加藤のメモ的日記
DiaryINDEX|past|will


2023年11月28日(火) 65556

2
645
9


2023年11月27日(月) 248

4274


2023年11月26日(日) pioj:;pjp:

;oi@:po@:9p@]-p


2023年11月25日(土) 介護で泣かないための10か条 ➊

初めの一歩を間違えない

厚生労働省によれば、65歳以上の要介護・要支援認定者数は約698万人(2022年7月時点)にものぼる。これはおよそ20年前の役3倍。介護はだれしも避けて通ることのできない国民的な難題だ。今回は、「介護をする人」も「される人」も読んで押さえておいてほしい重要なポイントを紹介していく。

まず、「これから始める」という人は、最初に何をすべきか。「最初に公民館や役所、役所の出張所に行って、➊自治体ごとに作成している介護保健福祉に関する小冊子をもらってください。介護に関するサービスについて、わかりやすく書いてあります。それを読んだら公的な相談窓口である❷地域包括支援センターに相談に行きましょう。専門家が相談に乗ってくれるだけでなく、要介護認定の申請手続きの代行もしてくれます」(ファイナンシャルプランナー・黒田奈恵子氏)

同センターが近くにない、行く時間がないという人はどうするか?「知らない人が多いのですが、❸地域包括支援センターは電話でも相談可能です。必要に応じて担当者が自宅を訪ねてきてくれる場合があります」(ケアマネージャーの渡辺氏)また、同センターを訪ねると❹介護者の会・家族会の開催情報が必ず掲示されている。これに参加するのもお勧めだ。

「そこで介護に関する地域の情報を集めることができます。特にこれからケアマネージャー選ぶ際、地元の口コミは役に立ちます。家族や本人の意向を聞かない、自分が所属する法人のデイサービスを強く勧めてくるといったケアマネージャーは避けたほうがいいです」(NPO法人グレースケア機構代表・柳本氏)

悔悟に関して、入院先の担当医に相談しても有益な情報はまず得られない。すべきことは他にある。前出の黒田氏が言う。「入院すると病院は❺入院診療計画書を出してくれます。これをよくチェックしてください。入院期間やどんな治療をするのか、リハビリが必要かどうか、寝たきりになることがあるのかなど重要な情報が書いてあります。退院時に症状がどの程度回復するのかは看護師さんか病院のソーシャルワーカーに相談する党いいでしょう」

退院時に準備する

あとは➏本人が退院するまでに、自宅の態勢を整えることが大切だ。「帰宅した本人と相談しながらだとなかなか進みません。とにかく介護しやすいようにベッドで周りを片付けて、家が二階建ての場合は本人が一階で暮らせるようにする。できれば介護の対象者の部屋は外部の人が入りやすいように玄関近くにしてください。自分たちの生活空間にヘルパーさんなどが出入りするとストレスになります」(黒田氏)

手すりの取り付けや段差の解消、扉やドアノブの取り換えが必要な場合は、前述した地域包括支援センターじ相談しましょう。要介護度に関係なく❼事前申請すれば介護保険から住宅改修費が上限18万円まで支給される。「親が要介護認定をどうしても受けたくないと言い張る場合は、❽自治体が行う介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)を利用するという方法もあります。

役所の担当相談窓口に相談し、必要だと認定されれば、ホームヘルプサービスやデイサービスなどが受けられます「(黒田氏)介護は初動が肝心。すぐに動きだそう。


『週刊現代』11.12  P156


2023年11月21日(火) 目まいに効く薬

めまい用の西洋薬

ケタス→脳梗塞に伴うめまいの改善に使用する

ビタヒスチン→めまい




めまいに効く漢方薬

真武湯(しんぶとう・せんじ薬)水600ミリリットルの水の中に入れ、弱火で40分から50分煮る。

メイマック





2023年11月20日(月) 介護で泣かないための61カ条 ❷

自分だけ追い詰められないために
口先だけの兄弟の処理法

どんなに仲が良い兄弟姉妹でも、親の介護が始まると、険悪な関係になりがちだ。都内に住む土井勝也さん(仮名・68歳)はため息をつきながら、こう語る。「同居している母親(91歳)が脳梗塞で倒れて、要介護になりました。ところが関西や東北に住む姉と弟は、長男の私に介護を任せっきりなんです。相談しても『全部任せる』と何も協力してくれないクセに、『施設に入れたら母さんが可哀そう』と無責任なことばかり言う」

土井さんは姉や弟と電話するたびに怒鳴り合いの喧嘩をしているという。兄弟が「遠方に住んでいるから手伝えない」と言うのなら、できることをやってもらう。例えば、介護に口出ししてくるなら➒電話やオンラインでのケアマネージャーとの話し合いや、定期的に親に電話をかけて機嫌をとる役割を任せる。あるいは資産がどれくらいあるかなど❿同居していると聞きにくいことを親に確認する役割を担当させる。

もし⓫それも断るなら「介護のやり方に文句は言わないでほしい」とはっきり告げればいい。「直接介護にかかわっていないのに、上から目線で『こうすべきだ』と注文してくる人の意見は机上の空論ですから、無視するのが一番です」(ベテランケアマネージャー)

介護の苦労は当事者にしかわからない。埼玉県に住む高梨さん(仮名・62歳)はこう話す。「私は3人兄弟の末弟で、車椅子で暮らしている90代の母親と同居しています。ある時兄二人を説得して、長男には一泊二日だけ母を預かってもらい、次兄には私の自宅に一泊して、介護の様子を見守ってもらいました

⓬一緒に過ごしたことで介護の大変さを実感したんでしょう。その後兄たちはずいぶん協力的になりましたよ」⓭


2023年11月16日(木) 626

+65
99


2023年11月15日(水) 白内障に効く、市販の薬・漢方薬

西洋薬

スマイル40EX ゴールドマイルド    値段 712円

サンテXメディカルアクティブ



めまい用の漢方薬(パピヨンン内にある �筺�092-643-6002)

タイシャ

ビャクジュツ


2023年11月14日(火) 認知症は、薬より介護が治療の根幹

認知症には、代表的なものだけでもアルツハイマー型、血管性、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症、混合型など多くの種類がありますが、そのうち約/割を占めるのがアルツハイマー型認知症です。このアルツハイマー型認知症にÞ買われる薬として、現在四つの薬に健康保険が適用されています。そのうちの3割は「アセチルコリンエステラーゼ阻害薬」と呼ばれるタイプ。脳内のアセチルコリンという神経伝達物質が減少することで記憶障害や、判断力の低下が起きると考えられることから、これを増やす作用を持たせた薬剤です。

アセチルコリンを増やす作用を持つ薬には、日本では1999年に初めて承認されたアリセプト(1日1回服用)2011年に承認されたレミニール(1日2回服用)リバスタッチバッチ、イクセロンバッチがあります。この3剤は同種同効薬なので、併用されることは有りません。

一方、アルツハイマー型認知症では過剰に放出されたグルタミン酸が神経細胞を傷害し記憶の低下を妨げることから、このグルタミン酸が部位をブロックするメマリーという薬も2011年に承認を得ています。これは中等度から高度のアルツハイマー型認知症に対して、アセチルコリンエステラーゼ阻害薬に加える形で処方されます。

つまり現状においてアルツハイマー型認知症の薬物治療の基本は、アセチルコリンエステラーゼ阻害薬を単体で使用するか、比較的症状の進んだ人に対してアセチルコリンエステラーゼ阻害薬の中の一剤として、メマリーを服用する、のいずれかになるのです。以上のことを念頭に置いたうえで、アルツハイマー型認知症の治療には、「四か条」があります。それは「量は少なく」「数も少なく」「副作用がなければ使うべき」そして「薬より介護」の4つです。

「量は少なく」は薬の用量のこと、高齢者は代謝機能が低いので、投与量は慎重に見極める必要があります。軽度の中程度の認知症にアリセプトを使う場合、最初は3ミリグラムから始めて、副作用がなければ通常量の5ミリグラムに上げる。高度障害は10ミリグラムに上げることもありますが、副作用が出たら5ミリグラムや3ミリグラムに下げる。常に「少なめ」を意識することが重要なのです。

「数も少なく」は、基本となる服薬セット以外の薬のこと。前述のアセチルコリンエステラーゼ阻害薬の3剤は、同効薬ではあるものの、微妙に副作用の違いがあります。胃部不快感などの消化器症状やイライラ、怒りっぽくなるといった副作用出現の割合も薬によって異なり、また薬との相性により個人差もあります。

ここで重要なのは、副作用を抑えるためとして、上乗せで消化器系薬剤や。精神科系薬剤を安易に使用しないことです。特に、コントンミンやウィンタミンといった抗精神病薬は鎮静効果(ボーっとしてしまう)が強く、歩行障害なども出やすいので、処方されても服用しないほうがいいでしょう、

抗精神病薬を認知症高齢者で使用すると、死亡率を高めるリスクもあるという
米国食品医薬品局(FDA)の警告もあります。精神科系薬剤を「加える」のではなく、症状を引き起こしている薬を「減らす」、または、別のアセチルコリンエステラーゼ阻害薬に「替える」のいずれかにすべきなのです。

周囲の理解が必要

三つ目の「副作用がなければ使うべき」はまさにその通り。これらの薬を使わなければ、アルツハイマー型などの進行性の神経変性疾患は徐々に悪化していきます。現在臨床で使用されている認知症型治療薬は進行を遅らせるもの」であって「根治を目指すものではありません。しかし、使わなければ確実に病気は進んでいくので、副作用がないなら薬を使うべきなのです。第一条に挙げた「量は少なく」は、この第3条のベースとして不可欠になります。

そして最後の「薬より介護」とは、認知症治療の根幹をなすもの。どんなに薬物治療が奏功しいても、介護がうまくできていなければ、治療の効果はあり得ない、ということです。


『文芸春秋』7月号 P140


2023年11月12日(日) 目薬は捨て時が肝心 ��

眼科で処方される目薬(点眼薬)は大きく分けて抗菌薬、消炎薬、ステロイド薬、抗アレルギー薬、ドライアイ薬、白内障予防薬、緑内障治療薬といった種類があります。このうち白内障治療薬だけが「予防目的で」それ以外はすべて「治癒目的」です。優に100を超える銘柄の中から症状に合わせて。時に複合的に薬を処方することになります。

目薬の使用にあたって、最も注意すべきはステロイド薬です。花粉症などのアレルギー疾患で目の症状が出た際、病院で抗アレルギー薬かステロイド薬の目薬が出されることが多いのですが、抗アレルギー薬は効き方がマイルドなのに対して、ステロイドの点眼薬は切れ味が良いのが特徴です。そのため、ステロイド薬を希望する患者さんは少なくありません。

ただ、ステロイド薬には眼圧を高める副作用があります。よく考えずに漫然と使い続けていると、緑内障や白内障などになるリスクもある。まず抗アレルギー薬を使ってみて、効果が足りないなら用心しながらステロイド薬を検討する、といのが安全策となるでしょう。

ドライアイ薬、白内障予防薬、緑内障治療薬については、長期的な使用を前提とした薬なので、安心して使い続けてください。また、主に目にの症状に、抗菌薬が出されます内科領域ではよく「抗菌薬を使いすぎると耐性菌ができるので要注意」という話が出ます。ただ眼科においては、過度に使用しなければ、そこまで心配する必要はありません。目薬を安心して使うため、いくつか重要なポイントがあるので、順に挙げていきたいと思います。

一つ目は、薬の「やめ時」です。ステロイド薬にしても抗アレルギー薬にしても、「眼科以外で出された目薬」を使うのは長くても、2週間までにしてください。花粉症で皮膚科や耳鼻科にかかった際、目薬をついでに処方されることがあります。使ってみて、2週間の時点で症状が改善されていなければ、眼科専門医を受診すべきです。

内科で処方される内服薬は、出された薬を「飲み切る」のが基本ですが、目薬については最後まで使い切る必要はありません。一定期間使ってみて、眼科医が「もうやめましょう」と判断したら、たとえ残っていても躊躇せずに捨てる、という考え方をもってください。使い続けたからといって、元のアレルギーが治るわけでもありません。

付け加えると、ボトルに書かれている「消費期限」は、、開栓しない場合の期限であって、一度キャップを開けたら、その日から1か月が消費期限となります。1年前に出された抗菌目薬をご商大事に冷蔵庫にしまっている人もいますが、そんな目薬には当然のことながら殺菌効果などありません。逆に目に菌を目にさすことになりかねない。使い残しに未練は不要です。

さす回数を増やすと危険

二つ目は「薬に頼りすぎない」ということ。ドライアイの場合、環境因子が非常に大きいので、目薬だけで症状が治るわけであありません。目薬はあくまで状況改善のお手伝いであって、根本的に治すには「三つのコン(パソコン、エアコン、コンタクトレンズ)の使い方を見直す必要があります。

そうした生活環境の改善をせずに目薬をいくらさしても、ドライアイは改善しません。中には「ドライアイの目薬をいくらさしても治らないから、自分はドライアイではないんじゃないか」と言い出す人もいます。目薬に頼り切らず、自分の生活環境も見直してみましょう。

三つ目は、「さす順番」です。複数の目薬を出された時には、ぜひ順番に気をつけてください。目薬は順番を間違うと、期待する効果が得られないことがあるのです。こぅしたことは眼科医や薬剤師も教えてくれないことがあるので、知識として持ておくとよいでしょう。

目薬のタイプは、さらっとした液性、粉が混じって濁った懸濁性(けんだくせい)、ドロッとしたゲル化剤に分かれている。複数の目薬をさすとき、粘性の高い目薬を最初にさしてしまうと、後から使う目薬がうまく浸透せずにはじかれてしまうのです。ですから、さらっとしたタイプのものを、最初にさすようにしてください。

例えば、ドライアイとアレルギーを一緒に発症していれば、アレジオン、ヒアレイン、ムコスタの三剤を出されることがあります。使用の順番としては、最初にさらっとしているアレジオン、次は目に滞留させる必要のあるヒアレイン、最後に粘性の高いムコスタとすのが良いでしょう。

もしうっかり懸濁性やゲル化剤の目薬を先にさしてしまったときは、次の薬をさすまでに5分以上の間隔をあけてください。4つ目は、目薬を「さす頻度」。「目薬は数多くさせば、より効果が出る」とっ考える人が意外といますが、これはとても危険な考えです。さす回数を間違える(増やす)と、危険な副作用が出ることもあるのです。

実際にあった事例をご紹介しましょう。アイファガンという目薬を処方されいた緑内障の患者さんが、本来は1日2回の点眼とされているところを、「心配だから」と倍の4回さしていたことがありました。外来で「血圧が低下している」「ふらつく」というのですが、点眼回数を勝手に増やしているとは言わないので、こちらは気づきようがありませんでした。ドライアイの目薬などは回数を増やしたからといって問題が出るkとは少ないのですが、一部にはこうした副作用が出るものもあります。

緑内障の目薬で言えば、キサラタンやルミガンなどはまつ毛が伸びたり目の周りが黒くなる、エイベリスは目の炎症、チモブトールは徐脈やぜんそくの悪化引き起こす、などの副作用が出る危険性があります。このように、目薬で全身症状の副作用が出ることもあるので、注意してください。

最後に、目薬に含まれている「防腐剤」の安全性を心配される方も多いと思います。目薬を複数処方されて、それぞれに防腐剤が入っている場合、長期使用で防腐剤が目に蓄積されていくことがあります。目がゴロゴロするような症状がある場合は、眼科医に相談してください。


『文芸春秋』2022 158P


2023年11月11日(土) 目薬は捨て時が肝心 ��

意外に知られていませんが、目薬にもジェネリック医薬品があります。注意すべきは、目薬のジェネリックは、主成分は先発品と同じでも、その他の「基剤」については異なるものが使われているということ特許が切れるのは主成分だけなので、基剤は先発品と同じものを使うことができないのです。

薬によってはボトルの中身について、先発品となじ成分が0.1%に過ぎないものもあります。言ってみれば先発品と99.5%は別物でも、ジェネリック医薬品として認められているのです。基剤が異なれば、人体への浸透率もPH(酸性度)も違てきます。しかも薬局によってどのメーカーのジェネリックを置いているかは分からないので、患者さんから見ればルーレットのようなものです。

ジェネリックに不安を感じる方は、まず一定期間、先発品を使ってから検査する。効果があれば一度ジェネリックを試してみる。それで効果が落ちたら先発品に戻す、という方法を試すといいでしょう。一方で、ジェネリックにもメリットはあります。一部には防腐剤を使わないでボトルの特許持つものもあります。防腐剤無添加となっています。薬品名に「PF」と付いている薬が代表的なので、探してみてください。

目薬は「捨て時」が肝心

眼科で処方される目薬(点眼薬)は大きく分けて抗菌薬、消炎薬、ステロイド薬、抗アレルギー薬、ドライアイ薬、白内障予防薬、緑内障治療薬といった種類があります。このうち白内障予防薬だけが「予防目的」でそれ以外はすべて「治療目的」です。優に百を超える銘柄の中から症状に合わせて、時に複合的医薬を処方することになります。

目薬の使用にあたって、最も注意すべきはステロイド薬です。花粉症などのアレルギー疾患で目の症状が出た際、病院で抗アレルギー薬かステロイド薬の目薬が出されることが多いのですが、抗アレルギー薬は効き目がマイルドなのに対してステロイドの点眼薬は切れ味が良いのが特徴です。そのため、ステロイド薬を希望する患者さんは少なくありません。

ただステロイド薬には眼圧を高める副作用があります。よく考えずに漫然と使い続けていると、緑内障や白内障などになるリスクもある。まず抗アレルギー薬を使ってみて、効果が足りないなら用心しながらステロイド薬を検討する、というのが安全策となるでしょう。ドライアイ薬、自白内障予防薬、緑内障治療薬については、長期的な使用を前提とした薬なので、安心して使い続けてください。

また、主に目ヤニの症状に抗菌薬が出されます。内科領域ではよく、「抗菌薬を使いすぎると耐性菌ができるので要注意」という話が出ます。ただ、眼科においては、過度に使用しなければそこまで心配する必要はありません。

目薬を安心して使うため、いくつかの重要なポイントがあるので、順に挙げていきたいと思います。一つ目は、「薬の止め時」です。ステロイド薬にしても抗アレルギー薬にしても『眼科以外で出された目薬』を使うのは長くても、二週間までにしてください。花粉症で皮膚科や耳鼻科にかかった際、目薬をついでに処方されることがあります。使ってみて、二週間の時点で症状が改善されていなければ、眼科専門医を受診すべきです

内科で処方される内服薬は、出された薬を「飲み切る」のが基本ですが、目薬については最後まで使い切る必要はありません。一定期間使ってみて、眼科医が「もうやめましょう」と判断したら、たとえ残っていても躊躇せずに捨てる、という考え方を持って下さい。使い続けたからといって、元のアレルギーが治るわけでもありません。

付け加えると、ボトルに書かれている「消費期限」は開栓しない場合の期限であって、一度キャップを開けたら、その日から1か月間が消費期限となります。1年前に出された抗菌目薬を後生大事に冷蔵庫にしまっている人もいますが、そんな目薬には当然のことながら殺菌効果などありません。逆に菌を、目にさすことになりかねない。使い残しに未練は不要です。


『文芸春秋』2022 7月号


2023年11月09日(木) 連合赤軍事件 ��

同志殺しと銃撃戦はなぜおこったのか

高度成長の日本を震撼させたz、新左翼による若者たちによる数々の凄惨な事件、半世紀を経て悲劇の真相を読み解く。

◆あさま山荘事件に日本中が戦慄した10日間

札幌冬季オリンピックが閉会した直後の1972年(昭和47)年2月、瞬間視聴率80.7%とという、オリンピックを上回る「あさま山荘事件」が起こった。坂口弘(当時25歳)をリーダーとする連合赤軍の「残党」5人が同年2がつ10日、警察に追われて長野県南軽井沢の「あさま山荘」に逃げ、31歳のかんりにん夫人を人質にとって籠城。その周囲を、後藤田正晴警察庁長官率いる1635人の警察隊と、やく1200人の報道陣が取り囲んだ。

10日間にわたって警察と赤軍の息詰まる銃撃戦が展開され、生中継するテレビの前に日本中が釘付けになった。現場で取材にあたった報道写真家の山本浩一氏が語る。「雪景色の凍てつくような寒さの中、眼前で銃撃戦が展開され、まさに命懸けの取材でした。ある日、バーンという音と共に、近くにいた信越放送のカメラマンが左足関節下を撃ち抜かれ、救急車で運ばれた。私たちカメラマンは雪の中を匍匐(ほふく)行進しましたが、身体が硬直しました」

10日間の攻防を振り返ってみよう。1日目、犯人グループは山荘に強固なバリケードを築いた。警察側は犯人の人数を把握できなかったが、弾薬は2800発と推定した。2日目、警察がマイクで投降を呼びかける。連合赤軍は「人民の幸福のための武装闘争」を目的としていたため、管理人夫婦の縄を解いた。三日後。坂口の母親らが投降を説得。犯人グループは、憧れていた革命家・毛沢東主席が、「米帝」のニクソン大統領を招待した、というテレビニュースに衝撃を受ける。

4日目、玄関先に近づいた民間人が撃たれ死亡。機動隊2人も撃たれて殉職した。警察は山荘の電源を切った。5日目、警察が催涙ガスを発射し、山荘の2階と3階にガスが充満する


2023年11月06日(月) 太陽の季節

竜也が強く英子に惹かれたのは、彼が拳闘に魅かれる気持ちと同じようなものがあった。それはリングで叩きのめされる瞬間、抵抗される人間だけが感じる、あの一種の驚愕の入り混じった快感に通じるものがあった。試合で撃ち込まれ、ようやく立ち直ってステップを整える時、或いは、ラウンド合間、次のゴングを待ちながら、肩を叩いて注意を与えるセコンドの言葉も忘れて、対角に座っている手強い相手を喘ぎながらねめつける時、そのたびに彼はかって何事にも感じることのなかった、新しいギラギラするような喜びを感じる。

そしてゴングと共に飛び出していく気負った自分を、軽くジャブを交わしながら自制する時、その瞬間だけ、彼は初めて自分を取り戻し得たような満足を覚えた。そのせいか各ラウンドの初め、ウィービングしながら相手を窺う竜也は必ずうれしそうに笑っていた。人はそれを不敵とみるのだ。それ故、拳闘に対しては彼はいつまでも慣れることはなかった。試合に於ける彼の冷静さがあるにしても、それは決して熟練からくるものではなかった。だから竜也は、少なくとも拳闘に関しては恐ろしく起用であった。

生来スポーツに関しては器用であったが、かって拳闘のように魅かれたものはない。長身と器用さを見込まれて、バスケットクラブに1年ほど籍を置いたことは有ったが、練習や試合で、竜也は一度手にしたボールをなかなか他にパスしようとはせず、頑固に一人で持ってまわった。そのためにパスワークは乱れ、味方は甚だ迷惑するのだ。

国際試合で、外来のバスケットチームの選手が、大きなボールを片手で攫み、日本の選手を翻弄し苛立たせるのを観た時、外国選手の何喰わずしてその実、たまらなく愉快そうにとぼけた表情に彼は拍手した。竜也はさっそく工夫してそれを真似たが、そうした個人技は、ハイスクールの競技においては徒にチームワークを損なうだけで排除された。

彼が始めて拳闘クラブを嵌めたのは(はめた)2年の1学期であった。ある日、午後からの休養続きに、彼は思い出した麻雀の賭けでの賃金を、拳闘クラブの、マネージャーをしている友人の江田から取り立てがてら、ジムを覗きに行ったのだ。練習時間前のジムはがらんとしていた。それでも、大学の選手を入れて5〜6人の部員が練習支度や軽いをウォームアップを」している。

吊るされたサンドバッグ、パンチングバッグ、壁に掛けられたシューズにグラブ、あるロッカールームに描かれた髑髏(どくろ)と骨のぶっちがいを見て竜也は思わず笑った。そうした風景は、清潔でしんと沈んで、乾ききってはいながら何か血なまぐさい堵殺を想わせる。

リングの蔭をまがると、午前中の英語をサボった佐原が一人でシャドウボクシングをしている。胸にスクールカラーの筋を入れた濃紺のトレーニング姿で、無表情に左右を繰り出しては身体を沈める彼の動作は、奇妙に見えるが決して滑稽ではなかった。タイツに引き締められた四肢は、彼以外の何者かに操られでもするように、機敏な動作に思わぬパンチを繰り出している。

小柄な佐原が、意外な力を持つのを竜也は知っていた。前年の秋、大学の定期戦の後で、いわゆる街の定期戦に加わるために、きゅうじょうでいっしょになった彼のクラスのグループが街に押し出した時、彼らの他人構わぬ狼藉を咎めた一人の勤め人に、たまたま運悪く彼が対抗校の先輩と知って、皆が酒興にまかせて絡みだすと、仕舞にうるさがったその男が仲間の一人を突き飛ばして逃れようとした。その時佐原が黙って前に立ち塞がり、いきなり左手で相手のみぞおちを突き、あっとかがんだその顔を下から突き上げたのだ。男は足元から飛び跳ねるように後ろへ引っくり返った。あまり簡単に料理され相手に、皆は白けた半面、あらためてサハラの拳闘部員の肩書を承認したのだ。

佐原は竜也を認めると、白い歯を出してにっと笑った。竜也はふと春休みのある朝早く、兄に代わって犬を散歩させていた時のことを思い出した。まだ朝靄のかかった海岸で、赤い上下のトレーニング姿に、白いタオルを巻いて、走りながら時折シャドウをしている男を見たのだ。それはハワイから来日していたある階級の世界選手権を持つ選手であった。峠を越した言わば老年選手の彼が一週間後のタイトルマッチで、上り坂の日本の挑戦者に敗れて王座から消えて行かなくてはならぬのは、一般の予想でも殆ど確定していたのだ。

人気のない海岸で竜也に出会った彼は、南国人らしい褐色の顔に、ま白い歯を見せて笑った。竜也は釣り込まれて笑い返した。海岸の端まで走った彼が引き返し、追い越して行く時、思わず竜也は、いつか見たアメリカの拳闘映画で、選手同士が仲間の健闘を祈る時したように、両手を組み合わせて前に振りながら叫んだ。「ヘイ、グッドラッグ!」



『太陽の季節』石原慎太郎


2023年11月01日(水) 財布は毎日整理する

カバンの中身は毎日出しましょうと言われますが、これは財布も同じことです。財布の中を毎日きれいに整理し、不要なものは処分しましょう。レシート派は財布に入れず、レシ−ト専用のポーチに入れるようにします。割引券やクーポン券も専用のケースに分けて入れて、財布に入れるのは、現金と数枚のクレジットカードに限定しましょう。

財布は一日何度も開くものですが、意外にお金の流れは追えていないものです。「確かに3万円入っていたのに、もうこんなに少なくなっている」なんてことよくあるのではないでしょうか。一日の終わりに財布の中を整理することで、お金の流れに敏感になれます。

そして、すれて汚れている部分を奇麗に拭いて手入れしておくと、お気に入りの財布を長く愛用できます。人目に付きやすい財布がいつも奇麗だと「物を大切にしている人なのだな」という印象にもつながります。

毎日愛用するものだからこそ、丁寧にお手入れし、大切に使う感覚は素敵ですよね。幸運は人生を楽しんでいる人、ポジティブなひと、奇麗なところにやってきます。お財布、カバン、お部屋はいつも奇麗に片づけておきましょう。


『ニューヨークで学んだ「人生を楽しむ」12のヒント』


加藤  |MAIL