今までは遠隔操作だったから、メールによる文字のやり取りが主で。
肉声で、空気を感じつつ仕事の方向を決めていくの、
ああ働いてるって感じがする。



仕事に必要な資料を取り寄せた。
どっかの部門通すはずなんだけど、その部門がおっかないからwebで。
んで今日、その部門から電話が来た。
届いたけどどーする?って。
何だかうろたえてるから、すぐ取りに向かった。

到着すると、見覚えのある人がブツを手に待ちぼうけ。
前赴任地で何かあるとよくいらしてた営業さんだ。話したことは無し。
私の姿に気がつくと、困惑した顔。
いやいや、困ってるのはこっちだ。
まさか直に渡しに来るとは。

名乗ると、がっくり肩を落とす相手。
「や、顔と名前が一致しなくて」
「どこに届けたらいいかわからなかったんですよ」
等等。
やべぇ、面が割れてる。いわゆる顔見知りな間柄だ。

こうなったら社会人としてきちんとお相手しなければと
うちの会社で新しい部門が出来たこと、そこに異動になったこと、
今までその業者さんを愛用してたこと、
たぶんこれからもお世話になるだろうこと、
思い浮かぶ限りの自己紹介と感謝の気持ちを述べてみた。
しかし名刺を持参し忘れた。嗚呼

あっけに取られてるおっかない部門の人を放置して退室。
ついでに何故か雑談風味。
「最近見かけたような…」
「ああそういえば月曜日に(後略)」
「そうだ(苦笑)」
「んでアレはどうなったんです?
 とある方の下で働いてたときによく使ってたんですよ」
「ああ(元御主人)さんですね、アレは(後略)」
「そうですか、思い出深いんで(後略)」

営業さんは知るまいて。
元御主人様がそういうことになったこと。
でも、社外であの人のことを覚えてる人が居る、
それが何だか嬉しい。

あの人の存在価値まで消えてしまったわけじゃない。
もうちょっと待っててくれ、アタシがこっちに引っ張るから。
頑張るから。



廊下でばったり御主人様1号に逢った。
雑談突入。
で、元御主人様がどうなってるか聞かれた。
答えに窮してると
「すっごい機嫌悪いとは聞いてるんだけど」

・・・あれっ?そうなの?
私がひょこひょこチョコ渡しに行くと、
「ありがと」って笑顔見せてくれるよ?
また来たのかよって、苦笑っぽいところはあるけど。

外に向ける顔と、私に向ける顔が違うのは、
喜ぶべきか悲しむべきか。
あの人が私に気を許してくれているならいいが、
あの人が私に無理に笑いかけてくれているとしたら。

話がしたいよ。
本音を聞きたいよ。


2006年04月11日(火) 宴の痕。

朝っぱらから某男性に遭ってしまった。
「昨日はすみません」
「何が?」
「酔っ払っちゃってて」
「ああ、あれ酔ってたの?」

この反応は喜ぶべきか、悲しむべきか。
19時過ぎに居室にやってきた女に突然缶チューハイ渡されたのに
それがシラフでも通用するのがアタシって人間なのか?

御主人様の上司に初挨拶しに行ったら、
被害者2号な知り合いに遭ってしまった。
「昨日はすみません」
「ん?」
「あれ酔っ払ってたんですけど…気付きませんでした?」
「ああ、そうだったんだ」

あーそーなんだ、それがアタシなんだ…(白目)



異動騒ぎで、プチ躁状態。
『自分には能力がある』と見せかけなければ仕事が来なさそうなので
そこかしこで自信満々な発言をしている。
対内的にも、対外的にも。

というわけで言動一致させねばならず、
明日の結果次第では会社としてヤバイ立場になりかねないのだが。
自信ねぇなぁ…(遠い目)



初挨拶の際に手土産持ってなかったので、
渡しに行くと理由をつけてその方の居室へ。
その途中に元御主人様のお部屋があるので、
ついでに手土産をおすそ分けした。

「いつも貰ってばっかで悪いね」
「いえいえ」
もっと気の利いたこと言えればよかった。
『じゃあお返しに、茶ぁしばくの付き合って下さい』

あの方に逢うのは先週の金曜以来だったと思うのだが、
記憶にあるより頬がこけてたような。
早いとこ二人きりになって
本音吐き出させないとやばくないか?(何様)



で、手土産譲渡目的地に着いたら
ひょっこり某男性が現れた。
もちろんついでに渡す。

朝見たときより明らかに伸びてるヒゲ。
無精ヒゲ。ギガ萌え。


2006年04月10日(月) 花見(場所変更)。

今日はうちの会社(他)で終業後に、庭の桜の下で花見をする予定だった。
が、寒さと雨で花見は無し。
しかしもう料理等を注文してしまったので宴会だけでもやることになり。
茶色いつまみだらけ+女性の要望に応えた甘味の呑み会が
社員食堂近くで起きた。

結果。
いつもの如く酔っ払った私。
余った缶チューハイを数本押し付けられ、
重いなぁ?どぉしよっかなぁ?と考え
確実に残業してるであろう某男性の居室に向かう。

某男性、打ち合わせ中。
仕方ないので某男性の上司に当たる人に声をかける。
「お久しぶりですー
 すんません酔っ払いですー
 この中から1本どうぞー」
「何や凄い楽しそうやなー」
「えへへへへー仕事無いですかー?」
「考えとくわー」
「じゃっ」

次、目に留まった知り合い(ちょいメタラー)に声をかける。
「この中から1本どうぞー」
「あっ、ありがと…」
「そちらの方も要りますか?」
「わたしビールしか飲まないのー」
「あら残念、ビールはパクって来なかったんですよー」
「(爆笑)」
「じゃっ」

残り2本になり、1本は土産にすることに決め、
最後の1本を持ち某男性に近寄る。
先ほどから怪しい気配を感じていたのか、
人影に気付いたのか、こちらを見た瞬間に缶を渡す。
「どうぞー飲みながら帰っちゃだめですよー」
「・・・」
逃走。

愛車を運転し始めると、結構目が冴えてくる。
脳裏にこびりつく自分の暴挙。
うわあああああああ


明日謝りにいこ…


2006年04月07日(金) 言ってもうた。

労働組合の集まりがあった。
誰も意見を言わないので、端から順に指されてしまい。
私の番が来たとき、進行役が
「今回の異動は希望したとのことですが」とかポロっと言いやがった。

確かに希望したさ。
もう2年近く前から、ずっと。
しかしそれはあんたに対して打ち明けたことであって、
他の同僚がいる前でばらされては困る方向の事実じゃないか。

ばれちまっちゃあ仕方ねぇと開き直ってしまった。
「個人的に前部署は籍を置かせてもらってただけやと思うてます」
他の同僚がいる前で、言ってはいけない大暴言。
その前だか後だか、私はずっと(本職)をやってた人間で
会社の大変革に巻き込まれて上半期仕事無かったから
前部署に居たのだと怪しげなフォロー。

私の経歴を知ってる人なら、納得してくれる向きもあるんだろうけど。
そこは異動先、んな者居ない。
…でもさぁ!
好きでもない仕事に無理やり就かされるのは
ほんっとうに辛いんだよ!!(逆ギレ)

まいっかー
もぉ過ぎちまったことだしー
本心には違いないしー



おやつの時間、チロルを持って元御主人様の部屋に行った。
ブツを渡しつつ「お茶はどこで飲んでるんですか?」
「ここ」

二人きりで話がしたかった。
うちの会社の居心地とか、新しい仕事のこととか、
同僚がいる前じゃきっと言いにくいだろう事を聞きたかった。
男慣れして無いアタシには胸痛起こすほどの勇気振り絞って、
お茶に誘ってみようと意気込んでいたのに。

「そっかぁ…じゃ」
バカバカバカ!アタシのバカー!!

組合の集まりの様子からすると
元御主人様の部署は人不足が激しく、
やっと来た増員をもの凄く歓迎しているらしい。
あれじゃあ、アタシの部署に連れてくるのは無理っぽいよ。

『あの人と仕事がしたい』と『あの人と一緒にいたい』が混乱している。


2006年04月06日(木) なし崩される。

みんな忙しそうだったので、共有機器の貸し出しを頼んだ。
みんな忙しそうだったので、事務用品の購入依頼を出した。
みんな気付いてなさそうだったので、
新部署の座席表を作った。
あまりにも異動手続が遅いので、みんなの分も含めて勝手に、
「大事な情報が入ってこない」と切迫した理由をつけて苦情出した。

仕事終えて居室に戻ったら
いつの間にか話し合いが行われてて、
私が部における総務担当、みたいなことになっていた。

部内で女はアタシだけだし、
先走っていろいろやってたから
こうなるんじゃないかなーとは思ってたけど。
あまりにも予想通りの展開になって、驚いている。

もう2件くらい、私だけが気付いてる問題があるんだよね。
異動前に何とかしてくれって頼んでおいたのにさぁ。
それの解決も頼まれたら
上司当たったり社内担当当たったり社外担当当たったり
大変だよ。
あたしゃ単なるヒラ社員だぜ?部内じゃ一番下っ端のはずだぜ?
あーうー



そんなこととは関係なく、通常業務は回る。
あるはずの場所に仕事材料を探すが、無い。
無いと困るので御主人様に電話するが、出ない。
やっぱり困るので御主人様の上司に電話するが、出ない。
どうしても困るので事情を解ってくれそうな、某男性に掛けた。
「わかりました、ちょっと待ってて下さい」
待つ。

RRRRR
「はい」
「いま会いにゆきます」
「はぁ?」
ちなみにその距離2キロ。
信号はさむので、車で10分弱。

というわけで問題はどうにか解決したのだが、
ここでの問題は某男性の台詞だ。
奴にメロメロなアタシからすれば
『私に会いに来る』と言い放たれたことがドキドキするのだ。
たとえ仕事の為であっても。



知り合いの方と立ち話した。
「(元御主人様)見かけたんだけどね、声掛けられないのよ
 すっごく落ち込んでるらしいから」
「ははははは(平坦に苦笑)」
私もいろいろ話しかけないほうがよかったのかなぁ。
傷に塩塗りこんでたかなぁ。

コッチの世界の住人、腫れ物扱いが腹立たしいことがよくある。
言いたいことがあるなら言えよって。
聞きたいことがあるなら聞けよって。
だから言った、聞いたのではないのだけれど。

知ってるのに知らん振りして、
あの人の苦しみやら悲しみやら吐き出させないのもどうなのよって。
同僚になってしまう私になら、言えることもあるんじゃないかって。

歓迎会以来、顔を見ていない。
どうしているだろう。
新しい仕事はやっていけそうか?
うちの会社の居心地はどうか?
話がしたいよ。


2006年04月05日(水) 不安的中。

この1週間、つーても半分しか経っていないが、
異動のドタバタで本職に集中出来てない。
今週の結果は悪そうだなーって思ってたら、
案の定失敗した。

当然知らん振り出来ないので、御主人様に報告&謝罪。
悪いところは悪いとはっきり言いながらも、
かすかな成功点を褒めてくれたり。
この方、ヒトを伸ばすのが上手いな。



某男性と打ち合わせの予定有り。
私の居室にいらっしゃるとメルがあったのに、
定刻を20分過ぎても来ない。
何処で迷ってるんだと、電話。
「あ、忘れてた」
・・・(涙)

居室っつーことで近くに同僚が居る中、
雑談7割の話し合い。

「はいどうぞ(チロル出しつつ)」
「おっ、パパイヤ味美味しいですよね」
「ネットじゃ不味いって言われてるんですよー
 私は美味しいと思うんですけどねー」
「他人のことなんかどうでもいいんですよ、
 自分が幸せなら」
「(微笑)そうですねぇ」

「誰もが不満を少しずつ抱えて、
 会社ってのは出来てるんですよ」
「みんなが幸せになることは出来ないんですかねぇ」
「その対価がお給料でしょう」
「でもそれだけじゃダメな部分ってありません?
 …胃が痛くなっちゃったりとか」
「胃に穴が開いて何とかなるなら、なんぼでも開けますよ」
「うーん…それはよろしくないんじゃないですか?」

やっぱり楽しいなぁ、あの人と話すのは。
おかんに惚気たら
「ずいぶん大人なひとだねぇ」って気に入ってくれたよ。 ←?

日付が気になったのか書き込み内容が目に付いたのか、
我が机上のカレンダーをやたらと覗き込んでいた。
書いてあるのはCD発売日と異動と花見と、おたおめ。
…奴からの誕生日プレゼントなんて、
期待しちゃいけないな。


2006年04月04日(火) 立つべき地盤。

今日は第1回部内会議があった。
それなりのネタを用意して発表し、
ついでに元御主人様ラヴな気持ちを押し出してみたが
どうなんだろう。
社長は元御主人様を私の部に動かしてはくれないだろうか。
…無理?(涙)

とにかく、新しい部なので各種規定がまだ無い。
新上司が雛形を持ってきてはくれたが
それらに馴染むには時間がかかるし、
それだけで重箱の隅までカバー出来てないし。

無から有を産み出すって
やりがいのあることではあるんだろうけど、
今は産むべき事項が多過ぎて脳みそぐちゃぐちゃだ。
ましてやマニュアル人間的な私には激しくしんどい。
早く落ち着きたいよ。

そんなわけで、小会議では激しめの議論が交わされる。
いかにも会社らしいというか、社会人らしい光景。
私ってなんてぬるい仕事してきたんだろうって、
反省というか愕然とした。
この新しい環境でも胸張って存在できるようになりたい。
ならなきゃ。

にしてもいつの間にか私が
新部署ゆえに無い共有機器の
貸し出し申し込みをまとめてやってたり
共用事務用品の選定&購入依頼を
まとめてやってたりするのは何故だ。
やばい。
その手の係を任命されそうな気がするぞ。



うちの内部事情に関係なく、通常業務は回る。
「仕事材料やるから始める前に電話しろ」と、某男性から前日にメル。
会議が始業30分後からなもんで、
独りで急いで始業チャイムと同時に電話。
当然の如く出ない。数分空けて繰り返すが出ない。
もぉ間に合わないかと思われた15分前、
掛かってきた。

アド帳登録してあるので、すぐに奴からだと判明。
ピッ
「おはようございます」
「あなたの(某男性苗字)です」

・・・(鼻血噴水)

テメェはアタシの本心を知りつつそんなことを口走りやがるのか!?
アンタがアタシのモノだと!?
嬉しすぎるじゃねぇか!!

瞬時にいろいろ考えた模様だが、
まずはこの場を切り返さなければならない。
嘘を吐かずに誤魔化しつつ想いを伝える言葉は何だ?
・・・
「ありがとうございます」

どうなんだろう。
この答えは。

というわけで相変わらず某男性を好いてはいるのだが、
現時点ではそれより元御主人様が。
お客様だったら営業がてら顔見に行けるのにさぁ。
下手に同僚だからタチが悪い。


2006年04月03日(月) 異動実初日、むしろ歓迎会。

異動って結構大変だね。説明会やら開梱やら。
やろうと思ってた通常業務が終わらなかったよ。
明日も早起きだ。


てか残業すれば終わったんだけどね。
終業ほぼ直後、今日は異動者歓迎会。
遂に宴会で同席できるんだよ。
元御主人様と。

ということで邪な想いを悟られぬよう
最初は離れて席を取ったのに、
「こっちは喫煙席だから」て
余ってたのは元御主人様斜め前。
・・・(複雑)

とりあえず、いつも通り間を空けずカクテルを頼み続ける。
他の異動者に「早い」と言われるも
「ああ、これがいつも通りだから」で済まされるわし。
どうなのよ。

いい感じに、デンジャラスな酔っ払い。
「うちら居ないと本体立ち行かないようにしてやりましょうよー」
「移行期は大変っすよー」
「(元御主人)さぁ〜ん(with手招)」
酔ったフリっていいよね。何でも出来るわ。(黒)

褒められたりもした。
社長「(御局様)が居る中で昼寝出来るのは大したもんやで」
わし「あたし変な方向に神経太いんですよー」
元主「確かに強いわ(笑)」
何だそりゃ。よく見てくれてるじゃないか。(喜)

御局様が敵視する彼女の上司には、
「壁は激しいけど気を許せばべったり」なんて
いつの間にそんなことばれちまったんだっつー感じに見抜かれたり。
何なんだ。いい人じゃないか。

宴会終了後、店外で微妙に二人きり。
元御主人様をしつこくうちの部にスカウトしたが、
それは仕方ないなぁって理由で断られる。
しかし「そりゃあ(我が本職)やりたいけどさぁ」って本音は聞いたぞ。
あとは押しか、引きか。

あたしは、貴方と一緒に働きたいんだよぉ…


2006年04月02日(日) ドキがムネムネ。

異動後初出勤が明日だ。
各種説明会をくぐり抜けつつ通常業務をこなさねばならない
妙な切迫感もあるのだが、
やっぱり不慣れな地、不慣れな人、
緊張しているらしい。
胸が痛てぇよ。

元御主人様と、ある意味同僚かぁ…
とりあえず、明日は待ちに待った?宴会もある。
きっと瓶ビールは出ないのだろうが
機会を見つけ、酔った勢いで話しかけよう。
今まで溜めに溜めた、感謝の気持ちを。

それを社長が盗み聞いてくれれば
『あの人を我が上司に』計画の足しにならないか?
逆効果なのか?うーん(腹黒)


2006年04月01日(土) 花見。

今日は絶好のお花見日和と言われておりましたが、
当方では桜がまだ6分咲きでした。
いつもなら「うわぁっ」て感激して往復する桜通りを
単なる道路としてスルー。

公園行ったら路駐激しく、
結構花見客居るのかなぁと期待したら
ほとんどが普通にバトミントンしてたり犬の散歩してたり。
「うちら何しに来たのかなぁ」
「弁当食べに来たんじゃない?」
そんな感じ。

まぁ、満開のが見たかったらまた来週行けばいいだけで。
毎年恒例の行事が出来たから、あたしはそれでいいや。



4月1日付、異動。
アタシは2年越しくらいの願いが叶って幸せだが、
元御主人様は今ごろどうしているのか。
あまりにも心配だ。

相手が超年上&既婚者で助かったよ。
理性がマジ惚れを防いでくれる、はず。


あるふぁ。 |電子手紙。呟。


回転目。